「お姉ちゃん・・・羨ましいな・・・」
唐突に、妹が言い出す。
「? どうしたの、急に」
予期しない言葉に、姉は首をかしげる。
「だってお姉ちゃんって、すごく大人で、魅力的なんだもん。お胸は大っきいし、頭もいいし・・・」
妹もお年頃である。たくさんの人を魅了する姉を自分自身も愛していることも相まって、、
心も体もまだまだ幼い自分に、ささやかながらコンプレックスを抱き始めているようだ。
「私も、お姉ちゃんみたいになりたい・・・・・」
そう言って、しょんぼりし、特有の悲哀な雰囲気を放つ妹。
この事に、妹に負けず劣らず仲を愛する姉は黙っていられない。
妹が悩んでいる。しかもよりによって、原因が自分なのだ。私のせいで、妹を傷つけてしまったことに等しい。
ならこの償いをするには、私の力で、妹の願いをかなえてあげるしかない。選択肢など、ない。
姉の義務として、そして何より、妹のため、私は精一杯行動しなければいけない。
「よし、わかったわ!」
そう言って、姉は妹の肩を持つ。
「任せて、アイちゃん。私があなたを、一人前の【大人】にしてあげるわ!だからほら、気落ちしないで」
姉の、ハツラツとした笑顔が浮く。その笑顔が、妹を元気づける。
「・・・うん、ありがとう、お姉ちゃん!大好き!」そして姉に抱きつく妹。
「そうよ。あなたには、悲しい顔なんて似合わないわ。精一杯笑顔でいてこそ、私の妹よ」
二人の仲は、果てなく睦ましい。
「・・・・・ところでお姉ちゃん、私は一体何をすればいいの?」
思えば、大人になる明確な方法など、聞くことなどないのだ。妹には見当がつかない。
「ん〜〜〜、そうねぇ・・・・・・」
しばし、考える姉。
「・・・じゃあまず、服を脱いでもらおうかな」
そして当たり前のように言う姉。
「・・・・え?」
予想だにしない姉の言葉に、さすがの妹も固まる。
こうして妹は、姉の指導によって、大人の階段を上っていくこととなった。
それは同時に、女の階段を上っていくことでもあることを、妹はまだ知らない。
「お、お姉ちゃん!何で服を脱がなきゃいけないの!?」
あまりに唐突で、それでいて過激な内容に、妹は混乱を隠し切れない。
しかしその様子を差し置いて、当の姉は平然とした顔をしている。
「え? だってアイちゃん、大人になりたいんでしょ?」この様である。
私は、お姉ちゃんの事なら何でも知っている・・・今のお姉ちゃんは、本気だ。
しかしそれでも、いくら尊敬し、愛する姉の言葉であっても、いきなり服を脱いでなどとは・・・。
「あの、お姉ちゃん・・・私、服を脱がなきゃいけない理由がわからないよ・・・」
さすがの妹も、聞かずに入られなかった。
「あぁ、そっか。アイちゃんはまだ、大人になる方法を知らないのね」
「?」
大人になる方法とは・・・?まだ妹は、ことを把握できない。
すると姉は、その場に妹を座らせ、自分もその真正面に足を下ろした。
「いい、アイちゃん。簡単に説明するとね、大人になるっていうことはつまり、性を知ることから始まるの」
「・・せ・・い・・・?」
「そう、性よ。そして性って言うのは、自分の体を高めて、魅力的な人になれるように努力することなの!」
姉は自信満々に言った。そんな姉の言葉を疑う術を、妹は知らない。
「そして自分の体を高めるには、まずは服を脱いで、裸になることが第一歩なの。わかった?」
なんだか話はトントン進み、結局は姉の自己完結で終わってしまった。。正直妹は、今の状況を把握できていない。
それにやはり、いくら相手が愛する姉とはいえ、人前で裸になるのはあまりに羞恥心に触る。
さすがの妹も、易々とは折れるわけにはいかない。
「でも・・・・お姉ちゃん・・・・やっぱり、恥ずかしいよ・・・」
顔を真っ赤にして拒む妹を前に、姉は考える。どうしたものか。
だが答えはすぐに出た。しかし、その方向は微妙にずれていた。
「ふむ。確かに、いきなり裸は厳しいかもね。じゃあ・・・・」
すると姉は、いきなり妹のスカートを掴み、躊躇なく一気に引きおろした。
「おおおおお、お姉ちゃん!!!!」
もはやそれは、暴走というに等しい。まさか、いきなりスカートに手をかけられるなんて・・・。
こればかりは妹も予想だにせず、事前に防ぐこともできなかった。
妹は急いでスカートを戻しあげようとしたが、スカートを掴む姉の手が、それに反応してグイッと引かれる。
当然のごとく足をとられ、小さいお尻から、その床に体を打ち付ける妹。痛!!っと声を漏らす。
当の姉は、その様子を、ただただ静観しているだけである。
妹は衝撃に薄ら涙を浮かべ、痛みを和らげるために、床に足を置きながらお尻をさすりだす。
その下半身は、肌色に染まった小さく柔い脚と、その先に纏う薄い靴下と、女の子らしいシンプルで清楚な純白のショーツのみだ。
ショーツは汗でやんわりと湿っているが、その形に変わりはない。体が未発達な証拠であろうか。
「うぅ・・・お姉ちゃん・・・・痛いよ・・・」
気持ちが落ち着いていくにつれて、突飛な展開による不安とお尻の痛みをじわじわと感じ始め、妹は涙する。
だが姉は、動かない。
(ごめんねアイちゃん。でもこれは、あなたが大人になるための、いわば試練なの。
私も心苦しいけど、がんばって!)
姉の勝手な思いは、果たして妹に届くだろうか。そして姉は、その暴走を抑えることができるだろうか。
「うぅ・・・」
半泣きしながらお尻をさする妹は、つい注意力が散漫したのか、両足を大きく開いており、股座が広く露出していた。
端から見れば、なんともあられもない姿であった。
だが姉は、あえてその隙を突く。
とっさに妹に近づき、顔を妹の秘所目前に滑り込ませた。
「やぁっ、ダメだよ・・・!!」
妹は反応して足を閉ざそうとする。が、その内にあるのは姉の顔だ。当然、挟み込むことなんてできない。
なにより、その凛とした表情に気圧されてしまい、結局は動けずじまいだった。
一応は、両手で姉の頭を押し離そうともしたが、力を込めることさえできず、成されるがままの状態に変化はない。
そして姉もそれを予知していたか、妹の様子は気にすることなく、太ももやお腹を優しく撫でだした。
「あっ・・・お姉ちゃん、やめて・・・っ」
妹の心は半ば疑心暗鬼であった。だがそれ以上に、自分の股のそばに姉の顔があるのが耐えられないのだ。
姉に、自分の恥ずかしくて汚い所を、間近で見られている。この上なく、羞恥心をいじられる。
ん〜〜、っと喉声を上げて抵抗の意を示すが、しかしその手足に力は込められない。
その弱々しさが彼女の魅力を妙に煽っていたのは、本人からすれば皮肉である。
そしてその様子をふっと眼をやって見た姉は、その愛くるしさに、一人嬉々として興奮する。
「ふふっ。アイちゃん、ちょっとの我慢だからね」
そう言うと姉は、唾液を溜めた口を開き、粘液まみれるその舌を、妹の秘所に重なる純白のショーツに這わせた。
ピチャッ
「うぁあっ!!」
その感覚に、妹ははねた。ビクッと体が震え、足から胴へ痺れが行き渡る。途端に呼吸が苦しくなり、汗が薄くかいてくる。
妹は気付いてないが、その刺激だけで、彼女はささやかながら興奮したのだ。
だがそんなことは差し置いて、妹は必死である。
「だめぇっ!!お姉ちゃん、汚いよ!!」
自分の汚いところを、見られるだけでも恥ずかしいのに、まさか舐められるなんて・・・。さすがの妹も、力を込めて抵抗しようとする。
・・・しかし、やはりできない。ピチャピチャと恥ずかしい音をたてて這う姉の舌を、恥辱の感情に耐えながら我慢するしかない。
だがそれは、この二人の関係では至極当然のことなのだ。少なくとも、この姉妹はそれを理解している。
「ん〜〜。アイちゃんのパンツ、ちょっとしょっぱい」
「やだっ、そんなこと言わないで・・・!!」
して、その味は、先ほどの汗のものだろうか。それとも・・・。
妹は恥ずかしさのあまり、顔は真っ赤になり、眼には涙が滲んできていた。
やがて姉の唾液はジワジワとショーツに染み込んでいき、その薄い生地は、たちまちびしょびしょになる。
そして濡れた薄布は、妹の秘所にペタリと張り付いた。
そこに浮かんだのは、真っ白でつるつるで、成長のない柔い秘肉と、本当に小さいワレメだった。
(フフッ♪アイちゃんって、やっぱり可愛い・・・!!)
姉の興奮は終わらない。