「ではまず長谷川さんは目をつむってくださいね♪」
「な、なにをするつもりだ紗季。それを教えてくれないと、恐くてできないよ」
「ふふ、すぐにわかります。でも目をつむってくださらないと、愛莉が恥ずかしい思いをしますよ」
「はうっ!?」
それは愛莉の裸を見てしまうことなのか、それとも愛莉に性的なイタズラをすることなのか……
いや前者に決まっているんだけどね。……ちょっと紗季の言い方が卑猥だったのもので。
愛莉を辱めるわけにはいかないので、俺は言われた通り瞼を閉じた。
「ありがとうございます。それじゃ愛莉はそこに座ってくれる? 背中を壁につけちゃっていいから」
「……こう? 紗季ちゃん」
「そう。いいわよ。あっ、足は広げておいてね」
「???」
「じゃ長谷川さん、一緒に出ましょうか」
よくわからないまま、紗季は俺の腕をとって湯船からあがり、洗い場へと導く。
「……はい、ここに座ってくださいね」
「う、うん……」
「ええっ!!!???」
背後で愛莉が驚いた声をあげるが、俺は紗季の言われるがままにその場で腰を下ろした。
……ん? 背後?
――ぽよんっ。
「!?!?!?!?」
「きゃあああっ!!」
直後、背中にとてつもなく柔らかなものが当たった!
思わず目を見開き立ち上がろうとするが、紗季に肩をしっかりと押さえられてしまう。
「愛莉っ、長谷川さんを抱き締めて逃がさないようにして!」
「そっ、そんな、できないよう!」
「早くつ! このまま長谷川さんが立ちあがったら、まっさきに愛莉が襲われちゃうわよ!」
「――はうっ!? は、長谷川さん、ごめんなさいっ!」
みぞおちの辺りに白い腕がまわされ、後ろからぎゅうっと誰か――愛莉に抱きつかれた。
すると当然、背中にあたる柔らかな――愛莉の双乳が、むにゅっと潰れて、俺の、俺に、あっ、ああああーーーーー!!!!!
「ひゃうぅぅぅっ! は、長谷川さん、駄目です! 落ち着いてくださいっ」
「みんなっ、急いで所定の位置について!」
「オッケー! すばるん、カクゴーーーっ!」
「おー、おにーちゃんにだーいぶ!」
「す、昴さん、失礼します!」
「んなあっ!?」
掛け声とともに、女の子たちがわらわらと体の上に乗っかってきて、
俺はあっという間に、全裸の女子小学生たちによって押さえつけられてしまった。
「さ、さ、さ、紗季っ!」
「ふふ、どうですか、長谷川さん。これなら動けないでしょう?」
状況を整理しよう。
まず浴室の洗い場があって、そこに愛莉が背を壁に付けて座っている。
で、愛莉にもたれかかる様に俺が座って、愛莉の豊満なおっぱいが俺の背中にこれでもかと押し付けられている。
そして俺の両脇で寄り添うように智花と紗季がぎゅっと腕を抱きしめ、
さらには足の上を跨ぐようにして真帆とひなたちゃんがそれぞれ乗っかっているのだ!
これは……何という技だ?
小学生無間地獄固め?
「きししっ、どーだすばるんっ。これですばるんはあたしたちにイタズラできないもんねっ。おとなしくオナワになーれっ」
つるつるぺったんこなロリボディを惜し気もなく晒しながら、
真帆が勝ち誇るように右足の上でゆっさゆっさと体を揺らす。
そうすると真帆の股間がグイグイとすねに押し付けられて――って、うわあああああああ、
せ、線が、縦スジが、アソコのグニグニにした感触がああああっ!
お尻もプリプリしていて、駄目です、もう終わりだっ!!
「おー、おにーちゃん、あばれちゃだめだよ。あたまとあたまがごっつんこしちゃうよ?」
なのに左足にはひなたちゃんのお尻があああああああっ!
ぷにぷにのアソコがあああああああああああああああっ!!
真帆とは対称的にちっちゃいながら凹凸のある裸体をちょこんと俺の膝の上に乗っけている。
密着。ぴっちり。もう無理。勘弁して。とけてまう。
「昴さん、申し訳ございません。で、ですけど、その、――よろしくお願い致します!」
そう言って、ぐっと右腕をかき抱く智花。……はい、モロに胸に当たってます。
可愛らしい乳首がクリッて……神様、どこまで俺を苦しめるおつもりですか?
「ふふ、どうですか。これならいくら男の人でも身動きとれませんし、愛莉も裸を見られずに密着できるし、
私たちも自由に長谷川さんとエッチなことができる、素敵なフォーメーションだと思いません?」
左腕にぴっとりと腕を絡ませ、紗季が得意そうに説明する。
当然、ツンツン尖った鋭意成長中なおっぱいが俺の腕にむにゅっと押し潰されていてます。
……こんなフォーメーション、教えた覚えはないのに。
しかし、それらすべてを覆い隠してしまうほど、圧倒的な存在感を放っているのは――
「はうぅぅぅ、さ、紗季ちゃん、近いよっ。長谷川さんのお顔が、こんな近くにっ!」
むぎゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
背中に強く押し付けられる二つの双乳――いや、もう巨乳と形容してしまって
まったく遜色のない愛莉のおっぱいだ!
ウソだろ、あり得ないっ。これが小学生の胸だって!?
しかも生です。下着ごしでも水着ごしでもありません。ザ、ナ・マ・チ・チ。
よーく意識を集中させると、押し潰された二つの膨らみのてっぺんに、
少しだけ固い感触があるような……。
背中に愛莉の巨乳。
右腕は智花の微乳。
左手は紗季のおっぱい。
右足は真帆のオマタ。
左足はひなたちゃんのお尻。
肉体だけでなく、精神的にもがんじがらめになっている、恐るべきフィニッシュホールドである。
……もう誰から注意したらいいのかわからない。
「さ、紗季っ。駄目だ、こんな状態じゃ俺の理性が持たないっ――んんっ!?」
「ちゅう……んっ……ちゅっ」
とりあえず首謀者である紗季に苦言を呈しようしたら、いきなりキスで唇を塞がれてしまった。
両手で頭を抱えられての深いキス。舌こそ入れてこないが、その分唇の感触を
味わうようなネットリとしたキスだ。
「……ふふふ、長谷川さんとキスするの、すごく気持ちいいです」
「……さ、紗季、どうしたの? いったい……」
日頃の彼女は元より、今日の性に積極的な紗季と比べても、今のキスはちょっと唐突すぎた。
「……どうしたっていうか……ただ私も意地を張らずに、自分の気持ちに正直になってみようと思っただけです」
「自分の気持ち? ――わぷっ!」
疑問形で返そうとしたら、またもキスで塞がれる。
しかも今度は痛いくらいに唇を吸ってきた。
「――ぷはっ! もう、これだけしといて、まだ分からないって言うんですか!?」
「……いや、分かるよ。紗季が俺を愛してるってことが」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
あれ? 正解だと思ったのだが、紗季は突如顔を真っ赤にして俯いてしまった。
え……もしかして間違い? だとしたら凄い勘違い野郎だぞ、俺は。
「長谷川さん。紗季ちゃんはテレているだけですから、心配しなくても平気ですよ」
耳元でそっと囁かれる愛莉の声。
うわっ、いきなり後ろから声がしたということもあるが、
こんな間近で愛莉の声を聞いたことはなかったので、かなり驚いてしまった。
かわいいんだよな〜〜〜、愛莉の声。体と違って小さめで……って口が裂けても言えないが。
おまけに囁く度に吐息がうなじに当たって、それがまた背中に当たっている膨らみを意識させて
ゾクゾクする。
「――もうっ、そんなはっきりおっしゃらないでくださいっ! 長谷川さんは、もう少しデリカシーとか女心というものを勉強しなきゃいけませんよ!」
「はい。それはもう常々反省しております」
「えへへ、でも大好きって言ってもらえるのは凄く嬉しいんだよね。だからここは、長谷川さんが紗季ちゃんを愛してるっていってあげればいいんです」
「えっ、そうなの?」
「愛莉―っ!!!」
……難しいな、女の子文学。
……ちみなみこの間の会話って俺を挟んで顔と顔がくっつきそうな距離で行われているので、こっぱずかしいことこの上ない。
「ふー、まあ、いいです。……ですので、長谷川さんももっと自分の気持ちに素直になってくださっていいんですよ」
「いや、だから、俺が理性を失ったら襲っちゃうでしょ!?」
「……本当にそれだけですか?」
「え?」
紗季がじっと俺の目を見つめる。その瞳は先程みせたように熱く潤んでいる。
「長谷川さんは、私たちを、愛してくれているんですよね?」
「ああ、もちろん」
「なら、その気持ちに素直になって頂くわけにはいかないのでしょうか。
欲望ではなく、私たちを、好きだという気持ちに……」
きゅっと紗季が俺の腕を抱く。
尖った乳首が腕に当たって俺の脳を焦がすが、俺は紗季の言葉と瞳に射すくめられたままだった。
「……昴さん」
「え、智花? ――んんっ!?」
俺が何も言えないでいると、右から手が伸びてきて、今度は智花に唇を奪われる。
智花もそっと唇を吸うだけで舌は入れてこない……とても丁寧なキスだった。
鼻腔をくすぐる少女の香りにとろん……となる。
「……昴さん。わ、私たちはまだ子供で、昴さんのパートナーとしては不釣り合いだと思います。
でも、今だけ、小学生とは関係なく、私たちを同い年の女の子だと思って、愛して頂けないでしょうか」
「と、智花……」
「無理なお願いなのはわかっています。でも、たった4つ歳が下なだけで、昴さんに愛してもらえないのは、とても辛いんです」
じっと見つめる智花の瞳は切なげで……愛しさと哀しさがない混ざっていた。
紗季と智花、二人の真剣な瞳がほぼゼロ距離で俺を見つめる。
……もし、みんなが俺と同じ年の女の子だったら……それはとても素敵な女の子たちだろう。
そんな成長した彼女たちに対して、俺はどう接する? 自分の想いを、どう伝えるんだ?
「よーするにさー、あたしたちを、すばるんのコイビトにしてほしーんだ」
「えっ!? な、なにを言い出すんだっ、真帆」
「も、もちろん、今だけです! ……でも、そうしないと長谷川さんは優しいから、
いつまでもわたしたちを子供だとしか見てもらえないような気がして……」
いや、愛莉、少なくとも今の俺は君を子供だとは思えない。
こーのー背中にあたるぽよんぽよんの感触があああああああーーーーーーーー!!!
……でも言われてみれば俺は小学生と意識するあまり、彼女たち自身をしっかりと見ていなかったのかもしれない。
いや、小学生なんだけどね。エッチしちゃいけないんだけどね。
しかし小学生だから手を出してはいけないと過剰に意識するあまり、苦しんでいたことは事実だ。
もしそうでなければ、俺はもっと純粋に彼女たちのことを愛してあげれるんじゃないだろうか。
「おー。おにーちゃん、ひなたちのこと、おにーちゃんのこいびとさんにしてくれますか?」
最後にひなたちゃんが穢れのない、純粋極まりない瞳で聞いてくる。
……この子を同い年と見るのは、様々な感情が拒否してくるんだけど……。
「……うん。わかったよ、みんな。同い年……ていうのはさすがに無理があるけど、
そうだな、年下の可愛い彼女ということで、みんなのこと、見てもいいかな?」
「はいっ! ありがとうございます。とても嬉しいです!」
「か、彼女……昴さんの彼女……はうっ」
「えへへ、よかったね、紗季ちゃん。智花ちゃん」
「あにいってんだよ、アイリーン。あたしたちみーんな、すばるんのコイビトなんだぞっ」
「はうっ、そ、そうだった……は、恥ずかしけど……嬉しいな」
「わーい。みんないっしょに、おにーちゃんのこいびとさん♪」
そうだ。小学生だなんて関係ない。俺はこの子たちを愛しているのだから、
きちんと、この子たち自身をみていけばいいんだ。
「……でも問題は……恋人として接したら……やっぱりしたくなっちゃうと思うんだけど……」
「ふふ、ご心配なく。そのための布陣です。まず後ろから愛莉が長谷川さんの体をしっかり抱きしめ、
腕は私とトモで捕まえて、足は真帆とひなが重しとなっていますから、長谷川さんが襲ってしまう心配はございません」
「た、確かに……」
でもそのせいで俺の理性は早くもいっぱいいっぱいなんだけどっ。
「加えて……真帆、お願いね」
「らじゃった! へへ、すばるんっ。いーーーーぱいっ、気持ちよくしてあげるからね!」
「え、真帆?」
「あーーーーーーんっ、ぱくっ!」
「はうううううう!!!!!」
元気花丸の笑顔で真帆が大きく口を開くと、パクリッと俺のペニスを咥えた。
咥える瞬間に見た八重歯の輝きが、俺に噛まれた時の恐怖を思い出させたが、
真帆の小さな口の中に含まれた途端に、そんなことは頭の中から吹き飛んでしまった。
うわっ、真帆の口ん中、熱くって、狭くって、プリプリしてる!
口内全体でちゅーちゅー吸いついてきて、すんごい気持ちいい!
「こうやって誰か一人が長谷川さんのオチンチンを咥えていれば、挿れなくても済むでしょう?
後は長谷川さんの射精されたいときに出して頂ければいいんです」
「なっ、そんなっ、だからって、ああっ!!!」
「……わ、私も頑張って長谷川さんの精液を飲むようにしますので、ご遠慮なく口の中で射精してしまって構いませんから……」
「んんーーーーっ、じゅぷ、じゅぷっ、んーんー!」
「はあああああああっ、真帆っ、真帆っ、まほおおおおおおおお」
「…………」
痛い痛いっ!
いきなり紗季に耳を引っ張られた。
「ぱふっ――、きしし。サキ、いくらあたしのオシャブリですばるんがメロメロになってるからって、イジメちゃカワイソーだろ!」
「うっさい。えらそうなこと言ってないで、真帆はせいぜい長谷川さんのオチンチン噛まないように気を付けることねっ」
「へへんっだ。これはすばるんへのオシオキなんだから、噛んじゃってもいーんだもん!」
「なっ!? ちょ、ちょっと待って、そんなの聞いてないぞっ!? 勘弁してくれ!」
「んー大丈夫だよー。わざとはしないからさー。だーい好きなすばるんのチンコだもん。
もー愛情200%全開でたーーーぷりしゃぶってあげるね!」
そう言いながら、真帆はスリスリとぷっくり膨らんだほっぺたに、
自分の唾液にまみれたペニスを擦りつける。
ああ、もう出ちゃいそう。
「……って真帆。そういえば自分のオ……アソコはおしっこすることろで汚いって言ってたのに、
よく俺をしゃぶれるな。そこだっておしっこの出ることろだよ?」
「ほえ? あ、そーいやそーだね。んーでも気づいたらサキがすばるんのチンコ食べてたから
こりゃ負けらんないって思ってあんま気にしなかったしー、それにさー」
むふっと真帆が悪戯っ子な顔で笑う。
「すばるん、チンコ舐めたりしゃぶられてるときって、スンゲー気持ちよさそーな顔するんだぜ。
それが可愛くってさー、ついつい夢中になって舐めちゃうだ!」
「…………」
うぅ、聞くんじゃなかった。
自分でも顔が真っ赤になっているのがわかる。
「おー、おにーちゃん、おちんちんぺろぺろされているとき、すごくかわいーよ?」
「ほんと、あの表情は反則よね」
「はい。ご奉仕している私もとても幸せになってきます」
「えへへ、わたしもそう思うな」
……愛莉、その台詞はちゃんとフェラチオができるようになってから言おうね。
……て、まだキスしかしてない女の子にナニ言っているんだ、俺は……。
「えへっ、それにすばるんのチンコだもん。ゼンゼンへーきだよっ。
セーエキも美味しかったし、遠慮なくいーーーぱいっ出してくれたまえ!」
「いや、待って! ぶっちゃけ言っちゃうけど、男には限界があるんだっ。
何回も永遠に射精できるわけじゃないんだ!」
「ほえ? そーなの?」
「……でも長谷川さんって、もう5、6回は射精してますよね。……でもまだこんなに元気で……いったいあと何回くらい出るんですか?」
……何回くらいともうされても……自己ベストなんてあっさり更新してるし……そもそも俺、今何回目だ?
「えっと…………2、3回……くらい?」
もう無理っ。もう出ません! ――と言えなかったのは男としての見栄だ。
「それ以上出してしまったらどうなるんですか?」
「え? ……なにも……出なくなる? 立たなく……なるのかな?」
「……ずっと、ですか?」
「いや、休めば治ると思うよ」
……本当の失言とは、それが失言だと気づかずに言ってしまうものだ。
俺の言葉に、紗季がぽんっと手を合わせて嬉しそうに微笑んだ。
「だったら、なんの問題もないじゃないですか」
「……はい?」
「だって限界を超えてしまったら、長谷川さんのオチンチンは立たなくなるんでしょう?
そうしたらセックスしてしまう心配をしなくてすむじゃないですか」
「え? ……あれ? そう……なのかな?」
「フニャフニャのままでは、膣に挿入なんてできませんし、
永久にってことなら話は違いますが、回復するなら大丈夫です。ほら、問題解決です」
「……う、うん。……そう……だね」
なにか違う気がするんだけど、俺も実際にそこまでやったことがないので、紗季の言い分に押し切られてしまった形だ。
……死なない……よね?