智花「昴さん……まだ寝てますよね……?」
朝練の前に、寝ている昴さんの部屋に忍び込む。忍び込むと言っても、母親からの許可は得ているので問題はない。
智花「昴さん……」
時間はまだ早い。智花は想い人のベットにもぐりこんだ。
智花「昴さんのにおい……素敵……ちゅっちゅっ」
想い人のにおいにあたられた智花は、首筋を中心に口づけを繰り返す。
首筋から発生するにおいが一番お気に入りなのである。
智花「昴さん……ちゅっ……昴さん……」
だんだん大胆になった智花は、昴の上に乗り口づけの痕を残していく。
智花「おいしい……」
紳士でも汗はかく。智花はそれを味わっているようだ。それが媚薬となり、まだ若い蕾を開かせる。
彼女は想い人の前開きの服をはだけさせ、その体に満開の花畑を作っていく。
智花「ちゅっ……ちゅっ……昴さん……ふぁっ!……熱い……」
時間のせいだろうか、それとも満開の花畑のせいだろうか、紳士の象徴は熱くたぎっている。
開きかけの蕾がそこに口づけたようだ。もちろん布ごしではあるのだが、開きかけの蕾には十分な刺激だった。
その刺激が癖になったのだろうか、智花はこすりつけ続ける。
智花「昴さん……これ何ですか……ふぁっ……」
やはりまだその快感の正体を知らないのだろうか、冷静さを失い、寝ているはずのコーチに問いかける。
昴「んっ……」
智花「!」
起きてしまったのであろうか、智花は驚いて身を凍らせる。
昴「……」
まだ眠ってくれているのだろうか。智花は冷静になって桃源郷から抜け出した。
智花「顔洗って来ないと……」
そういいながら、下着が濡れているのを感じ、紳士の母にその理由を尋ねようと思うのであった。
昴「智花……あんなことされて寝てられるわけないだろ……もう我慢するのやめようかな……」