「すばるん。ごめんよう。いたかった?」  
 
神妙な面持ちで真帆がぺこり頭を下げてきた。  
謝ってくれるのはいいのだが、できればその謝罪は  
俺の心をえぐる前にしてほしかった……。  
まあこの子の場合、その場その場の気持ちが素直に出てしまうだけなので、  
本気で申し訳ないと思っているんだろうけどね。  
 
「……いや、悪気がなかったのはわかるんだけど……正直死ぬほど痛かった」  
「……ごめんなさい。そうだよね、ナツヒも思いっきり蹴ってやったら、めー回してたし。  
やっぱ男はチンチンが弱点なんだ」  
「…………」  
 
俺はこの時心底竹中に同情した。  
この年頃だと男女の体格差はあまりない――下手すると女の子の方が成長してたりするからな。  
そこへきて真帆のようなやんちゃな女の子に急所を狙われたら……まずケンカじゃ勝てないだろう。  
 
俺も同じような経験をしてきたから痛いほどよくわかる。  
しかし俺の場合×2どころか、一方は年上で、常識の範囲から外れた攻撃力の持ち主だったから、  
それに比べればまだ甘いと言っておこう。  
 
「そ、それよりも、紗季ちゃん、ひなちゃん、顔を洗わないとっ。  
 ……すごいことになってるよ」  
「おー、ほんとだ。ねちょねちょしてる」  
「やだっ、ガビガビになってきてる。ああ、眼鏡についたのも早く落とさないと!  
 ひなっ、ひとまずは顔を洗いに行くわよ」  
「おー、りょーかいです。おにーんちゃん、ごめんね、ひな、おそーじできなくて」  
「お掃除? ……ああ、いいんだよ。そんなことしなくてもティッシュで拭くから」  
「そーお。じゃーかわりに帰ってきたら、おちんちんをおしゃぶりしてあげるからね」  
「……早くお顔を洗っておいで」  
「はーい」  
 
……いっとくけど、ひなたちゃんの顔がいつまでもザーメンまみれなのが心苦しいからであって、  
決しておしゃぶりを楽しみにしているわけじゃないからな!  
 
「真帆っ、私が帰ってくるまでフェラチオしようとしちゃダメよ。  
どうせまた噛むのがオチなんだから!」  
「うっさいなー。わかってるよ」  
 
しっかり真帆に釘を刺してから、紗季はひなたちゃんを連れて一階へと降りていった。  
やれやれ、これで少しは休める……。  
 
「ふっ、ふっ、ふー。じゃーすばるんっ。チンコかんじゃったおわびに、  
あたしが舐めてすっげー気持ちよくしてあげるからねっ!」  
 
……本当に、うちの問屋は厳しいぜ。  
 
「駄目だよ、真帆。紗季に言われたばかりでしょ」  
「サキはフェラチオしたらダメって言ったけど、口に咥えなきゃフェラチオじゃないってさっき言ってたもん。  
それにシャセーした後はおそーじしなきゃダメっていったの、  
もっかんじゃんかよ!」  
「そ、それは、そうだけど……だったら私が……」  
 
いかん。智花にまたしてもらったら、癖になってそれこそ毎朝要求してしまいそうで怖い。  
 
「いや、智花にはさっきっから綺麗にしてもらってばかりいるから、これ以上は悪いよ。  
そこのティッシュで拭いてくれれば……」  
「そんなっ、悪いことなんて全然ありません。むしろ喜んでお掃除させて頂きます……」  
 
ぽっと赤くなった頬を押さえて、智花が伏し目がちに呟く……。  
 
……えーと、寝起きと練習後のシャワー後どっちがいいかな……  
――ってやばい!  
これでは俺達の神聖な朝練が不純なモノに変わってしまう。  
 
「もっかんやったばっかじゃん。ダイジョーブだって! 舐めるだけで咥えたりしないからさっ」  
「ちょっ、真帆! 本当にもう噛むのは勘弁してくれよっ。紗季の言う通り、マジで死んじゃうんだから!」  
「大丈夫だって。ヒナもベロだけですばるんをイカセたんだから、  
あたしもサキたちが帰ってくる前にシャセーさせて鼻をあかしてやるんだっ!」  
 
おお、真帆よくそんな難しい言葉知っているな。凄いぞ。  
――って待て! この子たちはこうやって張り合っている時が一番危険なんだぞっ。  
 
ぺろんっ!  
 
「ひぐっ!?」  
 
止める間もなく、チンコに生温かいものが触れた。  
 
股間をみると、満面の笑みを浮かべた真帆が、ペロペロと俺のペニスに舌を這わせていた。  
 
「ふーん、これがすばるんの味かー。すばるんっ、あたしが舐めてキレーにして、  
たーーーぷりっ、シャセーさせてあげるからね!」  
 
こうして元気よく真帆は俺の息子を舐め始めたのであった。  
 
 
 
…………。  
……。  
……5分後。  
 
俺のペニスについていた精液は真帆によって  
それは美味しそうに舐めとられ(やっぱりこの子の味覚はどうかしている)  
その後も熱烈な愛撫が続けられていた。  
 
――しかし。  
 
「れろっ! れろっ! ……あれ、おっかしーなー?」  
 
真帆は二つ結びの髪を揺らしながら、一生懸命俺のモノを舐めてくれるのだが、  
俺の息子は勃起こそしているものの、一向に射精する気配はなかった。  
 
「なんだよう、すばるん。気持ち良くないのかよー」  
「え、いや、気持ちいいよ。すっごく気持ちがいい」  
「ウソだ〜。じゃーなんでシャセーしないんだよう。ヒナが舐めた時はあっという間だったじゃんか!」  
「そんなこと言われてもなぁ……」  
 
実際真帆のちっこい舌でチンコを舐められるのは大変気持ちがいい。  
他の子と比べても真帆の舌はしなやかで弾力があり、物おじせずに元気いっぱいに  
舐めてくれるのだから、普段であればそれこそ秒殺されていたかもしれない。  
 
そう普段であれば。  
 
いかんせん、現在の俺は智花×2回、紗季×1回と3連続で射精させられた後、  
真帆にチンコを噛まれるという悲劇をうけて、さらに直後にひなたちゃんのザラ舌で  
瞬殺されるというトンデモナイ目にあっているのだ。  
 
はっきり言ってチンコ痛い。  
真帆に噛まれたところに加えて、連射のせいでジンジンと芯から鈍い痛みを感じる。  
 
そりゃ息子だって、ハンガーストライキを起こしたくなるって。  
むしろまだ勃起している方が不思議なくらいだ。  
 
だから気持ちはいいと感じるものの、半分くらい麻痺しているから、射精には至らないのである。  
 
……別に早漏言われたのを気にして我慢している訳ではないので誤解のなきよう。  
 
でもこうして、ちょっと痛みが走るペニスをあったかい舌で舐められるのは  
筋肉痛の時にお風呂に入るみたいにじーーーんと体に染み渡る感じがして  
癒されるなあ。  
 
「う〜〜、ベロ疲れてきたー。すばるん、くわえちゃダメ?」  
「だーめ。舌だけでイカせるって言ったのは真帆だろ。疲れたんなら休憩していいんだぞ」  
「うー、やだっ。絶対サキが戻ってくる前にイカセやるんだから!」  
 
そう言って再び舌を動かす真帆。  
紗季がしていたのをマネするように、裏スジやらカリなどを強く舐めてくれる。  
……でもなんか、綺麗な形の眉を八の字にして舌を這わしている真帆の姿って、  
嫌がる女の子に無理矢理チンコ舐めさせているみたいで、  
他の人に見られたら誤解されそうだな……。  
いや、その時点で通報されるだろうけど。  
 
「……ペロペロ……ペロペロ……」  
 
しっかし、ひなたちゃんの舌も良かったけど、真帆の舌も気持ちいいなあ。  
女の子にチンコを舐められるのって、こんなに気持ちが良いものだったんだ。  
 
ああ、なんかまた頭がぼうっとしてきた……。  
さっき智花にお掃除フェラしてもらったときと一緒だ。  
でもそれにしては口がなんか寂しい……。  
 
「……ねえ、智花。キスしようか」  
「――ふぇええ!!!??? き、キスですか!?」  
 
はて? 何故キスくらいでこんなに驚くのだろうか、この子は。  
もっとすごいことをしてきたというのに。  
 
「……あれ、嫌だった?」  
 
俺の言葉に真っ赤になった顔をブンブンブンと横に振る智花。  
片側で結んだショートヘアが揺れる様子がとてもかわいかった。  
 
智花が枕元に来て、俺の顔にそっと顔を寄せる。  
クロスするように重ねられた唇にそっと舌を挿れ、恐々と震える小さなそれに優しく絡めていく。  
あえて激しくはせずに、小鳥がついばむみたいに優しく唇を吸い、舌を重ね合わせる。  
 
「……んっ……んっ……ぺろっ……れろっ……」  
 
うーん、やっぱりチンコを舐められながら、キスをするのはとんでもなく気持ちいい。  
自分からお願いして良かった……。  
 
…………おい。  
俺いま、自分からキスを要求したよね。  
しかもさ、『好きだから』とか純粋な気持ちじゃなくって、口が寂しいから……って、  
……発想がメチャクチャ肉欲的になってきていないか?  
 
駄目だっ。どんどん情欲に流されてしまっている。  
このままじゃっ、行きつく先は本当に――  
 
「あーっ、なんだよ、すばるんっ。よゆーかましやがって!  
 くそっ、なにか、なにか一発逆転できるような必殺技は…………あっ……」  
「……真帆ちゃん、長谷川さんも、もうお疲れなんだろうから、あんまり無理は……真帆ちゃん?」  
「…………」  
 
……な、なんだ? 突然真帆の動きが止まったぞ。  
こういうときはたいてい良くないことがおこると身に染みて……。  
 
――もみゅ  
 
「なあああああああああーーーーーーーーー!!!!!??????」  
「わあっ! びっくりしたぁ」  
「ままま真帆っ! お前いったいどこを触っているんだ!?」  
「え? ……キンタマ」  
「――女の子がキンタマ言ったら駄目ぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!!!」  
 ――って、そこは触っちゃ駄目なの!!!」  
「なんだよう。さっきからすばるんダメダメいってさ。ここはチンコじゃないからいいだろ」  
 
もみゅもみゅ、もみゅもみゅ。  
 
「はううううううううううううううううううんっ!!!!!!!!!!  
 ちがうっ、本当はそこが男の急所なの! そこを触られるのが一番ヤバイのっ!」  
「えっ、そーなの? だってすばるんさっき、チンコ噛まれたら死んじゃうってゆってたじゃん。  
それにこんな触ってくださいってブラブラさせてるもんが弱点のはずないだろっ」  
 
もみゅもみゅ、もみゅもみゅ。  
 
「いやああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!  
だから触っちゃ――揉んじゃ駄目!!! チンコも急所だけど、玉はもっとヤバイの!  
そこで精子作っているんだから、キンタマ潰されたら子供が作れなくなるの!  
ブラブラしてるのも、熱から精子を守るためなの!」  
 
なんでこんな極限状態の性教育をしなくちゃならないんだ!  
 
「セーシって、何? 赤ちゃんの素はセーエキじゃないの?」  
「はあ、はあ、はあっ。赤ちゃんの素が精子で、精子がいっぱい入っているあの白い液体を精液って呼ぶの」  
「じゃーここでセーエキが作られてるんだ」  
「いや、睾丸で作られているのは精子だけで……細かいことは後で教えてあげるから、  
 とにかく、そこは男にとってとても大切な場所なんだよ」  
「ふーん。そーなんだー」  
 
俺の必死の説明に、真帆は手を止めてふんふんと頷き、  
 
「――で、すばるんはキンタマ揉まれると気持ちいーの?」  
 
もみゅもみゅ、もみゅもみゅ。  
 
あっさりと手の動き再開した。  
 
「ひゃああああああああああ!!!!!」  
「にゃはははっ。やっぱり気持ちいーんだ。  
すばるん、キンタマ揉むたんびに女みたいな声出してるんだもんっ。チンコもビックンビックン震えてさ!」  
 
嬉々とした真帆がアグレッシブな動きで  
キンタマを揉んでいく。  
どんな達人でもキンタマ握られたら動けないというが  
ついさっきチンコを噛んだばかりの人物にそこを握られた  
俺の恐怖をわかってほしい。  
 
「わぁー! みてみてアイリーン! ホントにタマが入ってるぞ。それも二つも!」  
「ぎゃあああああああーーーーーーーーーーーー!!!!!  
頼むっ、真帆! やめてくれ! 本当に痛いんだっ!!!」  
「真帆っ。駄目だよ! 昴さんが赤ちゃん作れなくなったら大変だよ!」  
「そうだよっ。長谷川さんがかわいそうだよ!」  
「なんだなんだっ。もっかんもアイリーンも慌てちゃってさっ。  
 将来すばるんの赤ちゃん産む予定だから困るのかよ!」  
「ふぇえっ!? そそそんな!」  
「あっあかっ、赤ちゃん!? 私がっ、長谷川さんの!」  
 
いししっと嫌らしく笑う真帆からかわれて、全身からぷしゅーっと湯気が立ち上るほど真っ赤になる二人。  
赤ちゃんといっても、まだ初潮前なんだからできるはずないのに。  
……いや、小六ならそろそろなのかな。愛莉なら来ていてもおかしくなさそうだし……葵の時はどうだったっけ……。  
 
――って俺っ! なにヤルこと前提で思考を巡らせているんだっ。  
真帆は「将来」って言ったろ!  
 
違うっ、違うんだ。いつもの俺じゃないんだ!  
だってこんな小学生の女の子にキンタマいじられてるって状態で  
正常な精神でいられるわけがないだろ!  
 
「ととととにかく駄目だよう! さっきみたいに長谷川さんに怪我させちゃったら真帆ちゃんだって嫌でしょう?」  
 
一足先に復活した愛莉がやんわりと真帆を諭してくれる。  
頼む、愛莉、今は君だけが心の支えだっ。  
……智花はまだ「す、昴さんの赤ちゃん……どうしよう。やっぱり最初は男の子が……」とか呟きながら、赤くなった頬を押さえて目を回していた。  
 
……いったいどこまで飛んでいってしまったんだろうか。  
 
「うーん、そーだなー。なんか卵みたいで強く握ったら割れちゃいそーな気がする」  
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」  
 
やる。この子はマジでやる。  
わざとじゃなくても、ついうっかりとかで握り潰す可能性が非常に高い。  
なんとかして我がし子孫を守らなければ!  
 
「じゃーさっ、アイリーンがやって!」  
「……え?」  
 
キョトンとする愛莉+俺。  
 
「あたしはチンコ舐めるのに集中するから、キンタマはアイリーンが揉んで。  
 アイリーンさっきっからナンにもしてないじゃん」  
「そっ、そんなの無理だよう!」  
「じゃーあたしが、チンコ舐めながら揉もうっと!  
 すばるんっ、割っちゃったらゴメンネ(はーと)」  
 
(はーと)ですまされるかぁぁぁ!  
 
「あ、愛莉! ごめんっ、だけど頼む。君になら任せられる!」  
「えええっ!? そ、そんなこと言われてもっ」  
「ほらっ、早くしないとサキたちが戻って来ちゃうよっ。  
 はやくはやくっ……あっ、キンタマ落っこちちゃう!」  
「ええっ!?」  
 
ぐぐっとキンタマが上に持ち上げられてパッと放される感じがした。  
そして次の瞬間にはぽとっと柔らかいものの上に落とされる。  
 
「はうっ!?」  
「はわわっ!? ま、真帆ちゃ〜〜〜ん!!!」  
「へへっ、そーやってちゃんと持ってないとダメだぞ、アイリーン!」  
「だってこれ、プルプルしていて、すっごく変な感じだよ!」  
 
どうやら慌てて差し延べられた愛莉の掌の上に、俺の玉は乗っかってしまったらしい。  
うん、やさしい子に拾われたね、我が子たちよ。  
 
「そうだよ! 外はグニャグニャしてるけど、中に固いタマが二つ入ってるんだぜ。  
早く握って揉まないと落っこちちゃうぞ!」  
「ええっ!? に、握って……揉む……」  
 
愛莉は真帆にせかされるまま、掌に乗った睾丸をそっと握った。  
 
……もみゅ。  
 
「はうっ!」  
「はわわわっ、本当だ。中に何かはいってるよ!」  
 
……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……。  
 
「ひゃあああっ! ああああっ!!!」  
「す、すごい。本当に卵みたいのが二つもある。  
 外側は皮みたいなのに、中にこんなものがあるだなんて……」  
 
……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……。  
 
愛莉の手は大きくて、俺のキンタマ袋を、すっぽりと包み込み、  
優しく優しく揉んでくれる。  
体が浮き上がりそうな感覚に、俺は堪らず声を上げるしかなかった。  
 
「ああっ! ふあっ! すごいっ、凄いよっ愛莉!」  
「そ、そんなに気持ちいいんですか?」  
「えへーんだっ、やったじゃんアイリーン! すばるんアイリーンの手でメロメロになってんぞ。  
あたしも頑張ってイカせてやるからな! ……よいしょっと」  
「ぶわっ!」  
 
俺は目を剥いた。  
愛莉が股の間でキンタマを揉んでいるので、場所がなくなったとばかりに  
真帆がくるりと体の向きを入れ換えて、お尻を俺の方に向けて上に跨がってきたのだ。  
 
いわゆる……69の体勢。  
真帆、わかっているのか、この姿勢の意味を?  
 
俺の目の前に、真帆のお尻がある。  
つーか跨がっているんだから、お尻どころか当然オマタが丸見えである。  
そしていま真帆が身につけているのは、黒のベビードールと  
逆三角形のヒモパンのみ!  
 
……かわいいお尻が丸出しです。  
 
かろうじて逆三角形の布切れで大事な処は隠れているものの、  
下半身はほぼ素っ裸と変わらないぞ!  
 
「ふっふーん、すぐにイカせてやるからなっ、ずばるん!」  
 
真帆が元気よくペロペロと舐めはじめると、それに合わせて剥き出しのお尻もフリフリと揺れる。  
いかん、これは危険だ。  
いくら男の子みたいであんせくしゃるの代表である真帆でも  
こんなほぼ裸の股間を見せつけられるのは危険すぎる。  
 
つーか、ほら、うっすらと縦スジがみえちゃってるじゃないか!  
 
「……ん?」  
 
そこで俺は気づいた。  
 
……真帆のパンツの真ん中だけ、ちょっとシミのように濡れていることに……。  
もともとが黒い下着なので、ちょっと分かりづらいが、確かに濡れている。  
 
……なんだ、もしかしておしっこでも漏らしちゃったのか?  
でもそれだったらシミ程度で済むはずが……。  
 
あれ? そーいえば……。  
 
もう遠い昔のことのようだが、真帆って、紗季と張り合ってキスした後気絶しちゃったんだけど……。  
……あのとき体をビクビク震わせて……もしかして、イっちゃってたんじゃないか?  
 
……キスしている最中だって、下腹が熱いとかいって、メチャクチャ押しつけてきていたし……。  
 
 
…………ははは、そんなわけないか。  
真帆はまだ、小学生の子供なんだぞ。  
いや、大人の女性だって……キスだけでイってしまうだなんて、そんなことあるはずないじゃないか!  
 
きっと気を失ったときに、ちょっとだけちびってしまったのだ。  
しょうがないなー。女の子が恥ずかしいだろうから、このことは黙っておいてあげよう。  
 
「……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
「……ペロペロ……ペロペロ……」  
「ふにゅうううううううううう!!!!!」  
 
――って、俺いまそれどころじゃなかったんだ!!!  
 
「……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……ふあっ、なんか、固くなってきた。  
 ……ど、どうしよう……」  
「ああっ、そのまま、そのままやさしく揉んでっ。チンコと一緒で興奮すると固くなったりするだけだから!」  
「かっ、固くなるんですか!? わ、わかりました……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
 
固くなったからといって強く握られたら堪らないと思って言ったんだけど……  
愛莉はとても繊細な力加減でキンタマを揉んでくれている。  
 
そうするとどうなるかというと、……はい、恐ろしいほど気持ちがいいんですね。  
 
「ペロペロ……ペロペロ……うーん、こっちからだとウラスジがよく舐められないなー。  
 しゃーないからカリんところを、たくさん舐めてあげんね!」  
「くううううううっ!!!!!」  
 
真帆も勢いよくチンコを舐め上げるっ。  
さっきまでは麻痺していてイマイチ感じなかったのだが、金玉を揉まれながら刺激されると、  
快楽が何倍にも増幅されてしまうのだ。  
 
「……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
「……ペロペロ……レロレロ……ちゅっちゅっ……れろ〜〜〜!」  
「……ああっ……ああああっ、ひぐっ……はああああああああーーーーーーっ!!!!!」  
 
愚直なまでにやさしい手つきで愛莉にキンタマを揉まれながら、真帆にチンコを舐められる。  
カリを中心に舌を這わされ、キスされ、唾液を垂らされながら根元から一気に舐め上げられると、  
玉揉みの相乗効果であっという間に射精寸前まで昇りつめてしまうっ。  
 
つーかホントやばいっ。  
キンタマを揉まれるのって、腰が浮きあがるっていうか、力が抜ける感じがして、  
そこにチンコを愛撫されると、もう何も抵抗ができなくなってしまう!  
 
それでも何とかなっていたのは、真帆が約束通り、舌しか使っていなかったからなんだけど……。  
 
「……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……ふああっ、ホントだ……どんどん固くなってきた気がする。  
 ……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
「あああーーーっ、愛莉っ、あいりーーーーっ!!!!!」  
「やるなっ、アイリーン! すばるん、アイリーンの手のナスがままって感じだぞっ。  
 ……あ、そーかっ。くわえるのダメなら手ぇー使えばいいんじゃん!」  
 
え?  
 
はしっと真帆が右手で竿を握る。  
そして左手を根元に置いて固定し、シュッシュッと小気味よい音を立てながらコスリ始めたのだった。  
 
「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああ  
 ああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 ああああああああああああああああああああああああああああああああ」  
 
チンコを擦られながらキンタマを揉まれる。  
この黄金の組み合わせに俺はなす術がなかった。  
 
 
……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……。  
シュッシュッ! シュッシュッ!! シュッシュッ!!!  
 
「だああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 だめだめっ、真帆っ、それ手コキっ、舐めてないじゃんっ!」  
「だいじょーぶっ、ちゃーーーんとベロも使ってあげるからっ。  
 ほらっ、ベロを押しつけて……グリーングリーンッ!!!」  
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
反則としかいいようがない。  
真帆は手で擦りながら、亀頭を大きく伸ばした自分の舌に当て、グリグリと円を描くように押しつけたのだった。  
陰茎は激しくコスられ、亀頭は真帆特有のプリプリした弾力のある舌で舐めまわされ、  
そして陰のうは愛莉の手でやさしく揉み続けられる。  
 
耐えろ、というほうが無茶だった。  
 
 
「……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
「れろれろっ、れろれろっ!」  
 
シュッシュッシュッ!!!  
 
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 ああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 あああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
――どぴゅっどぴゅっどぴゅっ!!!!!  
 
「ふんにゃっ!?」  
 
――どぴゅっどぴゅっどぴゅっ!!!!!  
 
「きゃあっ!?」  
 
――どぴゅっどぴゅっどぴゅっ!!!!!  
 
「ふぇっ!?」  
 
――真帆、愛莉、智花。  
三人が見ている前で俺は今日六回目、この小一時間に限っても五回目に当たる  
射精を盛大にぶちかました。  
 
亀頭に舌を当てていた真帆は勿論のこと、キンタマをいじっていた愛莉の顔にも、  
俺の放った精液が、大量に飛び散ることとなってしまった。  
 
 
 
「うわっ、すげーな、すばるん。噴水みたいに飛んでいったぞ! ほら、あたしの髪の毛にもついたっ」  
「ああ……ああ……精液が……おちんちんが…………もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
「うーん、口の中にも入ってる……もごもご……ゴクンッ! うんっ、やっぱおいしーよ、すばるんのセーエキ!」  
「……精液、……おいしい……長谷川さんの精液は美味しい……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」  
「だあああああっ!!! 愛莉っ、もう揉まなくていいから、手を離してっ! あと精液は美味しくないから、しっかりして!」  
 
真帆の反応はとりあえずおいておくとして、本来なら悲鳴の一つでもあげそうな愛莉が、  
顔に精液を張り付けたまま、もみゅもみゅと手を動かし続けていた。  
 
明らかに様子がおかしい……って、もしかして手を動かしながら気絶していませんか?  
 
「愛莉っ、大丈夫? しっかりして」  
 
智花が愛莉の手をキンタマから引き離してくれたその時、ドタドタと階段を駆け上がる音が聞こえてきた。  
 
「真帆っ! あんた勝手にフェラチオしてないでしょうね! ……って、あ、あれ?」  
「よぉーサキッ! ずいぶん遅かったなー。あんまり遅かったんで、あたしのベロですばるんをイかせちゃったぜ!」  
「そんなっ、結構急いできたのに。――って真帆っ、あんたどうせ私の言ったこと破って  
 オチンチン咥えたんでしょ!」  
「くわえてなんかいないもーんっ! ね、アイリーン!」  
「………………え? …………あ、……うん。くわえては……ないよ……」  
 
……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……。  
 
ああ、愛莉。  
なんていけない手の動きをしているんだ。  
 
愛莉は顔にザーメンを付けたまま、呆然と玉を握る動きを繰り返していた。  
 
 
 

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