魔法戦士リウイ  

夕食も終わり、リウイが部屋でベットに横になっていると戸を叩く音がした。  
身体を起こし、気配を探りながら剣に手を伸ばしていると、戸の向こうから聞き慣れた声がした。  

「リウイ、ちょっといいか…」  

ジーニの声だと解ると身体の緊張を解き、剣を元の位置に戻すと戸の開けた。  

「すまない、少し話があるんだが部屋に入っていいか?」  
「ああ…いいぜ」  

何となくいつもと違う雰囲気にいぶしげな表情を浮かべたが、別に断る事もないので部屋に入るように促した。  
ジーニに椅子を進めると、自分はベットに座り聞く準備をすると、ジーニの方に目を向けた。  

「………」  

いつもなら無駄のない言葉で話すジーニだが、よほど話しにくいことなのか、なかなか言い出さない。  
リウイはふと最近彼女達の態度がおかしいことを思い出した。  
昼間はそうでもないのだが、夕食あたりから何となくよそよそしい感じになり、時には話しかけても目線をそらされてしまうのである。  
それなのに、気付けば自分の顔をじっと見つめているという、なんだか気味の悪い状態が続いていた。  
さすがにいい気持ちがしないので、なぜなのか理由を聞こうかと思っていたところだったので、ジーニが来たのは丁度いいとも思い、  
こちらから口を開いた。  

「話って言うのは最近のあんた達の態度に関係する事なのか?」  

「!」  

少し伏し目がちでどう話そうか迷っている風のジーニの顔が跳ね上がり、こちらを真っ直ぐに見つめた。  
そして意を決したように話し始めた。  

「リウイ、単刀直入に言う。私たちと寝てくれないか!」  
「はぁっ!何だって……もう一回言ってくれないか、よく意味がわからなかった」  
「何度も言わせるな、私たちを抱いてくれと言っているんだ」  

肩を怒らせ、顔を眉間に皺を寄せながら怒鳴るように言われた言葉を、脳が理解するのにリウイは5秒かかった。  

「ジーニ、ちょっと落ち着け……言っていることは解ったが、何でそういうことになったのか教えてくれ」  
「女の方から求められているのに、何か不服なのか!」  
「だから落ちつけって、ほかの部屋にも響く……」  

(実際、怒鳴るように迫られたって抱けるかよ、それに俺が応える事は出来ない事ぐらいジーニ達は解って  
いるはずなのに……)  

リウイは一年以上彼女達と冒険や旅をしてきたが、一度たりともそういった関係を持ったことがなかった。  
はじめは彼女達に認められていなかった所為だが、認められ初めてからも冒険の仲間であることを優先し、  
色々問題や後腐れが残るような真似は極力控えてきたのであった。  
その後、彼女達がリウイに好意を抱くようになり、一時期ぎくしゃくしたときも、仲間であることを続けるため、  
アイラの気持ちを受けたのであった。しかし、そのアイラは今も魔法によって宝石に封じられたままであった。  
(俺はアイラを愛することを誓ったし、俺のミスでアイラはあの宝石の中に閉じこめられたままになっている。  
そんなアイラを放っておいてほかの女に乗り換える事なんか出来る訳がない)  
リウイはそのことを話そうと口を開きかけたがジーニに止められた。  

「おまえの言いたいことは解っている……。私たちもアイラの事を忘れたわけでも、お前に私たちに乗り換えてもらおうとも思っていない」  

(ならなぜ…)  
リウイは目線で話の続きを促すと  

「しかし、私たちも女なんだ……好きな男に抱かれたいと思う事もある。それに……」  
「……」  
「冒険者を続けていく以上、危険とはいつも隣り合わせだ……。私たちだって何時、何が起きても不思議ではない……」  
「いや…そんなことあって……」  
「いいから最後まで聞いてくれ…」  

ジーニのリウイを見つめる瞳は真剣だった。  

「今までだって何度か危ない事はあった、これからも無いとは言い切れない…。私達はお前と一緒に生きていきたい、  
 しかし、お前の重荷になりたくは無いんだ……」  
「ジーニ……」  
「ミレルは今もお前に対する気持ちは変わっていない。メリッサは、神託を受けた勇者に従う従者としての信念だけで  
 なく、心からお前を慕っている。二人とも初めてを他の男に捧げることは考えられない。そして生きているうちに一度だけ  
 でも好きな男に抱かれたいと思っている」  
「………」  
「そして私も……お前に抱かれたい……。戦いに疲れたときに好きな人のぬくもりを求めるのは男も女も変わりない。  
 そういった気持ちの時、ただ慰め合うだけの関係でいいんだ……少しでいいから抱きしめて欲しい………」  
「そんな……」  
「……この話をするのに、みんなお互いに悩み、話し合って結論をやっと出したんだ……。私達はお前に強制するつもりはないし、  
 気持ちを押しつけるつもりも無い……私もむしのいい話だと思っている。 ただ、私たちという負担をお前に掛けたくは無い事だけは  
 信じてくれ……」  
「そのことは解った……。ただ、少し考えさせてくれ………」  
「ああ、お前の気持ちは私たちもわかるつもりだ……こんなひどいことを頼んですまないと思っている。答えは急がなくていい……  
 じゃ、おやすみ」  

真剣な顔で考え込んだリウイをそっと見つめてジーニは静かに部屋を出ていった。  

リウイはジーニが部屋を出た後、ベットに横になり考え込んだまま一夜を過ごした。  
そして明け方になってから、ようやく自分なりの結論が出るとそのまま深い眠りについた。  

「いつまで寝てるんだよ、朝飯の時間だぞ」  

朝食を誘いにきたミレルは、まだ眠っていたリウイをたたき起こした。  

「う〜ん、わかった起きるから…むにゃむにゃ……」  
「だから寝るなぁ!」  
「ぐはっ」  

ミレルは再び毛布をかぶったリウイの横腹に思い切り肘を打ち付けると、寝ぼけていたため不意を突かれたリウイは  
本気で悶絶した。  

「さっさと起きないからこうなるんだ。みんな食堂でまっているんだから早くしろよ」  

ミレルはそういうと部屋を出ていった。  

「な、なんで…こんな目に遭わないといけないんだ」  

(昨日の話に悩まされたせいで、ロクに眠れなかったのに……なんでオレばかりが………)  

リウイは脇腹の痛みに苦悶しながら、自分の不幸を嘆いていた。  

食堂に降りるとジーニ達は座って朝食をもう食べ始めていた。  

「おはよう」  

昨日の話にやや気まずい思いで、リウイが頭をかきながら声を掛けると、  

「ああ」  
「おはようございます」  
「やっと降りてきた、先に食べてるよ」  

と三人とも普段と変わらない様子で挨拶を返してきた。  
リウイは、そのまま空いた席に座ると、朝食を食べながらソッとみんなを観察した。  
(やっぱりな、あんな話をした後だからしょうがないか……)  
やはり、どことなしか平静を装っているのを感じたリウイは、しばらくは自分もみんなに合わせて、何もなかったように振る舞うことにした。  

そうして昼間は、普段と同じように次の街まで街道を旅した。  
夕方には無事、予定していた街まで着き、みんなで宿に入った。  
部屋を二つ取ると、夕食前に浴場で旅の汚れを落とした。  
先に上がっていたリウイが食堂の席を取ると簡単な注文だけしてみんなを待った。  

「さてと……飯が終わってから話すか…」  

(オレの気持ちは決まった、後は成り行きに任せるしかないな……)  
リウイは、昨日の話の結論を食事の後に話すことを心に決めると不思議と気分が落ち着いた。  

「待たせたな」  

丁度そのときジーニ達が食堂に現れた。  

「ああ、酒と簡単な食事は頼んでおいた、後は自分で決めてくれ」  
「解りました…」  
「うん…」  

メリッサとミレルは、少しこちらの様子をうかがうようにしていたが、何も言わず夕食を食べはじめた。  
夕食も済み、部屋に戻ろうとする三人にリウイは声を掛けた。  

「昨日のことで話がある。オレの部屋に来てくれないか」  
「………………」  

食事中、リウイがそういったそぶりを見せなかった為、三人とも驚いたようだった。  

「……ああ、わかった。全員なら広い方がいい、私たちの部屋で聞こう……」  

ジーニが何とか返事をしたが、メリッサとミレルはこちらを向いたまま無言だった。  

リウイと部屋に入った三人は、思い思いの位置に場所を定めるとリウイの方を向き、始めるよう促した。  

「昨日一晩考えてオレはオレなりの結論を出した。それを今から話すから聞いてくれ」  
「……………」  

三人とも黙って頷くと緊張した表情でリウイを見つめた。  

「回りくどいことは言わない。共に旅をする冒険者として、お互いに助け合う仲間として、オレはみんなを愛したい。  
 これがオレの答えだ……」  

(オレはアイラを愛することと必ず助けることを誓った……。そのオレを助けて、一緒に命がけの旅をしてくれる仲間として愛することを……アイラ、許してくれ……)  

「オレは自分に嘘をつけないから、こういう風でしかみんなを愛することが出来ない……求められた答えにならないかもしれないが、これがオレの本当の気持ちだ……」  

リウイは、ゆっくり三人の顔を見つめると立ち上がり、部屋を出ていった。  
三人はしばらく無言で動かなかったが、誰からとなくお互いに相手を伺うように見つめ合った。  

 

リウイは自分の部屋に入るとそのままベットに倒れ込み、腕を目のあたりで組んでじっと横になった。  

コンコン  

どれくらい経っただろうか、扉をノックする音で身体を起こすと、扉の向こうから昨日と同じようにジーニの声がした。  

「リウイ、入っていいか?」  
「ああ、いいぜ」  

リウイが答えると、ジーニを先頭にメリッサとミレルが入ってきた。全員が入って扉を閉めるとジーニが口を開いた。  

「リウイ、私たちはお前の気持ちを理解して納得した。その上でお前と愛し合うことを求めたい……それでいいか?」  

ジーニはゆっくりと話すと、確認するようにリウイの目を見つめた。  

「ああ、あんた達がいいならそれでいい……」  

リウイも見つめ返すと頷いた。そうすると普段の人なつっこい笑顔を浮かべて三人に話しかけた。  

「ところでどういう風にするんだ、いきなり三人一緒と言うわけにはいかないだろ」  
「な…………」  

突然の話しにジーニは唖然とし、メリッサとミレルは顔を赤くして俯いた。  
ジーニは自分は最後でいいと思っていたため、二人に視線を送るとメリッサも突然のことに心が決まっておらず、やや困惑気味の表情をしていた。  
ジーニとメリッサがミレルを見ると顔を真っ赤にして俯いていた。メリッサがソッと肩に手を置くと、顔を上げて何か訴えるような視線で見つめてきた。  
メリッサは何かを理解したように頷くと、ジーニに同意を求めるように見つめ、ジーニもそれに頷いた。そして、大きな手でミレルの頭をそっと撫でてメリッサと部屋を出ていった。  

 

リウイと二人きりになったミレルは、緊張した表情でじっと俯いていたが、リウイの座っているベットに近づいてきた。  

そして、リウイの手の届くぎりぎりで足を止めると、俯いたまま服の紐をほどき始めた。  

「ミレル……まだ無理しなくてもいいんだぞ……」  

リウイがそう言って止めさせようとすると、ミレルの悲しそうな瞳に見つめられ言葉を失った。  

「無理なんかしていないよ……、リウイと愛し合いたいんだ………」  

そう小さな声で呟くと上着とスカートを脱いだ。  

「お願い…初めてだから……優しくしてね…………」  

下着だけになったミレルは、恥ずかしそうに頬を染めながら微笑みかけてきた。  
ミレルは華奢な身体に薄衣の下着を身につけただけで、身体の線や小振りな乳房の輪郭が透けて見えた。  
全身を見つめるリウイの視線を感じているのか、ミレルは身体を小気味にくねらせ、顔は羞恥で真っ赤になっていった。  
リウイがベットから立ち上がるとミレルは緊張で身体を強張らせた。  

「ミレル……」  
「きゃっ、なにっ」  

リウイは小柄なミレルをヒョイとすくうようにお姫様だっこすると、軽々と抱えてベットにのった。そして胡座で座ると、自分の膝の上に背中を向けて座るようにおろした。  

「リウイ…、やだこんなの…」  

まるで子供のように扱われたことにちょっと拗ねたように抗うミレルを、後ろから包むようにして抱き締めると、うなじや耳元のあたりに唇を這わせ、舌でくすぐるように舐めた。  

「いやっ…くすぐったい………」  

ミレルは身体をよじって逃げ、リウイの膝の上で猫のように丸まった。  
リウイは微笑みながら、まるで特大の猫をあやすように優しく背中をや頭を撫でた。  

「ん……あっ……ふぅ…んん……」  

さっきと違ったくすぐったさに身体をくねらせると、甘えたようにリウイに抱きついてきた。  
リウイはミレルを抱き寄せると、その小さな唇にそっと自分の唇を重ねた。  

「ん……」  

ミレルは一瞬ピクリと身体を緊張させたが、すぐに力を抜いてリウイに身体を預けた。  
唇を離すと、ミレルは潤んだ瞳でリウイを見つめ、再び求めるように瞼を閉じた。  
ミレルに誘われるように唇を重ねると、今度は時間をかけてその柔らかな唇を味わった。そして少し開いた唇の隙間に舌を侵入させた。  

「う、んんっ」  

ミレルは少し驚いたようだったが、すぐに口を開いて受け入れた。そしてリウイの舌の動きにぎこちなく合わせると、少しずつ絡めてきた。  
口を離すと、とろんとした瞳でリウイを見つめ、余韻に浸るその表情は赤く上気し、熱い吐息を吐いていた。  

「なんかおかしな気持ちになってきた……」  

初めての感覚に戸惑うミレルを安心させるように優しく抱き締めると、頭を撫でながら小鳥がついばむようなキスをした。  

リウイが、ミレルの胸に手を伸ばして、下着の上から膨らみを包み込むようにして揉むと、ぴくっと身体が震えた。  

「あの、私の小さいから……ごめんなさい……」  
「ううん、ミレルのがみたいな……」  

リウイはそう言うといやがるミレルをあやして下着を脱がせた。  
下着の下から、小ぶりながら可愛い丸みを持った乳房に、薄い桜色した小さな蕾みたいな乳首が顔を出した。  

「いやぁ、あまり見ないで………」  

恥ずかしさで顔を真っ赤にしたミレルの微乳を手のひらで包むように撫で回し、優しくふにふにと揉んだ。  
そして、小さく膨らんだ桜色の突起を舌先でつつき、唇で挟んだ。  

「やっ、くすぐったい……あ、やだ…くすぐったいのになんか変な感じがする………」  

リウイは乳首が硬くなっていくのを感じると、舌先で転がしたり、吸ったりして刺激を送り続けた。  

「やだっ、あん……くすぐったいのと…んん…背中がゾクゾクして……ああ……ん……」  

ミレルの声が甘い響きと変わり、荒くなった呼吸の間に喘ぎ声が混じり始めた。  
リウイの与える未知の感覚で、ミレルの身体はなすがまま翻弄されていた。  

「そろそろいいかな……」  
「え……なに………どうするの………」  

リウイはミレルの太股を撫でながら足を開かせるとショーツの上から割れ目を探るように撫で回した。  

「あっ…ああっ、そこはっ…………」  

リウイの指が割れ目を探し当てると、ゆっくりなぞるように指を動かした。  

「んんっ、なんだか熱くなって、そこから溶けちゃいそう………」  
「濡れてきたみたいだから脱ごうか……」  
「えっ、脱ぐの……恥ずかしいよ……」  
「でも、こんなに濡れているよ」  

ミレルのショーツの股間の部分はしっとりと濡れ、割れ目が透けて見えるようだった。  

「ああ…、やっぱり恥ずかしいよ。お願い、見ないで………」  

ショーツを脱がせるとミレルは恥ずかしさで涙を浮かべていた。  
ミレルのアソコにはまだ生えておらず割れ目がそのまま見えていて、指でそっと広げるように掻き分けると愛液がとろりと溢れてきた。