「あーむっ。んっ、ずずっ、ずずずっ」  
「あっ、あっ、ああーっ」  
 
手足をベッドに縛られ、仰向けになっている俺の股間に、  
ブルーのキャミソール姿の紗季が顔を埋める。  
 
いつもは稟と引き結ばれた形の良い唇が、亀頭を飲む込み、カリを飲む込み、  
血管の浮き出た竿に沿って、徐々にペニス全体を飲み込んでいく。  
俺はその光景をただ見つめるしかなかった。  
 
「紗季……ああっ、駄目だ……そんな……」  
「ずずっ、んっ、もごもごっ、じゅっ、じゅっ……じゅるんっ!」  
 
竿の中ごろまでいったところで、一度モゴモゴと口を動かし形を確かめると、  
そのままずずいっと残った部分も飲み込もうとする。  
 
「ふわあっ、す、すごい、紗季ちゃん。」  
「ふぇっ、紗季、……昴さんのをあんな奥まで咥えて」  
「ずっ、ずずっ、――んんんっ、じゅるるるるっ!!!!」  
 
しかし先ほどよりも大きくなってしまったペニスを全部咥えるのは無理らしく、  
紗季は途中で苦しそうに呻いて、ズルリッと勢いよく引き抜いてしまう。  
もちろん、その際カリやら裏スジやらをたっぷり舐めてくれちゃってます!  
 
「くあああああああああああああっ!!!!!!」  
「じゅるっ……コホッコホッ。……うーんやっぱり根元までは無理ですね」  
「む、無理なら止め……」  
「駄目です。ちゃんとできないと、長谷川さんだって気持ち良くないでしょ?」  
「そんなこと――ふううううんんんっ!!!!!!」  
「ずずっ……ずずっ……」  
 
俺の言葉にも耳を貸さず、紗季は再び亀頭を口一杯に頬張ると、ずずずっと唇を下に降ろしていった。  
 
「じゅぷっ、じゅぽっ、んんんっ! じゅるんっ、ずずっ、じゅぽっ!」  
「ああーーーっ、あああーーーっああああああーーーーーーっ!!!!」  
 
ゆっくりとチンコを喉の奥まで飲み込み、眉を寄せながらもゆっくりと引き抜いていく。  
そのぎこちない動きを何度も繰り返されて、俺の心は凄まじい快楽と罪悪感に支配されるのだった。  
 
確かに奥までチンコを咥えられるのは気持ちいいのだが、紗季は眉間にシワを寄せ明らかに苦しそうだ。  
いくら練習しているとはいえ、それはバナナや魚肉ソーセージでの話。  
実際にペニスを咥えるのは今日が初めてというのだから、苦しくて当然なのだ。  
 
――いけない。  
いくら好きにしていいと言ったって、大切な教え子が(しかも自分のチンコ咥えて)  
苦しんでいるのを黙ってみていることなどできない!  
 
しかし、普段ならともかく今の紗季は俺が止めろと言えば言うほど絶対に止めてくれないだろう。  
さて、どうしたものか。  
 
「ずずっ! ずずっ! じゅるるるんっ! ずずっ! ずずっ!」  
「あー、ああー、あああーーーーっ!!!!」  
 
それに奥まで飲み込もうとすると、どうしてもスピードが遅くなるから、  
竿の半分くらいまででジュプジュプ勢いよくしゃぶられた方が刺激は強いのに……。  
 
ん、待てよ?  
止めろと言っても逆効果ならば、ここはあえて気持ちいいと言えばいいんじゃないのか?  
 
「紗季、あの、お願いがあるんだけど……」  
「駄目です。いくら頼んだって止めてあげませんよ」  
「いや、そうじゃなくって、…………裏スジを舐めてくれないかな?」  
「え? ……ここ、ですか?」  
 
口が引き抜かれた隙を狙って俺がお願いすると、  
紗季は驚きながらも舌先でペロペロと裏スジを舐めてくれた。  
男の敏感な部分の一つを熱い舌で舐め上げられ、鋭い刺激が快楽となって脳を駆け巡る!  
 
「そこ! 裏スジ、そこがとっても気持ちいいんだ!」  
「ふふ、やっと素直になってくれましたね、長谷川さん。他はどこが気持ちいいんですか?」  
「くぅっ! うんっ。あと、亀頭を口の中で転がされたり、カリの裏側とかを舐められるのも気持ちいいんだ」  
「こうですか? ペロペロ、モゴモゴ、モゴモゴ……」  
 
言われた通りに紗季のお口が亀頭をパクリと咥え込み、口の中で咀嚼するように転がしてくれた。  
喉の奥とはまた違った温かく柔らかな感触に、俺のチンコはもう溶けそうになった。  
うぅっ、こっちの方が「おしゃぶり」されてるって感じが強くて、好きかも。  
 
「後はココのくびれを……つぅーーーーーー……」  
「そう! それ、カリをなぞるみたいにしてっ――あと、めくり上げるように舐めて……」  
「つつーーーーーーっ、ぺろんっ、ぺろんっ!」  
「ああっ、気持ち良いよ紗季、すごく上手だよ」  
「ふふ、それほどでもありませんよ。やっぱり男の人はココが気持ちいいんですね」  
 
誉められて嬉しいのか、頬に笑みをたたえた紗季は舌の表と裏を使って、亀頭をペロペロと何度も繰り返し舐めてくれた。  
よしっ、いいぞ。狙い通りだ。やはり本来の紗季は素直な良い子なのだ。  
 
「うんっ、そう! 先っぽが一番敏感なんだ! それからさっきみたいに半分くらいまで咥えてもらって、  
 激しくしゃぶってもらうのも気持ちいいっ!」  
「んー、ふぉーですか?」  
 
かぷっ。じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ!!!!!!!!!!  
 
「くあああああああっ!!!!!!!!!!!  
そうだっ! 唇でカリを引っかけるようにされるのが、とっても気持ちいいんだ!!!!」  
「じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ!!!!!」  
 
心得たと言わんばかりに紗季は、唇をすぼめてカリの部分を擦り上るように顔を上下に動かす。  
ヌメヌメとして弾力のある感触がもう堪らない!  
 
「あと、あとっ、10回に1回くらいは、さっきみたく喉の奥まで咥えてもらって  
 吸ったり、すぼめたりっ、思い切り引き抜いてもらうと、もう最高!」  
「ずずずずっ!!!! ずずっ!!!! じゅるるるるる!!!!!!!!!」  
 
生真面目な紗季は、きっかり10回目で喉まで咥えて強く吸い立ててくれた。  
そして言われた通り、頬をすぼめたまま勢いよく口を引き抜く!  
 
「はああああああああああああああっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
頭の中が真っ白にならんばかりの強烈な快楽に思わず射精しそうになるのを必死に堪える!  
まるでマグマのように沸き起こる白い奔流に突き上げられているようだ。  
 
ああ、本当になんて気持ちいいんだ!  
こんな快楽を覚えてしまったら、もうすっかり虜に……。  
 
…………あれ?  
俺、何かすごいプレイを紗季に要求していませんでした?  
 
「おー。おにーちゃん、気持ちいーの? じゃー次はひながしてあげるね」  
「す、昴さんは、アソコと、アソコを舐められるのが好き……と」  
「あ、あんなに気持ちよさそうにしている長谷川さん、初めてみた……」  
 
3人がじぃーーーっとそれぞれ熱い視線を俺の息子に注いでくる。  
まてっ、 これじゃ俺は小学生に猥褻なことさせている変態じゃないか!?  
これはあくまで紗季に無理をさせないためであって、決して俺が望んで――  
 
「ち、違うんだ! みんな、これは――はうっ、うあっ!?」  
「じゅぷっじゅぷっじゅぷっ!!!!!」  
 
弁解しようとした俺のモノを、紗季が再び音を立てて、しゃぶり始めてしまう。  
自分の弱点を教えたものだから、効果は抜群。  
裏スジを舐め、カリをなぞり、亀頭を含んで転がし、ジュプジュプと激しいストロークを繰り返す。  
 
そのあまりの気持ち良さに、俺は反射的に腰を突き上げ、亀頭で紗季の喉を突いてしまった。  
 
「んんんっ!!??」  
「ぐぎぎぎぎぃぃぃぃぃーーーーーーっ!」  
「――コホッ、コホッ。……もう、長谷川さんてば、駄目ですよ。こんな腰を浮かせて。  
 喉ばかり突こうとして、ほんと、エッチな人」  
「ち、違う! これは腰が勝手にっ」  
「ふふ、分かっていますよ。男の人は気持ちよすぎるとブリッジしちゃうんですよね。  
 みんな、悪いんだけど長谷川さんの腰が浮かないよう押さえてもらえる?」  
「おー、りょーかいです。おにーちゃんにだーいぶ!」  
「ふんにゃ!」  
「あ、足を押さえればいいんだよね?」  
「じゃ、じゃあ、私は体を」  
 
見事なチームワークで、ひなたちゃんが腹の上に飛び乗り、愛莉が太ももを固定し、智花が胸を手で押さえる。  
ちなみに、猫が踏みつけられたような声は、俺に寄り添って寝ていた真帆が、ひなたちゃんにヘッドバッドを受けて洩らしたものだ。  
 
「ふあ〜〜〜。んー、なんだよー、いたいじゃんかよ〜」  
「おー、まほ、おきた? ごめんなさい」  
「んー、なんでヒナの頭があたしのお腹に? って、サキ!? おまえナニすばるんのチンコ食ってるんだ!!??」  
「んんー、んーっ。じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ!」  
「ふあーーーっ、あーーーーっ、あーーーーっ!!!」  
 
起き抜けの真帆の叫び声を無視して、紗季がストロークを再開する。  
俺は体を女の子たちに押さえつけられながら、股間を震源地とする快楽の振動に耐え続けていた。  
紗季の熱烈なおしゃぶりに腰を浮かせようとしても、腹の上にひなたちゃんが覆い被さっているので、  
腰があがる度にふにふにのおっぱいが腹筋で潰れて、さらに快楽を増大させてしまうのだ!  
 
「ああっ!! ひなたちゃんっ、どいて、む……胸が……」  
「おー、おにーちゃん。らっこあたっくだぞー」  
 
なにっ? なにがラッコなの?  
ラッコがじゃれている姿を表しているのか、昆布を巻きつけて寝ている姿を示しているのか……  
でもラッコいうなら、やはり貝と貝を合わせて貝合わせだよなあ……  
――って何考えてる俺!? おかしいぞ俺!?  
 
「うわっ、サキ、そ、そんなお腹すいてたのか!? だったらお昼のおかず、取らないでやっったのに」  
「じゅるっ、じゅるっ、ぷはっ! あのねぇ、いくらお昼をあんたに横取りされたからって、そこまで餓えてないわよ。  
人を勝手に食人族にしないでくれる? 長谷川さんにフェラチオして差し上げているだけよ」  
 
邪魔されたと言わんばかりの表情で、紗季が真帆を睨む。  
 
「ふぇ、ふぇらちおって、舌で舐めるんじゃないのかよ!?」  
「ふふんっ、おこちゃまな真帆にはそこまでしか思い浮かばないでしょうが、  
 大人の女性はこうやってオチンチンを喉まで飲み込んで、しゃぶってあげるのよ!」  
「う、うそだぁ。サキがおかしいだけじゃないのかよ!」  
「おかしくなんかないわよっ。しゃぶるだけならトモだってやってるわよ!」  
「ふぇえええっ!?」  
 
突如振られて思い切り動揺する智花。  
 
「も、もっかんっ! もっかんもすばるんのチンコたべちゃったのか!?」  
「た、食べてなんかないよっ!? で、でも、あの、おしゃぶりは、して差し上げたかな……」  
「な、なんだってぇーーー!!!???」  
 
胸の上から智花は顔を真っ赤にしてじっと俺を見つめてくる。  
その僅かに開く可憐な唇で、さっきまでチンコを舐められたり、しゃぶられたり、あまつさえ、ゴックンしてもらったんだよな。  
 
「ふっ、だから言ったでしょ! ま、真帆にはまだまだできっこないんだから、  
そこで大人しく私がするのを見ているがいいわ!」  
「な、なにおー」  
「ふふ、あーむ」  
「はううぅぅぅ!!!」  
「うわ……」  
 
束の間の休息――ではなくむしろジラされて早くしゃぶってくれとばかりにパンパンに膨れ上がったイチモツを  
紗季が真帆に見せつけるようにゆっくりと頬張る。  
 
「ずずずっ!!! じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ!」  
「ああああーーーーーっ!!!! 紗季っ、紗季っ、くあっ!」  
「す、すばるんっ、気持ちいーのか!? サキにチンコしゃぶられて、そんなに気持ちいいのか?」  
「くぅ、き、気持ちいい。ああっ!」  
「気持ち、いいんだ。すばるん、チンコしゃぶられるの気持ちいいんだ」  
 
悶えよがる俺の痴態を真帆が呆然といった感じで見つめた。  
ああ、だめっ見ないで。真帆っ、そんな目で俺を見ないでくれ!  
 
「おー、でもね、おにーちゃん、乳首をちゅーちゅー吸われるのも気持ちいいんだよ」  
「なにいっ!? ヒナ! すばるんのおっぱい吸ったのか!?」  
「うん! おにーちゃん、とってもかわいかった。でね、ひなのおっぱいもちゅーちゅーしてもらおうとしたら、あいりにとめられたの」  
 
そう言いながらも、ひなたちゃんは俺のお腹に自分のおっぱいをふにふにと押しつけてくる。  
ついさっき頬に感じたひなたちゃんのマシュマロとサクランボの感触がまざまざと蘇り、  
俺のイチモツは紗季のお口の中で更にいきり立つこととなった。  
 
「なんだよー! みんなしてあたしが寝ている間に抜け駆けしやがって!  
 アイリーンは? アイリーンはすばるんにおっぱい触らせたのか!?」  
「そんなことしてないよう」  
「なにぃぃ、まだなのか! ダメじゃないかっ、ちゃんと触らせないと!」  
「ええっ!? な、なんでわたしの時だけ?」  
「アイリーンはせっかくでっかいオッパイしてるんだから、ちゃんとアピールしないともったいないの!  
 って、ナニ服なんて着ちゃってるんだっ。とっとと脱げーっ!」  
「ふぇええええええんっ!!!」  
 
理不尽な理由で愛莉に飛びかかっていく真帆を、俺はなす術もなく見送った。  
ごめん、愛莉、今の俺には君を助ける余裕はこれっぽっちもないんだ。  
だって――  
 
「じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ!」  
 
この間も休むことなく、紗季すっごい勢いでチンコをしゃぶっているのだから。  
 
「――じゅぽっ――じゅぽっ――じゅぽっ――ぷはっ。  
 ……ふふ、なるほど、おかげでよく分かりました。長谷川さんはー、  
こーしてゆっくりたっぷり先っぽを舐めてあげてー」  
 
ぺろぺろ……ぺろぺろ……。  
 
「はうううううう!!!!!!」  
「そのあと裏スジに舌を当てながらカリを引っかけるようにしゃぶってあげてー」  
 
じゅぷじゅぷ――じゅぷじゅぷ――!  
 
「ひゅうううううううううううう!!!!!!!」  
「ときどき深く咥えて吸ってあげるーっと、気持ちいいんですね?」  
 
ずずっずずずずずずずずーーーーーー!!!!!!!  
 
「んなああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」  
「――で、さらにこれを強弱をつけながら繰り返されるのが大好きなんですね?」  
 
ぺろぺろ――じゅぷじゅぷ――ずずずずーーーっ!  
ぺろぺろぺろぺろっ!! じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ!!! ずずずずーーーーー!!  
ぺろぺろぺろぺろ――じゅぷじゅぷじゅぷ――ずずずずずずずーーーっ!  
 
ぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっぺろぺろっ、  
じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ、  
ずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!  
 
「ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 あああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 あああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」  
 
や、やばいっ! 俺はなんてことを教えてしまったんだっ。  
相手は仮にも未来の女王様だぞっ。  
それなのに自分の弱点をほいほいと教えてしまうだなんて、奴隷にしてくださいと言っているようなものだ!  
 
「おー、すごい。ひな、お空とびそう」  
「ふぇっ、あ、愛莉、真帆っ、一緒に押さえて」  
「なんだなんだっ。すばるん押さえつけてどーすんだ?」  
「う〜〜〜、……また、むかれちゃった……」  
 
浮き上がった腰を押さえようと残りの女の子たちが群がってくるが、  
その柔らかな肌の感触が(うち一名はモロおっぱい)俺の欲望をさらにたぎらせるのだった。  
 
……つーか、冷静に考えてみると、小学生の女の子5人に押さえつけられて  
チンコしゃぶられている俺って…………いったい何なの?  
 
――じゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっ――れろっれろっれろっれろっ!  
――じゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっ――れろっれろっれろっれろっ!  
 
「ああーーーっ! 紗季っ、紗季ぃぃぃぃーーーー!!!」  
 
コツを掴んだ紗季の口が、俺のペニスを激しくしゃぶり上げる。  
慣れてきたのか10回に1回のペースだったディープスロートのペースがだんだんとアップして、  
今や3回に1回くらいは根元付近まで飲み込むようになっていた。  
 
「じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ、じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ!  
 ずずっ! ずずっ! じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ!!!」  
「……うわぁ、……すげー。ほらアイリーン、サキの頭がドリブルのボールみたいに動いてんぞ」  
「あ、あんなに速く頭動かして……気持ち悪くなったりしないのかな?」  
「昴さん……とても気持ちよさそう……やっぱり喉の奥まで咥えた方がいいんだ……」  
「えへへ、らっこ、らっこ」  
 
腰はガクガク痙攣し、沸き上がる衝動はもはや我慢の限界を超えている。  
顔を赤くした下着姿の少女たちに見つめられながら、俺はその時を迎えようとしていた。  
 
「――紗季っ! ダメッ、もう駄目! いくっ、俺、もうイっちゃうよ!」  
「ずずっ、ずずっ、じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ!!!」  
「はやくっ、はやく離して! 出るっ、精液でちゃうからっ、はやく!!!」  
「じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!!! ずずっ、ずずずずずずずーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」  
「いっ――」  
 
紗季はひときわ奥深くまで咥え込んだと思ったら、口内全体を使って吸い上げ――  
 
「――じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるーーーーーーーーーんんんんん!!!!!!」  
 
吸引したまま、一気に引き抜いた!  
 
「――イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ  
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ  
 っっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
――ドピュッ!!! ドピュッドピュッドピュッ!!!!!!!!!  
 
「ひゃんっ!?」  
 
股間が爆発した。  
 
ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ!  
 
「うわっ、……すげ……」  
 
頭の中で激しく火花が飛び散る。  
 
ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ!  
 
「ふぇっ、……昴さんの……いっぱい出てる……」  
 
ペニスから発射された精液は、間一髪離された紗季の顔に、これでもかというほど降り注ぎ――  
 
ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ!  
 
「ひゃんっ!? さ、紗季ちゃんのお顔か……」  
 
その紅い唇を――  
その柔らかそうなほっぺたを――  
ちょっと大きめなおでこを――  
そして、長い髪の毛やトレードマークの眼鏡さえも――  
 
ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ!  
 
「おー、さきのお顔、まっしろけっけ」  
 
――真っ白に、染め上げた。  
 
…………。  
……眼鏡に出しました。  
……メガネに出しました。  
 
大事なことなので2回言いました。  
 
 
「――はあ、はあ、……すごい。さっきトモに出したばっかりなのに、  
 まだこんなにたくさん出るなんて……それに……とっても……熱い……」  
 
本来決して付着させてはならない白い粘液で顔を濡らした少女は、荒い息のまま  
自分を汚したその液体を指に取り、惚けたように見つめていた。  
 
あー。  
 
……すっっっっげーーーー気持ち良かったーーー。  
まだ頭ボンヤリして、よくわかんない。  
股間も痺れたような緩い倦怠感に包まれている……。  
 
「サキ、おまえ顔すんごいことになってるぞ!」  
「んー? なに慌ててるの真帆。これは『顔射』と言って驚くようなことじゃないのよ。  
 あんただってやったじゃない」  
「あん時は目に入って痛くって……あっ、そーか。サキはメガネがあるから目をガードできたんだな!」  
「それもあるけど、男の人は『眼鏡っ娘』には眼鏡にかけるっていうシチュエーションが好きなんですって」  
「へぇー。………………なんで?」  
「……さあ? なんでですか、長谷川さん?」  
「……はえ……」  
 
……それは眼鏡というのが、眼鏡っ娘にとっては重要なファクターであり、  
それを自分の精液で汚すという行為は、眼鏡と女の子を同時に汚すことを意味していて  
一粒で二度美味しい、通常の顔射よりも2倍の征服感を得られるから――  
とかどうでもいいことを、俺は絶頂に達したばかりのボンヤリした頭で考えていた。  
 
……口に出していたらえらい事になっただろうな……。  
 
「ふふ、答えられないくらい気持ちが良かったんですか、長谷川さん。  
 こんなにたくさん射精して……あーん……ぺろっ」  
 
紗季が自分の頬からすくい取った精液を、口に運んでぺロリと舐め取った。  
その仕草は小学校六年生とはとても思えない――淫靡なものであった。  
 
「ん、とっても美味……………………んんんんんん!!!!!??????」  
 
しかし突如、顔をゆがませ、口を押さえてしまう。  
 
「〜〜〜〜〜〜〜〜ナニコレ!? 苦いっていうか変な味!!!  
 トモっ、あなた何でこんなの全部飲めたわけ!?」  
「ふぇ? だ、だって昴さんのだから…………」  
「好きな人のだからって、飲めるもんじゃないわよっ!   
うぅ〜〜〜、さっきちょっと舐めた時も変な味だと思ったけど、  
改めて飲んじゃうと嫌な味が口の中に広がって…………喉にもこびり付いて……ケホッケホッ」  
 
顔を精液まみれにした少女が苦しそうに、むせている。  
いや当り前のことなんだけど…………なぜだろう、結構ショック……。  
そんな紗季の姿をみて、真帆が鬼の首を取ったようにせせら笑った。  
 
「あははっ、なーんだ。えらそうなこと言ってサキだってダメダメじゃんかよっ!」  
「う〜〜、うるさいわね、あんただって舐めてみれば分かるわよっ。すっごい変な味なんだから!」  
「おーいーぜ!」  
 
そう言って紗季のほっぺたについた白い粘液を、なんのためらいもなくぺロリと舐め取る真帆。  
…………って、おいっ、何やってんだ!?  
 
「――真帆っ! そんなの舐めちゃ駄目だ!」  
「どう、変な味でしょ? 飲めたもんじゃないでしょ」  
「…………うーん」  
 
真帆はモゴモゴと口のなかで味わうように、俺のできたてほやほやの精液を転がしていく。  
俺だって舐めたから分かるが、紗季の言う通り、あんなもん飲めたもんじゃ――  
 
「……うん。別にマズくないよ」  
『は?』  
 
俺と紗季の言葉がハモった。  
 
「あたし的にはもっと激辛な方が好みだけど、これはこれで刺激があってイケるんじゃないかな?」  
「…………」  
「……この味覚オンチに聞いた私が馬鹿だったわ……」  
 
真帆は顔をゆがめるどころか、……むしろ笑顔で、口の中にあった精液をゴクリの飲み込んだのであった。  
 
「へっへーーーんだっ。なーーーんだっ、サキはこんなのも飲めないのかよ。  
 そんなんじゃ、とてもじゃないけど『オトナノジョセー』とは言えないぜーっ!」  
「うるさいっ。あんたの舌がバカなだけでしょ!」  
「だってもっかんも飲んだんだろ? ほら、紗季だけじゃん、セーエキ飲めないヤツはよ!」  
「おー、ひなもむり。せーえき、にがいから。おにーちゃん、ごめんね」  
「そんなっ! ひなたちゃんが謝ることなんて、全然ないんだよ!」  
「でもさ、すばるんだって、飲んでくれた方がうれしーんだろ?」  
「うっ……」  
 
真帆が無邪気な瞳で俺に問いかけてくる。  
たぶん、意味は分かっていない。自分の都合のいいような言葉を引きだそうとしただけなんだろうけど、  
俺の方はしっかりと分かった上で、その質問に言葉を詰まらせてしまった。  
 
「ほーら見ろっ、すばるんはセーエキ飲んでくれた方が嬉しいんだ! あたしたちの勝ちぃ!」  
「……ほっ……」  
「ま、まだよっ。男の人は飲んでもらって嬉しいに決まっているんだから!  
 いま問題にしているのは、女の子側として、精液が飲めるか飲めないかであって、  
 現状は2対2のイーブン! ならば勝負は最後のひとりの意見で決まるわっ」  
 
そう言うと紗季は自分の顔にたっぷりついた精液を指ですくい、彼女のいう『最後のひとり』に突き立てた。  
 
「…………え?」  
「さあっ、愛莉! 味わってちょうだい。長谷川さんの精液、飲めるか、飲めないか!」  
「ふぇっ、ふぇえええええええええええええええええんんんん!!!!!!!!」  
 
……いかん。紗季が暴走し出したぞ。  
フェラチオどころか、まだベロチューすらしていない愛莉に精液舐めさせるなんて……  
飛ばし過ぎです、紗季先生。  
 
「さあ、ひと舐めでいいのよ、ちょっと舐めて感想を言ってくれればそれでいいの!」  
「いやだようっ。やめてよう、紗季ちゃん〜〜〜」  
 
ああ、愛莉、すっかり怯えちゃって。  
……そりゃ親友が顔を白い変な液体まみれにして迫ってきたら怖いよね。  
 
「あー、紗季ー、紗季ー、ちょっとこっちに来なさい」  
「すいません長谷川さん。今ちょっと取り込んでますので」  
「それはいいから、こっちにおいで。……キスしてあげるから」  
「ですから…………え? キス?」  
「うん。口の中、精液の味がして嫌なんだろ? だから俺が責任を持って、  
 紗季の口の中をキスしてべろちゅーして、精液を全部キレイに取り除いてあげるから」  
「……え……でも、私、別にそんなつもりで言ったわけでは……」  
「それに、紗季とは最初の時しかキスしていないからね。俺ももっと紗季とキスがしたいんだ」  
「……あ……あの……その……」  
 
白い精液の隙間からでも分かるほど、紗季の顔は真っ赤になっていた。  
……ディープスロートまでしておいて、なんでキスで赤くなるのか全く理解できないのだが、  
そこは男女の差か、それとも年の差か……。  
 
「は、長谷川さんがそこまでおっしゃるんでしたら、仕方がありませんね。  
 わかりました。キスして差し上げましょう!」  
「うん。あ、でも一度顔を拭いてから――んんんん!!!!????」  
 
顔を拭いた方がいいと言おうとした瞬間、いきなり紗季が抱きついてきた。  
そしてすぐさま、先ほどまでペニスを散々なぶってきた唇が当てられ、舌が侵入してくる!  
 
……えーと、紗季さん。  
仕方ないと言ってた割には、ずいぶんと積極的なキスですね。  
 
0距離から見える精液まみれの紗季の顔は、とても嬉しそうで、ちゅっちゅっれろれろっと  
情熱的に唇を吸い、舌を絡めてきた。  
 
……まー、いいですけど。  
紗季とキスしたいという言葉――あれは紛れもない俺の本心なのだから。  
 
俺は本日三度目の自分の精液の味を噛みしめながら、それよりもはるかに甘い、  
幼い少女の唇と唾液の味を、思う存分むさぼったのであった。  
 
 

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