毒島は卒業後は養護教諭になることを決意した。
銀成高校の英語教諭になった火渡の側に居続けるには、それが最善だと考えた為である。
受験において必修となる化学・数学は毒島の得意教科だったが、英語の成績は関しては校内でも中の上程度であった。
「お前がどうしてもっつーからわざわざ休みの日に付き合ってやってんだぞ?あーぁめんどくせぇ」
間違えたから罰ゲームだからなー、と悪態を吐きながらも
毒島の熱意に負け、火渡は自宅で毒島の補習授業に付き合ってやっていた。
受験で求められる記述式の設問の正答率は、毒島の学力レベルでは7〜8割程度であった。
英語教諭・火渡の持論は『音読を強化することで英文法の読解効率をさらにアップさせる!!』というものであり、
今回の補習は英会話中心となっていた。
英会話、殊に発音を元々不得意としていた毒島は指導内容に戸惑い、補習は中々進まなかった。
「えーと、えーと、あ…すと…ろ…」
「astronomical!!さっきも出てきたぜ、いい加減覚えろよアホゥ」
「むー、……あのー火渡様、今更ですけど試験に音読って本当に関係あるんですか?
よく考えたら志望校の試験で面接はなかったと思うんですけど…」
「っせーな、そういう問題じゃねェんだよ。てか俺の教え方に文句つけんじゃねェ、黙って言う通りにしてろ!」
貴重な休みを潰された上に、案外飲込みの悪い毒島の様子に火渡は苛々し始めていた。
気付けば目の前の灰皿の吸殻が山のようになっている。
しまった、今のは失言だったな、と毒島は自分の発言を後悔した。
機嫌の悪くなった火渡の表情を見て、
「付き合わせてすみませんでした。私そろそろ寄宿舎に戻りますね、今日はありがとうございました」
と言って毒島はそそくさと帰り仕度を始めた。
「オイ毒島よォ、補習の途中で帰るのはかまわねーが、間違えた分の罰ゲームが終わってからにしろよ。」
「はい…?ああ、罰ゲーム、ほんとにするんですか?」
じゃあこれが罰ゲームな、と言って火渡は手元のリモコンでDVDデッキの電源を入れた。
画面に映ったのは、なんと火渡様秘蔵のアダルトDVD(無☆修正)であった。
「○☆(゜д゜;)×◎◆〜!!パリンプシュ〜!」
「なーにハシャいでんだ?」
男女が盛大に番っている様が大音量&どアップで画面一面に映し出される。
初めて見る女優の甘い嬌声、痴態、そして無修正の性器のアップ。
火渡は狼狽して耳の付け根まで真っ赤になっている毒島を見てニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべた。
「○☆×◎◆!!!!!ちょっ、ちょっ、ちょっと!!こういうのは一人の時に観て下さい!!!!」
「興味はあんだろが、このムッツリめ」
とにかく電源を落とそうと毒島は涙目で慌ててデッキに飛び付いたが、火渡はそれを無理矢理取り押さえた。
「ひゃあんっ!!嫌ぁっ!!なっ、何を…!! やっ…あ…!!」
火渡は毒島のブラウスのボタンを乱暴に外し、下着を上にずらし胸元を露にさせた。
突然外気に晒されたことによって、胸の二つの突起は緊張して固くなっていた。
強く吸って更に勃起させると、薄桃色のその部分は唾液で濡れて妖しく艶々と光った。
未発達な身体を執拗に舌で愛撫し、毒島が恥ずかしがって悶える様子を火渡は楽しんでいた。
毒島は火渡の豹変した態度に面食っていた。
普段はどちらかといえば自分には素っ気ない位なのに、今は異常な程に執拗であった。
「やあっ…!!やめて…!!お願いです、もう終わりに…!!」
火渡は切々に喘ぐ毒島の下着を剥ぎ取り、逃げられないよう押さえ込み足を大きく広げさせた。
そこには毒島の細い下半身には不似合いに大きな花芯が、充血して晴れ上がり真っ赤に潤んでいた。
「フン、お前を見てっとどうも妙な気分になる原因はコイツか。
道理でな、つるっぺたのくせにエロい匂いがするわけだ。
…こんなにデカきゃ、歩くだけでも擦れて感じてんじゃねぇのか?」
「やっ、そ、そんな匂いさせてな…」
毒島が言い終わらぬうちに、火渡はその花芯を舌で弾き、幾度も吸って噛んだ。
「あっ!!やっ、あっ!!ああああンッ!!!!!」
毒島は悲鳴を上げ腰を震わせ、瞬く間にイってしまった。
「ひぁッ!!やっ、嫌ぁ!!止めて下さい!!そんな、ところ噛んじゃ…ダメ……ああああぁッッ!!!!」
皮膚が薄いせいか、毒島は粘膜も感度が高く敏感だった。
毒島が幾度も幾度も頂点に達した後、火渡はやっと花芯から舌を離した。
「なんだ、嫌か?俺には悦んでるように見えっけどな」
「もうこれ以上は無理です!!ううっ、ぐすん…もう終わりに…ひっく」
「フン、しょうがねーな。 ……お、そうだ。じゃあこうしようぜ。
『先生、私の××××に先生の×××××をブチ込んでください』って可愛く言えたら今日は終わりにしてやるよ」
「○☆×◎◆!!!!!?(´д`;)」
「言わないなら続行だが…」
「わっ、分かりました!!分かりましたから!!!とりあえず言えばいいんですよね!?
うぅ……せ、先生、私の××××に、先生の×××××をブチ込んでください……
こっ、これでいいですか!!」
「よーし、ヘタレのお前にしてはよく言えたじゃねェか。花マルだ。 …じゃあお前の望み通りブチ込んでやるか」
火渡はニヤッと笑い、言い終わって油断している毒島に覆い被さった。
「うっ嘘吐きっ!!!!!わーん!なんでそうなるんですかーーー!!!
やぁぁっ!!入れないで!!ちょっ、待って!!せっ、せめて避妊して下さい!!」
「ゴチャゴチャうるせーな、そう簡単にできやしねーよ。病気なら最近ヤってねェから大丈夫だろ」
「…………最近っていつですか」
「なんだ、妬いてんのか」
普段から素直にそういうこと言えば可愛気もあるんだがな、と思いつつ火渡は半べその毒島に軽く口付けた。
「う……。」
雄根を挿入しようとしていた火渡は不意に動きを止めた。
「あ、あれ?あの、もしかして、……ゆるいですか?」
毒島は途中で急に動きを止めた火渡の気配に気付き、ビクビクしながら尋ねた。
「ッざけんな、穴狭すぎだろ、入んねーんだよ!ったく仕方ねぇな…ここまできて…
オイ足もっと開け! …お、入った」
「んっ……ッ!!ああ……ッ!!!!!」
初めは濡れ方が足りず結合部分が軋んでいたが、火渡が動くにつれて膣壁は次第に湿り気を帯び、
花弁が雄根にヌルヌルと絡み付いてきた。
「…気分はどうだ?」
「んっ……お腹の中が、火渡様でいっぱいで……ッう……!!」
「感じてンならもっと声出せよ」
消え入りそうな声で喘ぐ毒島の様子に焦れて、火渡は腰の動きを更に強める。
「やあ…っ!!苦し…ッ!!!」
「初回だし、大サービスで早目にイってやるか。……オイ、出すぞ」
「や…だめ…!!外に……ッああっ!!!!!」
火渡はその言葉には答えず、毒島の膣内で果てた。
「ひ、火渡様何して!?……あッ…!んンッ……んやぁ…っ!!」
愛液と混ざって濁った白い分身を指で掻き出され、毒島は身悶えた。
「大体出したからこれで大丈夫だろ…。 まぁ何かあったら言えや。とりあえず風呂入るぞ、洗ってやるから」
「○☆×◎◆(´д`;)今日何しに来たんだろ私……」
〜毒島さん初めて物語 完〜