俺の股間の前に鎮座した純白のベビードールに身を包んだひなたちゃんは  
小さくべえーをした舌からつぅーーーーーと銀色に輝く糸を垂らししいく。  
 
それはさながら天使のような神々しさと愛らしさを兼ね備えていたが、  
今の俺にはいたずら好きの幼い淫魔の姿にしか見えなかった。  
 
「れろーーーーーー。おー。おにーちゃんのかめさん、ひなのよだれであっぷあっぷしてるぞー」  
 
俺のイチモツをしとどに濡らしたひなたちゃんは、両手を使ってゆっくりと擦っていく。  
 
「……うんしょ……うんしょ……」  
 
130センチちょっとしかない愛らしい顔立ちの少女が、男のグロテスクなイチモツを一生懸命擦っている。  
その光景は一見健気なようにも見えるが、その実大変卑猥なものであった。  
 
ひなたちゃんのぷにぷにしたお手ての感触がたまらない。  
ひと擦りされるごとに頭をハンマーでごつんっと殴られたような快楽が襲ってくる。  
まあとっくの昔にサンドバックだけどね、俺。  
 
「おー。おにーちゃんのここ、かちんこちんだね」  
 
ああ、もうさんざん寸止め食らったおかげで、ナニの先っぽまで精液がせり上がってるみたいだよ。  
 
「ではひながマッサージをしてあげます。そーれ、ぐりーんぐりーんぐりーん!」  
「!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
ひなたちゃんは右の手のひらを亀頭に押し当てると、ぐりんぐりんと力を込めて撫で回した。  
ぷにぷにの手のひらに押されて亀頭がまるで首を回すように360度回転させられる。  
もう決壊ギリギリのところをそんな乱暴に扱われたらもう――  
 
 
「ゴフッ!!!」  
「ふぇええっ!?」  
「ゴホッ! ゴホッ! 智花、ゴメン……」  
 
あまりの刺激に喉の力がゆるみ、智花の唾液でモロにむせてしまった。  
 
「す、昴さん! 大丈夫ですか!?」  
 
あーあ、心配してくれる智花の口の周りがべしょべしょだ。  
しかし智花には悪いが、今のでどうにか第三波をそらすことができたようだ。  
 
「ひなたちゃん! それダメ! グリーングリーン禁止!」  
「おー。おにーちゃん、もしかして痛かった?」  
「痛くはないっ。痛くはないけど、強すぎるって。そんなのずっとされたら俺壊れちゃうよ!」  
「あうー、ごめんなさい……」  
 
しょぼん…とちょっと泣きそうな顔になって俯くひなたちゃんの姿に、  
今までの性的快楽など全て消し飛ぶような罪悪感が巻き起こる!  
 
「違う! ひなたちゃんは悪くないんだ! 悪いのは一方的に俺なんだ!  
 だからそんな悲しそうな顔しないでっ」  
「ほんと?」  
「うんっうんっうんっ!」  
「じゃー、ひな、おにーちゃんのおちんちんを触ってもいいですか?」  
「ごふっ!?」  
 
再び吐血……もとい吹き出す俺。  
 
「ふぇっ、昴さん。大丈夫ですか。しっかりしてください!」  
 
智花が畳んだ服から持ってきた淡いピンクのハンカチで俺の口の周りを拭いてくれる。  
 
おちんちん……おちんちん。ひなたちゃんの可憐なお口からおちんちん……。  
 
「ひなたちゃん!!! 駄目! 女の子がそんな言葉口にしちゃいけません!!」  
「おー。でもさきはそーいってるよ?」  
「紗季!!!」  
「え? 気付いていなかったんですか?」  
 
こっちは君たちの攻撃から意識を保つのに手いっぱいなんだよ!  
 
「まあ言い方はいろいろありますけど、正式名称は陰茎。もしくはペニス。オチンチンというのは幼児語ですね。  
 だから私たちくらいの女の子だったら、オチンチンと言った方が普通だと思うんですけど?」  
 
「同意を求めないでくれ! あと普通女の子は言わないっ。もっと恥じらいを持ちなさい!」  
 
「は、恥じらいならちゃんとあります! だからもっと他の呼び方も知っているのに、  
 全部いわないんじゃないですか!」  
 
「他の呼び方って……知ってるの?」  
 
誓って言うが素朴な疑問として出た言葉だ。  
だが紗季はそれを挑発と受け取ったようで、ちょっと恥ずかしげに頬を染めて、  
すっと俺の耳元に口を寄せた。  
 
「――陰茎、ペニス、オチンチン、チンチン、チンコ、オチンコ、チンポコ、ポコチン、  
 肉棒、おしべ、イチモツ、ナニ、男根、エクスカリバー……何か間違っているものあります?」  
 
「……だーかーらーっ、女の子がそんな卑猥な言葉をスラスラ言っちゃダメっ!  
 ……てのは置いといて、最後のって違くない? ……聖剣って意味だろ?」  
 
「えぇっ!? ……違うんですか? 本に書いてあったからてっきり……」  
 
「……うん。少なくとも俺は聞いたことがない……」  
 
「わ、わかりました。それは訂正させてください!」  
 
……いったいこの子はどこからそんな知識を得てくるのか激しく謎だ。  
 
「……ふぇ? チンコ?」  
「……真帆。あとでたっぷりべろちゅーしてあげるから、もう少し休んでなさい」  
「……ふぁーい。やくそくなぁー」  
 
その単語に反応するようにがばっと起き上がった真帆は、  
惚けたまま再び俺の胸につっぷしてゴロニャンと頬ずりをする。  
 
「…………」  
「……で、どれが良いですか、長谷川さん?」  
「どれも不許可だ。コレとかソレでいいだろ」  
「駄目ですよ。物事にはちゃんと名前があって、それを正しく使っていかないと後でとんでもない  
 間違いを起こしてしまいますよ」  
「……間違いって何さ?」  
「たとえばですね……」  
 
紗季は何やらひなたちゃんにゴニョゴニョと耳打ちをした。  
ひなたちゃんは「?」と首を傾げていたが、紗季が「いいから言う通り言ってみて」と促されて、俺の方を見る。  
 
「おー、おにーちゃん」  
「な、なに?」  
「このズ○○○の○ン○をひなの○レ○○の○○ン○にぶちこんでたくさん○ぴゅ○ぴゅ○カ○○してください。  
 ……さきー、これでいーの?」  
 
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!  
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!  
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!  
 
「という具合に、その言葉の意味を知らないと、人に言われるまま平気に口に出してしまうわけなのです。  
 ですからちゃんと名前で呼んで、その意味を正確に理解……って、長谷川さん? 聞いてます?」  
 
「………………………………」  
「ふぇっ、昴さん、動かなくなっちゃった!」  
「大変だようっ、長谷川さん、白目むいちゃってる!」  
「おーっ、おにーちゃん、めーさましてーっ!」  
「……まさか気絶するほどとは……『無垢なる魔性』相変わらず恐ろし威力ね……」  
 
いや、どちらかというと俺はあんな言葉を知っていて、  
なおかつそれをあえてひなたちゃんに言わせるキミの方が恐ろしすぎるぞ……。  
 
 
長谷川昴。  
第一ラウンド、ノックアウト(言葉責め)  
 
 
 
 
「――というわけで、これからは長谷川さんのココのことは、ちゃんと『オチンチン』というように」  
「おー、おにーちゃんのおちんちん!」  
「えーっ、チンコでいいんじゃね?」  
「……お、お、おちっ、ちんっ……はうっ、無理だよう……」  
「……おちんちん……昴さんの……おちんちん……ふぇっ」  
「……しくしくしく……」  
 
ああ、俺のかわいい教え子たちが、どんどん汚れていく……。  
 
俺が気付いた時には真帆も復活していて、みんな輪になって俺のモノを指さし  
「おちんちん、おちんちん」と確かめ合うように大合唱していた……。  
 
母さん……もう涙が止まりません……。  
 
「……紗季、君が言うのはもう諦めたが、言いたくない子にまで強制するのは止めてくれ」  
 
「……何か含みがありますね。その言い方。言いたいことがあるならはっきりおっしゃってください」  
 
「……なら言うけど……紗季っ、もういい加減出させてくれてもいいだろっ!? ぶっちゃけ俺限界なんだ!」  
 
紗季は眼鏡ごしにきょとんとした目で俺を見る。  
 
「出すって、射精したいってことですか?」  
 
「そう! そういうこと!」  
 
「ええ。別にいつ出していただいても構いませんよ」  
 
「えっ、いいの!?」  
 
良かった。やっぱり話せばわかってくれるんだ。  
 
「はい。道具もちゃんと用意してありますから」  
 
「………………」  
 
紗季。君、実は俺にオシオキしたくてたまらないんだろ!?  
だからさっきから俺に射精させようと激しく責めまくるし、  
いつまで経っても舐めようとしないんだな!?  
 
つか道具だと!?  
 
「紗季っ、道具ってなんだ、道具って!」  
「それは秘密です。今言っちゃったら、後の楽しみがなくなっちゃうじゃないですか」  
 
誰の楽しみだ!  
てかやっぱりオシオキする気マンマンじゃないかっ!  
 
「それ、何か危ないモノじゃないよな? 痛いのとか嫌だぞ……」  
「大丈夫です。ちゃんと長谷川さんのために新品をご用意しましたから。  
 それに手順も本で予習してあるからバッチリ安心です!」  
 
俺は君のいう本に何か得体のしれない恐怖を感じるんだが……。  
 
やっぱアレか、アレ系なのか!?  
気持ちいいオシオキに使う道具って。  
しかもオシオキってことは、その道具を俺に使う気でいるのか!?  
 
「紗季っ、あの……」  
「はい! なんでしょうかっ」  
 
……なんて素敵な笑顔で応えるんだ、君は。  
恐い、恐くて聞けないよ!  
 
いや待て待て。  
早計に判断するべきではない。  
今の流れだとどうしてもアダルト系のオシオキだと考えがちだが、  
紗季はまだ  
 
1.オシオキをする  
2.それは気持ちのいいものである  
3.道具を使う  
 
この3つしか言っていないのだ。  
 
どこにもエッチな言葉は使われていない。  
しかもこれに『小学生が』という文言を入れて文章を組み立ててみるとどうなる?  
 
『小学生がする道具を使った気持ちのいいオシオキ』  
 
うん。『気持ちのいい』の部分が若干引っかかるが、卑猥な感じは全然しない実に健全な文章になった。  
 
そうだ! きっと垢すりだ。  
紗季はマッサージが得意だって言うし  
あれは痛いけど結構気持ちのいいものらしいし。  
よしっ。垢すりマッサージに決定!  
 
「……で、どうします、長谷川さん。もう出しちゃいます?」  
「……全力で我慢させて頂きます」  
 
 
……ありえない。  
 
今日この『お勉強会』のためにビデオや下着やら用意周到に罠……いや準備をしてきた紗季が、  
ただの垢すりを『オシオキ』だなんて言うはずがない。  
 
この紗季という女の子は真面目で頭も良い、とてもしっかりとしたお嬢さんなのだが、  
真帆に張り合おうとするあまり、根本的な部分でスゴイ勘違いをしてしまっている気がする。  
 
これは俺の勝手な想像だが、紗季は自分の常識では真帆に太刀打ちできないと分かっているから、  
真帆に対抗するため、あえて自分の常識では考えられないようなことをしでかすのではないかと思う。  
 
もう少し大人になれば、それがどんだけとんでもないことか客観的に判断できるのだろうが、  
今の紗季にそれを期待するにはいささか幼すぎる。  
 
ここは俺が年長者として、指導者として、ちゃんと教えてあげてこんな愚かな行為を止めさせなければ!  
 
「紗季、あのさ、よーく考えてみてくれ。そのオシオキっていうのは、紗季がされても気持ちいいことなのか?」  
「ええ!? いえ私はまだ子供ですから、いきなり気持ちいいなんてことはないと思います」  
「そ、そうか。でも自分がされて嫌なことは人にしちゃいけないっていうのは紗季ならわかるな」  
「それは……わかりますけど」  
「なら俺だけがオシオキされるのがおかしいってのもわかるよね。  
 俺はさ、君たちに協力すると約束して、さらに君たちに危害を加えないように、こうして進んで縛られている。  
 そして君たちに色々いじられまくっているのに、射精したらオシオキっていうのはフェアじゃないと思わない?」  
「…………」  
 
紗季は考え込むように俯いて黙りこくってしまった。  
よしいいぞ。紗季は基本常識人なのだから話せばきっと理解してくれるはずだ。  
 
「……そっか、そうですね。長谷川さんは私たちのために、いろいろ我慢してくださっているのに、  
 それに甘えているばかりではいけませんよね」  
「な、だからオシオキなんて止めて……」  
「わかりました!」  
 
紗季は伏せていた顔を勢いよく上げると高らかに宣言した。  
 
「長谷川さんが舐めるまで耐えきったら、私がしようとしていたオシオキを、長谷川さんが私にして頂いて構いません!」  
 
そおーーーじゃなああああい!!!  
俺は君にそんなことを要求していなあああい!  
てか俺の話全然わかってくれてねえええええ!  
 
なんだ? 一体何を間違えたんだ!? 俺の言葉……。  
 
「そうですよね、長谷川さんだけじゃ不公平ですから、言い出しっぺである以上、  
 私も同じリスクを背負うのは当然ですよね。……あっ、でも……」  
 
紗季は顔に手を当てて、ちょっと恥ずかしげに頬を染めて呟いた。  
 
「長谷川さん用のおっきいのしか持ってきてないけど、どうしよう。大丈夫かな……」  
 
いったい何を用意してきたんだっ……この子は!?  
しかも俺用の大きいのってなによ……。  
 
やばい。  
もしオシオキが俺の予想通りのモノだったら、それを紗季にするなんて法律的にも社会的にも人道的にも犯罪だ。  
 
「紗季、いいっ! 紗季は何もしなくていいからっ。オシオキは俺だけで十分!」  
「え? よろしいんですか?」  
「うん。はいっ、このことはこれで終わり!」  
「はぁ……長谷川さんがそう言うんでしたら……」  
 
ほっとしたような、でもちょっと残念そうな複雑な表情のまま紗季は引き下がる。  
 
……危なかった。  
ってゆーか、なんかもがけばもがくほど状況が悪くなっていくのは気のせいか?  
まさに蟻地獄……って、俺、自分で退路を断ったちゃったよ……。  
 
とにかくこれで俺はイチモツを舐めてもらうまでは、絶対に射精できないことになってしまった。  
 
じゃないと俺は紗季のペットになってしまう!  
今の会話からその予想はほぼ間違いないと思われる。  
 
女子小学生のペットになった男子高校生。  
ふふ、なんて淫靡な響きだ。  
 
ご主人様の言う通りに尻尾を振ってわんわんするんですね。  
 
 
 
「ねーねーおにーちゃん」  
 
俺が自分の行く末に涙していると、下半身の方からひなたちゃんの声がした。  
 
「ん? なんだい? ひなたちゃん」  
「ひな、おにーちゃんのおちんちん、さわってもいいですか?」  
 
俺のイチモツを握ったまま、ひなたちゃんが混じりけのない澄んだ瞳で俺をみる。  
そんな卑猥なポーズで純粋無垢な目ができるのはひなたちゃんの特権だ。  
 
「ひなたっちゃん!」  
 
思わず叫び声があがる。  
いくら一度気を失ったとはいえ、ナニはまだガチガチに勃起したままだ。  
それをまたひなたちゃんにぐりーんぐりーんでもされた日にゃ……。  
 
「おー。やっぱり、だめ?」  
 
しゅん…と顔が曇る。  
その表情を目の当たりにして出た俺の言葉は……。  
 
「お願いだから……優しくしてね?」  
 
どこの処女のセリフかと思うがもはやなりふり構っている場合ではなかった。  
ちなみにひなたちゃんの愛撫をやめさせるという選択肢は、この時俺の中には皆無であった。  
ひなたちゃんに悲しい表情をさせるくらいならば、坐して死すべきである。  
 
俺の返事に、ひなたちゃんは目をパチクリさせた後、  
花が綻ぶような可憐な笑顔を見せて元気に肯いた。  
 
「うん。いーよ!」  
 
…………。  
……。  
………………はっ。  
 
いかんいかん。一瞬心を持って行かれてしまった。  
 
うむ、相変わらずちょーかわいいのだが、その言葉を額面通りに受け取ってはならない。  
なにせ今までだってひなたちゃんは俺を気持ちよくさせようとしていただけで、  
苦しめようとか射精させようなどとは微塵も思っていないのだから。  
 
ただする行為がすべて男のツボにストライク&突き抜けるという恐るべき特性を持っているにすぎない。  
ふふ……無垢なる魔性……その恐ろしさは骨の髄まで染み渡っている。  
 
だからひなたちゃん本人が優しくしようとしてくれても、  
結果的に俺の精神を破壊し尽くすことは容易に想像できる。  
ってゆーか今まで全部そうだし。  
 
それでも今ここに至っては、ひなたちゃんの良心にすがるしかない。  
鬼が出るか蛇が出るか、それは神ならぬ幼い天使次第だ。  
 
「じゃーひなが、おにーちゃんのおちんちんを、やさしくさわさわしてあげます」  
 
そして俺の期待と不安が入り交じった視線を一身に浴びながら、  
ひなたちゃんは俺のイチモツに添えた手をゆっくりと動かし始めた。  
 
「………………」  
「……さわさわ……さわさわ……」  
 
結論。  
ひなたちゃんはとってもとってもとっても良い子なので  
約束通り俺のモノをやわやわと優しく撫でてくれた。  
 
「おー。おにーちゃん、どーお。いたくなーい?」  
「うん。大丈夫、痛くないよ。ありがとうね、ひなたちゃん」  
「えへへー」  
 
礼を言われて満面の笑顔を見せるひなたちゃん。  
うん。俺いま、この子のために死んでもいいと思った。  
 
「……さわさわ……さわさわ……」  
 
ひなたちゃんがゆっくりと優しく俺のモノをさすってくれる。  
 
うわぁ、なんだろう。すごく気持ちいい。  
紗季のように強制的に快楽をひきだされるのではない。  
じわじわと体の奥から沸き上がってくるような感覚。  
 
「さわさわ、さわさわ」  
 
擦るというよりもただ触れているだけといった感じ。  
でもそれがぷにぷにのお手ての感触と相まってとても、快楽とともに  
えも言われぬ温かい感情が芽生えてくる。  
 
「おー。おにーちゃん、ここはどーですか。きもちいーですか?」  
 
ひなたちゃんが指先でぷにっとカリの部分を押し上げる。  
 
くっ!  
 
「う、うん。でも、優しく……ね」  
「おー。がってんしょーちのすけなのだー」  
 
本当はすっごく気持いいのだが、それを言ってしまうと「ならもっと気持ち良くしてあげるね―」  
と地獄をみることになるので、慎重に言葉を選ばなければならない。  
それにしてもひなたちゃん、なかなか語学に堪能でいらっしゃる。  
 
「……あの、昴さん。私も、先ほどの続きをしてもよろしいでしょうか?」  
 
智花がおずおずとためらいがちに申し出てくる。  
 
「もちろん。智花のお願いを俺が断るわけないだろう」  
「でも、昴さんは大丈夫ですか?」  
「はは、正直ちょっとキツいから、ゆっくりやってもらえると助かる。  
 あとさっきは智花のこと汚しちゃってゴメンね」  
「いえ! とんでもございません! 私こそ昴さんの様子に気付かず夢中になっちゃって。  
 あ、今度はむせないように枕をお使いになってください!」  
 
そう言って智花は転がっていた枕を俺の頭の後ろに差し入れようとしてくれる。  
うん。枕に頭を乗せて顔を起こせば喉にストレートに唾液が流れ込むことはないだろう。  
 
「ありがとう。智……うぷっ」  
 
智花は右腕で俺の後頭部を抱えるようにして、左手で枕を差し込もうとする。  
すると当然、俺の顔は智花の胸に急接近するわけで……。  
 
今までさんざんチラ見してきた智花のポッチが、ドアップで丸見えです。  
 
うん。色はとっても綺麗なピンク色だ。  
 
「……はい。できましたよ。首が痛くなったら言ってくださいね。すぐに直しますから」  
「あ、ありがとう……智花」  
 
体は仰向けの状態だけど、枕のおかげで顔だけは下半身の方を見る形になっている。  
はい。すなわちポッチが見える形でロックされたというわけです。  
 
……さすがに、もう言ってあげた方がいいかな。  
 
目の高さがちょうど四つん這いになった智花の胸元にくるから、  
襟元から胸を通り越して白いお腹まで全部見通せてしまっている。  
 
ん? まてよ、おなか、お腹。  
 
「智花、ずっとその格好じゃ腕が疲れちゃうだろ。真帆みたいに俺の体の上に乗っちゃっていいよ」  
「ふぇ!? そそそそんなっ、昴さんの上にのっかってしまうだなんて畏れ多くてできません!」  
 
いえいえ是非とものっかって、そのかわいらしい二つののポッチを見えなくしてください。  
 
「ほらっ、智花。遠慮しないで、ね?」  
 
俺が優しく微笑みかけると、智花はしばしの躊躇のあと、「昴さんがそうおっしゃるなら」と  
そっと俺の体の上にその未成熟な体を乗せてくれた。  
 
「そ、それでは失礼いたします。昴さん大丈夫ですか、私、重かったりしませんか?」  
「平気平気。ぜんぜん軽いよ。智花の体」  
「ふぇっ、あ、ありがとうございますぅ」  
 
実際お世辞抜きに智花の体は心地よい重さと弾力をもって、俺の体を優しく包み込んでくれる。  
 
「あーっ、なにやってるんだよ、すばるん! ここはあたしのしてーせきなんだからダメだぞー!」  
 
一度起きあがって俺の股間を囲んでいた真帆が、ぽすんっと智花の反対側、俺の左隣に寄り添うように寝そべる。  
 
ぎゅっーーー!  
 
「くぅ〜」  
 
そして体をぴったり密着させて俺の首筋にぎゅぅーーーと抱きついてくる。  
またまた押しつけられた下腹の感触に思わず声が漏れた。  
 
「へへーっ、すーばーるん! やくそくどーり、たぁーくさんべろちゅーしてね!」  
 
くそう。憶えてやがったか。  
 
「だ、駄目だよ真帆! まだ私の番終わってないよ」  
「えーっ、だってもっかん遠慮してんだから、あたしが先にしちゃっていいじゃん」  
「す、する! 私だってちゃんと昴さんにしてあげるんだから!」  
「…………」  
 
右側に智花。  
左側に真帆。  
二人の小さな体が俺の上に乗っかり、おなかも、おっぱいも、全部ぴったりくっついている。  
 
……肉布団?  
しかも小学生製。  
 
真帆の下腹は相変わらず熱く、毛一本挟む隙間もなく密着したそこから、  
熱と肉の感触がダイレクトに伝わってくる。  
かたや智花は下着一枚挟んでいるとはいえ、その柔らかさは真帆に劣ることなく、  
俺の右わき腹にやんわりと押し当てられている。  
 
「……さわさわ……ぷにぷに……」  
 
そして両側から幼い下腹の感触を受けてすっかり回復した俺のモノを、ひなたちゃんが優しくさすってくれる……。  
 
生きてて良かった!  
――ってちゃうちゃう。いけない。こんな贅沢は人間をダメにする!  
 
「……もう。しょうがないな。……じゃ、昴さん……」  
「……すーばーるーんっ!」  
「……え? あ、ごめん聞いてなかった、なに?」  
 
こんだけ密着しているんだから、当然ふたりの顔は俺の数センチ先にあるだけの、超至近距離だ。  
それでも人間、物思いに沈むとつい聞きそびれてしまう。  
 
「はい。ですから――」  
「あたしともっかん、ふたりいっしょにべろちゅーしてあげるからね!」  
「……………………は?」  
 
そして例え聞こえていたとしても理解できない言葉というのは多々ある。  
 
 
 

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