「ご、ごめん智花……ちょっと離してくれるかな」  
「ふっ、ふえぇっ!? むっ、無理、ですっ! 私、昴さんと、こ、こんなにいっぱい、  
あ、あ、愛し合えてっ! すごく嬉しくって、幸せでっ! き、気持ちよくってっ!  
恥ずかしい子でごめんなさいっ! でもっ! は、離すなんて、できませんっ!」  
「……うん。俺もだよ、智花。俺も、智花と愛し合えて、すごく嬉しいし、幸せだ」  
「ああ、昴、さん……っ!」  
「智花のことが好きすぎて。智花の体が気持ちよすぎて。だから、俺……もう、出ちゃいそうなんだ」  
「出っ……出っ!? ふっ、ふえぇぇっ!?」  
「だから、智花、は、離して……っ! 俺もう限界なんだ……っ!」  
「んっああっ! す、昴、さん……。あ、あのっ! お、お願いしますっ! そ、そのまま……あ、あの、そ、そのっ!」  
「智花……?」  
「抱きしめたまま、昴さんのを、私の中にくださいっ!! きょっ、今日は、だ、大丈夫な日、ですからっ!」  
「とっ、智花……い、いいんだね?」  
「はいっ、はいぃっ! ああっ、昴さんっ!」  
「ああっ、智花っ、愛してる……っ! うあっ、あああ……っ!!!」  
「ふあぁぁぁっ昴さあああああああああんっっ!!!」  
 
 
「はー、はー……ああ、昴さんので、お腹の中、いっぱいです……嬉しい……」  
「はー、はー……俺も嬉しいよ、智花」  
「うふふ……。本当に、とっても嬉しいです。これできっと昴さんの赤ちゃんが出来ると思うと……」  
「……」  
「……」  
「…………え?」  
「だって、今日は『ちゃんと赤ちゃんが出来る、大丈夫な日』なんですもん」  
 
 
 

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