食事中、るくは、自分の身体が急激におかしくなっている事に気付いた。
風邪をひいたわけでもないのに、体が熱く、頭がふらふらする。
自分の行動一つ一つが暴走気味で、理性の歯止めがかかりきれていない。
食卓の向こうを見てみると、六文の様子もおかしかった。
目がやや虚ろで、顔色が赤く、熱っぽくなっている。
自分よりも、六文はすぐに寝かせる必要があるのではないか。
るくはそう思い、髪で六文を抱え上げると、寝室へと運んだ。
「る、るく・・・」
布団を敷き終えたるくに、六文は笑顔を向けた。
六文のその手は、るくの背中を捉えると、そのまま自分の方へと引き寄せた。
「ぁ・・・」
敷き終えた布団のその上で、るくの身体は、六文に覆い被さる状態になっていた。
「るく・・・」
るくを引き寄せたその手は、そのままうなじまで滑り、るくの頭を押した。
「!・・・」
互いの唇が触れ、重なり合い、六文の舌がるくの口腔へと侵蝕していった。
最初こそ驚いたものの、るくは、目と、後ろ髪で寝室のふすまを、静かに閉じた。
プツン・・・ググッ・・・
六文のもう一方の手は、るくの襟元のボタンを外すと、その胸元に手を入れた。
ブラジャーをする必要すらない小さな胸を、六文の手はごそごそとまさぐった。
「ン・・・クフッ・・・」
半ばくすぐったさから漏れるるくの息が、六文の劣情を更に刺激する。
六文は、胸元に入れていた手を抜き体を起こすと、口づけを交わしたまま、
るくの膝裏を抱え、その小さな体を布団の上に、体勢を入れ替えた。
枕の上にその小さな頭がおろされ、その頭を六文の口元へと押さえ付けていた手は、
まるでるくがずり上がるのを抑えるかのように、脇の下からるくの肩を抱え込んだ。
膝の裏を抱えていた手で両膝を分けると、六文は、その両足の間に自分の両膝をおろし、
るくの足を手で押し上げながら、自分の左右の膝をるくの両脇に押し上げていった。
溢れる程の唾液にまみれる口吻は、互いの唇の間に一本の糸を残し、一旦終わりを告げた。
るくの両足はMの字状に開き、るくの下腹部は、六文の両腿の上に来ていた。
ワンピースのスカートはエプロンごとエプロンの腰紐の位置まで捲れ上がり、
その下には、白く幼い柔肌と、さらに白く幼いパンツが、淫猥な空気に晒されていた。
六文は、るくの腰を両手で浮かせると、その下腹部を六文の口元まで持ってきた。
「あっ・・・」
両手の親指でパンツがずらされ、未成熟な白い恥丘が露わになる。
その真ん中の小さな桃色の中心に、六文は、躊躇なく舌を突き入れた。
眼前でそのような模様が展開され、不意の異物感に歯を食いしばって目を見開くるく。
「ぅっ・・・ン・・・ふ・・・」
時折大きく震える中、るくの下腹部のピンクの肉には六文の唾液が塗り付けられていき、
平行して、六文の下半身からは下腹部を覆うの衣服が外されていった。
「んっ!!・・・」
るくが大きく体を反応させる頃には、るくの秘部はこれ以上なく過敏に充血し、
六文の下腹部には線液の漏れ出る肉棒がはち切れんばかりにそびえ立っていた。
るくの太股に留まっていたパンツを足首まで上げると、六文は、その両足の間に身体を入れた。
るくの両足が肩を通過してから、もう一度脇の下からるくの肩を掴み、身体を寄せると、
過剰にそびえ立つ肉棒を押さえて目標に焦点を定め、六文は、一気に腰を突き出した。
「あ゛っ・・・」
無理矢理肉の狭穴を突き進んでいく中、六文の肉棒はブチブチと何かを引き裂いていた。
新たな涙を溢れさせるるくの顔には、既に幾筋かの涙の道が出来ていた。
六文は止まらなかった。
自身のモノを全て埋めようとしても途中で奥に突き当たり、それでも埋め切らんばかりに、
深浅に渡る全力でのピストン運動が休み無く繰り返された。
自分の体を壊さんとする勢いの中、るくの両手は、六文の肩や胸を必死に押し返したり、
逆に六文にしがみついてその動きを抑えようとしたが、残念ながら効果はなかった。
説得の為の口は六文の口で塞がれ、逃れる為の腕は肩を六文の手で押さえられていた。
少しでも浅い位置で留まるよう、自身の入口に、導入口のように、六文の凶器に対して、
自分の小さな両手を筒状に添えるのが、るくにとっては精一杯の抵抗だった。
その指の間や秘窟の入口を通り、布団には、赤いシミが出来ていた。
るくにとっては永遠とも思える数分の後、その終わりは訪れた。
六文は、るくの肩を押さえていた手の片方を背中越しにもう一方の肩に移すと、
残った方の手で下腹部に添えられたるくの両手を引き剥がし、すかさずるくの腰を引き寄せ、
互いの下腹部を強く密着させた。
深い位置での、これまでになく速く、そして重い抽挿。
「ん゛っ!ん゛っ!ん゛ん゛っ!!・・・」
絡み取られたままの口の中から漏れ出るのは、るくの苦痛の叫びか。
臓器の軋む音が胎内に響く中、六文の大量の精液は、るくの小さな子宮に収まりきらず、
膣の外へとピンクに染まり溢れ出てきた。
ブブの声が聞こえてきた。
「姫、料理酒はもっと少なく入れ、煮立たせるもんですよ。」
眠りへと墜ちていく二人の耳に届いたかどうかは、定かではない・・・