……おかしい。  
いつもならとっくに始末されているだろうに、まだ誰もブチ撒けられていない。  
もしやカズキが股間、じゃなかった身体を張って斗貴子さんを  
止めてくれているのだろうか?  
よし早速、寄宿舎のカズキの部屋を覗いてみよう。  
 
斗「見てくれ、カズキ。こいつら、私の胸のことを…」  
カ「みんな斗貴子さんに親愛の情を感じているからだよ。  
  決して馬鹿にしているわけじゃないと思うよ」  
斗「そうだろうか…」  
カ「そうだよ!それに他の人が何を言おうと、オレは斗貴子さんのこと、  
  まるごと全部好きだから。――もちろんココも」  
斗「(////)コ、コラ!…いきなりそんな(////)」  
カ「いいじゃない。もう夜も遅いし――」  
斗「そ、そうだ!明日から新学期、いや新年度だぞ!  
  私達ももう3年生だ、遅刻する訳にはいかないんだ――」  
カ「じゃあ、尚更。斗貴子さんと一緒なら遅刻の心配ないから、ね?  
  ――それとも、イヤ?」  
斗「い、嫌じゃないが…」  
カ「なら、ね?」  
斗「……うん(////)」  
カ「(////)」  
斗「(////)」  
 
こ、こいつら!ネタすら起爆剤にしてストロベリってやがるゥゥゥ!!  
ストロベリー第三段階かッ?!  
いかん、これは  
 
斗「『これは』なんだ?何を見ている?――いや何を見ていた?」  
ヤ、ヤバイ!!見つkザシュ  
 

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