「あの女子」
突撃槍の男子と切り結ぶ鷲尾。彼には、どうしても気になることがあった。
「あの女子はそれほど重要か?」
女子に対しひたむきに忠誠を尽くす男子。一体何が、彼をそこまでさせるのか。
「力量の差からくる上下か?」
「(´・д・`) ?」
「それとも性的嗜好からくる上下か?」
「(;゚ Д ゚ ) !?」
「知ってるぞ。それは確か、”えすえむ” という物・・・。あの女子は ”えす” か?」
「!!」
「戦闘中だぞカズキっ 敵の猥談に乗るな!!」
「もう一度訊く。あの女子は、”えす” なのか?」
「Sってゆーよりもむしろ、なんてゆーか・・・軽いM?」
「言わんでいいッ!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ女子。
「なんと・・・私と同じか」
「 ・・・ え ? 」
「すると貴様が・・・」
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ぽっ。