……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。  
……ちゅ…………ちゅ…………ちゅ……。  
 
ひなたちゃんのほっぺた、おでこ、瞼の上、目元、お鼻の頭、口元、顎、円をかくように  
いたるところにキスを降らせ、ひなたちゃんが同じようにキスをし返し、それが5周ほどしたところで、  
俺は今までキスを避けていた部分――ひなたちゃんの桜色の唇に目を向ける。  
 
「……ふぁ……ふぁ……」  
 
延々と繰り返されたキスの奔流に、さすがに興奮してきたのか、今まで一度も見たことのないような  
とろみきった表情で、ひなたちゃんが荒い息を吐く。  
 
「……おにーちゃん。ひな、ひなね、しんぞー、バクバクいって、とまんないよ……」  
「……うん。わかってるよ……」  
 
体にぴったり密着するひなたちゃんの胸から、小さな鼓動がわずかに感じられる。  
そして俺自身、心臓がバクバクとすごい鼓動をしているので、ひなたちゃんも同じであることは容易に想像できる。  
 
もう本当は、さっきからひなたちゃんの唇にキスしたくてキスしたくてしょうがないのだが、  
彼女の呼吸が落ち着くまで、背中や髪を撫でるだけですます。  
 
ほっぺたをすりすりと撫でてあげると、ひなたちゃんはうっとりと目を細めて自分から頬を擦りつける。  
どうやらひなたちゃんはほっぺたを撫でられるのがお好きのようだ。  
 
そして心臓と同じくらい大きく脈打っている部分がもう一か所――。  
 
「……っ……っ……」  
 
ひなたちゃんとちゅっちゅっしまくって、すっかり興奮状態の俺のイチモツは、  
ぴったりと抱きつく彼女の下腹部に埋もれていた。  
 
イチモツとひなたちゃんのソコの間を阻んでいるものは、  
ズボンとスカート、そしてお互いのパンツのみ。  
 
イチモツにダイレクトに伝わる、想像すら許されない、今だ感じたことのない、柔らかな感触……。  
 
ひなたちゃんはキスに夢中で気付いていないのか、または気付いているけど何とも思っていないのか、  
そのことについては何も言ってこない。  
 
しかしこちらはそうはいかない。  
 
今でさえ脳が焦げつきそうなのに、この状態でべろちゅーなどやらかしたら、いったいどーなってしまうのか……。  
 
でも、もう思い止まることなどできなかった。  
後はただ、ひなたちゃんを傷つけないようするだけだ。  
 
彼女の息が落ち着いてきたのを見計らって、俺は顔を近づけた。  
 
「……ひなたちゃん……」  
「……んー」  
 
ひなたちゃんの小さな唇に、俺は再び自分の唇を重ねる。  
今度は容赦しなかった。  
唇を重ね、口を開き、そのままついばむように唇を動かす。  
 
「……んーっ、んー……」  
 
彼女の唇をむさぼるように、唇を動かし、吸う――。  
 
「んーーっ」  
 
――びくりっ…と彼女の体が強張る。  
 
「んー、……ほにーひゃん……」  
「――っ!」  
 
そして驚いたことに、俺に激しく唇を求められたひなたちゃんは、先ほどと同じように、  
俺にキスをし返してきたのだ。  
 
小鳥がエサをねだるように、小さな唇で俺の唇をついばみ、か細い口の力で俺の口を吸う。  
 
じんっ…と胸が熱くなる。  
この子は……本当に、本当にやさしい子だ。  
 
俺は激しくなりそうだった口の動きを抑え、ひなたちゃんの動きに合わせてゆっくりと、その唇を味わうようにキスをする。  
そうするとゆっくりな動きに安心したのか、強張っていたひなたちゃんの体から力が抜け、  
ふにゃ……と――とっても軽い――全体重を俺に預けてくる。  
 
ぷはっ…と、一度口を離してから、彼女に詫びる。  
 
「……ごめんね、ひなたちゃん。ちょっと強くしちゃって……」  
「……うーうん。ひな、へーきだよ。おにーちゃんがキスしてくれるの、ひな、うれしーし、  
おにーちゃんが好きだから、おにーちゃんの好きなこと、ひな、なんでもしてほしい……」  
 
ふるふると首を振るひなたちゃんの健気な言葉に、俺は再びぐっと胸にくるもを感じながら、  
その言葉に甘えてしまう。  
 
「じゃあ、次は、……舌入れるよ。もし嫌だったり、痛かったりしたら、……俺の背中を3回叩いてね。  
 そしたら止めるから。何があっても、絶対止めるから」  
「おー、わかったー」  
 
ひなたちゃんは俺の背中の服をぎゅっ…と握り、しがみつく。  
俺は柔らかなほっぺたに手を添え、身をかがめるように彼女の唇に触れ、口を開き、  
……舌を入れていった……。  
 
ひなたちゃんの小さな口内に舌を忍ばせ、その中に鎮座するさらに小さな舌に触れる。  
 
「――っ!」  
 
触れた瞬間、びりっとした電気が流れたような錯覚を覚える。  
舌を伸ばし、その小さな舌に絡めると、ひなたちゃんも同じように積極的に舌を絡めてきてくれる。  
 
「……んっ……んっ……れろっ……れろっ……」  
「……んー……んーっ……れおっ……れおっ……」  
 
互いに互いの舌を絡め合う。  
ひなたちゃんの舌はやっぱりとってもちっちゃくて、俺の舌にすぐに押しつぶされそうになるけど、  
懸命に押し返してきて、俺の舌を舐めまくる。  
 
その舌は、意外にも表面は紗季よりもざらっとしていて、でも裏はぬめっとしていて柔らかく、  
その両極端な感触が俺の舌を交互になぶっていく。  
 
――びりっ――びりっ――と、ひと舐めするごとに、脳に凄まじい電気信号が送られる。  
ひなたちゃんの舌の感触と、小さな彼女に舌を絡ませているという事実が、  
俺の脳をとろっとろに溶かせていく。  
 
「……ぷちゃっ……れろっ……ぴちゃっ……れろっ……」  
「……ぴちゃっ……れおっ……ぷちゃっ……れおっ……」  
 
夢中になって舌を絡ませ合う、俺とひなたちゃん。  
それでも俺は意識の一部を、かろうじて自分の背中に向けている。  
 
……ひなたちゃんの手は、俺の背中を掴んだまま、離れていない……。  
 
だから俺は、より一層深く、ひなたちゃんの舌と唇をむさぼってしまう。  
……止める者が誰もいない、その室内で。  
 
「れろっれろっれろっ……びちゃっ、ぴちゃっ」  
「れおっれおっれおっ……びちゃっ、ぴちゃっ」  
 
ズボンの中で痛いくらいに大きくなったイチモツは、ひなたちゃんの下腹部に  
ぎゅーぎゅーと強く押し当てられている。  
そこから伝わってくるのは柔らかいという感触ではなく、もはや『快楽』という名の刺激。  
それが股間から体全体に駆け巡り、舌の感触と相まって、体を燃える様に熱くさせる。  
 
――そろそろ止めないとマジでヤバくなる。  
 
俺がそう思って、舌を離そうとした時――  
 
「れおっ……れおっ……こくっ……コクン……」  
 
ひなたちゃんの喉が動いているのに気付いた。  
まるで何かを飲み込んでいるよう……って――!  
 
膝の上にのった状態でも身長差があるので、ひなたちゃんは顔を上に向けて  
俺は顔を下に向けてキスをしている。  
だから当然、舌を絡ませてお互いの口内にたっぷりと溜まった唾液は、全部、ひなたちゃんの口の中へと流れ込んでいく。  
 
……俺とひなたちゃんの、散々舌で混ぜ合った、ふたりの唾液。  
それをコクンコクンと、ひなたちゃんが喉を鳴らして飲んでいたのだ。  
 
俺は飛び跳ねる様に慌てて口を離す!  
 
「ひ、ひなたちゃん、もしかして、俺の唾液、呑んじゃったの!?」  
「? ……うん」  
 
口元に溢れた唾液をまとわりつかせ、ひなたちゃんはトロンとした瞳のまま、  
こくんとうなずく。  
 
「だ、ダメだよっ。ほら、言っただろ? 嫌だったら背中を叩いてって。忘れちゃったの?」  
「? ……ひな、いやなことなんてなかったよ? おにーちゃんにキスしてもらうのも、  
ベロをぺろぺろしてもらうのも、おくちをちゅーちゅーされるのも、  
おまたにあついのくっつけられるのも、ゼンゼンいやじゃなかったよ?」  
 
だぁぁぁーーーっ、やっぱりわかってたのかぁぁぁぁっ!  
 
「……で、でもさ、俺のツバ、飲んじゃったろ? 気付かなかった俺が悪いんだけど……。  
 ごめん、汚いだろ、やっぱり」  
 
俺の言葉にひなたちゃんは「うーうん」と首を横に振ると――  
 
 
「おにーちゃん、ひなのも、のませてあげるね」  
 
…………………………え?  
 
そう言うや、彼女は俺の膝から降りて立ち上がった。  
そうするとさすがに40センチ差ある俺でも、ひなたちゃんに見下ろされる形になる。  
 
そしてやおら、がしっと頭の両脇を彼女に掴まれると、抵抗するまもなく、その小さすぎる唇が、俺の唇をふさいだ。  
 
「んーーー」  
 
唇の感触を楽しむ間もなく、ぬるりとこれまた小さな可愛いらしい舌が俺の唇を割って侵入してくる。  
口を閉じればその舌の侵攻はなんなく防げるはずなのに、その舌が触れただけで、  
俺の唇は一切の抵抗力を失い、ただ彼女のなすがままになってしまうのだった。  
 
そして独特のざらっとした舌が、俺の舌を捉え、舐めまわす。  
 
「……んーっ、んーっ……」  
「……ちゅぱっ……れおっ……れおっ……」  
 
舌と舌とが絡み合い、上にいるひなたちゃんの口の中から、俺の口の中に、ひなたちゃんの唾液が流れ込んでくる。  
重ねられた唇、絡み合った舌を通じて、ゆっくりと、ねっとりと。  
 
そして彼女の唾液と、俺の唾液が、お互いの舌で絡み取られ、シェイクされ、  
その複合物が……俺の口内……喉の奥へと重力により流れ落ちてくるっ!  
 
その瞬間――俺の体中に、紗季の時に発せられた、けたたましい警告音が鳴り響いた!  
ヤバイッ! コレを飲んだら、絶対にヤバイっ!!  
本能がそう告げていた。  
 
どんどん溜まったいく、俺とひなたちゃんのシェイクされた唾液と、彼女の口から流れ落ちる純度の高い唾液。  
 
どーする!? どーする!?   
 
逃げることはほぼ不可能。  
力の上では彼女を突き放つことは可能かもしれないが、今の俺にひなたちゃんの体を、  
腕を、舌を、放すことなんて精神的に不可能だった。  
 
舌を絡め取られ、唾液を流しこまれ、頭の中はぐちゃぐちゃだった。  
やってる行為は同じなのに、攻めと受けが逆転するだけで、まるで別物になってしまう。  
 
俺ができることは、溜まった唾液を飲まないよう、喉をすぼめるだけ。  
――だがもちろん、そんなこと、時間稼ぎにもならなかった。  
 
だって現在進行形で、俺はひなたちゃんの熱烈な舌の愛撫を受けており、  
上下が逆転したため、彼女の長い髪が再び俺に覆いかぶさり、俺の嗅覚をひなたちゃん一色に染め、  
目を開ければ頬を朱に染めたひなたちゃんが、瞼を閉じ、一生懸命俺にキスをしている健気な姿がどアップで飛び込んでくる。  
 
そして口内にたっぷり流れ込んでくる彼女の唾液。  
 
――この体勢になった時点で、俺の敗北は決まっていたのだ。  
――いや、もしかしたら、彼女にキスしてしまった段階で、こうなることは決まっていたのかもしれない。  
 
「…………………………………………ごくりっ」  
 
俺は運命を受けれいた。  
 
 
「……ごくりっ」  
 
ひなたちゃんの唾液は、とても甘かった。  
 
「……ごくりっ、……ごくりっ」  
 
実際にそうなのかはわからないが、とても甘く、そして蠱惑的な味に感じられた。  
 
その甘い唾液を飲んだとき、俺の首の後ろから脳にかけて凄まじい刺激が電気信号となって、駆け上った。  
そしてその電気信号は、俺の脳の、重大な部分に、回復不能の致命的なダメージを与えたのだった。  
 
……それがどんな場所かは良く解らないし、その時ついた傷は小さな亀裂程度のものだったはずだ。  
 
――でも、もう元に戻らない。  
 
まさにこのとき、俺の命運は決まってしまったのだ。  
 
「……ごくりっ、……ごくりっ、……ごくりっ」  
 
俺は溜まりに溜まった、ひなたちゃんの――そして俺のと混ざった――唾液を嚥下していく。  
 
そして溜まった唾液を飲み干すと、今度は自分から舌を絡めていく。  
 
「……れろっ……れろっ……れろっ…………じゅるるーーーっ!」  
「んーーーーっ!?」  
 
深く深く、ひなたちゃんの口内に舌を侵入させ、そこにある甘い唾液を残らず吸い取る。  
 
「……じゅるるーーーっ! ……ごくんっ……ごくんっ」  
 
そして嚥下――。  
ひなたちゃんの唾液は、たまらないほど美味に感じられた。  
 
これは麻薬だ。  
呑む度に、俺の理性を確実に破壊し、そして彼女を求めずには  
いられなくする、とても甘美で危険な麻薬だ。  
 
俺は舌を絡ませたまま、腰を浮かし、ひなたちゃんをぎゅうっと抱きしめる。  
 
「んーっ、んーっ」  
 
ひなたちゃんも俺に唇を押し付けたまま、ぎゅっと背中に腕を回す。  
――その手は、未だ叩かれない――  
 
計らずも俺とひなたちゃんは同じ目線で唇を重ね、抱き合い、  
そしてひなたちゃんの体をがっちり抱きしめたまま、俺は立ち上がった。  
 
べろちゅーされたまま、宙に浮くひなたちゃんの体。  
このときの俺は、彼女の重さを羽毛ほどにしか感じなかった。  
 
そして向きを変え、歩き出し、壊れ物を扱うように、そっとひなたちゃんをベッドの上に横たえた。  
 
「……ほにーひゃん……?」  
 
あんまりにも舌を絡め過ぎて疲れてしまったのだろう。  
舌足らずな発音で不思議そうな表情をするひなたちゃん。  
 
俺はそんな彼女の頬を優しく撫でてやり、そして唇だけのキスをする。  
 
「んっ、んっ、んっ……」  
 
2、3度口をついばんで離れると、ひなたちゃんは安心したような、嬉しそうな笑顔を見せた。  
俺はそんな彼女の予想を裏切り、唇をひなたちゃんの真っ白な首筋に移動させていく。  
 
「……んっ、……んー」  
 
うなじと同じように、首筋に吸いつき、舌を這わせる。  
白いキャンバスに鮮やかな紅の花がいくつも広がる。  
 
首筋を満遍なく紅く染めたあと、美しいラインを描く鎖骨へと移動し、そこでも同じ花を咲かせる。  
 
「んっ、んっ、んーっ!」  
 
ぴくんっぴくんっと、ひなたちゃんの体が跳ねるのがつい楽しくて、さらに範囲を拡大しようとするが、  
そこで邪魔な布切れがあるのに気付く。  
 
……そっか、服、脱がせないと……。  
 
胸元のボタン二つ目までは彼女自身がはずしているが、それ以降はまだ手つかずだった。  
ボタンに手をかけて、……ふと考える。  
 
……そーいえば、まだおっぱい触ってなかった。  
 
ひなたちゃんご自慢の、紗季よりも大きいというおっぱい……。  
 
……いやでも、服脱がせてから、直に触った方がいいのかな? まだ見てないし。  
 
……てか、どこまでしていいんだろう? 入れるのはまず無理だ。  
 
ひなたちゃんに痛い思いはさせられないし、そもそも入らないだろう。  
 
ならどうする? とりあえずしゃぶってもらう? なら服脱がす必要ないだろ?  
 
それにただしゃぶってもらうだけなんて、あまりにももったいなさすぎる。  
 
……そうだ。ひなたちゃんを体を舐めてあげよう。顔も、かたも、さこつも、おっぱいも、おなかも、  
ても、あしも、わきも、こしも、あそこも、おしりも、ひなたちゃんのからだじゅうぜんぶ、  
おれのしたがふれていないところはないよう、ぜんぶなめてあげよう。  
 
ひなたちゃんはどんなこえをあげてくれるだろう。……たのしみだ!  
 
 
そう決めて、俺が服を脱がすためボタンを外し始めた、その時――  
 
突然、体が重くなった。  
 
 
 
「……?」  
 
なにか……体にまとわりついているように動かない。  
それに気付くと、遠くから、何か声のようなものが聞こえてくる。  
 
……? ……なんだろう?  
 
俺はその声にじっと耳を傾ける。  
 
「……んっ、……昴さんっ、駄目です! しっかりしてください!」  
「……長谷川さんっ! それ以上はダメです! やっちゃ駄目です!」  
「……ふぇ……長谷川さんっ、お願いっ、正気に戻って!」  
 
……あれ? ともかに……さきに……あいり?  
……なんで3人の声が……しかも必死に……泣きそうな声で……どうしたっていうんだ?  
 
その声に、徐々に意識がはっきりとしていく。  
いま俺を抑えつけている、か細い腕が誰のものなのかを。  
愛莉が俺を羽交い絞めにし、智花と紗季がそれぞれ腕にしがみついている。  
そして目の前には、乱れた服のまま横たわるひなたちゃん。  
 
……あれ……なんで……こんな恰好……………………………………って!!!!!  
 
そこで俺の目に光が戻った。  
状況を確認し、愕然とする!  
 
――お、俺はっ、なんてことをっ!?  
 
と、その時、ドタドタとやかましい音がして――俺は反射的にそっちの方を向いた。  
 
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドターーーーーー!!!  
 
一階から階段を駆け上がる凄まじい音が近付いてくるかと思うと、それは勢いを殺さず部屋の中に飛び込んできて、  
そのまま俺目がけて宙を舞った。  
 
「すぅぅぅばぁぁぁぁるぅぅぅぅぅんんんんんっっっっ、めぇぇぇさぁまぁせぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」  
 
真帆の揃えられた両足が、俺の顔面にめり込む。  
 
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
顔面にモロ、ドロップキックを食らった俺は、そのまま部屋の壁に叩きつけられ、気を失った……。  
 
 
 
 

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