真帆のバスケ武者修行
*陵辱ものです。苦手な方は注意が必要。女バス負けて欝ゲージが溜まっている男バス生徒Aがまほまほを……っていう話です。
誰だって譲れないものがある
それが俺にとってのバスケだった。バスケなら誰にも負けない自信があった。
だが、その自信も三度の出来事で粉々に砕かれた。
一度目は全国大会の一回戦。そのときはまだいい。もっと練習して勝とうと思った。
二度目は女子バスとの試合。目の前が真っ白になった。経験者が一人しかいないほぼ素人の集団、それも女に負けた。
衆目監視の中で……。必死に言い訳をいくつも考えた。相手が卑怯な作戦を使ってきた。油断していた。でないと気が狂いそうだったから。
三度目は女子バスとの再戦。竹中が居ないことに不安はあったが、チャンスだと思った。これに勝てば前の試合がマグレだったってわかって貰える。
だから、徹底的に対策して、油断もせず、全力で向かった。観客は前よりも多い。当然だ球技大会の優勝クラスが決まるのだから。ここで勝てば全てが元通りになる。
でも、結果は……敗北。最後のホイッスルがなると同時に崩れ落ちる。
砕け散った自信と心の傷は、あの悪夢の試合から二ヶ月たった今でも変わらない。
バスケの練習をしていた。キャプテンの竹中に集中しろと注意される。自分でも自覚されていることを口に出されると正直いらいらする。
練習に身が入らない。この練習で強くなれる気がしない。
俺は四年からずっとバスケをやってきた。なのに、初めてばかりの素人にシュートの精度で負けている。
コーチの教え方が悪いんじゃないのか? 女バスのコーチと、カマキリの差がすごくて、そのせいで負けたんじゃないのか?
だったら練習を続ければ続けるほど差が広がるんじゃないのか?
馬鹿な考えごとをしていたせいか、簡単に入るはずのシュートを外してしまう。ボールは弾んであらぬ方向に。
「ほらよ。ボール」
ぶっきらぼうな言葉と同時に、バスケットボールを投げ渡される。
「ありが……」
お礼を言いかけて口を紡ぐ。相手が、女バスの三沢真帆だったからだ。
真帆は、女バスの練習がない日に男バスの練習を見に来ることがある。竹中をからかうのが半分。あとの半分は俺たち男バスの技術を盗みに。
二度の試合の後に、散々調子に乗ったり、俺たちを馬鹿にした口でずけずけと、『それ、すごい、どうやるの? 教えて』と言ってくるのだ。
初めは練習の邪魔をするなと言ったカマキリも、今じゃ何も言わなくなった。
「がんばれよ」
何気なく、真帆が放った言葉。少し顔が赤くなるのを感じた。こんなに鬱陶しく思ってるのに。でも、まぁ、これだけバスケに真剣だったら悪い奴ではないかもしれない。
「おい、お前パワーフォワードだろ。勝負しようぜ。最近試合してないんだ」
練習が終わり着替え終わり帰ろうとすると、真帆に声をかけられた。
内心の動揺を隠しながら、返事をする。
「お前らは俺らに、二度勝ったんだ。下手糞とやっても得るものなんてないさ。それとも冷やかしのつもりか」
口に出して、自分に呆れた。本当は怖いんだ。これ以上自信を無くすのが、それにこの女に弱いと思われるのが本当に嫌だった。
「いや、見ててわかる。おまえはうまい。きっといい勝負になる。だからやろうぜ」
素直にうれしいと思った。それにその屈託のない笑顔にときめいた。
そして、再度口を開こうとすると、
「受けてやれよ。なあ、俺が審判してやるからさ」
横槍が入った。
オトナゲだ。俺たちの中で一番最初に毛が生えたからそう呼ばれてる。それにエッチなビデオや本も一杯もってる。
最近初めて夢精をした俺をエロレベル1としたらエロレベル28ぐらいある奴だ。
「いいこと言うな」
「ああ俺は大人だからな。真帆、ただやっても面白くねえ。賭けようぜ、負けたほうが何でも言うこと聞くってのはどうだ?」
「面白い! 乗ったぁ! あたしに賭けを持ち出したこと後悔させてやるぜ」
俺の知らないところでどんどん話が進んでいく。
周りを見渡すと、騒いでいる俺とオトナゲを残してみんな帰ってしまっているようだ。
「でっ、結局どうすんだよ。やるのか? やらないのか?」
真帆が詰め寄ってくる。それにたいして俺は、試合を了承した。
「じゃあ、ルールは1on1で5回づつ攻撃だ。でっ、負けたほうは勝ったほうの言うことを聞く。いいな」
オトナゲが再度の確認をする。
「OK。じゃあ、あたしのオフェンスから始めるぜ」
それに笑顔で答える真帆。準備は完了だ。
ボールをオトナゲから受け取り、真帆にパス。ゲームスタート。
真帆はドリブルで抜こうとしてくる。早い。
予想外の速さに動揺したまま、必死にボールを手を伸ばそうとした次の瞬間には、クロスオーバーで逆から抜かれ。
振り向いたときには、真帆のレイアップシュートがゴールを揺らしていた。
「くそっ!」
思わず声に上げていた。悔しい。
「へへっ、絶好調。どんどんいくぜ」
だが、次こそは勝つという前向きで熱い気持ちが沸いてくる。この気持ちは悪くない。
「じゃあ、つぎはわたしがディフェンスだな」
真帆のパスからボールがスタート。俺は小細工抜きで一気に抜こうとする。
しかし、それは適わずボールが弾かれ俺の攻撃は終わった。
試合のときに簡単にあいつを抜き去ったテクなのに……成長してるってことか燃えてきた。そう思っているとホイッスルが鳴り渡った。
「ファール」
オトナゲが声を上げる。
確かに真帆の手が若干俺に触れたがファールを取るほどじゃない。抗議の声をあげようとするが、オトナゲと目が黙れと言っていた。
「ええっ、今のは、ぜんぜんセーフじゃん」
「いや、アウトだ。ボール以外に触れていた」
正式な試合の経験の少ない真帆は自信満々に言われ引いてしまった。
その後も明らかに俺有利のジャッジで点差が開いていく。こんなイカサマみたいなこと止めようと思えば止められた。でも、負けるかもしれない恐怖に俺は勝てなかった。
その後、最終的に俺は勝った。でも、少しも嬉しくなく、勝負を始めたときの高揚はどこかに消えていた。
「あたしの負けだ。さっさと罰ゲームを言えよ。なんでもするぞ」
喉渇いたしジュースでも奢ってもらおう。今更、こっちがずるしたから罰ゲームなしだなんて言えない。だからなるべく軽いものにしないと。
「じゃあ、じゅーっう」
しかし、その言葉を言い終わる前に口をオトナゲに塞がれる。
そして耳元に口を近づけ、オトナゲは言う。
「こんな可愛い女がなんでもするって言ってるんだぜ。だったらいいことしよぜ。俺に任せとけよいい思いさせてやるからよ」
「あんま無理なことはいうな」
「はあ、何だよ。こんなチンコ勃起させて説得力ねえよ」
そう言って、オトナゲは俺のチンコを掴んだ。
「じゃあ、真帆さ、倉庫来てくれ、そこで罰ゲームするから」
「どこだって行ってやるよ」
埃の舞う体育倉庫についた。嫌な予感がする。
「じゃあさ、この本と同じことやってくれ」
そういってオトナゲが投げて真帆に渡したのは、この前バスケ部で回し読みして、この倉庫に隠したエロ本。
受け取った真帆は、数ページ流し読みし、顔を真っ赤にして投げ返す。
「こんなもん、できるわけねーじゃん。ふざけてんのか!?」
しかし、オトナゲは動じない。
「ふざけてねえよ。だったら罰ゲームは変えてやる。女子バスをやめろ」
「何言ってんだ! やめるわけないだろ」
「何言っても駄目。駄目。駄目。勝負受けといて、負けたら逃げんのか?」
「違う。できねーことばっか言うから悪いんだろ」
「だったら選ばせてやるよ。女子バスやめるか本に書いてることやるか」
「そ、そんなの」
「選べねえのか? バスケってお前にとってそんなもんなんだ。俺バスケのためだったらなんでもやれるし、ぜってぇ、友達裏切ったりしねえ。
お前は自分可愛さにバスケやめて、ダチ裏切るのは止めねえぜ」
その言葉に顔を真っ赤にする真帆。同じ赤でも今度は羞恥ではなく怒りだ。
「やってやろうじゃん。女バスより大切なもんなんてあたしにねえし」
その言葉を聞いてオトナゲが笑った。うまいものだと思った。そもそも本質的にはどっちかを選ぶ状況自体がおかしい。それなのに挑発されて、その状況の中で思考が閉じてしまっている。
止めないと。そう思うが実行に移せない。
そうこうしているうちにオトナゲが真帆をマットの上に押し倒す。埃が舞った。
真帆は目を閉じて震えている。
オトナゲは自分のパンツを下ろそうとしていた。
今から、大人なことをするんだ。真帆とオトナゲが?
それっておかしくないか? だって俺が勝ったんだし、それに真帆は、
気が付けば体が動いていた。
パンツに手をかけたままのオトナゲを突き飛ばし。
真帆の唇を無理やり唇を奪っていた。
「んんっ」
口は頑なに閉じられている。唇と唇を重ねる。それだけで熱くなる。気持ちいい。こんな気持ち初めてだ。
「まどろっこしいんだよ」
しかし、そんな幸せは続かなかった。起き上がったオトナゲに逆に突き飛ばされる。
「俺がキスの見本を見せてやるよ」
オトナゲが真帆の口に自分の口を当てる。舌を入れようとするが、頑なに口を閉じる真帆。
次の瞬間、オトナゲは信じられない行動に出た。両手で真帆の首を締め上げたんだ。
みるみる顔色が悪くなってくる。オトナゲはしばらくしてから手を離す
「かはっ、くはっ、はぁはぁ」
空気を求めて大きく口を開ける。その瞬間をオトナゲは見逃さず、真帆の頭を掴み自分の口を押し付け舌を入れた。
真帆は逃げようと頭を動かしても抑えられて動かない。そのため、舌を使って、オトナゲの舌をどかして空気を得ようとする。
その動きが気持ちいいのかオトナゲの顔が気持ち悪いぐらいの笑みに歪んでいる。
「……あたしを殺すつもりか?」
「殺しはしないさ。だが、変な抵抗したらもっと辛いめに合わすぜ」
「……わかった」
勝気な真帆もおとなしくなる。
「あと、おまえもさ。後で好きなだけやらしてやるから、そこでオナっとけ。次邪魔したら殺す」
俺は黙って、目をそらした。
そんな状況に気分をよくしたのか、オトナゲはまた嫌らしい笑みを浮かべて口を開いた。
「じゃあ、次はフェラな」
「それって何だよ。あたしは何をすればいいんだ?」
「チンコしゃぶるんだよ」
「んなことできるか!!」
「じゃあ、こうしよう。今から服を脱げ。俺たちの前で。脱いでる間はフェラしなくていいよ」
しばらく悩んだ真帆は、服を脱ぎ始める。
あるかないかの膨らみ。信じられないくらい白い肌。ほんの少しの括れと女性特有の丸みを帯びた体。
ごくりっ、生唾を飲む。エロ本を読んだときよりずっと興奮する。チンコ限界まで膨らみ、痛くてパンツごとズボンをおろす。気づいたら自分でちんこをこすってた。
「これでいいんだろ」
「ああっ、いいぞ。じゃあ、今からフェラしろ」
「話が違うじゃん!!」
「ああっ? 俺は脱いでる間はフェラしなくていいって言ったんだよ。うそは言ってねえ」
「普通、脱いだらいいって思うじゃん」
「ぐだぐだうっせえな。また首しめて欲しいのか? 舌よりちんこほうがでかいから次はもっとしめるぜ」
その言葉に真帆はおとなしくなってしまう。
「ほら舐めろよ」
躊躇う真帆のほほを、オトナゲはチンコで二度三度とビンタする。
そして、真帆は鼻を摘みながらチンコを口にくわえた。
ちゅぱちゅぱちゅぱと音が響く。
真帆の整った顔が歪む。はじめ鼻を掴んでいた手も、息が途切れたせいか話されている。屈辱感と喉の圧迫、それに生理的な嫌悪があるのだろう。涙が頬を伝っていた。
俺は、その姿を見ながら必死にチンコを擦る。脳が焼け切れそうに熱い。
「もっと、うまくしゃぶれねえのか?」
もどかしそうなオトナゲの声。
「だって、こんなの、うまくできるわけないじゃん」
口を離し真帆は文句を言う。
「何、口離してんだよ。この豚」
オトナゲは真帆を思いっきり殴りつけた。軽いからだが中に浮く。
「……いたいだろやめろよぅ」
真帆の抗議の声に元気がない。
そして、そんなものにオトナゲが耳を貸すはずもない。倒れこんだ真帆のツインテールの片っぽを掴み無理やり膝たての状態にする。
「もう、いい。俺が動くから口空けてろ。歯当たらないよ気をつけろよ。一回あたるごとに二回なぐるからな。三回めからはこのツインテール切り落とす」
「ごめんなさい。がんばるから、もう許してください」
涙をぼろぼろ流して、ついにトレードマークの男口調もなくなった。熱くなり過ぎておかしくなった頭に新たな熱が入る。
その間にもオトナゲはまほの後頭部をつかみ必死に全部に動かす。
真帆は見てて滑稽なぐらい口を大きく開けて、涎をどんどんたらしていた。
「綺麗だ」
俺は右手でチンコを擦りながら、左手で脱ぎ捨てたズボンから携帯を探し出し、狂ったように写真を連写していた。
「口の中で出してやる飲めよ」
返事はない。そしてオトナゲは口の中に出す。
真帆は反射的に吐き出そうとするが口を、野太いオトナゲの手が押さえてしまう。鼻で必死に息をする。
そして、オトナゲは鼻を摘んだ。
「口の中のもん全部飲んだら、手を離してやる」
真帆は必死に喉を動かす。そして必死に手を動かして何かをアピールする。
「飲み終わったのか?」
その言葉に必死に首を振る。
「よし離してやろう」
口と鼻から手が離れた瞬間。真帆は咳き込む。
くちから白い糸が引いた。
「じゃあ、真帆ちゃんあーんしてあーん」
「あーん」
抵抗する気を無くしたのか、素直に口を開く。
「残ってんじゃねえぇええええええええかぁああああああああああ、うそつきぃぃぃぃ」
怒鳴り声を上げて、オトナゲが真帆の腹を蹴り飛ばす。
また、真帆の体がくの自に曲がる。
今度は声すら出ない。涙と涎を流しながら空気音を流す。
俺のチンコを擦っている手が止まり、気が付いたら両手で携帯をつかみ少しでもいい写真を撮ることに全神経を集中させていた。
「じゃあ、最後にいくか。本番だ。どうせそのちんまい体じゃ生理来てないんだろ? 中だしでいいよな。じゃあやるぞ」
真帆とセックスをする? 俺は立ち上がる。
「なぁ、オトナゲやめろよ」
「はぁ、何だよ? やめるかよ。お前やるきないんだったら一人で帰れよ」
俺の言葉も届いていない。
それにあいつは致命的に勘違いしている。
「お願いだ。やっぱり、セックスは本当に好きな人とやりたい。昴んがいいんだ」
真帆に、にじり寄るオトナゲ。それをみて、膝を抱えて震える真帆。
それを尻目に僕は、筋トレ用具の中から5kgのダンベルを拾った。
そして、気づかれないようにオトナゲに後ろからそっと近づく。
あと一歩。オトナゲの真後ろについた。
ダンベルを振り上げ、思い切り振り下ろした。
「てめぇ」
打ち所が悪かったのだろうか? オトナゲはまだ動く。
だから、また振り下ろした。
動く、動くから振り下ろす。
何度か繰り返していくうちにオトナゲは動かなくなった。
「もしかして、あたしを助けてくれたのか?」
それを見ていた真帆が声をかける。
少しだけいつもの真帆に戻った。ぎこちない笑みを浮かべる。
「オトナゲに真帆とセックスなんかさせないよ。だって真帆のはじめては俺がもらうんだから」
笑みが固まった。四つんばいになって逃げようとする真帆を後ろから追いたて追いつく。
ちょうどバックの形になり、無理やりちんこを入れる。
「痛い。やめろ。痛い。無理だ。無理だからやめろって」
血が出ていた。真帆が痛い痛いと騒いでいるように。俺も痛い。
ぜんぜん滑りが足りない。
でも、気持ちいい。心のどこかが気持ちいい。むしろこの痛さが気持ちいい。
泣き叫ぶ真帆。その声が気持ちいい
必死に腰を振り続ける。
いつの間にか真帆の声が枯れていた。
そのころには血で滑って体も気持よくなっている。
「ねえ、真帆。気持いい」
返事がない。
でもいい。気持ちいいから腰を振り続ける。
気づいたら射精していた。構わず振り続ける。
意識が遠くなってきた。
体力の限界なんだろう。
膝が笑って、全身の力が抜けて真帆と折り重なった。
「幸せだね真帆。また1on1やろうか今度は正々堂々。記念撮影したいのに携帯がないや」
起き上がり携帯を探す。真帆の脱いだ服が目に入った。ポケットを漁ると携帯が入っていた。
記念撮影をするツーショット。気絶している真帆の顔。マンコのアップ。
それを俺のPCのアドレスに送信しようとして手が止まる。
「すばるん?って言ってたよな」
初めてはすばるんにあげたいって口に出していたのを思い出した。
真帆がよろこんでくれるように。真帆の初めての写真をすばるんにも送ってあげよう。
さっき取った写真を俺のPCのアドレスと、アドレス帳に登録されていたすばるんのアドレスに送信して、
俺は泥のように眠りに付いた。
明日はもっと、バスケが好きになれる気がした。
〜真帆のバスケ武者修行 完