「ふぁうぅぅ……昴さん、感じてますか?私の中に、昴さんのおち○ちんが入ってきてるのが……  
 私、昴さんと一つになれました……えへへ♪」  
恍惚の表情を浮かべる智花。  
「うぁ……ぁ……あ……」  
一方、昴のほうは智花の中に挿入された快感を堪えるのに精一杯だった。  
「うふふ……昴さん、挿入れられただけでイっちゃいそうなんですね?じゃあこれを飲んでください。」  
智花はそう言うと自分の尻尾を昴の口に咥えさせる。すると尻尾の先端からとろりとした液体が放出された。  
「……!んくっ、ゴクッ、ゴクッ!」  
「どうですか?これですぐにイっちゃうことはないはずですよ」  
智花の言うとおり、昴はすぐにでもイきそうな状態から落ち着いてきた。  
だが飲まされた液体は蜂蜜よりも甘く、昴の頭の中はとろけそうになっていた。  
「昴さんったらぼーっとしちゃって……♪そんなにおいしかったんですね……  
 じゃあ私が動いて昴さんを思いっきり気持ちよくさせてあげますからね……。」  
そう言うと智花は自ら腰を振り始めた。初めてだというのに痛がっている様子もない。  
これもサキュバスの特性の一つなのだろう。  
「うあぁぁぁぁぁぁっっ!!あああぁぁっ!!あぁっ!!」  
先ほどイきにくくなる液体を飲まされたにもかかわらず、とんでもない快感が昴を襲う。  
もし飲んでいなかったら、何度も智花の膣内に出し続ける射精地獄となっていたことだろう。  
「ひゃんっ!昴さんのっ!すごく、いい、ですっ!!」  
「うぁっ!と、ともっ、かっ……!」  
「昴さんっ!ちゅっ、ちゅうっ!レロッ、レロッ……」  
「と、ともか……あむっ、レロッ、レロッ……」  
智花のキスを受け入れ、昴もまた智花の口の中に舌を絡める。  
「昴さん……ちゅっ!ちゅるるっ!」  
グチュッ!グチュッ!  
 
智花のディープキスと腰使いに昴はもはや限界だった。  
「昴さん、もうイっちゃいそうですか?  
 いいですよ……私の膣内で、思いっきりイっちゃってくださいっっ!!!」  
智花が腰を大きく浮かせた後、一気に腰を沈める!  
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!」  
そんな攻めに昴が耐えられるはずもなく、智花の中に射精する。  
どぴゅっ!どぴゅっ!びゅくびゅくっ!!  
「ふぁうぅっ!昴さんの精液っ!すごく熱くてっ!気持ちよくてっ!  
 私っ!私っ!イっちゃうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」  
智花もまた、昴のもので絶頂に達した。  
「昴さん……私……昴さんので……イっちゃいました……?」  
惚けながらも幸せそうに微笑む智花。  
結合が解けると、智花の中から大量の精子があふれてきた。  
「あ……すばるさんの……精液……」  
智花は自分の秘所からあふれてきた精液を指ですくうと、その指をちゅばちゅばと咥えた。  
「やっぱり昴さんの精液、おいしいです……毎日飲みたいぐらいに……」  
そんな智花の痴態を見せられて、昴の肉棒は再びガチガチに大きくなった。  
「えへへ……昴さんの、まだ元気そうですね……?昴さん、もう一回したいです……いいですよね?」  
昴は絶頂の余韻で息を切らしながらもコクンとうなずく。  
「嬉しいです……それじゃあ今度は……」  
智花は昴のベッドの上に仰向けになると両手を前に差し出してきた。  
 
「昴さん……今度は、昴さんから、してください…。昴さんを私だけのものにしたように…  
 私のことを…昴さんだけのものにして欲しいんです……」  
その言葉に、昴はもはや抵抗する術をもたなかった。  
ふらふらと智花のそばまで来ると己のモノを智花の秘所にあてがう。  
「昴さん、我慢しなくていいですからね?いっぱい、いっぱい私と気持ちよくなりましょうね?」  
智花のこのセリフが昴の最後の理性を崩壊させた。  
「智花…いくよ…?」  
「はい、昴さん、きてください…!私のこと、めちゃくちゃに犯してください……っ!!」  
次の瞬間、昴は一気に智花の膣に挿入した。  
「あ、あああぁぁぁぁぁぁっ!昴さんの、昴さんのが、一番奥まではいって、きて……  
 きもち、いいっ、です……っ!」  
それだけで智花は快楽を感じている。  
「智花……動かすよ……」  
「はい……昴さん、きてください……一緒に気持ちよくなりましょうね……」  
昴が腰を動かし始める。  
突如、昴のペニスに異常が起こった。智花の膣内が生き物のように昴のモノを揉みしだき、より奥へ引きずり込もうとする。  
「(なんだ……これっ!智花の膣内、凄くぞわぞわする……っ!!)」  
智花が元々もっていたものなのか、サキュバスになったことで膣内に変化が起こったのかはわからない。  
ただ一ついえることは、今の智花は最高の名器をもっているということだった。  
「すばるさぁん!もっと、もっと、わたしを気持ちよくしてぇぇっ!!」  
智花がより一層強く昴を求めている。  
 
「智花はホントにエッチだなぁ、こんなに気持ちよさそうにして……」  
「はいっ!わたしっ、あんっ!サキュバスになって、ふぁうっ!とってもエッチに、なっちゃいましたっ!ひゃうぅっ!」  
智花は両足と尻尾を昴の腰に巻きつけ、昴を放さなかった。  
「だから昴さん、もっと激しくしてください!私のこと、もっと気持ちよくして、エッチな子にしてくださいっ!」  
智花の望みに応えるべく、昴は激しく腰を動かす。  
智花もまた、昴の動きにあわせて体をくねらせた。  
「智花っ!智花っ!ともかぁぁぁぁぁっ!」  
「昴さん!昴さん!すばるさぁぁぁぁん!」  
お互いの名前を叫び続ける二人。  
今の二人は互いに快感を求め、与え合うだけの獣と化していた。  
「智花……俺…っ、もう!」  
「私も…もう……イッちゃいそうです…っ!」  
ラストスパートをかけるべく二人の動きが激しくなる。  
「智花…もう……射精る…っ!!」  
「射精(だ)してくださいっ…昴さんっ、私の、私の膣内に……いっぱい中出ししてぇぇぇぇ!!」  
ドクン!ドクン!ドクドクドクドクドクッッッッ!!!!!  
「ふぁ、ふぁうううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」  
智花の中に溢れ出さんばかりの大量の精液が注ぎ込まれ、二人は同時に絶頂に達した。  
「はぁ……はぁ……昴さんのが……私の中で……いっぱいで……すごく、気持ちよかったです……」  
「俺も……最高に気持ちよかったよ……智花……」  
 
 
「それじゃあ私、少し眠りますね。」  
「じゃあ俺は時間が来るまで朝練の準備をしておくよ。」  
「あ、待ってください昴さん!」  
そう言って部屋から出ようとする昴を智花が呼び止める。  
「私、一眠りしたら元の姿に戻っちゃいますけど……その前に約束してくれませんか?  
 例え元の姿でも、私のことを好きでいてくれるって……。」  
「そんなの当たり前だろ?どんな姿でも智花は智花なんだからさ。」  
昴の答えに智花の表情がぱぁっと明るくなる。  
「嬉しい……!昴さん、大好きです…」  
「俺もだよ、智花…大好きだ…。」  
そういうと二人はお互い唇を重ね合わせた……  
 
 
 
それから。  
二人は相変わらず毎朝の朝練をして、週に3回、昼は真帆や紗季たちとバスケの練習をする。  
そして夜は――  
「こんばんは、昴さん。今夜もよろしくお願いしますね…?」  
「こちらこそよろしく、智花。」  
昴は薬の効果でサキュバスの姿になった智花と夜が明けるまで何度も交わり続ける。夜は二人だけの時間となったのであった。  
 
 
おまけ  
「どうやら上手くいったようね……よかったわね、智花……」  
そう言うとサキュバスは徐々に姿を変え智花の母親、湊花織の姿に変わった。  
 
花織の娘はサキュバスの血を全くと言っていいほど引いておらず、普通の人間と変わらなかった。  
だが花織はそれでいいと思っていた。人間の子として普通に生きていければそれでいいと。  
しかし予想外のことが起こった。智花の恋の相手が年上――高校生だったことだ。  
年齢差に悩み後一歩が踏み出せない娘――花織は一つの決断を下した。  
娘にはサキュバスと無縁の人生を送って欲しかったが、愛する人と結ばれるためならやむを得ないと。  
智花に渡した薬は飲んだ人をサキュバスに変える薬――智花はそう思っている。  
だが本当は自分の中のサキュバスの血を目覚めさせる薬だったのだ。  
こうして智花はサキュバスとなり、昴を虜にすることに成功した。  
「智花…これからも昴さんと仲良くやるのよ……♪」  
 

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