「キースぅ、最近新技を習得したんだよぉー♪」  
「ほう、どんなん?」  
「五大属性はあらかた習得したから、今度は黒魔術系でまとめてみたの」  
「黒魔術…(ほわんほわん…キースはえちぃな妄想を始めた!)」  
「別に触手とか媚薬とかじゃないから」  
「なっ!なぜ考えてることがわかった!?」  
「ん、これが新技…すなわち読心術なのだぁっ♪」  
「……それくらいになると禁断魔法の域に入らないか?」  
「まぁいいからいいから…で、キース?」  
「何さ」  
「私に隠し事とか…ないかな?…かな?」  
「………ね、ねえよんなもn」  
「…へえ…最近エルの裸とかのぞいてるんだ…(ぴきっ!)」  
「……くっ…!読心術ってのは便利だな…!なら…っ」  
「え……っ?」  
 
「………」(じーっ)  
「なっ…!き、キースってば!そんな強い思念送り込まないでよっ…」  
「………」(じーっ)  
「やだっ…!そんなえっちなこと…考えないでよ…っ」  
「………」(じーっ)  
「あうう…わかったわよ…してあげるから、部屋に…っ」  
「…ああ、じゃいこうか」  
「えいサンダーボルト」  
「ぎゃんっ!?」  
「…ふんっ!キースなんて知らないもん!」  
 
「いやあ、若いっていいなぁ二人とも」  
「きゃっ…マスター見てたの?」  
「まぁほら…夜中、いつも静かにして欲しいとは思うけどね」  
「…あ、あう…(かああああっ)」  
「ぐぐ…」  
「お、さすがに回復は早いねキース」  
「…伊達に鍛えてないって…」  
「夜とかね」  
「その振りはもういいから」  
「あう…ま、マスターってばぁ…♪」  
「お前もっ!そこで照れるな!」  
「むうー」  
「大体お前、さっき読心術解除すればよかったのになんでしなっかたのさ」  
「…き、キースだって圧縮心理反撃法なんてどこで覚えたのよ!」  
「知らん!思い付きでやったんだよ、文句あるか!」  
「だってどこを舐めろとか息遣いまで分解整理して無理やり――」  
「お前そりゃいつもやってるから瞬時に――」  
「この変態っ!だっから男の人って――」  
 
「…さて、今日も平和だねぇ」  
「あ、マスターお茶飲みます?」  
「ああ、ありがとうスピカ」  
 
…落ちなし!  
 

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