ミストレスはヒールレスラーであったが絶大な人気を誇っていた。
一番の理由はそのリングコスチュームである。
上半身を包むビスチェはエナメル製でカップの部分はスパンコールがあしらわれている。
豊満な二つの盛り上がりはビスチェによって寄せ上げられており隠されているというよりも、それは
むしろ自己主張に近い。
肉がたっぷりと詰った尻と本来隠すべき雌の匂いを漂わせる秘部を包むのはTバックのショーツのみ
歩くたび、動くたびに豊かな尻肉がたぷたぷと揺れ観客達の視線を釘付けにする。
そしてもう一つ彼女が熱烈に指示される訳がある。
彼女のプレイスタイル、対戦相手の羞恥心を極限まで煽り恥辱に震える姿を観客の前で晒し物にする。
ミストレスにブーイングをする観客も内心は興奮し、劣情の眼差しをリングに注いでいる始末。
男を欲情させる肢体と男を欲情させる試合運び、美女揃いで有名なランブルローズの興行において
ミストレスは無くてはならない存在であった。
今日も試合で観客をを沸かせる事に成功したミストレスはご満悦であった.
色気狂いの看護婦コスプレ女アナスタシアを散々に辱め、ミストレス自慢の鞭でアナスタシアの丸い
尻が赤く腫れ上がるまで責め抜いた。
普段高慢な癖に男の前では媚を売り色気を振りまくアナスタシアを己が鞭さばきで屈服させたのだ。
愉快な気分であった「んふふ…あの色気狂いもこれで少しは懲りたかしら」
ミストレスはサディスティックに目を細めた。
ロッカールームに備え付けられているスチール製の長椅子に座りミストレスは一息ついた。
「ふぅ、汗かいちゃったわね…」確かにミストレスの肌は汗でしっとりと濡れていた。
コスチュームが汗で蒸れて気持ちが悪かった。
「セバスチャン、今日もお願いね」ミストレスは先ほどからずっと傍らに控えていた男に声をかけた。
奇妙な男であった逞しく筋骨隆々とした体躯にそれを覆う剛毛が男臭い、
奇妙なのはその顔をピエロのようなペイントで塗りつぶしていたことだ、表情が読めない。
ミストレスが腕を上げ腋を晒す、男なら誰もが視線を釘付けにするであろう魅惑的な腋であった。
無言でセバスチャンが近づき、おもむろにミストレスの腋を嘗め出す。
「んっ…んぅ…そう…女王様の腋汗を嘗めさせてあげてるのよ、綺麗になさい」
セバスチャンは丹念に嘗めまわす。唾液が途切れたら一旦口の中で唾液を溜めそれを舌で腋に塗り
広げる。「いいわよ…その調子でこっちもお願いね」ミストレスが逆の腋を露わにする。
セバスチャンはほのかな酸味がするミストレスの腋汗を味わうように嘗めとった。
夢中で腋を嘗めるセバスチャンに向かって満足そうに頷きながらミストレスは微笑んだ。
「はい、良く出来ました」おもむろにミストレスはショーツを脱ぎ捨てる。
汗に濡れたショーツがべちゃっという音を立てて床に落ちる。
「さぁ、次はここよ…腋とは比べ物にならないほど蒸れてるからしっかりお願いね」
そういってミストレスは中腰になって膝に手を置き尻を突き出す。
白くて大きい桃のようであった。この尻を見せつけられて海綿体に血が流れない男などいない。
セバスチャンの眼前にミストレスの窄まった肛門が露わになる。
セバスチャンの肉厚な舌が肛門に触れる、濃密な熟した雌の匂いがした。
『ふぅっ…んっあっああ…」控えめなミストレスのあえぎ声がロッカールームに響く。
セバスチャンの舌がミストレスの肛門を這う。
汗で蒸れた不浄の門を舌で洗浄しているのだが、ルッカールームに響く卑猥な音には
まるで秘密の花園を汚しているような印象を受ける。
「うぅ…はぁっ…あっああぁっ!」
ミストレスが悩ましい息遣いとともに小さく痙攣する。
ミストレスは軽い絶頂を迎えていた。ひくひくと肛門が蠢いている。
「んふふ…どうだったかしら?女王様の肛門の味は?」スチール製の長椅子に座りなおして
セバスチャンに吐息を吐くかのように問い掛ける。
「あらあら…なぁに?その股間のふくらみは?もしかして主人に欲情したのかしら?」
セバスチャンの股間はエナメル製のパンツを今にも突き破りそうなくらい盛り上がっている。
終始無表情なセバスチャンだがバツの悪そうな素振りを見せる。
「ふふ…自分で慰めなさい…見られながらオナニーするの好きでしょ?アナタ変態だものね」
ためらいも無くセバスチャンは自らの怒張を取り出し握る、既に鈴口は分泌液で濡れていた。
(いつ見てもすごいペニスね…こんな凶悪なのでアヌスをほじられたらどうなるかしら…?)
セバスチャンの男根は太く、長く、逞しい。カリ首が左右に大きく張り出ており、まるで女を鳴かせる
為の肉槍であった。思わず頬を赤らめながら惚けた表情で男根を眺め、夢想に耽るミストレス。
このペニスを試してみたい気持ちもあったが、奴隷ごときに主人が身体を開くのはプライドが
許さなかった。
肉棒をしごくストロークが激しくなり放出が近い事を伺わせる。
「出るのね…?どろどっろのザーメンが出るのね?」ミストレスには変わった性癖がある。
精子が好物なのである、一日一回は臭い精子が喉を通らないと気がすまないのだ。
「丁度喉が乾いていたのよ…ふふふ…」
「さぁ、お出しなさい。女王様が飲んであげるわ…量が少なかったりしたら承知しないわよ」
大きく口を開け放ち粘膜で光る長い下を突き出す。
セバスチャンを奴隷と蔑んでいる癖に、その奴隷の精子を喜んで飲み干す矛盾を孕んだ女主人。
その誇り高き女主人が精液専用便器さながらの痴態を晒す。
女主人の機嫌を損なわぬため、ペニスが舌や唇に触れぬよう細心の注意をしながらセバスチャンは
餌を待つ犬のように口を開け吐息を吐いているミストレスの舌目掛けて粘塊を放った。
「んっ…あむ…んくぅ…」好物を落とさぬように舌を震わせながら精子の感触を愉しむ。
すぐに飲み込んだりしては勿体無い、まず舌でそのゼリーのような感触や味を堪能する。
次に口内で咀嚼し出す、まるでガムでも噛んでいるように下品な音を立てながら。
一度自らの両手に吐き出し、唾液と混ざり合い泡立った精子を見て愉しむ。
そしてヌードルを啜るような音を立てて精子を啜り、ついに飲み干す。
口内が精子臭くなるのはミストレスにとって至福の時であった。
ミストレスが帰った後もセバスチャンの情欲が収まること無かった。
セバスチャンの性欲は人一倍強く一度射精したくらいでは収まりはしない。
しかもミストレスによる生殺しは毎日のように行われる、いくらミストレスの口内に精を放出した
とは言え自慰による射精では旺盛な性欲を抑えることは出来なかった。
ロッカールームに一人残ったセバスチャンはミストレスを思う存分に犯して汚し切る妄想に浸りながら
自慰に励んでいた。
不意に声がかかる、甘ったるい媚びた声色だ。
「あらあら〜すんごい所見ぃ〜ちゃった、んっふふ」
褐色の肌、ピンクのナース服、戦慄のラティーナの異名を取るアナスタシアだ。
思わず男根を隠そうとするセバスチャンだったが、アナスタシアの魅惑的な肢体に目が釘付けになる。
ピンクのナース服は胸元が大きく開いており、豊満なバストがこぼれそうだ。
スカートの丈はギリギリの所で股間や尻肉を隠しているので少し動いただけでショーツや尻が
目に飛び込んでくる。
セバスチャンは男根をより一層熱くたぎらせ人前であるにも関わらずしごいてしまう。
しかも目の前の女を自慰の肴として。
「あぁ〜ん、私をオナペットにしてくれてるの?顔を合わせていきなりオナニーの道具にされちゃう
なんて生まれてはじめてよぉ」
セバスチャンの隣に座りしげしげと男根を見つめる。
「すごいオチンポねぇ〜ぞくぞくしちゃう…」アナスタシアの手が男根に添えられる。
「あなたのご主人様はヌキヌキしてくれないの?可哀相に…」
アナスタシアはスチール製の長椅子に座っているセバスチャンの正面に膝をつく。
凶悪な造詣の肉槍にアナスタシアの舌が這う、亀頭から裏スジ、太い軸を舐め回して陰嚢を口に含む。
玉を舌で転がし、優しく吸う。プロレスラーとは思えない繊細な口唇奉仕であった。
「美味しいわぁ…それにこの匂い、クラクラしちゃう…咥え甲斐がありそう…んぅむ…」
少しくぐもった声を出し巨根を咥え込む。
深く咥え頬を窄めると、舌と頬の内側が微妙に蠢き、まるで膣で締められてるかのような錯覚を覚える。
ズルズルと唾液を啜る音を立てながらのバキュームフェラ。吸い込みを続けたまま唇で肉茎をしごく
唾液を多量に分泌させながら引き抜く。カリ首が露出した所で今度はカリ首の引っ掛かりを何度も
往復し唇でしごく。その際舌を小刻みに動かし裏筋への刺激も忘れない。
セバスチャンが呻きそれに呼応して口内の男根が軽く痙攣する。
射精の合図を受け取ったアナスタシアはそれに激しいストロークで応える。
ぼたぼたと唾液が滴り落ち卑猥な口唇奉仕の音が響く。
「んっんっんぅっじゅっじゅるるっ」即物的な男を絶頂へと導く動き。
生殖行為そのもののようなフェラチオ。また口内で巨魁が痙攣する、トドメとばかりにアナスタシアは
肉のストローを吸い上げる、まるで陰嚢に溜まったバニラシェイクを吸い上げるかのように。
セバスチャンの脊髄に電流が走り身体を大きく痙攣させた。
「んっ!!!んぶっんんんっ!!」口内で男根が爆発し生臭いバニラシェイクが放出される。
「んふぅーふぅーふぅーん」嬉しそうに鼻を鳴らしながらアナスタシアは精子を飲み干して行く。
あまりに量が多く一度では飲みきれないので、二度に分けて嚥下する。
アナスタシアは精子を全て飲み干してもまだ口を離さず、残滓を一滴でも無駄にすまいと肉ストローを
吸い上げる。陰嚢の精子を直接吸い上げられてるかのような吸い込みは、放出の余韻を愉しむ間もなく
男根をいきり立たせる。
「んふふ…いい感じよぉ〜男はこうでなくっちゃ」アナスタシアがようやく男根から口を離す。
上機嫌で鼻歌まじりにショーツを脱ぎ捨て、マイクロミニのスカートをたくし上げる。
壁に片手をつき、もう片方の手で自らの肉付きの良い尻を撫で回し挑発する。
「ねぇ…私のお願い聞いてくれる?」ピシャンッと自らの尻をスパンキングする、柔らかな肉の詰った
尻が波打つ。
「もし聞いてくれたら私、あなたのチンポ奴隷になってあげてもいいのよぉ」
鼻にかかった声で問い掛ける、この甘い誘惑に勝てる男などこの世に存在しないだろう。
セバスチャンは美しき女主人のことなど頭から吹き飛び、目先の尻に飛びついた。
無口なセバスチャンは否も応もなく己の巨魁をアナスタシアの尻に突きつけることで返答した。
セバスチャンの肉槍が熱くぬめった肉の洞穴を削岩するかのように貫く。
壁に手を着いて、尻を突き出すアナスタシア。
セバスチャンはその細いウエストを掴み、後ろからヴァギナ目掛けて己が肉塊を叩き付けている。
「うっあっああっはぁっ、すごっ…何て逞しいおチンポなの…きゃあん!」
アナスタシアの上体がビクンと仰け反る。彼女の子宮口に肉槍の先端が当たったのだ。
「あっ当たるぅ!こんなのって…あっあっんあぁぁっ…駄目ぇ…もっと、もっとゆっくりぃ…」
アナスタシアはこの逞しい肉槍をもっとじっくり楽しみたかったのだが、想像以上にその凶悪な
造形はいち早くアナスタシアの女陰を溶かした。そしてその上容赦ない抜き差しは楽しむどころか
性を知り尽くしたセックスマニアのアナスタシアでさえ容易に溺れさせた。
ピストンの度、アナスタシアの瑞々しい尻にセバスチャンの毛むくじゃらの下腹が叩き付けられる。
肉と肉がぶつかり合う乾いた音に合わせてアナスタシアの尻肉が煽情的に揺れる。
その魅惑的な尻肉の波打ちを目の当たりにし、セバスチャンはさらに励む。
「んああぁっ溶けるっ溶けちゃうぅ!」
その言葉通りアナスタシアの女性器は熱く溶け、分泌液を床に滴らせていた。
熱く深い洞穴に、より熱く鍛え上げられた黒い肉槍が出入りする。
締りの良い肉壁を擦りながら洞穴の最深部である子宮口に先端をすりつける。
それ以上進めないと分かると今度は引き抜きにかかる。張り出したカリ首で肉壁を引っ掛け、
擦りながらカリ首の一部が洞穴の外に露出するまで引きずり出す。
その下品な抽出運動を何度も何度も繰り返す。アナスタシアは雌の嬌声を上げ、結合部からはお互いの
分泌液の飛沫が飛び散る。
空調の効いたロッカールームであったが二人の周囲は淫らな熱気に溢れている。
粘膜の擦れ合う卑猥な音、肉のぶつかり合う乾いた音、そして雄の肉責めに応える獣ような雌の咆哮。
二匹の淫獣が交じり合う様は圧巻であった。
「なんっ…んぐっ…ふぁっ」
下唇を噛み襲い来る快楽の奔流に飲み込まれまいと抵抗していたアナスタシアであったが
子宮口に亀頭の先端がぶつかる度にアクメに達しそうになる。
セバスチャンは子宮口を突き上げる度に肉の締め付けが、より甘美になることを悟る。
より深い快楽を得ようと腰使いが貪欲になる。
子宮口を突くだけで無く、ぐりぐりと先端を擦りつける。
まるで子宮口をこじ開けようとする腰使いにアナスタシアは悲鳴に近いよがり声を上げる。
「ひぎぃ!いやぁーっ!?あっあぐぅっ、だっ駄目よそんなのっ、壊れる!オマンコ壊れちゃうぅ!」
言葉とは裏腹に壊れる所か結合部からはとめどなく蜜が滴り落ちる。
激しいピストンと子宮口虐めはアナスタシアの性感を極限まで高める。
その快楽は膣の締りと言う形でフィードバックされる。
精子を絞り取らんばかりの肉壁の蠢きにセバスチャンの性感もまた限界に達しようとしていた。
「はっはっはぁ…出るの?出るのね?あぐぅっあっあっあぁっ」
息も絶え絶えで悶えながらアナスタシアが振り向き甘い声をかける。
「頂戴!中よ、中に出して頂戴!思いっきり私の子宮口に精子ぶち当てて頂戴!」
膣内射精をせがまれて喜ばない男はいない。セバスチャンは高まる射精欲を限界まで我慢しながら
肉穴を虐め抜く。
「そう、そうよ!あはっああぁっ来る!来るわ!」
喘ぎながらアナスタシアも上下左右に尻を貪欲に振る。
「はぁっあっひあっ、出して!射精してぇ、射精でいかせてえぇっ!!」
限界に達したセバスチャンがアナスタシアの子宮口を突き上げる。
「あぐっ!!」アナスタシアが仰け反り全身が激しく痙攣する。
アナスタシアの痙攣と同時に膣内で肉塊が爆発する。
「くぁっ!!おああああああああぁぁっ!!」アナスタシアが泣く子をさらに泣かせる咆哮を上げる。
アナスタシアの子宮口目掛けて勢い良く精子が射出される。
「おあぁっ!おっおおっ!当たるっ…すごっあぐっ精子ぃ…」
その壮絶な射精の脈動の度にアナスタシアは何度も達していた。
ずるりと肉塊が女陰から引き抜かれる。アナスタシアの女陰は激しいピストン運動によって酷使され
赤黒く腫れ、太い男根を受け入れてた為ぽっかりと穴が開きっぱなしであった。
数瞬遅れて膣からどろりとゼリー状の精子が垂れ落ちる、アナスタシアを絶頂へと葬った精子だ。
その量は半端ではなく、とても一人の男の射精量とは思えない。
アナスタシアは肩で息をしながら壁によりかかる。
足腰が立たないのか痙攣しながらずるずるとその場にへたり込む。
「はぁ、はぁ、すごいのねぇ…こんな強烈なのは初めてよ…」
自身の性器から際限無く垂れ落ちる精子を指で掬い取り、口へと運ぶ。
恍惚とした表情でそれを喰らう姿は淫婦そのものであった。
「これだけ激しく愛し合っちゃたんだもの、約束…守ってくれるわよね?」
射精を済ませた男特有の虚無感にでも苛まれているのか、セバスチャンはうんともすんとも言わない。
それを読み取ったのかアナスタシアはいつもの甘ったるい猫撫で声で囁く。
「あたしに協力してくれたら、んふふ…アナタの女主人、そう…あのいまいましいデカ尻女を…」
アナスタシアの口元が憎々しげに歪む。
「ミストレスのあのデカイ尻を自由に出来るのよ?どう?あたしの次はあの女を征服出来るなんて
素敵な話だと思わない?」
セバスチャンは微かにほんの僅かに、だが確かに笑って見せた。