『ゴメンな。俺の所為でいっぱい傷ついたよな。ホント、ゴメン』
『すば、るん……?』
『けど、もう自分の気持ちから逃げない。改めて言います。俺は、真帆の事を特別だと思ってる。好きだ、君の事が』
あれから、すばるんと恋人どーしになってから一週間たった。
「あー今日も楽しかったー!」
「はは、日に日にあのゲーム上手くなっていくな」
何回かすばるんと二人きりで遊んだりもして、ホントに恋人っぽくなってる。
でも何個か悩みがあるんだよなー。
「ねーすばるん、これからあたしんちいこーよっ! ラブラブお泊まり会!」
「こらこら。明日はまだ学校あるんだからムリだろ。部活だってあるんだし」
「あたっ」
コツンっておデコをやさしくたたかれる。
悩みその1。すばるんとお泊まり会がなかなかできない。
っていうかすばるんと恋人どーしになったあの日に一回泊まっただけ。
またすばるんにウデまくらしてもらいたいのになー。
「エヘヘ、でも部活もたのしみだなー」
とりあえず今日はもうサヨナラ。だからお別れのあいさつの準備をする。
「これくらいならいいよね、すばるん」
「もちろん。むしろ俺の方からお願いしたいくらいだしね」
そう言って、すばるんもあたしの方にカオを近づけてくる。
「じゃあ真帆。眼を閉じて」
「うん……」
すばるんの声で名前を呼ばれると、それだけでムネがあったかくなる。
眼もしぜんに閉じられて。
「……ちゅっ」
「……んぅ」
恋人どーしになってから何回目かわかんないキスをした。
キスするたびに、すばるんのことがますますスキになってく気がして。
すばるんにもあたしのスキってキモチをもっともっとぶつけたくて。
「……ぷはっ」
「……んんっ」
何回も何回も、キスをおねだりしちゃった。
そこまでしか、おねだりできないから。
「ん……やぅっ」
ベッドに入ってしばらくしたら”いつものクセ”が始まっちゃう。
コレが悩みその2。すばるんとエッチなコトをしてからずっと続けちゃってるコト。
「あっ……んんっ」
あの時のコトを思い出しながら、ベッドの中でムネとかおマタとかをいじる。
はじめのうちは服の上からやってるんだけど、そうやってると少しずつパンツがぬれてくる。
「んっ……しょ」
だからとちゅーから、パンツを脱いで直接おマタをさわりはじめる。
ついでに肩のヒモをゆるめて、ムネも直接さわれるようにする。
いつもそうなる。コッチの方がキモチいいから。
「ひぅ! すばるん、そこはダメぇ……!」
でもアタマの中であたしのカラダをいじってるのはあたしの指じゃない。
すばるんの手が、あたしのムネやおマタにエッチなイタズラをしてくる。
『真帆のおっぱい、可愛くてスキだぞ、俺』
すばるんの声が聞こえてくる。
「やあぁっ!」
オッパイのてっぺんをつまんだらカラダにデンキが流れる。
「すばるん、それキモチよすぎるよぉ……」
さわるのがコワくなるくらいに。
コワいのに、それでもさわりたくなっちゃうくらいに。
「んんっ……!」
指をおマタの穴につっこむ。……ううん、すばるんの舌が、おマタの穴にはいってくる。
「なめちゃダメだってばぁ、すばるんの舌、すっごくアツいっ……!」
こないだジッサイになめられた時のコトを思い出しながら、くちゅくちゅって音を立てながら指をうごかす。
『なめちゃダメなの? おかしいな。真帆は俺にココなめられてキモチよくない?』
アタマの中のすばるんはすっごくイジワル。
あたしがハズかしがってるだけってしってるのに、こんなカンジで言ってくる。
そして言われるたびにもっとキモチよくなる気がして。
ますます指がとめられなくなっちゃう。
「は、ぁ……」
しばらくそんな風にいじってると、少しずつクチの中がもの足りなくなってくる。
あの時は、すばるんのおチンチンをなめてたから。
「あむっ、れろっ……」
だからかわりに、クチの中に指を2本いれてそれをなめる。
「んちゅっ……はぁ」
指がふやけちゃうくらいにずっと。なめるのにドンドン夢中になってく。
モチロンもう片方の手……じゃなかった、すばるんの舌はあたしのおマタの穴をまだなめてる。
「すばるん、やぁ……もうゆるして!」
おマタをなめたまま、指はあたしのおっぱいのてっぺんをいじりまわしてくる。
『ん? 真帆のココ、舐めてほしそうにしてるな』
「すばるん、ダメ、ダメっ! ダメえぇぇぇッ!!」
すばるんがおっぱいのてっぺんをつまんで、おマタにある小さなでっぱりを思いっきり口で吸ってきた。
それがトドメになって、あたしはトンじゃった。
「ハァ、ハァ……」
何分かは頭がまっしろになってなんにも考えらんない。
で、そのジョータイが終わってから考えることはいっつもおなじ。
「うぅ、またやっちゃったよぅ」
これはゼッタイにエッチなコト。そんでもってエッチなコトはイケないコト。
なのにあたしは毎日、こんなカンジで自分のカラダをイジっちゃってる。
「すばるんが、あんなコトするからぁ……」
すばるんにされたコトがスゴくキモチよかったから、それを思い出しておっぱいやおマタを指でイジっちゃう。
もうあたしは、このキモチよさのトリコになっちゃってる。
「すばるん、またしてくんないかな……」
気がついたらあたしは、そんなコトを考えるようになってた。
だって最近は、こんな風にイジるだけじゃもの足りなくなってきたから。
やっぱりすばるん本人に、エッチなコト、してほしい。
「けどさすがに、こんなコトおねがいするのはハズかしいしなぁー。はぁ……」
すばるんと恋人どーしになれたっていうのに、悩みはまだまだ多い。
あたしはため息をついた後パンツをはきなおして、ネグリジェの肩ヒモを元に戻した。