「……さてと、ここか……」  
 
 
俺は指定された部屋の前にやって来た。  
 
それにしてもわざわざメッセージカードとは……。  
この手のやり取りは大抵メールで済ましてしまうから、なかなか新鮮な感じがする。  
 
一緒に渡された鍵を取り出すと、鍵穴へ入れ、くるりと回す。  
ガチャリと重たい音がして、ドアを開けた俺の目に飛び込んできたのは――  
 
「……な、なんだあ……?」  
 
部屋の中央に、バカデカイ箱があった。  
いや、箱というより小屋。  
入った部屋が広いので縮尺がおかしくなっているが、  
その箱自体が、四畳半くらいの小屋と同じくらいの大きさがあった。  
 
一応、プレゼント箱のように大きなリボンが付いているが、  
人一人で開けることなんてできるわけがない。  
現にその箱の正面にはしっかりドアが付いていた。  
 
え、なに、今日は箱モノシリーズですか?  
 
「……こ、これは入っちゃっていいのかな?」  
「……長谷川さんですか?」  
 
俺の独り言に対して、箱の中から声が返ってきた。  
 
「紗季! 紗季なのか、中にいるのは?」  
「はい。どうぞ、お入りになってください。あっ、部屋の鍵は閉めてくださいね」  
 
言われなくても部屋に入った瞬間に鍵は閉めてある。  
……もうお天道様の下を堂々と歩けない体になってしまったんだな、俺は。  
 
そんな哀しい現実を再認識しつつ、小屋のように大きな箱に近づくと、  
お菓子の家のチョコレートドアみたいなデザインの扉を開け、中に入る。  
 
そこで俺は部屋に入った時以上の驚愕を味わうことになる。  
 
「んなっ!?」  
「は、はやく扉を閉めてください!」  
 
箱の中もお菓子の家のモチーフで、色々な装飾がなされていた。  
しかし俺の視線を釘付けにしたのは、中央に置かれた大きな安楽椅子に座った紗季の姿だった。  
座ると言っても普段の彼女には珍しく、腰を浅くかけ、お尻をだらしなく前方にズラした状態で座っている。  
 
そして紗季は服を身に着けておらず、裸に青いリボンを巻いただけの……  
……智花と同じ裸リボンだったのだ!  
 
いや、それだけだったらまだ予測の範囲内。  
 
問題は、そのリボンを使って両足首を安楽椅子のひじ掛けに縛り付け、  
そして白魚のよう綺麗な体の上に、色とりどりの果物やお菓子を並べて飾り立てていることだ!  
 
「――女体盛りバレンタインヴァージョンだと!?」  
「そんな卑猥な呼び方はやめてください!」  
 
羞恥に頬を染めた紗季が怒ったように声を上げる。  
 
そりゃいくらなんでも恥ずかしかろう。  
 
両足首をひじ掛けに縛り付けているということは、……いわゆるM字開脚で足をおっぴろげているのだから  
……紗季の大事なアソコが丸見えだ。  
 
――いや、正確には見えてはいない。  
まるで「どうぞお召し上がれ」とでも言わんばかりに、前に突き出されたそこには、  
ちょこんとハート形のチョコレートがのっかっていたのだ。  
 
……隠れてはいるけど……余計エロいよね。  
 
「えっと、……その、は、ハッピーバレンタインデー! 長谷川さんのために用意した  
 世界にたったひとつしかない特製チョコです。どうぞお召し上がりください!」  
 
そりゃ自分自身が材料になったらひとつしかないでしょ。  
 
「……あ、ありがとう、紗季。とても嬉しいよ」  
 
驚きはしたものの、俺のためにわざわざ用意してくれたんだから、ちゃんとお礼を言わなければならない。  
 
……なるほど。朝食を控えてくるのはこのためか。  
 
「……それにしてもこれ、どうやって用意したんだ? ひとりじゃ無理だろ?」  
「そんなことありませんよ。動かないように足を縛って固定して、下から順々に置いていけばいいんですから」  
「……ふーん……」  
 
俺は足を縛ったリボンに触れながら意味ありげに声を漏らした。  
 
確かにこうしておけば腹筋を使って起き上がることができるから、食材を並べやすいかもしれない。  
でもこうして足を縛ってあるのには、別の意味も含まれているのだ。  
……ま、それを追求するのは、後のお楽しみに取っておこう。  
 
紗季は、リクライニングの背もたれを斜めに倒し、その上に寝そべった状態で足を広げていた。  
もちろんアソコのチョコの他にも、胸とかお腹には一口サイズのチョコやクッキーやフルーツが並べらており、  
お約束通り乳首には赤い苺が2つちょこんとのっている。  
 
うーん、すごい光景だ。  
 
「……ええと、それじゃ、早速頂こうかな。紗季のとっておきのチョコレートを……」  
「あ、ちょっと待ってください。長谷川さん」  
 
気を取り直してアソコに手を伸ばそうとしたのを、紗季の声が遮った。  
 
「あ、ごめん。やっぱりいきなりはダメ?」  
「いえ、……それは構わないのですが、まだ最後の仕上げが残っていますので。  
 恐れ入りますが、そこの冷蔵庫の中にあるものを取っていただけますか?」  
「仕上げ?」  
 
紗季が視線で指し示す方を見ると、小型の冷蔵庫があった。  
こんなものまで……と思いつつ冷蔵庫を開けると、中にあったのはケーキのデコレーションに使う、  
生クリームとチョコクリームが入った絞り袋だった。  
それがそれぞれ2本ずつ。  
 
「……これは、もしかして……」  
「はい。それで長谷川さんのお好きな所にクリームをつけて……私を食べて頂いて構いません……」  
 
顔をそむけて、すっごい恥ずかしそうに紗季が言う。  
 
「ど、どこにでも?」  
「……はい。どこにでも……です。……本当は最初からデコレーションしておくつもりだったんですけど、  
 生クリームは体温ですぐに溶けてしまいますので。  
 ……長谷川さんにお手数おかけしてしまい申し訳ございませんが……」  
「何を言うんだ、紗季!」  
「は?」  
「生クリームやチョコレートクリームを紗季の体の好きなところ――どこにでも付けて舐めていいだなんて、とっても贅沢なバレンタインチョコだよ!」  
「そ、そうですか! 長谷川さんが喜んでくださって良かったです……」  
 
ほっとしたように息を吐く紗季。  
 
「それじゃあ、今度こそ、……いくよ、紗季?」  
「……はい。どうぞ、……んっ」  
 
手始めにM字開脚された太ももにちょびっと生クリームを絞ってみる。  
 
「ふぁっ、冷たいっ!」  
「大丈夫? 紗季」  
「はい。ちょっと冷たいですけど、大丈夫です」  
 
ふむ、そうか。――ならばっ。  
 
「ひゃうっ!」  
 
俺は太ももの両側にだぁぁぁーーっと3本の線を描き、  
そして中央――ハートのチョコに隠された紗季の性器の縁にグルグルと円を描いて彩る。  
 
「よしっ、できた! ふふ、とてもよく似合っているよ、紗季」  
「や、やっぱり、そこに付けるんですね」  
「そりゃ、こんな美味しそうなモノを目の前に突き付けられちゃ、男として見過ごすわけにはいかないさ」  
「そ、そうですか……」  
 
羞恥と困惑が混ざった表情を浮かべ曖昧に微笑んでいた紗季だが、  
俺は眼鏡ごしの瞳に一瞬、期待の色が浮かんだのを見逃さなかった。  
 
「じゃあ、クリームもたっぷり付けたところで、――いただきます!」  
「……はい。どうぞ、お召し上がりください。――んんっ!!!」  
 
俺はぱくりっと、生クリームのついた紗季の生足にむしゃぶりついた。  
透き通るように白い柔肌ごとクリームを吸い、ペロペロと舌で残さず舐め取っていく。  
 
「くぅっっ、はあっ、長谷川さんっ、そんな吸いついちゃっ!」  
 
膝からゆっくりとクリームを舐めながら舌を移動させ、徐々に股の中心へと向かっていく。  
うあっ、太もものプニプニした感触がもうたまらん!  
 
左足の太ももを舐め終わったら、真ん中には手を出さず、続いて右太ももの生クリームを同じように膝から舐め始める。  
 
「ちゅばっ、ちゅばっ、れろーーーーーーーーーっ!!!!!」  
「んきゅううううううう!!!!!!!!!!!!」  
 
右足は趣向を変えて、強く吸いついた後、舌で一気に太ももを滑り落ちていく!  
たまらず声を響かせる紗季が、とてもかわいい。  
 
俺は口いっぱいになった生クリームを飲み込みながら、最後に残ったクリームに縁取られたチョコレートを凝視した。  
 
「……やっぱりバレンタインなんだから、チョコを食べないといけないよね」  
「……もう。長谷川さんのスケベ……」  
「……紗季だって、こんなバレンタインチョコを用意してくれるんだから、十分エッチな子だよ」  
「そ、それはっ……」  
「わかってるって、俺に喜んでほしくて恥ずかしいのを我慢してやってくれたんだよね。  
 俺はそんな紗季の優しいところ、大好きだよ」  
 
……でも普段の真面目なところとエッチな時のギャップもまた好いんだよね。  
……なーんて言ったら怒られるので、心の中だけで呟き、俺は紗季の大切な場所を隠しているハート形のチョコレートを、そっと口で咥えた。  
 
チョコは板状だったので、すぐにパリパリと噛み砕き、口の奥へ飲み込んでしまう。  
そして眼前に現れたのは、うっすらと綻ぶ乙女の縦スジ……。  
 
ちょびっとだけ智花よりも内側のピンク色がはみ出して見えるのは、個人差なのか、  
それとも智花よりも激しいプレイを繰り返しているせいか……。  
 
最初はみんなぴっちり閉じた一本線だったことは覚えている。  
そして僅かに開いたソコはうっすらと…………。  
 
「……紗季、……もう濡れてるよ」  
「だ、だって……長谷川さんがあんないやらしく足を舐めるから……」  
「……うそ。リボンで縛られて俺を待っている間、ドキドキして濡らしちゃったんでしょ」  
「!!!!!!!!!!」  
 
図星のようだ。  
体を固定するためだけにリボンで縛ったわけではない。  
縛られて感じちゃうなんて……ほんと、エッチな子に育ったものだ。  
 
真っ赤になってワナワナ震える紗季を尻目に、俺はまず性器の周りについた生クリームを舌で舐め取っていく。  
 
「……ぺろぺろ……ぺろぺろ……」  
「ちょっ、長谷川さんっ、ひゅぅぅん!!!」  
 
紗季もまだつるつるだから、毛が絡まなくてとても舐めやすい。  
最初に絞ったクリームを全部舐め取って、アソコを綺麗にしてあげる。  
俺の唾液と生クリームのせいで紗季のお股はテカテカと光っていた。  
 
「……うん。生クリームも美味しいけど、やっぱりもう少しチョコが欲しいかな」  
 
そう言って、もうひとつあったチョコクリームの絞り袋を手に取る。  
 
「――きゃあっ!? そんなとこっ、つめたっ!」  
 
蜜を湛えた縦スジに沿ってチョコクリームをにゅぅ〜〜〜と絞っていくと、紗季がたまらず声をあげる。  
 
上から下。折り返してスジの反対側を下から上へ。  
そして最後に一番てっぺん、敏感なゼリービーンズが隠れている場所にちょんっと一絞りする。  
 
「ひっ!?」  
 
直接触ったわけではないのに、紗季の腰が大きく跳ねた。  
 
「さあ、第二段、できたぞ。今度も美味しそうだ」  
「うぅ、長谷川さんがドンドン変態になっていきます……」  
「……うーん。じゃあ、やめる? 紗季が嫌なら俺はこれ以上何もしないよ」  
 
そう問いかけると紗季は「……いじわる」とでも言いたげな瞳で、俺をじっと見つめてくる。  
……その唇からは結局、拒絶の言葉は聞かれなかった。  
 
「じゃ、頂くとしようかな。……紗季の特製ハチミツが入った、チョコクリームをね」  
 
れろっ。  
 
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
紗季の秘裂を、下から上に掛けてベロンッと舌全体を使って大きく舐め上げた。  
 
あまーいチョコの味と、舌先にひっかかった、しょっぱいような蜜の味。  
でも俺にはその蜜の方がチョコよりも余程甘く感じたられた。  
 
れろっ、れろっ、れろっ、と、何度もその甘い蜜を求めるように舌を動かす。  
チョコクリームなんかとっくに無くなっていたが、構わず幼い縦スジを何回も何遍も、下から上に舐め上げた。  
 
「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!   
 駄目ですっ、長谷川さん!? クリームがっ、ナカに入っちゃいます」  
「大丈夫! クリームは全部舐めちゃったから。  
 でも紗季のハチミツは、舐めても舐めてもドンドン出てくるよ?」  
 
くぱぁ……と秘裂を左右に開き、赤く染まった肉の壁を外気に晒してあげる。  
他の子よりも若干赤みが強い紗季のソコは、愛液と唾液で潤っていた。  
 
ほんと……綺麗だな。5人の中で一番激しく扱っているのに、色あせるどころか更に輝きを増している感じだ。  
 
俺は愛おしげにソコに口づけをすると、――じゅるるるぅぅぅぅっと音を立てて神聖な液体を啜った。  
 
「ひぃやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」  
 
紗季の悲鳴を聞きながら、ゴクゴクと愛液を飲み干す。  
味なんかわからない。  
強いて言うなら脳が蕩ける味。  
 
紗季の秘肉を啜り、そして左手で紗季の一番敏感な部分に触れようとすると……。  
 
「あっ、だめ! 駄目です!」  
 
俺の意図に気づいた紗季が身を起こして慌てて止めようする。  
すると胸やお腹にのせていたお菓子や果物がパラパラと落ちてしまう。  
 
「こら、ダメじゃないか、紗季。せっかく用意してくれた食べ物が落ちちゃってるぞ」  
「あ、……で、でも……」  
「……しょうがないな」  
 
俺は一旦立ち上がると、紗季の背後にまわり、手首に巻きついてたリボンを掴む。  
 
「え?」  
 
それでまず紗季の両手首をグルグルと縛り合わせると、バンザイさせるように手を頭の上に持ち上げて、  
繋いだリボンを椅子の背もたれに巻くようにして結び付けてしまう。  
 
「……ええーーーーっ!!!??? は、長谷川さん、なにをなさるんですか!?」  
 
さらには体に巻きついていたリボンも同じように背もたれに巻き付け、細い体を椅子に固定してしまう。  
こうして紗季は頭の上で両手を縛られた状態で安楽椅子に括り付けられてしまったのだった。  
 
「……紗季、どう? キツくない?」  
「いえ、丁度いいです…………ではなくて、なんで縛るんですか!?」  
「ん? これなら手も体も動かないから、食材がこぼれる心配もないでしょ?」  
「だからって、こんな――――んっ!?」  
 
紗季の抗議を遮るように、俺は唇を塞ぐ。  
たっぷりと舌で口内を蹂躙してから離すと、紗季はトロンと瞳を潤ませ、荒い息を吐いていた。  
 
「安心して。俺は紗季にひどいことはしない。約束する」  
「……はあ、はあ。…………ひどいことはしなくても、イジワルなことはするんじゃないですか?」  
「………………」  
「……やっぱり……んっ……」  
 
旗色が悪くなるとキスで逃げるのは、俺の悪い癖だと思う。  
 
キスをしながら、俺はこぼれてしまった二つの赤い苺を拾い上げて、元あった場所にグリグリと押し付けてやった。  
 
「んんっ!?」  
 
くぐもった声が唇の隙間から漏れる。  
それには構わず、今度は直接乳首を摘まんでクリクリと動かす。  
 
「んんーーーっ!」  
 
紗季がベロを甘噛みして抗議するので、俺は唇を離し、乳首の手をどけた。  
 
「ごめんごめん。紗季のおっぱいは膨らみかけだから、触られると痛いんだよね」  
「うぅ……知ってて触ったくせに……」  
「だからごめんってば。……お詫びに今度は俺がこっちをたくさん可愛がってあげるからね」  
 
俺は再び股間に移動すると、ほぐれた花びらをくぱぁと開く。  
 
「……紗季、さっきより濡れてるよ。縛られて興奮してるの?」  
「違います! そんなことあるわけないじゃないですか!?」  
「うーん。紗季はツンデレさんだからなあ。ここは体に直接聞いてみないと……」  
 
俺は手に持った苺をひとつ、紗季の秘肉に押し当てた。  
 
「きゃんっ!?」  
 
苺を使って大事なお肉をちょんっちょんっと突っつき、刺激を与えてやる。  
 
「だっ、駄目です、長谷川さん! 食べ物でそんなことをしてはいけません!」  
「……何をおっしゃる。最初に女体盛りなんかして俺を誘惑したのはどこのお嬢さんだったかな?」  
「ゆ、誘惑だなんて、――ひゅうっ!!!!!!」  
 
短い悲鳴を上げて、言葉を詰まらせる。  
苺の先端が、包皮に隠れた陰核を刺激したのだ。  
 
「ちょん、ちょん。ほら、ここのお豆さんはこんなに喜んでくれてるよ」  
「だめっ! グリグリしちゃ、嫌です!」  
 
包皮の上から苺を押し付けると紗季が泣きそうな声を上げる。  
普段なら絶対聞くことができないその声に、俺の興奮はいやが上にも高まった。  
 
「そっか、これは嫌か。ならお詫びにこの苺は紗季に食べさせてあげるね」  
「……え……」  
 
そう言って俺は苺を膣内に押し入れる!  
 
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
苺の果肉の一番太い部分がズプッと膣口に入り、入り口付近で浅く出し入れを繰り返す。                                                                           
 
「いやあっ、らめっ、つぶつぶがっ、ツブツブがこすれてっ!!!!」  
 
体を縛られて身動きがとれない紗季が身じろぎするたびに、安楽椅子がギシギシと揺れた。  
 
「紗季、力を入れちゃダメだよ。潰れて種が中に入って、芽が出てきちゃうかもよ」  
「そんな非科学的なこと――ひぐぅっ!!!」  
 
へたの部分を持って、にゅるんっと苺を丸ごと紗季の膣内に入れてしまう。  
手首を捻ってグルッと90度回転させ、ツブツブが引っかかるよう何度も膣内でスクリューをかけてやると鼻にかかるような悲鳴をあげた。  
 
「んやああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」  
 
するとぎゅっと膣口が狭まり、たっぷりと蜜が絡んだ苺がちゅぷんっ…と糸を引いて外へと押し出された。  
 
「………………」  
 
俺はその苺をじっと見て……。  
 
「……しゃく……」  
「!!!!!!!」  
 
紗季の愛液にまみれたその苺を、口に含んで噛み砕いた。  
 
「……うん。紗季の蜜をまぶした苺、とっても美味しいよ」  
「いやあああああっ!」  
 
顔を真っ赤にして嫌々するように首を振る紗季。  
手が自由ならば顔を隠したいだろうが、今は緊縛中のため  
恥ずかしがる紗季の表情をじっくりと楽しむことができた。  
 
「ところで忘れてないよね、紗季。苺はもうひとつあるんだよ?」  
「え……」  
 
俺は残った苺で濡れた紗季の秘裂をじらすようになぞってやる。  
 
「ひゃん! はっ、長谷川さんっ、いい加減そこばかりいじるのは止めてください!」  
「……そうだね。せっかく紗季が頑張って用意してくれたんだもの、全部スミズミまで味わわなきゃもったいないよね」  
 
俺は反省して秘所から苺を離す――  
 
「え……長谷川さん? ……あの……」  
「……とりあえずこの苺は中にしまって……と」  
「は?」  
 
ずぷり。  
 
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
――と見せかけて、濡れそぼった紗季の膣内に苺を丸ごと突き入れた。  
そして膣圧で出てこないよう青いリボンを股に食い込ませ、きつく縛って蓋をしてしまう。  
 
「――ひゃっ……あっ、あぁ……」  
 
紗季は目を白黒させて体をガクガクと震わせていた。  
……もしかして軽くイっちゃったのかな?  
 
「……紗季ー、へーき?」  
「……ひっ、……ひとを油断しゃせておいて、いきなり挿れるらんて……卑怯れす……」  
 
語尾がちょっとアヤシイけど、一応返事はできるから大丈夫だろう。  
 
リボンに縛られた紗季の裸体は、絶頂のためか薄っすらと紅く染まっており、  
安楽椅子の上で窮屈そうにその肢体をくねらせていた。  
その周りには先ほどこぼれてしまったチョコやらフルーツやらがパラパラと散らばっている。  
 
……ふむ。色々な意味であまりにももったいない構図だ。  
紗季の女体盛りなんて次いつお目にかかれるかわからないのだから  
もっとじっくりたっぷり味わい尽くさねば。  
 
「ごめんね。じゃ今度は俺が、紗季の体を綺麗に飾り付けてあげるね」  
「ふぇ……長谷川さんが……?」  
「うん……フルーツとかもこぼれちゃってもったいないしね。……まずは……」  
 
にゅるっ。  
 
「ひぇっ!?」  
 
俺は生クリームの絞り袋を手に取ると、拘束された紗季のお腹へと近づけ、その中身をニュルニュルと絞っていく。  
 
「紗季ー、ハートマーク描いてあげるね」  
「そ、それよりもナカに挿れたイチゴを取っ――ひゃうっ、冷たっ!?」  
 
紗季の言葉は無視して、おへそを中心に白いクリームでハートマークを描いてあげる。  
さらにその周りをチョコクリームで縁取りして、紗季のお腹を2色のクリームでデコレーションしていった。  
 
「で、次は敏感なおっぱいを……」  
「んんっ! やっ、そこは……」  
 
まだまだ発展途上の小さなおっぱいに、にゅるにゅると冷たいクリームを塗りたくっていく。  
ツンッと立った乳首はあえて避けて、その周りを囲むようにクリームを絞る。  
すると真ん中でぷっくりと膨れた乳首がチェリーのように見えて、とても美味しそうだった。  
 
「……さてと、後は……と」  
 
仕上げに上半身に絞ったクリームの上にひょいひょいとこぼれた食材を並べていった。  
 
「だめですよ、長谷川さん! 一度落ちたものなんて……汚いです」  
「椅子の上なら平気でしょ。紗季に食べさせるんなら躊躇しちゃうけど、俺が食べるんだから大丈夫だよ。  
 それに食べ物を粗末にしちゃいけません」  
 
だいたい衛生面で言ったら、女体盛りの方がよっぽど問題あると思う。  
それこそ俺は気にならないが。  
 
一口サイズのチョコレートを中心に、色どりを考えてフルーツを配置。  
おへその上には豪華に切られたメロンを置いてみる。  
 
「……よしっ、できたぞ。……ふふ、とっても素敵だよ、紗季」  
「……うう、なにか酷い状態になっている気がします」  
 
完成した俺の傑作を、紗季はチラッと見ただけで、恥ずかしそうに顔をそむけてしまった。  
……まあ、人によって好みはあるだろうけど、食べるのも俺なんだから、好きなようにやっていいはずだ。  
 
「ま、なにはともあれ、……改めまして、いただきまーす」  
 
ぱくっ。……ちゅうううううううううううううううううううううううう。  
 
「ひゃうううううううううううううう!!!!!!!!!!!!  
 だっ、だから胸は止めてくださいって言っているでしょう!?」  
 
俺は紗季の右胸にしゃぶりつき、生クリームの中で赤く熟れたサクランボを、思い切り吸いたてた。  
 
「……ちゅばっ……ちゅっ……えー、だってこんな美味しそうなサクランボ、放っておく方が無理だよ」  
「そ、そんな……んんっ! ……な、なら、お腹のメロンだって美味しそうじゃないですか。  
 ハートマークも描いてあるし……あああっ!? 駄目っ、舌つかっちゃダメです!」  
 
勃起した乳首を舌先でコロコロと転がしてあげると、紗季は可愛らしい声をあげてよがってくれた。  
さらに、なだらかな円錐上に膨らんだ乳房を、クリームを舐め取ると同時に  
舌と唇を使って存分に吸い上げ、揉みほぐし、キスの雨を降らせる。  
 
「はあ、はあ、……駄目です。胸は……そんなに強く吸ったら、痛い……  
 やああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」  
 
ほんのすこーしだけ歯に力を入れて噛んであげたら、紗季がすごい声をあげた。  
 
「だめぇぇぇっっ! だめえっ、噛んじゃ、乳首噛んじゃっ嫌!!!」  
「じゃあ、しごいてあげるね」  
 
前歯を使って肉をそぎ落とすように乳首を扱く。  
 
「!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?」  
 
声にならない悲鳴を上げ、再びビクビクと体を痙攣させた。  
 
「紗季、……もしかしてまたイっちゃった?」  
「……ま、……またってらんれすか? さっきから……全然気持ちよくらんかありましぇん。  
 痛いらけですっ」  
 
……いや、また語尾がおかしくなってるし。  
 
「あれ? 気持ちよくない?」  
「……と、当然れ……です。こんな縛られて無理やり辱められて気持ち良くなる女の子がどこにいるっていうんですか!?」  
「俺の目の前」  
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」  
 
紗季は羞恥と憤怒で顔を真っ赤にさせる。  
 
「長谷川さん! これ以上ヘンなことすると怒りますよ!」  
「変なことって……こーゆーこと?」  
 
俺は縛られて大きく広げられた紗季の脇の下をペロンと舐めた。  
 
「ひゃあああんっ!!!??? ななななんでそんなトコ舐めるんですか!  
 クリームなんかついてないでしょ!?」  
「でもココ紗季弱いでしょ。それに甘いクリームをたくさん舐めたから少し塩味がほしいかなって」  
「汗なんかかいて……ひゅううん!」  
「うん。紗季のココ、スベスベして舐め心地いいよ。……れろ……れろ……」  
「!!!!!!!!!!!」  
 
アソコと一緒で、しばらくはムダ毛の処理とか縁遠そうだな。  
……でも君もいずれ気づくのさ。生えていないことが自慢でもなんでもないということに……。  
 
スベスベの脇の下に憐憫の情を感じつつ、つーーーと舌を肌から離さずに脇腹まで降りていく。  
 
「ひゃあああああああ、だ、だから脇はやめてくださいっ! くすぐったいです!」  
 
……今の君の声は、とてもくすぐったいだけには聞こえなかったけどねー。  
構わず俺は脇腹に吸いつき、こぼれそうになっていたクリームをれろりと舐めとった。  
 
「はあ、はあ、はあ。……おなか……ああっ!?」  
 
舌がお腹に移って油断したところで、クリームを舐めて綺麗になった胸を軽く揉む。  
 
「やあっ、やめて、胸は……」  
「あれ、これでもまだ痛い?」  
 
やさしくやさしく、慎重に力を加減しながら発展途上の小さなおっぱいを愛撫してあげると、  
紗季の瞳がとろん……と溶けていくのがわかった。  
 
「あああっ……駄目です……そんな、やさしく触れられたら、私……」  
 
そこまで言って歯を食いしばり、紗季はぐぐっと言葉を飲みこんだ。  
 
「大丈夫。いつでも好きなときに好きなだけ喘いだりよがったりしていいんだよ。  
 俺は紗季がどんなエッチな醜態を晒したとしても嫌いにならないからさ」  
「はあ、はあ、……そんなこと、あるわけ……ひぐぅ!!!!!!!」  
 
固くしこった幼い乳首をクリクリと摘んで、おへそを飾ったメロンをしゃくりとかじる。  
もちろんメロンを頂いた後はクリームと果汁にまみれた紗季のかわいいおへそを舌でほじってあげるのも忘れてはならない。  
 
「はあっ、はあっ、はあっ、だめぇ、長谷川さん、私、ほんとに、もう……」  
 
メガネ越しに映る瞳に涙をため、紗季が懇願の眼差しを送ってくる。  
 
椅子の上で縛り上げられた紗季の体は赤く色づいていた。  
その左半身はクリームとお菓子でトッピングされ、右半身は舐め尽くされた唾液とクリームの残滓でテカテカと光っている。  
 
ふくらみかけの胸の真ん中で健気にピンっと立ってしまった乳首が何ともいじらしい。  
 
そして大きく広げられた足の付け根は……。  
 
「……紗季、どうしたの? そんな腰をくねらせちゃって」  
「く、くねらせてなんかいません! ちょっと居住まいが悪いだけです」  
「そっか。でも足もプルプル震えちゃっているよ?」  
「お、同じ姿勢で長時間いるから疲れただけです!」  
「ごめんごめん。そうだよね、こんな格好じゃ疲れちゃうよね」  
「ひゃあん!!!」  
 
投げ出された丸出しのお尻をナデナデとマッサージしてあげる。  
うわっ、ぷりんぷりんした張りのある感触に手がどうにかなってしまいそうだ。  
 
「……太ももも、ちゃんとマッサージしないとね。……さわさわ……モミモミ……」  
「うううっ……は、長谷川さんのイジワル!」  
 
そーだろーねー。  
目の前でじゅくじゅくと愛液を垂れ流しているアソコには一切手を触れず、  
臀部から太ももにかけてをやさしく触っているだけなのだから。  
 
苺をつっこまれて軽くイかされちゃった後、さあこれからという時に苺を入れられたまま蓋をされて、  
胸やお腹や弱い脇の下をたっぷりと愛撫された紗季のアソコは、ぐしょぐしょに濡れていた。  
 
食い込ませた青いリボンはしとどに濡れ、恥丘のてっぺんでは透けた布地から包皮の卑猥な形がはっきりと認識できた。  
 
同世代の女の子ではありえないが、この半年以上の間、快楽というモノを徹底的に覚え込まされ、  
また貪欲に吸収していった幼い秘裂は、刺激を求めてヒクヒクと震えていた。  
 
「……くっ……うーっ…………くぅーーっ」  
 
紗季は唇を噛みしめ、疼きを止めようと無意識のうちに太ももを擦り合わせようするが、  
体を縛られている以上それは叶わぬ願いだ。  
 
「……紗季、もしかしてココを触ってほしいの?」  
「……はあ……はあ……そ、そんなこと……はあ……ありません……」  
 
もう息も絶え絶えと言った感じなのに、それでも意固地になって否定するところが、またかわいい。  
 
「そう? ……まあ俺は美味しい生クリームが舐められればそれでいいんだけどね」  
 
そう言っておへその下、下腹のあたりに付いているクリームを舐め取るため、  
恥丘に向かって舌を押すような感じで強く滑らせていく。  
 
「あああああーーーーーーーっ!!!! いやっ、そこっ、そこっ…………えぇ!?」  
 
でも恥丘に達しようとしたところで舌を離してしまう。  
 
「なっ、なっ、なんでそこで止めるんですか!?」  
「え? だってここから先にはクリームが付いてないんだから当り前じゃないか」  
 
ニッコリと笑顔で答えると、紗季がう〜とうらめしそうに俺を睨んだ。  
 
その後も下腹についたクリームやお菓子を舐めたり食べたりしていくが、  
アソコには決して触れなかった。  
 
「さてと、お腹に乗っけたのもだいたい食べちゃったし、それじゃ次は反対側の胸にでも……」  
「ううぅぅぅーーーーーーっ、はあっ、長谷川さぁんっ!」  
 
目に涙をいっぱいに溜め、ぷぅーーーと真っ赤にした頬を膨らませた紗季が、俺に抗議の視線を送る。  
 
怒っている顔は紗季のチャームポイントのひとつだと思う。  
 
紗季のツリ目で睨まれると、年下のはずなのに何故か先生か監督にでも怒られているような気持ちになるから不思議だ。  
 
クイッ。  
 
「んあっ!!!!!!?????????」  
 
そしてそんな上位者の目線を持つ彼女を、俺の指先ひとつで意のままに感じさせることができると思うと、  
感じたことのない背徳感がゾクゾクと背筋を駆け上がる。  
 
紗季の秘裂に食い込んでいるリボンを、クイッと指で引っ張り上げると、今までとは明らかに違う悲鳴があがった。  
 
最早隠すことができない愉悦の響き。  
男を惑わすことを知っている雌の声。  
 
俺は襲いかかりたくなる気持ちを必死に押さえながら、  
クイッ、クイッと数度、青いりぼんを引っ張る。  
 
「ひぃやあああああああっ、らめっ、ナカっ、イチゴがぁ!?」  
 
あ、そーいえば苺を膣に入れっぱなしだったんだ。  
リボンをくいっと引っ張るとナカの苺が奥に入り込んで、膣壁を刺激するのだろう。  
加えて包皮に隠れたお豆さんも食い込んだリボンで押し潰すから  
紗季の感じる快楽はかなりのはずだ。  
 
「……やっぱり気持ちいいんだね。……紗季、ちゃんとお願いできたら、今度はココをいじってあげるよ」  
「――ああっ!? ひぇっ、……お、お願い、ですか?」  
「うん。どうして欲しいか、紗季が自分の口で言ってごらん」  
 
紗季の唇がワナワナと震える。  
限界なんかとっくにきている。  
それがわかっていてこんな要求をする自分はヒドイ奴だと思う。  
 
だめ押しにもう一度だけ、リボンをクイッと引っ張ってあげると、  
その瞬間、紗季の瞳から理性の光が消えた。  
 
「ダメエッ、ダメエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!  
 長谷川さんっ、私、もう、ガマン、できません!」  
「何が我慢できないんだい、紗季?」  
「あ、あ、アソコが、もう、限界っ。……お願いです、もう、触って……」  
「……触るって、どこを?」  
「……あ、アソコ……です」  
「アソコって、どこだい。ちゃんと言わないと分からないよ?」  
「……うぅ……」  
 
さすがに意地悪しすぎたようで、潤んだ紗季の瞳から、涙がはらりと一筋落ちた。  
俺は「ゴメンね」と謝り、涙の線にちゅっとキスをした。  
そのまま口に移動し、慰めるようにたっぷりと唇を重ね合わせる。  
 
「……ん……くちゅ……れろ……長谷川……さん」  
「……ちゅっ……ちゅばっ……紗季……ごめんね……今たっぷり……可愛がってあがるからね」  
 
キスをしながら俺は濡れそぼったアソコに手を伸ばし、  
食い込んだリボンの脇からツプリと指を突っ込んで、苺を掴み取る。  
 
「んんんん!!!」  
 
塞がれた唇から声が漏れるが、構わず舌をなぶってあげながら、  
抜き取った苺をぐちゅぐちゅと膣口で出し入れする。  
 
「んんんんんーーーーー!!! ふんんんーーーーーー!!!」  
 
紗季がすごい勢いで自分の舌ごと俺の舌を噛んでくるが、  
俺は負けじとジュプジュプ苺を動かし続けて対抗する。  
 
「ぷわっ、こら紗季、そんなに強く噛んだら自分だって痛いだろ?」  
「――ひゃああっ、だめですっ、イチゴは、ツブツブが!!!」  
「うん。だからこうやって裏っかわを擦られると凄く気持ちいいでしょ?」  
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
紗季の体が弓なりに仰け反ろうとする。  
しかし縛られた状態では限度があり、青いリボンが赤く染まった肌に食い込み、  
まだデコレーションされたままの左胸が、俺の目の前で窮屈そうに震えていた。  
 
俺はその反り上がった胸を、ぱくっと口に含んだ。  
 
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
生クリームを吸い取り、固くなったチェリーをたっぷりと舌で味わう。  
 
「あああああーーーっ! そんなっ、いっぺんにされたら、私!」  
「ちゅばっ……ちゅ……れろ……紗季、こっちの乳首、さっきよりも硬く尖ってるよ」  
「いやあぁ、そんなの知らないっ、知りません!」  
 
じゅるじゅると紗季の乳首をしゃぶりながら、同時に股間の苺を激しく動かす。  
膣の浅いところで素早く出し入れをしたり、スナップきかせてグリングリン回転させたり、  
そのまま奥に突っ込んでみたり、もうやりたい放題であった。  
 
「ひゃああああああああああああっ、ああああああああああああああああああ、  
 んああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」  
 
紗季の瞳は完全に焦点をなくし、口からは狂ったような悲鳴を上げる。  
でもまだまだと、俺は胸に残ったクリームを全部舐めとると、次は脇の下へと舌を伸ばした。  
 
「いやあああああああああああああああああああっ、ダメッ、長谷川さん!  
 私っ、もうダメです! ――イクッ、イっちゃいます!!!」  
 
脇の下にじゅうぅっと強く吸いつき、手首をひねって苺を回転させながら膣の入り口から奥まで何度も縦断を繰り返す。  
 
紗季の嬌声、体の震え、膣の蠢きを感じ取りながら、最良のタイミングでバッと胸に戻り、  
猛りまくった乳首にしゃぶり付き、少し強めにカリッと歯を立てた。  
 
――それがスイッチだった。  
 
眼鏡の向こうのツリ目が大きく見開かれる。  
普段の凛とした感じからは想像もできない――口端からだらしなく涎を垂らし、  
喉の奥から魂そのものの叫びが沸き上がる。  
 
「――んあああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」  
 
体をめいっぱい反らせて、リボンをきつく食い込ませながら、紗季は派手にイった。  
その瞬間、びゅっと股間に潜りもませた手に熱い液体がかかる。  
 
――紗季の愛液と、達した時の膣圧によって潰れた苺の果汁だ。  
 
 
「――はあっ、はあっ、はあっ、はあっ……」  
 
ビクビクッと長く……長く体を突っ張らせて絶頂に震えた後、紗季はくたぁっと脱力する。  
 
俺は手にかかった果汁と愛液の混ざった液体をペロリと舐めた。  
 
「……ダメじゃないか紗季。苺を潰しちゃ。果汁がナカに入っちゃうよ?」  
「……はあ……はあ……はあ……はあ……」  
 
しかしイったばかりの紗季は放心状態で、体中の肌を上気させ、荒く呼吸を繰り返すだけだった。  
 
「……仕方ないな。……俺が綺麗にするしかないか……」  
 
股の間にしゃがみ込み、湯気が立ちそうなほど熱く火照った紗季のアソコを開く。  
ソコは潰れた苺を咥え込んだまま、ヒクヒクと絶頂の余韻に震えていた。  
 
朝露に濡れた花びらをめいっぱい広げると、秘肉に触れないよう歯だけで潰れた苺をくわえ、ぬぷんっと抜き取る。  
 
「ひゅうううん!?」  
 
紗季の口から空気を切るような悲鳴があがった。  
 
潰れたといっても苺は原型を保っており、割れた果肉から出てきた果汁と紗季のいやらしいお汁が混ざりあって、  
なんとも美味しそうだった。  
 
当然、俺はその苺を口に入れ、咀嚼した。  
 
「……しゃくしゃくしゃく……ゴックン」  
 
ずっと膣をかき回していた苺は人肌に温まってしまい、思ったほど美味しくなかったけど、  
砕けた苺と紗季の愛液が混ざり合い、なんともいえない濃厚な甘さがした。  
 
「……じゃあ、次は果汁を全部吸い出さないとね」  
 
ぽっかりと開いた膣穴が閉じてしまう前に、俺は唇をつけて、じゅるるるるうるるる!!!  
と音を立ててナカに入った苺の果汁を吸い出し始めた。  
 
「ひぐぅぅぅぅぅぅぅっ!!!??? なっ、なにをなさっているんですか、長谷川さん!?」  
「え? だって果汁を全部吸い出さないと、ナカがかぶれちゃうよ?」  
「だっ、だからって、私、まだイったばかりで――んきゅぅぅっぅぅぅぅ!!!!」  
「じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる!!!!!!!」  
 
一刻を争うため紗季の言葉はとりあえず無視して、  
最大肺活量をもって膣内に流れ込んだ果汁をすべて吸い取ろうとする。  
同時に秘裂に飛び散った果汁を拭うべく、ヒダヒダのひとつひとつまでも丹念に舌で掃除していく。  
 
「いやあああっ!!! だめっ、だめっ、ウソッ、そんなされた、私、また――!!!」  
 
紗季の腰がまたガクガクと震えだした。  
絶頂ったばかりの秘所を舐められて、また達しようとしているようだ。  
 
「……れろっ……れろっ……じゅるっ。……紗季、辛かったらとりあえずイっといで。  
 俺は果汁を全部舐めとっちゃわないといけないから……その間何回イったっていいよ」  
「そんな! ひどいです! そんなにイってばかりいたら、私、おかしくなっ――」  
 
紗季の声が飛んだ。  
俺が包皮をめくり上げ、出てきた赤い小豆を口に含んだからだ。  
 
もちろんソコも果汁を残さないように舌で綺麗に舐めてあげる。  
もっとも包皮に隠れていたから果汁なんて付いてないんだけどね。  
 
「――じゅるっ――れろっ――じゅるっ!」  
「いやああああああああああああああ! 無理っ、無理っ、無理っ、ソコ、ホントにらめえええええ!!!!」  
 
赤子のように泣く紗季がちょっと可哀想に思えたけど、そのまま舐め続けていたら、  
膣口から赤い果汁が混ざった白く濁った愛液がたくさん出てきた。  
 
たぶんこれで果汁はすべて外に流れてきただろう。  
 
「……じゅるっ……じゃあ紗季。最後の仕上げをするよ。気をしっかりもってね」  
「ひゃあ、はあ、はあ、……え?」  
 
俺はふうーーーーと大きく息を吐くと、紗季の膣口に唇を付け、じゅるるるるるるるーーーーーと  
今までで一番の勢いで、最後の果汁が混じった紗季の本気汁を啜った。  
同時に指の腹で、小さなお豆さんをやさしく押しつぶしてあげる。  
 
「――んいやああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
 あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ  
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」  
 
本日二度目となる盛大な絶頂を迎えた少女の嬌声をBGMに  
俺は果汁入りの紗季のあまい愛液をたっぷりと味わったのだった。  
 
 
…………。  
……。  
……。  
 
 
 
……ごしごし。……ごしごし。  
 
「……紗季―、体、大丈夫? 辛くない?」  
「……はい、一応、平気です。少しだるいですけど。  
 ……ふふ、今日はちょっと調子にのってやりすぎちゃいましたね」  
 
三沢家の大きなお風呂場に、少女の明るい声が響く。  
 
「うん。ごめんね。俺も途中から歯止めがきかなくなってた。  
 ……女体盛りプラス縛りは反則だと思うぞ」  
「ふふ、でも長谷川さん、とっても興奮していらっしゃいましたよね?」  
「……そりゃ、あんな格好でお出迎えされたらね……。  
 だけど体は汚れるし、縛った跡も付いちゃうから、あんまりおススメできません……」  
 
ごしごしとボディソープをつけたスポンジで紗季のお腹を洗いながら、俺は溜め息まじりに言う。  
 
現在俺たちは、部屋に備え付けられたお風呂場(それでも家のよりも圧倒的に広い)で、先ほどの行為の後始末をしていた。  
 
「だって、以前愛莉がしたときに、長谷川さんったら、見ているこっちが恥ずかしくなるくらい大はしゃぎだったんですもの。  
 だから次機会があったら、絶対やろうって決めていたんです」  
 
お風呂用の椅子に座っている俺の膝の上にさらに座って、紗季はちょっと膨れた後、すぐにご機嫌な表情になって答えた。  
 
……そりゃ、まー、愛莉の女体盛り(舟盛りバージョン)を目にして狂喜乱舞しない男なんていないだろう。  
(もちろん愛莉の自発的意志で行われたわけではないことを、彼女の名誉のために付け加えておく)  
 
俺の膝の上でクリームで汚れてしまった体を洗ってもらっている紗季はとても嬉しそうだ。  
膝の上と言っても俺は足をやや開いて座っているので、太ももを重ねるようにしている紗季の足も当然開いていて、  
紗季は俺の腹……というか、股間の上にかわいいお尻をのっけていた。  
 
そして未だ衰えない俺のイチモツは、紗季の幼い秘裂に上半分を埋もれたまま、ギンギンにいきり立ち、  
さらにボディソープを付けた紗季の両手でやわやわと洗われてしまっていたのだ。  
 
「……それで、いかがでした、私のバレンタインチョコは?」  
「……ええ、それはもう。大変美味しゅうございました」  
 
ここまでしてもらって不味いなんていったらバチがあたる。  
 
「ふふ、そうでしょうね。……だって、ココはまだまだ食べ足りないって言っていますよ?」  
「くぅ!!!」  
 
泡にまみれた紗季の人差し指が、裏スジをやさしく撫ぜる。  
相変わらず、責める側に回っても天下一品の才能を持っている。  
 
ちなみに……。  
さっきまでの行為はあくまで『プレイ』なので誤解のないように。  
部屋に入ったときに紗季が自分の体を縛っていたのがその合図。  
 
まあ最初は女体盛りに驚いて少し様子を見つつだったが、  
自分が用意したのにもかかわらず紗季が嫌がるような言葉を発したのが決行の催促。  
 
あとは嫌がる紗季をイジメテ散々じらしまくった後、たっぷり可愛がってあげるというプレイに没頭したのだった。  
 
そもそも俺が紗季の嫌がることをするはずがないし、もし本当にNGの時は、  
たとえ縛られていても伝えられる合図というがちゃんと用意してあるのだ。  
 
どうも俺と紗季はお互いPGというポジションのせいか、こう頭脳戦といおうか、  
シュチュエーションに凝ってしまうふしがある。  
 
もちろん最初は普通の行為で済ましていたのだが、いくら愛情があるからと言って……いや、愛情が有り余るからこそ、  
禁断の果実の味を知ってしまった若い二人の衝動は、普通の刺激では徐々に物足りなくなってしまっていった。  
 
そしてある時、興味本位で試しに「ごっこ」のつもりで、  
ちょっと嫌がる紗季を無理矢理……みたいなシュチュエーションでやったら  
………………もうお互い興奮しまくって、すっかりハマってしまったわけだ。  
 
さらに紗季はいかなる方面においても勉強熱心なため、いろんな知識を集めてきては  
それを俺と一緒に実践していくので、この半年で俺たちのプレイは凄まじい進化を遂げてしまったのだった……。  
 
……言っとくが、こんなこと智花や愛莉やひなたちゃんには一度もしてないかなら!  
この3人には、俺と紗季がやっているプレイに関しては今のところ秘密である。  
……でないと例の『他の子にしたことは自分にもして!』という恐怖の約束が発動してしまうからだ。  
 
……真帆には、一度、紗季が口を滑らせてしまい、本人にせがまれたもんだから試したことがあるのだが……  
…………マジ泣きされて、それ以降二度としていない。  
 
あくまで双方の合意と強い信頼関係、そしてプレイとして受け入れられる精神的土壌があってこそ、  
こういった行為は成り立つのである。  
 
他の子は素直すぎて本気にしちゃうからなー。  
 
………………………………て、俺、小学生相手に何要求してるんだろ……………………。  
 
 
「……長谷川さん、どうされました?」  
 
 
ちょっと絶望的な気持ちになった俺を、眼鏡を取った紗季のツリ目が、心配そうに見上げていた。  
 
いかんいかん。俺に落ち込む暇も資格もない。俺が考えるのはただ一つ。この子たちの幸せのみだ。  
そのためならば、鬼にでも修羅にでも、奴隷にでもペットにでも何にでもなってやろうじゃないか。  
 
「んー、なに、いつものことだよ。それよりちゃんと体を洗わないとね。本当にかぶれちゃったら大変だ」  
 
俺は紗季のお腹をごしごしとボディソープがついたスポンジで洗い、おっぱいは泡を付けた素手で直接洗ってあげる。  
 
紗季のおっぱいは触ると痛いのはホントなのだが、俺に触ったり、舐めたりされると『痛気持いい』らしく、  
実際には嫌がるどころが、どんどんやってくださいと求められてしまうのだ。  
特にコリコリと歯を立てられると、電気が流れたようで堪らなく気持ちいいらしい。  
 
……ますます危険な方向に開発が進んでいる気がする……。  
 
「あんっ! ……もう、本当にエッチなんですから。……なら、私は長谷川さんのを綺麗にしてさしあげますね」  
 
そう言うとお返しとばかりに、紗季は勃起したままの俺の陰茎を自分の秘裂に強く押し当てると、  
上側を秘裂で擦りつけ、下側の竿から裏筋にかけてを両手を使ってせっせと洗ってくれる。  
 
――くっ。  
……これは……ヤバい……。  
 
「……紗季……ごめん」  
「え? なんですか?」  
「……俺、もう出ちゃいそう……」  
「ええっ!? もう、ですか?」  
「だって俺、さっき一回しか出してないから……」  
 
2回目イク前に、紗季が失神しちゃったからできなかったのだ。  
 
「えっと……最後まで、できます?」  
「ちょい無理。……ごめん、一回出しちゃっていいかな」  
「わかりました。では……私がイかせてあげますね☆」  
 
紗季は俺のイチモツに股を乗っける姿勢のまま床に足をつけ、俺の胸に背中を預けると、  
腰を浮かせた状態になる。  
 
そして自由になった腰を使って、秘裂と両手の間に挟んだイチモツをグイグイとシゴキ始めたのだった。  
 
俺はぎゅぅと紗季の胸を抱きしめて、彼女がズリ落ちないように支えてやる。  
 
――ぐちゅぐちゅ――ぐちゅぐちゅ――  
 
「……はあ……はあ……長谷川さん、どうですか、気持ちいいですか?」  
「ああっ! くぅっ、――とっても気持ちいいよっ、紗季!」  
 
イチモツの上側は紗季の秘裂と、下側は掌と、それぞれたっぷりの愛液と泡を潤滑油にして、  
勢いよく擦り付けられていく。  
 
紗季は慣れた手つきで裏筋を刺激し、さらには亀頭で自分のクリトリスをも刺激しながら、  
激しく腰を動かしていった。  
 
「ああ! はあっ! 長谷川さんっ、まだですか? はやくしないと、私のほうも、また――」  
「くぅっ!!! もう少し、あとちょっとだから、このまま――」  
 
紗季の腰使いが激しさを増してくる。  
俺は股間に意識を集中しつつ、手探りで紗季の両の乳首を探り当てると、ぎゅうぅっと思いっきり摘まんだ!  
 
「ひゃあああああ!!!!!!!」  
「くあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」  
 
その瞬間、紗季の両手が俺のイチモツをぎゅっと自分の秘裂に強く押し付け、  
その間を裏筋とクリトリスを擦り上げながら俺は腰を打ち付け、激しく射精した。  
 
ドピュッドピュッドピュッ!!!!!!!!!!  
 
あり得ないくらいの快楽と開放感。  
紗季の秘裂と掌に挟まれながら、俺は何度も何度も射精を繰り返した。  
 
「……はあっ……はあっ…………うわー、すごい。あんな向こうのタイルまで飛んでますよ……」  
「……うん。それだけ紗季のアソコと掌が気持ち良かったってことだよ……」  
 
射精した精液は、反対側の壁のタイルまで汚していた。  
うーん、やっぱり、この子はただ射精させるにしても、やり方がとっても上手い。  
 
「……でもちょっともったいないですね。せっかくの長谷川さんの精液、無駄にしちゃって……」  
 
名残惜しそうに、精液がわずかにこびりついた亀頭を、自分の秘裂の間に擦りつける。  
 
「ん、なに言っているんだい。そんな心配はご無用だよ」  
 
ぐぐっ。  
 
「きゃんっ! す……凄いです、長谷川さん。今出したばっかりなのに、こんなに元気で……硬さも全然硬いままで……」  
 
イチモツに力を入れると、秘裂の中に亀頭が埋もれ……そして、ブンッと勢いあまって外に飛び出てしまう。  
 
紗季はそんな暴れん棒に手を添えたまま、熱い視線を送っていた。  
 
「さて……では一回出したことだし……これから存分に紗季を可愛がってあげられるよ。  
 ふふ、今のじゃ、まだイってないでしょ?」  
 
乳首をクニクニと揉み潰しながら紗季の耳元に囁きかける。  
 
「……もう。……長谷川さん、いったい私を何回イかせれば気が済むんですか?」  
 
紗季は口元を綻ばせながら、怒ったフリをして文句を言う。  
 
「それはもちろん、紗季が満足するまでだよ」  
「嘘です。私がへとへとになったって、長谷川さん、やめてくれないじゃないですか」  
「それは紗季が俺のモノをいつまで経っても離してくれないからじゃないか」  
「長谷川さんがやめないからです」  
「紗季が俺のを咥えたままだからだよ」  
 
そんな他愛もない言い合いをしつつも、俺は紗季のおっぱいを、紗季は俺のイチモツを  
互いに愛撫していく。  
 
そうして、ふふっと微笑み合うと、唇を重ね、たっぷりと舌を絡ませ合う。  
 
そう、結局どっちもどっちなのだ。  
 
紗季の手が再び俺の裏スジを撫で上げ、自らのワレメに亀頭を擦りつけていく。  
俺は愛しい少女の唇を吸いながら、今はこの青い果実を精いっぱい堪能しようと、  
乳首を摘み、股間の柔らかな刺激に身を任せていったのだった……。  
 
 
それからしばらくの間、大きな風呂場に、少女の甘い声が響き渡った。  
 
 

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