「ロリは人としていけねぇ、それは正しい!
だがな、男の性欲ってヤツは不条理なモンだ。
正しいことがいつもまかり通るとは限らねぇ!」
弁解がましい台詞を口にしながら、火渡はPCの電源を入れると即、ニ○ニ○動画にアクセスした。
「・・・ちっ、どこぞのエロ教師のせいで、テレビ埼玉まで放送中止になっちまったからな・・・ま、便利なモンが
あるから、見るのに支障はねぇけどな・・・お、さっそくアップされてるぜ。早起きした甲斐があるってもんだ」
火渡がロリコンなのは、すでに周囲の人間にとって周知の事実だが、まさか二次元の世界にまで迷い込んでるとは
思うまい。
「それにしても、今の小学生ってのはこんなマセてるモンなのかね。オレも小学校の教員免許を取ればよかったかもな・・・
この年齢の餓鬼なんざ、うま〜く丸め込めばいくらでも・・・」
視聴に夢中な火渡は気づいていなかった。そんな自分の背中を見つめる2つのつぶらな瞳に・・・
「火渡様・・・私に女子小学生のコスプレをしてくれっていうのは・・・そういうことなのですか・・・」