「ゼロ、その先にイレギュラーの収容施設があるから」  
『わかっ……これ……潜入…る』  
「電波妨害?気をつけて、ゼロ」  
『…了……解』  
(おかしい。潜入しようとするこのタイミングで電波妨害なんて…)  
訝るシエル。  
 
そのとき、転送装置が作動した。  
「何者かがこちらに転送してきています」  
転送装置に光が溢れる。  
(ゼロ?まさか?)  
閃光が収まった後、現れたのは青いボディの細身のレプリロイドだった。  
「こんばんは。あなたがシエル?」  
シエルを守ろうと飛び出してきたオペレーターの二人を、槍の一振りでふき飛ばす。  
「妖将…レヴィアタン!」  
レヴィアタンがシエルに向けて歩き出す。  
背後では彼女の率いる冥海軍団が次々と転送されてくる。  
「ゼロはあなたのために戦ってるんですってね。羨ましいわ」  
シエルは通信機に飛びつき助けを求めた。  
「ゼロ、レジスタンスベースに敵が…ゼロ?……!」  
ザーっというノイズのむなしい音だけがシエルの耳に届く。  
「フフ、せっかちね。あなたにはゼロを誘き出す餌になってもらうけど、それは  
 あ・と・で」  
「電波妨害されていたのは…この基地の方…」  
呟くとシエルは背後のドアに飛び込んだ。  
 
自室の扉をロックし、非常用の銃を手にする。  
「逆探知されるなんて…うかつだったわ」  
コンコン  
扉がノックされた。  
「シエルちゃん、入るわよ?」  
「……」  
切り裂かれた扉が弾き飛ばされる  
と同時にシエルの手の中で機関銃が火を噴く。  
「あっ」  
しかしカートリッジ半分も撃たないうちに銃口が凍らされ動かなくなった。  
「科学者って聞いたからもっとおとなしい子かと思ってたけど  
 けっこう刺激的じゃない」  
無傷のレヴィアタンが歩み寄る。  
「こないで!これ以上こないで!!」  
部屋の隅、ベッドの脇まであとずさるシエル。  
「それにもっと地味〜な子かと思ってたけど  
 けっこうカワイイじゃない」  
チッと舌打ちするレヴィアタン。  
「妬けるわね」  
 
戦闘の騒音と振動がレジスタンスベースを震わせている。  
「ここを制圧するのにまだまだかかりそうだし…」  
部屋の入り口のほうを振り返る。  
その隙に逃げ出そうとするシエル。  
「キャッ」  
壁に叩きつけられ、ベッドの上に転がる。  
シエルを横目で見ながらレヴィアタンがにやりと微笑む。  
「ちょっと遊んでいこうかしら」  
 
「ゼロとお揃いのサラサラの長い髪。いいわねぇ」  
馬乗りになったレヴィアタンがシエルの髪を頬にすりあててため息をつく。  
「これでゼロをたらし込んだの?」  
両手を頭の上で押さえつけられながらも、シエルの青い目が睨みつけている。  
「フフフ。そんな目をしないで。虐めたくなっちゃうじゃない」  
空いているほうの手でシエルの頬を優しく撫でる。  
「で、ゼロにはもう、愛してもらったの?」  
シエルの目がまん丸に見開かれる。  
「し、しないわ、そんなこと!」  
真っ赤になった顔を背ける。  
「あら、ゼロったら甲斐性なしなのね」  
クスリと笑う。  
「それじゃ私が奪っちゃおうかしら」  
そう言ってシエルに口づけする。  
「キャッ!な、なにを…」  
「ゼロも、ゼロのもの全ても私のものにするの」  
思わず向き直ったシエルのあごを押さえ、レヴィアタンの口がシエルの口に襲い掛かる。  
レヴィアタンの舌が蛇のようにシエルの舌に絡みつく。  
「んむ…」  
シエルの舌が逃れようともがくが、それはレヴィアタンの舌とのダンスを激しくするだけだった。  
「ちゅ…くちゅ…」  
レヴィアタンの口膣用潤滑液が、シエルの口の中で唾液と混ぜ合わされる。  
「ん…」  
こくん  
シエルは喉の奥にたまった液体を飲み込んだ。  
 
二人の唇がツゥっと糸を引いて離される。  
「…はぁ…はぁ」  
シエルが息を喘がせる。  
「フフフ。どう?気持ちよかった?」  
「そ、そんなこと…」  
言いよどむシエルの上着のファスナーを引き下げた。  
「あ…」  
体にぴったりフィットするシャツが、胸のふくらみを見せつける。  
「あら、ベストで隠れてわからなかったけど」  
レヴィアタンの手がグッと胸を掴む。  
「きゃあ」  
「幼い顔のわりに、そこそこのサイズじゃない」  
シエルの腕を押さえていた手を離し、両手でシャツとブラを引き上げた。  
「いやぁっ!!」  
腕で隠そうとするがレヴィアタンに阻まれる。  
「まあ。乳首が勃ってるわ。怖いのかしら、それとも…フフフ」  
意地の悪い笑顔を浮かべる。  
「大丈夫。お姉さんがやさしくしてあげるわよ」  
両手でシエルのやわらかい胸をやさしく揉み回す。  
「は、はなしてッ!」  
レヴィアタンの胸を押して突き放そうとするが、少女の力ではびくともしない。  
「アン、そんな乱暴にしないで。オッパイを扱うときは、やさしく、丁寧に、よ」  
シエルの抵抗をものともせず、顔を胸に近づける。  
「ひゃン!」  
舌がシエルの乳首を舐め回していた。  
「フフフ、可愛い反応」  
レヴィアタンはそのまま乳首をくわえ込んだ。  
「ふあ、ぁ…あ……」  
 
「ん…あ…」  
シエルの口から甘い吐息が漏れる。  
「シエルちゃん、抵抗しなくなっちゃったけどどうしたの?気持ちよくなっちゃった?」  
「そんなこと…ない…」  
息も絶え絶えに答えるシエル。  
「じゃあ、調べてみるわね」  
レヴィアタンがシエルの上で反対に向き直る。  
スカートを捲くり上げ、ストッキングに手をかける。  
「え?や、やめて!」  
「アン、暴れないで。脱がしづらいじゃない」  
脚をばたつかせるシエルの抵抗をものともせず、ストッキングを膝下までずり下ろす。  
飾り気のない純白のショーツが晒された。  
「あら、ダメよシエルちゃん。女の子はもっと可愛らしいパンティをはかなくちゃ」  
恥ずかしさに泣き出しそうなシエルの顔に振り返る。  
「あぅっ」  
その顔が刺激に歪む。  
シエルの表情の変化を観察しながら、レヴィアタンの指が局部を撫でる。  
「フフフ。ぐしょぐしょに濡れてるじゃない。こんなのはいてちゃ気持ち悪いでしょう?」  
「あ!イヤ、ダメぇ!」  
シエルの必死の抵抗もむなしく、ショーツも膝下まで下ろされてしまった。  
「あら?こっちは子供っぽいのね」  
レヴィアタンの掌が、無毛の恥丘を撫でさする。  
「見ないで…おねがい見ないで…」  
シエルがうわごとのように呟く。  
「恥ずかしがらなくていいのよ。つるつるなのも可愛くていいじゃない」  
潤ったクレバスに指を沈み込ませる。  
「ふああぁ、あ…」  
「ほら、鳴き声もこんなに可愛い」  
中に入れた指をクチュクチュと動かす。  
「あっ、あっ、あっ…」  
指の動きにあわせてシエルの体がぴくぴくと反応を続ける。  
 
「いい感度ね。いつも自分で弄ってるのかしら?」  
二本目の指もシエルの中に入っていく。  
「し、しないッ!わ、そんな、ことっ!」  
両腕はレヴィアタンの脚に押さえられているが、喘ぎ声にあわせて痙攣するばかりだ。  
レヴィアタンのもう片方の手もシエルの股間にのびる。  
「ンあぁッ!」  
大きな悲鳴をあげ、シエルの体が跳ねる。  
「あァッ!うンッ!」  
レヴィアタンの指が芽をつつくたびに、シエルの体が快感に突き飛ばされる。  
「フフフ。いい反応。やっぱり弄ってるんじゃないの」  
指でつつき、挟み、揉みしだく。  
「知らない!知らなイっ!知らなイィぃ!」  
「フフフ。こんなに悦んでくれて嬉しいわ」  
突起を口に含んだ。  
「アあぁッ!!」  
レヴィアタンの上の口と、シエルの下の口とでディープキスが始まった。  
「ひぃっ!いぃ!おかしく、おかしくなっちゃう!」  
レヴィアタンの股座でシエルが激しくよがる。  
「スゴイよがりよう…私も興奮してきちゃった」  
 
「今は道具を持ってきてないから、これを使おうかしら」  
放心しかけていたシエルが目をやると、レヴィアタンは槍の柄を握っていた。  
「イヤァッ」  
「大丈夫。帰ったら、ちゃんとした道具でしてあげるわよ」  
再びシエルの花園に顔をうずめる。  
ちゅっ…ちゅ…ズズッ…  
「ひゃっ…はあぁ…あン…」  
たっぷりとシエルの蜜を啜り、レヴィアタンは槍を口に咥えた。  
フェラチオをするように槍の石突をくわえ込む。  
くびれた部分に舌を這わす。  
ぐっしょりと濡れた槍を股間に挟み、片手が尻の後ろで固定する。  
「フフフ。これで準備完了。結構イイ形でしょ」  
ペニスのように構えた槍を、シエルに見せつける。  
「そんなこと…あなた…おかしいわ…イレギュラーよ…」  
「あら、ニンゲンを悦ばせるためにするのよ?」  
シエルの脚を開き、石突の先端を入り口にあてがう。  
「ダメ、大きすぎる!私、壊れちゃう!!」  
「あら?小さかったら入れても良かったの?」  
「ち、ちが…」  
「はじめは痛いと思うけど…フフフ。すぐに気持ちよくしてあげるわ」  
くちゅり  
先端が花びらをわけて入っていく。  
「ふうぅッ」  
先端がどんどん奥に入っていき、根元はどんどん太くなる。  
「だ、ダメ…痛い…もう許して…」  
「それじゃあ一気にいくわよ」  
ズン、と一気に腰と一緒に突き入れた。  
「きゃああぁァッ!!」  
 
「いっ…うっ…」  
痛みに堪えようとレヴィアタンにしがみつくシエルの目から大粒の涙がこぼれる。  
「ふぅ、奥まで入っちゃったわね」  
シエルの頭をやさしく撫でながら涙を舐めとる。  
太い槍がゆっくりと抜かれていく。  
「くぅ…ぅ…」  
雁首のような隆起部がシエルの内側をこすって刺激する。  
抜けるか抜けないか、というところで止まった。  
「ハァ…ハァ…ハァ…」  
シエルが溺れた人のように必死に空気を求める。  
その口をレヴィアタンの口が覆った。  
「ちゅ…くちゃ…」  
シエルの舌がレヴィアタンに答え、しがみつく腕から力が抜けた。  
「んh…くちゅ…ふああぁっ!!」  
ほぐれたシエルの身体を、再び槍が貫いた。  
レヴィアタンが痛みを感じるほど強くしがみつく。  
「フフフ。イクまでやめないわよ」  
レヴィアタンはまたゆっくりと槍を抜いていく…  
 
「ああああぁぁンッ!!」  
シエルの悲鳴が響く。  
「ハァハァ…ねえ、シエルちゃん?まだ痛いだけかしら?」  
上気した顔のレヴィアタンがシエルに聞く。  
「お…奥とか…突かれて…気持ちよく…なんか…ないわ…」  
「素直じゃないわねぇ」  
レヴィアタンが腰を振る。  
「んあンッ!」  
二人の接続部からぐちゅっという音が漏れる。  
続けて振る。  
「あンっ!あッ!あんッ!」  
ぐちゅっぐちゅっぐちゅ  
槍が動くたびに、シエルの上と下の口が感じていると口をそろえる。  
「いやらしいお汁をたっぷり垂らして、こ〜んな声出してても感じてないの?」  
「はぁ…はぁ…」  
レヴィアタンがゆっくり腰を引く。  
「ああ…いゃ…」  
身体を貫く衝撃への期待に、シエルの体がこわばる。  
だがレヴィアタンはそのまま槍を引き抜いた。  
「えっ?ダメっ!あ…?」  
「フフフ。『ダメっ!』て、どういうことかしら」  
レヴィアタンがベッドから降りて立ち上がる。  
「シエルちゃん。もっと激しくしてあげるから、こっちにお尻を突き出しなさい」  
レヴィアタンが命令した。  
 
レヴィアタンが命令した。  
だがシエルはもじもじするばかりで動かない。  
哀願するような目をレヴィアタンに向ける。  
「早くしないと、いつまでもこのままよ」  
シエルの体がゆっくりと動き、うつぶせになる。  
「あ…やだ…やめて…」  
自分の体の動きを拒むかのように抗議の言葉をあげる。  
両足が大きく開いて床に立ち、肉の少ないまだ少女な尻を突き出す。  
「あらあら」  
おどろくレヴィアタンの前で、シエルの二本の指が自分の入り口を拡げた。  
「イヤっ、だめぇ!こないで!!」  
シエルの下の口がヨダレを垂らして獲物を待ち構える。  
「ホント、素直じゃないわねぇ」  
のれんをくぐるようにスカートを持ち上げ、シエルに誘われるままレヴィアタンが腰を進める。  
「やだ…入ってこないで…」  
言葉とは裏腹にシエルは歓喜の表情。  
レヴィアタンが片手でシエルの腰をしっかりと押さえる。  
「いくわよ!」  
レヴィアタンが水泳のドルフィンキックのように力強く腰を動かす。  
「ああッ!あっ!ああッ!!」  
激しいグラインドにシエルが大きな嬌声をあげる。  
 
シエルのポニーテールが大きく揺れる。  
「シエルちゃんッ!!イクときはちゃんと!イクって!言いなさいよ!!」  
「イヤァっ!!あっ!!あアっ!!アぁっ!!」  
力が抜けつつも踏ん張るシエルの膝がガクガクと揺れる。  
「あっ!!ンっ!!っ!!っッ!!!」  
歯を食いしばるシエル。シエルの尻肉が叩かれる音が部屋に響く。  
「うっ…!!いッ!!クッ?!!!」  
「ほらほらっ!ちゃんと言いなさい!」  
聞き逃さなかったレヴィアタンが煽る。  
「あっ…!!イクっ!!ゼロ!!イクっ!!ぜろぉ!!」  
「抱かれてる!ときにっ!他の!男をッ!呼ぶ!なんて!失礼ね!!」  
「ああッ!!れヴぃッ!!あたっ!!れヴぃっ!!たん!!ああぅっ!!!」  
「ああン!ちゃんと!呼んでッ!!」  
「れヴぃっ!!たん!!れヴぃっ!!あっ!!たん!!ぜろぉっ!!イクっ!!!あああッ!!!」  
シエルの限界を感じ取ったレヴィアタンが、最後の一発を深く突き込む。  
「ぁああアああああぁっ!!!!」  
 
シエルの背中が、折れそうなほど弓なりに反り返り、数瞬後脱力する。  
「ああっ…あっ…あっ…」  
ビクッビクッと体が痙攣している。  
「ハアッ、ハアッ」  
荒い呼吸をしたレヴィアタンがシエルから槍を引き抜く。  
「ひゃうっ」  
どろりと愛液をたらしながら、シエルの腰が床に降りる。  
「帰ったらたっぷり調教してあげる」  
レヴィアタンは槍についたシエルの汁を舐めとると、シエルにやさしくキスをした。  
「そのあとは、ゼロと3人でしましょう」  
シエルにウィンクしてみせる。  
「はい…レヴィアタンさま…」  
 
 
--終了--  
 
 

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