目隠しをした俺のペニスに、紗季の手が迫る!
「やめてくれっ、紗季。いま触られたら、俺は!」
「大丈夫ですよ。射精させようってわけじゃないんですから。
ただ洗ってさしあげるだけです。それに――」
つぅぅぅーーー。
「うぅっ!」
陰茎の根本から裏スジまでのラインを指でゆっくりとなぞり上げられる。
「ここはお風呂ですから、何回射精してもすぐに綺麗にしてさしあげますよ」
耳元でふっと吹き付けられる妖艶な吐息。
……おかしい。俺は小学生の女の子を相手にしていたはずだ。
それともたとえ小学生であっても、女は女ということなのか?
「え、えっと、……では……」
「あ、待ってトモ。タオルで洗っちゃ駄目よ。ココはとっても敏感な場所だから、痛くしちゃうわ」
「ふぇっ、そ、そうなんだ」
「ええ。オチンチンは、大事に大事にちゃんと手で洗ってさしあげないとね」
「て、手で……」
「まずは、ボディーソープをたっぷり手にとって」
「は、はい」
「掌で泡立てて……」
「……ごしごし、手だとあまり泡立たないね」
「ちょっと取りすぎちゃったわね。そういう時は、こうやって……」
つーーーー。
「んひゃあ!?」
突如ペニスに冷たい液体が垂らされる!
このまとわり付くような感じはもしかして……。
「余分なボディーソープをオチンチンに直接ふりかけちゃいましょう。満遍なくね」
「うん。わかった」
つーーーー。
やっぱりそれか!
ゲル状の液体が亀頭はもちろんのこと、竿や、はたまた陰のうにまで垂らされる。
唾液とも違うねっとりとした感触に、身をよじるような戸惑いを覚えた。
「これでよし。後は直接オチンチンを洗いながら泡立てていきましょう」
「……うん。……昴さん、失礼します……」
ボディーソープまみれになったペニスに、紗季と智花の指が同時にかかった。
「くああっ!?」
「……ふあぁ、昴さんの、とても固くなっていらっしゃいます」
「ほんと……あんなに射精したっていうのに、全然衰えていないんですね」
正直なんでまだ勃っているのか、自分でもよく解らない。
でもお風呂で裸の女の子五人に囲まれるなんてシチュエーションに遭遇したら、
男なら誰だって勃起してしまうにちがいない。
……相手が全員小学生というところに、いささか問題があるが……。
……ごしごし……ごしごし……。
「うううぅぅぅぅぅぅ」
智花と紗季の手が、にゅるにゅるとボディーソープを潤滑油にして俺のモノを擦っていく。
竿の根元を二人で持って固定し、ぷにぷにと掌で竿とか亀頭とかをナデナデするように洗われると、
それだけで脳髄が痺れるような感覚が駆け巡る。
「……ごしごし……ごしごし……みんなでたくさん舐めちゃったから綺麗にしないとね」
「そうね。精液もいっぱい出しちゃったし。ほら、トモ、このカリのくびれに精液が残っていたりするのよ」
「ここ? ……ごしごし、ごしごし……」
「くううううーーー!」
「裏スジの筋と筋の間もきちんと洗ってさしあげますからね。……ぐりぐり……ぐりぐり……」
「はうあーーーっ!」
智花の細い指がカリのくびれを沿うように擦り、紗季の指先が裏スジの間をグリグリとえぐる。
二人とも本気で洗っているつもりなんだろうが(約一名疑問符がつくけど)
敏感な部分を少女の細い指先で擦られるのは、俺にとって愛撫以外の何物でもなかった。
「しっかり洗わないと精液が滓になって残っちゃうらしいからね」
「かす?」
「そう、ち――」
「だめえええ!!! 紗季っ、お願いだからそれ以上は言わないでくれ!」
あんなお下劣な台詞をこの娘たちの口から聞いてしまったら、俺はショックで立ち直れそうにない。
つか紗季、何故そんな単語を……ネットか? ネットが悪いのか!?
「え? どうしてですか?」
「すごく下品な言葉だから! 女の子が絶対口にしちゃいけないっ」
「……でも辞書にも載っていたんですよ……?」
くそっ、いくらなんでもあんな隠語まで載せるなんて最近の出版社は何考えて……。
「恥垢って、そんなに下品な言葉なんですか?」
「…………」
……チコウ?
「……違ったんですね。長谷川さんはいったい私がなんて言葉を言うと思ったんですか?」
「ごっ、ごめん! 紗季」
「謝るのはいいですからちゃんと教えてください。とても気になります」
紗季の声が若干怒りの色を帯びていた。
そりゃ勝手に下品な言葉を言うと思われていたら怒るのも当然だが、
だからといってあの四文字をここで告げるわけにはいかない。
「勘弁してくれ、紗季! 俺が悪かった!」
「だーめーでーす。みんなに聞こえるように大きな声でおっしゃってくださいね!」
そんな無茶なっ。あの言葉を真帆やひなたちゃんに無邪気な笑顔で言われるのも、
智花や愛莉に恥ずかしがりながら言われるのも、どっちもごめんだっ。
「長谷川さんはそんな言えないような言葉を使う女の子だと、私のことを思っていたんですね」
「いいや違う! 下品なのは俺の方なんだっ。紗季は真面目で、しっかりしていて、
いつも皆のことを気遣ってあげられる、とてもやさしくてかわいい女の子だよ」
「…………」
あれ、紗季の方から何も聞こえなくなってしまった。
まいったなあ、完全に怒らせちゃったかなあ。
「違うぞー、すばるん。サキは口うるさいだけのコジュートだぞっ」
「――うるさいのは真帆でしょ! だいたい誰が小姑よっ」
紗季が小姑だとすると、真帆とひなたちゃんは子供で、
お嫁さんは――
――ってなに幻想家族計画をしているんだ。
「まったくもう、しょうがないですね長谷川さんは。……いいでしょう。今回は大目にみてあげます」
「あ、ありがとう。紗季」
「……お楽しみはまだまだこれからですし……」
「え、なに、紗季?」
なにやら小さな声でごにょごにょと言ったがよく聞き取れなかった。
「なんでもありませんっ。そんなことよりさっさと続きをしましょう」
「そーだそーだ、とっとと代われーっ」
「おー、ひなもおにーちゃんのおちんちん洗ってあげたい」
ごまかすようにまくし立てる紗季の声を聞き、内心ほっと安堵の息をついた。
よかった……とりあえずこの無垢な少女たちにチ○カスなんて言葉を教えずにすんだ――
「もちろん、ここも忘れずにたっぷり洗ってさしあげますからね!」
――もみゅっ!
気を抜いた隙をつくように、股ぐらに戦慄が走った。
「はあああああああああ!? だめっだめっ! そこは駄目って言ったのに!」
「あら、残念ながら私は聞いておりません。ご心配しなくても、真帆と違って握り潰すようなことはしませんから。
やさしく、じっくりと揉みほぐしてさしあげますね」
紗季の手が、俺のキンタマをゆっくりと揉んでいく。
ボディーソープをたっぷりつけて、にゅるにゅる……もみゅもみゅと、ひと玉ごと丁寧に揉まれ、冗談抜きに気がおかしくなっていまいそうだ!
「はー、ほんとに袋の中に玉が入っているんですね。
こんな手にすっぽり入ってしまう玉の中で、あんなたくさんの精液が作られているなんて不思議……」
指先で玉の形を確認し、感心したように声をあげる紗季。
ああ、摘まれてるっ。紗季の細い指先で俺の大事な玉が摘まれてるよう!
「いやっ、正確にはそこで作られているのは精子で、精液とはちがああああああああーーーーーーーーー
紗季っ、両手で交互に揉んじゃらめぇぇぇ!?」
「え? いえ、揉んだらたくさん出るのかなーと思いまして……」
乳しぼりでもするかのように、もみゅもみゅと両手で二つの玉を交互に揉みほぐしちゃう紗季。
そんなことしたって出るミルクは限られているんだから勘弁してくれ!
「コラーーッ、なにやってんだよ、サキ! すばるんのキンタマはあたしとヒナで洗う約束してたのにっ!」
「おー、そーだよ。かたたまずつ洗ってあげるの」
「何いってるの、真帆は愛莉と一緒に一回揉んでるじゃない」
「わ、わたしはっ……だって……」
口を動かしながらも紗季はもみゅもみゅと二つの睾丸を転がしていく。
真帆よりは慎重であるが、愛莉のやさしい手の動きに比べたらかなりアグレッシブな手つきであり、
かつ、ぬるぬるのボディーソープの感触もあいまって、腰が抜けそうなほど気持ちいいっ。
「なああああああああああああっ!!!!!!!」
「……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……そういえばオチンチンを気持ち良くしてあげるときは、ココも一緒に弄ると効果的……て書いてあったわね。
……トモ、試しにオチンチンを愛撫してあげて」
「ふぇ……あ、あいぶ……て」
「文字通り愛情を込めて撫でてさしあげればいいのよ」
「あ、愛情……」
紗季、俺としては愛撫なんて言葉をさらりと言えてしまう君に複雑なものを感じるよ。
そもそも「撫」って漢字、小学校では習わないはずだけど……。
「……え、ええと、では……」
ためらいがちな声とともに竿を小さな手で掴まれ、そして――
「……なでなで……なでなで……」
「ぐああああああああっ、智花! なにやってるの!?」
「ふぇっ!? えっと……あいぶ……をしているのですが……」
智花は自分の掌を俺の亀頭にあてて、グリグリと擦りつけてきたのだ。
過去紗季とひなたちゃんが何度も俺を苦しめた”ぐりーんぐりーん”である。
ぬぷぬぷの掌の感覚に頭がどうにかなりそうだ。
「智花だめっ。ぐりーんぐりーんはやっちゃ駄目!」
「ふぇっ、す、すいません。私、やっぱり下手っぴでしたか?」
「いやっ、そーじゃなくって…………ものすっごく気持ちいいっ――だから駄目なの!」
「ふうん、やっぱり陰のうを揉まれながらオチンチンを擦られるのが気持ちいいのね。
トモも触ってみなさいよ。長谷川さん、すごく感じてくださるわよ」
「えっ、でも……よろしいんですか? 昴さん」
全然よろしくないのだが、紗季がモミモミしているのに智花だけ拒否することなんてできないし、
第一玉とペニスのダブル攻撃をくらうくらいなら、まだキンタマだけの方がマシだっ。
「い、いいけど、やさしく触ってね。本当にそこはデリケートな所だからっ!」
「はい! もちろんですっ。……ここに昴さんの赤ちゃんが入っているんですものね」
ひどく誤解した台詞が聞こえた後、一旦揉んでいた手が離れ、
続いてすっと袋が持ち上げられる感じがした。
見えないので推測だが、恐らく紗季に代わって智花が陰のうに触れたのだろう。
「ふあっ!? す、すごいです。ふにゃふにゃしてますっ。おちんちんはあんなに硬いのに、
ここはこんなに柔らかいなんて……あっ、でも中に何かへんなものが……」
「変じゃないからっ。それが一番大切な玉だから!」
「……たま……あ、本当です。卵みたいな玉が……ふ、二つも……」
「にゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
だめっ、そんな強く握っちゃダメ! 潰れちゃうからっ!!!」
「もっ、申し訳ございませんっ! ……やさしく……やさしく……赤ちゃんを扱うように……」
……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……。
智花が両手でやさしくゆっくりとキンタマを揉んでくれる。
うわぁ、脳が溶けるっ。愛莉に揉んでもらったときだって罪悪感でいっぱいだったのに、
紗季に続いて智花にまで睾丸を揉んで貰うなんて……俺はこのまま生きていていいのか!
「はぁぁぁぁ…………そう、そんな感じで……やさしく…………」
「は、はいっ……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……」
「ふふ、本当に気持ちよさそうですね、長谷川さん。
……でも駄目よ、トモ。いくら玉を揉むのがいいからって、オチンチンを疎かにしちゃ。
陰のうと一緒にオチンチンもしっかり洗ってさしあげましょうね」
――じゅるんっ、じゅるんっ、じゅるんっ!
うっそおおおおおおお!!!!!!!!
智花がキンタマと揉んでいるさなか、紗季がペニスを握り、手コキの要領で素早くペニスをシゴき始めたのだ!
「ひゃあああああああああああああ!!!!!!!!!」
親指と人差し指で作られた輪っかでカリをめくられ、その間も、もみゅもみゅと二つのタマタマをたっぷりと揉まれて、
俺の脳みそは発狂寸前まで追い込まれる。
「ふぇっ、ご、ごめんさない。……おちんちんもいっしょに、……ごしごし……もみゅもみゅ……」
「ぬああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
しかも両手でキンタマを揉んでいた智花が、左側の玉を揉みながらもう片方の手を移動させ、紗季の手に重ねてペニスを擦り出したのだ。
「あら、じゃあ私もこっちの空いた方を……」
すかさず右のキンタマに紗季の細い指先が舞い戻った。
……もみゅもみゅ……もみゅもみゅ……。
――じゅるんっじゅるんっじゅるんっ!!!
「んなあああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
やばいっ、これはやばいっ!!
右の睾丸を紗季が、左を智花が、それぞれ絶妙な力加減で揉んでいく。
目隠しして何故わかるかっていうと、二人の揉むリズムが若干違っているからであって、
それぞれの玉から快楽の津波がまさに波状攻撃で襲ってくるのだ。
お寺の鐘の中に頭を突っ込んで、左右からガーンガーンと打ち鳴らされているように、
波紋が俺の中で反響し、高まったところをペニスをシゴかれるんだからもう堪らないっ。
「いやあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!
ふっ、二人同時なんか反則だっ!!!!」
「ふふ、何をおっしゃっているんですか。私とトモはただ長谷川さんのオチンチンを洗っているだけですよ。
二人で洗った方が汚れもよく落ちるんですから。トモも遠慮しないでしっかり洗ってさしあげなさい」
――ごしごし――もみゅもみゅ――ごしごし――もみゅもみゅ――。
「ぐわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
右のキンタマを揉みながら紗季がしゅっしゅっとペニスを扱く。
すでに5回も連続で射精しているが、そんなことは関係ない。
いや、むしろドンドン過激になってくる愛撫に対して、俺の抵抗力は反比例して下がっていっている気がする。
「は、はい。昴さん、では失礼しまして……」
――ごしごし――もみゅもみゅ――ぐりーーーんぐりーーーーん!!!
「ひいいいいいいいいあああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
左のキンタマを揉みながら智花も紗季の手に重ね、ペニスを擦ってくる。
しかも紗季が手コキしている最中に亀頭をぐりーんぐりーんしたりと、色々と変化をつけてくるあたり、
とても研究熱心――って、こんなとこまで頑張んないで!
小学生に睾丸をいいように転がされながら、俺は二人の体に触れないよう両手を上げたまま、耐え忍ぶしかなかった。
この両手を使えば二人のいけない手を止めることは容易いだろう。
しかし、今、この状態で、生まれたままの姿であろう智花と紗季に触れてしまったら……
俺は押し寄せる欲望の荒波に耐えうることはできない。
彼女のたちを守るためにも、俺が我慢するしかないんだ!
……とはいえ、手も震えてきたし、肉体的にも精神的にも腕を上げ続けるのは限界なんだけど……そうだ!
「――愛莉っ、手を、手を握ってくれ!」
「ええっ!? は、長谷川さんの手をですか?」
「そうだっ、はやくっ、頼む!!!」
「は、はいっ」
俺は左手を浴槽にいるであろう愛莉に向って差し出した。
女の子の肌に触るのは危険だが、手を握るくらいなら――しかも愛撫をしている本人でないのなら、まだマシだろう。
差し出された手を濡れた大きな手がしっかりと握ってくれる。
この手は間違いなく愛莉の手だ。大きくって、あったかくて、荒れ狂う俺の脳内を少しだけ穏やかにさせてくれる。
「……長谷川さん、これでよろしいでしょうか?」
「……うん。ありがとう、愛莉。とっても助かるよ」
「い、いえ、そんな……」
ああ、俺の心のオアシスはいまだ健在だ。
もう君しか俺の理性の寄り所はない。
……ついさっき、その手でキンタマ揉まれまくったことなどすっかり忘れ、
俺は縋りつくようにその手を強く握った。
……さて、では残った右手をどうしようかと思案していたところ……。
「おー、おにーちゃん、おててにぎってほしいの?」
「え? あ、うん。そうだけど……」
「じゃーひながにぎってあげるね」
え、でも浴槽に入っているひなたちゃんからは届かないんじゃ……。
そう言葉にする間もなく、ぱしゃっとお湯の撥ねる音がした。
「ともか、さき、ちょっとごめんなさい」
「ふぇっ」
「ひな、足元滑るから気をつけないさい」
「おー、だいじょーぶ」
恐らくひなたちゃんがお湯からあがって、智花と紗季の後ろを歩いていったのだろう。
なぜわかるのかといえば、前に押し寄せられた二人の肩が俺の胸にぴっとりと押し付けられたからだ。
肩だ、たぶん肩だ。肩に違いないんだ!
「おー、とーちゃく。おにーちゃん、おまたせしました」
激しく煩悩と戦っているうちに、てくてくと浴室の中を歩いてきたひなたちゃんが俺の右側に辿り着いた。
一応確認しておくと、家の風呂は6人で入るにしては狭いが、2、3人で入るならば十分な広さをもっている。
母さんいわく「家族三人でゆったりお風呂に入れるようによ。あ、でも、もう一人くらい増えてもいいかな、きゃっ♪」とのことだ(なにがきゃっだ)。
というわけで、ひなたちゃんくらいの小ささならば、洗い場に三人いる状態でも動き回ることは可能であるのだが……
――よしっ。真面目なことを考えたら少しはキンタマもみゅもみゅから意識が離れて……。
「おにーちゃん、ひながおてて、にぎってあげるね」
ひなたちゃんの声がすぐ側で聞こえ、とってもちっちゃな手が俺の右手を握った。
「ああ、ありがとう、ひなたちゃああああああああああああああああああん!!!!!」
「えへへー、ぎゅっ」
――ぷにん。
ひなたちゃんに握られた俺の手は、上に引っ張られて何かすごい柔らかいものに押し当てられた。
スクランブル! スクランブル警報発令!
手首の下辺りにものすんごく柔らかい二つの物体が当たってます!
この包容感――まさかひなたちゃんは胸に抱えるようにして俺の腕を握っているのか!?
デンジャー! デンジャー! 最終防衛ライン突破っ、司令塔が丸裸です!
「ひっ、ひなたちゃん! 駄目だよっ、女の子が裸でそんなことしちゃいけない!」
「おー?」
「きゃっ!?」
俺は咄嗟に左手でひなたちゃんを止めようとして、愛莉の手を振りほどいてしまった。
「あ、ご、ごめん、愛莉。どこか当たったりしなかった?」
「いえ、平気です。わたしこそすいません。手を離してしまって」
「ダメダメアイリーン! すばるんは力強いんだから、ヒナみたくしっかり捕まえとかないとスグに離されちゃうぞ!」
「う、うん。わかったよう」
「え?」
愛莉はもう一度俺の左手を握り直すと……
「こ、こうかな?」
――ぽよん。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
左腕が今まで感じたことのないような柔らかさと弾力を持った物体に埋もれる!
待てえええ! う、腕が埋もれるだと!?
恐らく愛莉はひなたちゃんと同じように俺の腕を抱きしめて離さないようにしているんだろうけど……
なんだこの小学生にあるまじき規格外の大きさは――!?
「えへへ、おにーちゃんのお手て、おっきいね」
ぎゅううう。
「うわああああっ、ひなたちゃん!」
「きゃ、長谷川さん、引っ張っちゃ駄目です」
ぷにゅん!
「ずわああああっ、あ、愛莉!」
右手をひなたちゃんの柔らかなおっぱいに当てられ、左手を愛莉の大きなおっぱいに埋められ、
俺の両手は小学生のおっぱいで完全に占領されてしまった。
なんで、なんでこんなことになったんだ!?
俺は智花と紗季に手を出さないために手を塞ごうとしただけなのにっ、
これじゃ逆効果じゃないか!
両腕から伝わるふにふにとぽよんぽよんの生チチの感触に俺の精神要塞はあっという間に攻略されてしまい、
そし無条件降伏したそこに――
「……もみゅもみゅ……なでなで……昴さん、どうですか、気持ちいいですか?」
「ふふ、気持ちいいに決まっているじゃないの。でも私たちが誠心誠意を込めて洗っているのに、他の子に手を出す余裕があるなんて……
これはもっと強く洗ってさしあげる必要がありますね」
「ちょっ、まっ、これは君達を守るため――ひゃあああああああああ」
(手コキ+タマモミ)×2という恐怖の進駐軍が侵攻してきたのだ。
「おー、おにーちゃん!」(ふにふに)
「は、長谷川さん、暴れちゃ駄目です」(ぽよんぽよん)
「ふぇっ、す、昴さん」(なでなで、もみゅもみゅ)
「――覚悟してくださいね長谷川さん!」(もみゅもみゅ、じゅるんじゅるん)
「んなあああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
ああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無理っ、絶対ムリッ!
こんな状態でどう我慢すればいいんだって!?
しかし悲鳴をあげるには、まだまだ早すぎた。
「こらーーー! みんなずっこいぞっ、あたしも混ぜろーーー!」
「残念ね、真帆。あんたの入り込める場所はもうないわよ」
「へんっだ。甘いぜサキ。まだ一番大事なトコが残ってるもんね! すーばーるーんっ」
「へ? ――んぐぅ!」
バシャバシャとこちらに向かってお湯の跳ねる音がしたと思ったら、頭をぐいっと引っ張られ――そしておもむろに唇がプリプリしたもので塞がれた!
「……ちゅっ……ちゅっ、れろ、れろ……じゅるっ、じゅるうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
口の中にあまったるい唾液と、元気いっぱいの舌が入り込んできて、
俺の舌や口内の粘膜を思う存分蹂躙しまくったのだ!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
唇を真帆の舌と唇で塞がれて、両手を愛莉の豊満なおっぱいとひなたちゃんのちょー柔らかいおっぱいに挟まれて、
キンタマを紗季と智花にもみゅもみゅされながら、紗季にチンコをシゴかれ、智花に亀頭をぐりーんぐりーんと愛撫される。
俺は恐慌状態に陥った。
なぜだ!? いったいどうしてこうなったんだ!
俺はこの子たちに手を出さないよう懸命に我慢しているっていうのにっ、
なんで俺の忍耐を試すようなことばかりするんだ!
くそっ、耐えろ、耐えるんだ。ここで手を出してしまったら、今までの努力が水の泡じゃないかっ。
ああ、それにしたってひなたちゃんのおっぱいは柔らかいなあ。
愛莉のおっぱいもホント小学生にはとても思えない。もっと強く握ってくれればよりリアルに感触がわかるのに……。
――違う! 何を考えてるんだ俺はっ。
それよりも股間の方が問題だ。
やはりキンタマを揉みながらチンコを擦られるのは恐ろしいほど気持ちがいい。
しかも二人がかりなんだから快楽も二倍だ。
次は二人でしゃぶってもらったら、もっと気持ちいいぞ。
「んんんーーーっ、んんっ、んんーーーーーー!!!!!」
――だからそんなこと考えちゃ駄目なんだって!
「ちゅっ、ちゅっ、じゅるっ! すばるん、すばるんっ! れろっ、れろっ!」
言葉で言って止めようにも、口は真帆に完全に塞がれていて、うめき声しか発することができない。
……でも真帆の唇ってプリプリしていて、吸ってて気持ちいいんだよなあ。
キス弱いくせに一心不乱にべろちゅーしてきて、ホントかわいい……。
――助けて! 誰か俺を助けて! このままじゃ、俺はっ、俺はああああああ!!!!!!!
「んんんーーーっ、んんっ、んんんんんんんんんんんんんんんんーーーーーー
――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――どぷっ!!! どぷっ!! どぷっ!
股間、腕、口、すべての快楽が最高点に達し、津波のように俺の心を真っ白に染め上げた。
ペニスから6回目とは思えないほど勢いよく精液がほとばしる。
「きゃっ! ふぇっ……す、昴さんのが……手にたくさんかかってしまいました……」
「大丈夫よ、ここはお風呂なんだからすぐに洗い流せば。……ん、でも長谷川さんのコレ……とっても熱い……」
「おー、おにーちゃん、いっぱいでた」
「はうぅ、せーえき、長谷川さんの……精液が……紗季ちゃんと智花ちゃんのお腹にも……」
「ぷはっ……。あーダメだぞ、もっかん、せーえきもったいないじゃん。飲まないんならあたしにちょーだい」
「え? あっ、ちょっと真帆、手を舐めたらくすぐったいよ」
「……あんた、よくそんな苦いの好き好んで舐めれるわよね……」
「ぺろぺろ。えへへー、それは愛のショーコってやつだぜ!」
「…………ちゅっ」
「おっ、なんだもっかんもせーえきなめんのか?」
「……だ、だって、せっかく昴さんが出してくださったんだし……」
「愛がないと思われたくないしね」
「ちっ、違うよ!」
「おー、まほとともか、ねこさんみたいにぺろぺろしてる」
「……精液って、おいしいのかなあ……?」
ぐりーんぐりーんをしていた智花の掌には、さぞかしたくさんの精液がこびりついていることだろう。
その手についた精液を子猫がミルクを舐めるように、真帆と智花が競い合って啜っているのだ。
…………。
……。
……もう、いいよね?
俺は――
「……ふふ、せっかく洗ったのに、長谷川さんもまた汚れてしまいましたね。
これはもう一度たっぷり洗って――え?」
「……ふぇ?」
がしっ。
いつの間にか離されていた両手で、目の前にいるであろう智花と紗季の体を、しっかりと抱きしめたのだった。
……もう、いい。
「……今度は、俺が二人を洗ってあげるよ」
……もう、我慢はしない。