本来フジコは健全な女性である。  
美しくて凛々しく、それでいて母性豊かな性格。  
フジコに好意を抱く男は数知れなかった、その中でもフジコの御めがねに適った誠実な男だけが  
フジコの心も肉体も独占することが出来た。  
健全な恋愛に健全なセックス、体位は正常位しか知らず、口腔性交の経験も乏しい。  
勿論挿入の際は必ずコンドームを付けさせ、念には念を入れてスキン装着済みであるにも関わらず  
膣内での射精を許さなかった。  
そんなフジコだから、当然のことながら生膣姦の経験は無い。  
 
アイビーカットの男がフジコに覆い被さる。  
粘膜同士の直の接触を知らないフジコの熱壷に、赤黒い男根があてがわれる。  
亀頭と膣の入り口が接触し、粘膜と粘膜が擦れる小さな猥褻音が漏れる。  
「はんっ…」  
ピクリとフジコの身体が反応する。  
初めて男根を、避妊具無しで生で受け入れる、その期待と不安で少し緊張している。  
「ほらほら、リラックスリラックスゥ、そんなに緊張しちゃったら膣痙攣起こしちゃうわよぉ」  
アナスタシアが男根に手を添え、フジコの桜色の女性器に亀頭を擦り付ける。  
秘裂はクチュクチュと音をたて、更に愛液が過剰分泌する。  
「あっああっ、いやぁ…そんな音…駄目ぇ…」  
フジコの息が上がり、身体が緊張と弛緩を繰り返す。  
その弛緩する一瞬を捉え、アナスタシアは手を添えた男根を秘裂に滑り込ませる。  
「───っ!?……あはああああぁっ!!」  
フジコの身体がビクンと跳ね上がり、ガクガクと痙攣し始める。  
一瞬何が起こったのか理解出来なかったフジコだが、頭で理解するよりも身体がいち早く反応した。  
男根が濡れそぼった秘裂に侵入し、凶悪に張り出したカリが肉壁を擦り上げながら、奥へ奥へと侵入し  
て行く。  
そこには粘膜と粘膜を隔てる無粋なゴムの感触など存在しない。  
肉と肉、粘膜と粘膜、分泌液と分泌液、それらが直に接触する感触。  
初めて経験する生膣姦は、フジコの想像を絶していた。その官能はコンドームを付けたセックスなど  
所詮は異物挿入に過ぎないのだとフジコに悟らせる。  
アナスタシアの指による恥戯で蕩け切っていたとはいえ、フジコはたった一挿しで絶頂に達していた。  
「あらら、もういっちゃたのぉ?お気に召してくれて嬉しいわぁ、でも本番はこれからよ」  
傍らでフジコのその痴態を眺めていたアナスタシアが、嬉しそうに囁く。  
そのアナスタシアの顔には左右から二本の男根が突き出されており、アナスタシアは交互に咥えて  
愉しんでいた。  
生膣姦のあまりの快楽に愕然とし、余韻に浸る余裕すら無かったフジコにさらなる快楽が襲いかかる。  
股を開き、完全に男を受け入れる体勢のフジコ目掛けて、アイビーカットは腰を叩き付けるかのように  
抜き差しを始める。  
「はぁっあっあっあくっ、いやぁ…」  
女肉を避妊具無しで挿し貫かれる感覚に、フジコは普段の凛々しい面立ちからは考えられないような  
甘い声を漏らす。  
男根にゴムを被せてしまうと、あまり感じることの出来ないカリの張り出しだが、  
生膣姦だとダイレクトにその凶悪な形状を膣内で感じることが出来る。  
フジコは生まれて初めて、本当の意味で男を知ったと言える。  
「あぁっ…、こんな…こんなに…スゴイなんて…、ひぁっ」  
「すげぇか?あ?そんなに俺の物は具合がいいか?」  
アイビーカットは、女を芯から鳴かせているという優越感にひたってはいるが、彼自身フジコの女陰の  
締り具合に舌を巻いていた。  
アナスタシアのような百戦錬磨のヴァギナは緩急自在の締め付けでセックスを愉しもうとするが、  
フジコの使い込んでないが故の容赦無い肉の締め付けは、終始精子を絞り上げる蠢きを見せる。  
本来包皮が完全に剥けている彼の男根だが、フジコの膣の締め上げによって、引きずり出す際には包皮  
が亀頭を包んでしまうほどだ。  
 
男根を突き上げる度に、フジコが悩ましげに身体をくねらせ、仰け反る。  
その様子は、メスを征服したいというオスの欲求を刺激する。  
「おら、舌出せ」  
男の居丈高な要求にフジコは素直に応じる。  
突き出されたフジコのピンク色の粘膜に男のヒルのような粘膜が絡む。  
フジコのぽってりとした柔らかい唇に、男の唇が襲いかかり、激しく、情欲丸出しの接吻は二人をさらに  
燃え上がらせた。  
唇と唇を貪り合い、舌と舌が絡み、お互いのよだれを交換しあう、生殖好行為のような接吻。  
「んっ、んふぅっ…んぐ…んっんっんぅっ」  
接吻と同時に生殖器同士の交わりも着実に進行している、フジコのくぐもった、苦しげでそれでいて  
官能的な喘ぎが響く。  
愛情が伴わない下品な接吻が、これほどまでに気持ちの良いものとは、フジコは思っても見なかった。  
フジコの唇が、淫らな唾液交換から一旦解放される。  
「ああっ、くぅ…いやぁ、止めないでぇ…もっと、もっとアナタの涎を飲ませてぇ」  
本来持っていたのであろう、被虐を快美に思うマゾヒストな本性がフジコを支配し、普段では考えられな  
いような事をアイビーカットにねだる。  
「よし、いいぜ…ほら舌突き出せ、よく味わって飲めよ」  
フジコの舌目掛けて、アイビーカットは口内で溜めた唾を垂らす。  
フジコの綺麗なピンク色の粘膜に、少し泡立った男の臭い唾液が垂れ落ちる。  
暖かい唾液が舌を介して口内滑り込む際、フジコは被虐心がぞくぞくと昂ぶるのを感じた。  
既に精飲に目覚めたフジコにとって、唾液を嚥下することなど造作もなかった。  
次から次へと送り込まれる唾液を、フジコは目を細め恍惚の面持ちで嚥下していた。  
「へへっ、この女本物のマゾだな、俺の唾飲んで悦んでやがる」  
二本の男根を代わる代わる口唇奉仕していたアナスタシアが満足気に頷く。  
「んぐっ…ぷはぁっ…そうみたいね、私もまさかここまでMっ気の強い娘だとは思わなかったわ」  
「あむ…んぐ…ほら、後がつかえてるんだから、一人でフジコちゃんを独占してないで一発出しちゃい  
なさい…。あっ中出しは駄目よ、私と違ってフジコちゃんはピルなんて飲んでないでしょうから」  
「せっかくのメスペットがいきなり妊娠しちゃったら困るものね」  
篭絡に成功した貴重なサンプルを、孕ませる訳にはいかないらしく、アナスタシアは膣外射精を厳命した。  
「ちっ、仕方無ぇな。オイ、どこに出して欲しい?言ってみろ」  
フジコの狭い膣に剛直を擦りつけながら、アイビーカットが支配者の口調で促す。  
その身も心もオスに支配されている状況は、真性マゾに目覚めたフジコにとってあまりに甘く、快美で  
あった。  
「ああっ、はぐっ、あっ…か…顔に…いえ…お口に出してぇ…ドロドロをいっぱい飲ませてぇ…」  
瞳に被虐の黒い炎を灯し、口を大きく開け、その口の端からは涎が垂れている。  
フジコのような本来端正な顔立ちの女が、精飲の欲求に顔を惚けさせている様は、男の獣欲をさらに  
加速させていく。  
アイビーカットがフジコの太股を抱え、より深く男根をインサートする。  
「うあ!ふっ…深い…奥まで来てるぅ!」  
射精するための即物的なピストン運動がはじまり、フジコは男を射精させる為の道具へと成り下がる。  
 
「あっあっあっああう!いいっ、いいのっ、あはぁっ!!」  
フジコの腿と尻肉に、男の腰が何度もぶつかる乾いた音と、粘膜同士が擦れ合う卑猥な音が同時に室内に  
響く。  
突き上げる度にフジコの肢体が跳ね、頭を左右に振り乱だす。  
豊かな双丘はピストンにあわせて、たゆたゆと揺らめき、その女体特有の揺れは男を昂ぶらせる。  
「くそっ!堪んねぇ!」  
男はその扇情的に揺れる乳房にむしゃぶりつき、鼻息荒く覆い被さる。  
お互いの身体が密着し、腰を打ち付ける度にフジコの白く透き通るような下腹部と男の毛むくじゃらの  
下腹部がぶつかり合う。  
フジコの美しい乳房に唾液が塗り広げられ、密着した肌と肌に汗がぬめり、結合部からは分泌液が飛沫  
を撒き散らせている。  
「おっおっおっ、出る、出るぞっ」  
「あっあっあっ、あはぁっ、いくっ、いっちゃう!」  
二人の悶絶が重なる。  
より一層ピストン運動が激しくなり、膣内では男根が暴れ、カリ首の張り出しがフジコのGスポットを  
小刻みに刺激する。  
官能の虜となったフジコは、こみ上げて来る膣内快感に身を委ねる。  
襲い来る官能の激流がフジコを飲み込む。  
「く…来るっ!あっ…ああああああああぁぁ────────っ!!」  
フジコは一瞬全身が宙に浮いたような錯覚を覚え、次の瞬間、身体中に電気が走ったように痙攣し出す。  
「あっうあぁっ、噴いてるっ…私また噴いちゃってるぅ…うぁ、あはぁ……」  
フジコは痙攣の度に尿道口から潮を激しく噴出し、繋がっている男の下腹に潮を撒き散らす。  
フジコがオーガズムを感じている最中の膣の締め付けは、今すぐにでも精子が欲しいと言わんばかりで、  
アイビーカットは慌てて肉塊を引きずり出す。  
「オラッ、出すぞ!口開けろ!」  
絶頂の余韻に浸るフジコの髪を乱暴に掴み、精子を受け止める為に開かれた口内に剛直がねじ込まれる。  
限界まで高まった射精感にフジコの暖かい口内の感触が止めを刺す。  
喉の奥を肉棒の先端が突き上げ、それと同時に鈴口から粘塊が放出される。  
激しい脈動とともに、ゼリー状の精子がフジコの喉に叩き付けられる。  
「!?、んっ、んぅ─────────っ!!!」  
その肉と精の口内暴力に、フジコは驚き、くぐもった声を上げるが、フジコの中で目覚めた被虐心は、  
その暴虐さえも甘美に感じさせる。  
喉に直接放出された精子は暴力的な味わいを醸し出し、真性マゾのフジコを蕩けさせる。  
一度覚えてしまったマゾの快楽にフジコの理性は機能せず、支配され、服従し、汚されることを是としか  
考えられないようになっていた。  
臭くて濃い大量の男のエキスを、フジコは嚥下していく。  
喉に直接出されたので、舌で味わうことが出来無いのが残念だったが、この有無を言わさず強制的に  
飲まされる状況に、フジコは身を震わせ、嬉しげに鼻を鳴らす。  
射精が済んだ後も中々男根を離さず、最後の一滴まで無駄にしないように肉棒を吸い続けた。  
 
「ああっ、気持ち……いいっ…、さっきと違う所に当たってるぅ…」  
赤ら顔の男が腰を打ち付ける度に、フジコの豊かな尻がぷるぷると揺れている。  
フジコはそのマゾの本性に相応しく、犬のような四つん這いの、相手に肛門を晒して服従を誓う体勢  
を取り、男根を受け入れている。  
正上位しか知らないフジコは、初めて知る後背位がすっかり気に入った様子だ。  
男の乱暴な抜き差しに、嬌声を上げながら尻を振っている。  
「あっ…んぐぅ…いやぁ…勝手に腰が動いちゃう…あっあっ」  
自分から腰を動かしたことなど一度も無いフジコは、自身の淫蕩な本性に戸惑いながら尻を振り続ける。  
「堪ん無ぇ尻してやがるぜ、白くて、むっちりしててよ…」  
フジコの細い腰を掴み、獣の体位で責め抜いていた赤ら顔が呟く。  
「こんな尻見てるとよ…こうしてやりたくなるぜ」  
「きゃっ!?」  
ピシャンっという小気味良い音がして、一瞬のタイムラグの後フジコは尻に痛みを感じた。  
やがて痛みはジンジンとした痺れに変わり、熱を帯びる。  
痛みを感じた部分にじんわりと、もみじのような手形が浮かび上がる。  
「おらっ、エロい尻しやがって!おらっ、おらぁっ!」  
男の無骨な手が、フジコの白くて肉付きの良い尻に襲い掛かる。  
スパンキングの度に、程良く脂の乗ったフジコの尻が揺れ、新たな手形が浮き上がる。  
「ひぁっ!駄目!あっあぁっ、そんな…いやぁ…なんでこんな……き…気持ちいいの…?あぁっ!」  
男の手が振り下ろされると、柔らかで弾力のある尻に弾き返される。  
何度も打ち据えられたフジコの白い尻は、赤く腫れ、痛みが快楽に変わって行く。  
男根の抜き差しによる膣内快楽と、スパンキングによる痛みを伴った快楽とで、フジコは我を忘れて  
悶え狂う。  
 
ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべたアナスタシアが、フジコの見事な尻を眺めていた。  
「すごい乱れっ振りね、ステキよ…こんなにお尻の穴をヒクヒクさせて…」  
ピストン運動とスパンキングの度に、フジコの肛門がひくひくと蠢いていた。  
「ああっ、いやっ、あふっ…見ちゃ駄目ぇ…」  
己の不浄の窄まりに視線を感じ、肩越しに恥じらいの声を上げる。  
「恥ずかしい?ここってね排泄するだけの器官じゃないのよ…んふふ……」  
アナスタシアは指に自らの唾液を絡め、更にフジコの美肛にも唾液を垂らす。  
「力を抜いてね…」  
アナスタシアの細く繊細な指が、フジコのすり鉢状の排泄口にゆっくりと埋まって行く。  
「ひっ!?」  
初めて感じる排泄器官への異物感にフジコが思わず仰け反る。  
「なっ…やっやめて、そんな所に指なんて……うぐぅ…」  
フジコにとって肛門は排泄器官でしかない、よもやそんな所を触れられるなんて想像だにしなかった。  
そのおぞましさと、身体の奥底から湧き出て来るマゾの本性とが、しのぎを削りフジコを混乱させる。  
「ほらほら、力を抜いて頂戴。そんなにギュウギュウに締められたら指が痛いわよ」  
アナスタシアはゆっくりとフジコの肛門をほぐして行く。  
最初は入り口付近を入念に揉みほぐし、徐々に奥へ奥へと侵入して行く。  
その際も男根の抽出運動は続いている。  
「あっ、ああっ!何…何なの?この感じ…ひぃ…お尻の穴が…あ…熱い……」  
肛辱は初体験のフジコが戸惑いながらも甘い声を漏らす。  
「そうでしょう?ふふ…じゃあコレはどうかしら?」  
そう言いながら、指の腹で肉壁越しにフジコの膣を満たしている男根を擦る。  
「なっ!?あああああぁっ、そんな…ああっはぁっ、駄目っ、ひあぁっ!!」  
フジコを犯していた男も、そのアナスタシアの指による、肉壁越しの刺激で射精感が高まる。  
アナスタシアは、赤ら顔が腰を痙攣させているのに目ざとく気付く。  
「あらぁ?もう出そうなの?あなたそんなに早漏だっけ?」  
アナスタシアがフジコの肛門虐めをしながら、赤ら顔を茶化す。  
「ざけんな、アンタと違ってこの女は締りがスゲェんだよ」  
「あら、言ってくれるわね。妬けちゃうわぁ、男を寝取られた気分よ♪」  
そう言いながら、アナスタシアはより一層、直腸側からの肉壁擦りをエスカレートさせる。  
「ほらほら、早漏!いっちゃいなさいな。フジコちゃんはまだまだ精子が飲みたいんだから」  
赤ら顔は昂ぶる射精欲に身を震わせ、獣欲を解放したような乱暴な腰使いでフジコを責め立てる。  
「あぁっ、ああぁっ、また…また来る、来ちゃう…また、また、いっちゃう!!」  
フジコが口の端から涎を垂らしながら、自らの胎内で起こっている陵辱の嵐に悶え狂う。  
「いいのよ思う存分いっちゃっても、下品なアクメ顔に、臭い精子をたっぷりかけてもらいなさいな」  
アナスタシアの侮辱するような囁きは、フジコの昂ぶりを更に煽り。  
膣内を蹂躙する肉塊の暴力的な抜き差しがフジコを追い詰める。  
「はっ、はぁっ、うあああぁ!いっ、いくっ!いぐうぅっ!!」  
嗚咽交じりの咆哮と同時に、フジコの全身がバネのように跳ねる。  
絶頂に達した際、絞り込むように膣が締め上げられる、その膣圧で男根が膣外に吐き出されるように  
飛び出す。  
「おら!出すぞっ!こっち向け!!」  
赤ら顔がフジコの肩を掴み、強引に身体を捻らせる。  
フジコに跨るような体勢で、男根をフジコの顔に向けて突き出し、しごき出す。  
フジコは、餌の時間を待ちかねた犬のように、口をだらしなく開け小刻みに吐息を吐く。  
目は淫蕩に蕩け切っていて、精子が射出される鈴口を見つめている。  
赤ら顔が一際大きな呻き声を上げ、腰をガクガクと振るわせると、鈴口から白濁が飛び出し、フジコの  
顔面に乱暴な勢いで叩き付けられる。  
粘塊が顔面に叩き付けられる度にフジコはピクピクと小さく痙攣し、まるで精子を顔で受けることによっ  
てオーガズムに達しているかのように見えた。  
フジコは誰に言われるでも無く、自らの意思で顔中にまぶされた精子を指ですくい口内に運ぶ。  
鈴口から残滓が垂れているのに気付くと、勿体無いと言わんばかりに咥え込み、頬が窄まる程の強い  
吸引力で尿道に残る精子を吸い尽くした。  
口内に溜まった精子を、舌上の味覚でたっぷりと味わい、舌でねぶり尽くしてから飲み干す。  
(あぁ…堕ちて行く…でも…この喉の奥が粘つく感じ…一度味わってしまったらもう……)  
(…………ごめんなさい………零子……)  
フジコはその男臭い味に身体を震わせながら、故郷に残した愛しい妹の笑顔を思い出していた。  
 
男の性臭に酔いしれ、絶頂の余韻に浸るフジコの前に大柄な男が仁王立ちになり、フジコを見下ろす。  
NFL選手のようなマッチョ体型の黒人で、その逞しい体躯に相応しい巨根の持ち主だ。  
肉の凶器とも言える男根は、経験人数の少ないフジコにとって規格外のモノであったらしく、  
その大きさと、暴力的な形状に思わず小さな悲鳴を上げる。  
「どうだ、俺のコックは?スゲェだろ?」  
マッチョは己が巨根を振って、フジコの頬にペチペチと叩きつける。  
「そ…そんなに大きいのなんて…無理よ…駄目……」  
かつて見たことの無い巨大な男性器にフジコは恐れおののく。  
アナスタシアがマッチョの前に跪き、その巨根を舌でねぶる。  
「こんなに大きいんですもの、怖いのは分かるわ。でもね…一度試して御覧なさいな、きっと癖になる  
から…」  
その女を鳴かせる為の造型は、淫奔で百戦錬磨のアナスタシアでさえ狂わせる。  
アナスタシアはマッチョを床に寝かせ、赤ら顔とアイビーカットに向かってなにやら顎で指示する。  
赤ら顔とアイビーカットが左右からフジコの脇を抱えて立ち上がらせる。  
「な、何を…?」  
二人は戸惑うフジコの両足を抱え上げ、女性器が露わになる体勢を取らせる。  
フジコの眼下にマッチョの巨根がそびえ立つ。  
「い…いや…怖い…」  
左右から屈強な男に抱え上げられている意味を悟ったフジコが、怯えた声を漏らす。  
「だいじょうぶ♪ほら、こうすれば滑りが良くなるわよ」  
アナスタシアは口内で唾液をたっぷりと溜め、それを肉の巨魁に垂らす。  
両手を使って肉槍とその矛先に唾液を擦り込み、ヌルヌルとしごき上げる。  
マッチョの巨根はアナスタシア特性のローションで濡れ光り、熱壷を求めてビクビクと脈動している。  
アナスタシアの手が怒張に添えられ、そこに抱え上げられたフジコがゆっくりと下ろされる。  
フジコの意思などお構いなしにフジコの女性器は疼きを止めない。  
直の粘膜接触を経験し、本当の意味で男の味を知ったフジコの女陰は喜悦の分泌液で妖しく濡れ光り、  
次なる男根を咥え込むべく膣口がヒクヒクと貪欲に蠢く。  
熱くたぎった蜜壷に巨根の先端が触れる。  
「あぅっ…」  
黒く逞しい肉槍の矛先がフジコの女陰の入り口をこれ以上ないくらい押し拡げる。  
「ひっ……駄目……そんなの…入れないでぇ……」  
フジコの哀切の言葉など、まるで届いてないかのように巨大な肉塊は膣を押し拡げ、肉壁を擦り上げ  
ながら奥へ奥へと突き進む。  
「あっ、いやぁっ…ああああああああっ!!」  
巨大な怒張がフジコの子宮口まで届いた時、フジコの絶叫が響く。  
 
両腿を左右から抱え上げられた状態で巨塊を咥え込み、左右の男達が息を合わせてフジコの身体を持ち  
上げては降ろす。  
凶悪なカリ首は、持ち上げられた際には膣壁を引きずり出し、降ろされた際には擦り上げる。  
「あっ、あぅっ、いや…う…動かさないでぇ…こんな…おっきぃ…ひああぁっ!?」  
それまで抱え上げられていた浮遊感から突然解放され、ガクンと重力を全身で感じる。  
左右の男達が手を離して、フジコを解放したのだ。  
重力に従い、足が床に着く。  
丁度M字開脚の恰好となり、腰が男の下腹部に沈み、巨根を根元まで咥え込む。  
「あはあああああっ!!あっ、はぁっ、はぁっ、かはっ」  
突然胎内に巨塊の全てを咥え込む形となり、息も絶え絶えに喘ぎ苦しむ。  
逃げようにも既にマッチョの大きな両手が、フジコの腰をがっちり掴み離そうとしない。  
フジコは膣内で感じる肉の暴力に、足掻こうと身体を捻るが、足掻けば足掻くほど膣内の暴君は暴虐の  
限りを尽くす。  
「ああああああっ、ああっ、ぐはっ…お…おかしくなる…お願い助けてぇ!あふっ!」  
フジコの哀願などに貸す耳は無いらしく、マッチョは容赦無く下から突上げる。  
その獣欲に狂った突き上げはフジコの正気を打ち砕く。  
「あっ、ぐぁっ、かはぁっ!いっ…いぐっ!またいっちゃう!!」  
肉欲の嵐に飲み込まれたフジコが絶叫を上げる。  
「ひぁっ!うぐあああああああああぁっ!!」  
絶頂へと追い込まれたフジコは、ぐったりとマッチョの厚く逞しい胸板に身を委ねる。  
マッチョは、小さな痙攣を繰り返し、肩で息をするフジコの尻を掴み、抽出運動を再開する。  
「ひぁっ!?あああっ、やっ…お願い…あっ、くぁっ、少し休ませて……」  
絶え間なく続く絶頂の連続に、性交慣れしていないフジコが根を上げる。  
もはや虫の息となったフジコの哀願に、アナスタシアが口を挟む。  
「駄目駄目♪まだまだこれからが本番なんだから、これくらいで根を上げちゃ困るわよ」  
アナスタシアがマッチョに目配せし、それと同時に巨根による淫虐が再開される。  
巨大でグロテスクな男根による責め苦は、フジコをよがり狂わせる。  
どんなに哀願しても自らの要求が通らない、そんな境遇にフジコが持つマゾの本性が燃え上がり、  
より一層被虐心に満ちたよがり声を上げる。  
その声は次第に甘美な響きを含むようになり、フジコは自身の恥骨を擦り付けるかの様な腰使いを始める。  
騎上位で腰を使った経験の無いフジコだったが、メスの本能なのかその腰の動きは艶かしく、男の動き  
に合わせるかのようにリズミカルだった。  
 
「あはっあっあっあっ…これ…気持ちいい…ひぐぅ…こんなに大きいのが奥まで…あはぁっ!」  
先ほど達した際の壮絶な狂い様とは打って変って、甘い嬌声がフジコの口から紡がれる。  
「フジコちゃんったら、あのデカマラにもう馴染んじゃって…呆れた性欲ね♪」  
アナスタシアが目を細め、心底愉しげに、その情交を鑑賞している。  
見れば、赤ら顔とアイビーカットもフジコの狂態に見入っていた。  
アナスタシアが彼等に投与している薬物のせいなのか、それともフジコの痴態があまりにも淫猥だから  
なのかは分からないが、射精を済ませたばかりの二人が昂ぶっている。  
「ほらアンタ達、なにぼさっとしてるのよ。そのギンギンにおっ起ってたチンポは飾りなの?」  
悪魔の微笑みを浮かべてアナスタシアが男達を煽動する。  
「穴はまだ余ってるわよ…男ならちゃんと埋めてあげなさい」  
アイビーカットが後ろからフジコに覆い被さり、フジコの美肛に男根をあてがう。  
「あんっ…お…お尻に入れるの?はっ、あはぁっ、そんなスゴイ事するの……?」  
アナスタシアの指による肛辱で、肛門の機能が排泄だけでは無いことを知ったフジコが、期待に尻を  
振るわせる。  
指だけであれほどの悦びが得られるのだ、それが無骨な男根で、しかも女性器と肛門を同時に責め立て  
られたら一体どうなってしまうのか。  
それを想像しただけでフジコは軽い絶頂感に満たされる。  
本来、排泄しか想定されていない器官に男根が挿入されて行く、太い男根はフジコの窄まった菊座を  
押し広げながらゆっくりと美尻を侵略して行く。  
「ぐぁっ!かはぁ…く…苦しい…こんな…あっ!あはあああああああぁっ!!」  
フジコの美肛が男根を根元まで受け入れる。  
肛門の入り口が肉の侵入者をみっちりと締め上げ、外界へと排泄しようとする。  
その括約筋の絞り込みが膣圧に連動し、膣内の巨根を締め上げる。  
それはフジコにとって膣内で感じる圧迫感が増したように感じられたようだ。  
「くああっ!!なに…何なの…?こんな…ひぎっ、あひっ、こんなに…スゴイなんてぇ…」  
喘ぎ狂うフジコの眼前に赤ら顔が男根を突き出す。  
その意を汲み取ったフジコが口を大きく開け、好物でも食すかのように咥え込む。  
赤ら顔はフジコの頭を両手で掴み、女性器を犯すのと同じ要領で腰を使う。  
フジコもそれに応え、頬を窄めで吸い付き、裏筋に舌を這わせる。  
「ふぅ、んっ、んっ、んっ、んぶぅ」  
フジコの艶やかな喘ぎ声が、異物を咥え込んだ為くぐもった呻き声と変わる。  
膣が、肛門が、口唇がグロテスクな肉塊を咥えこみ、粘膜と粘膜が擦れ合う。  
フジコの貪欲な粘膜が射精を求めて熱を増し、男達の肉塊が一匹のメス犬を肉便器のように扱う。  
(こんなに酷い事されてるのに…私は……)  
「んぼっ、んごっ、んぅっ」  
(知らなかった…こんなにも気持ちのいいことがこの世に存在したなんて)  
「フジコちゃんったら夢中ね♪ステキなペットになってくれそう♪」  
(いたぶられて悦んでいる……これが私の本性なのね……)  
「こんなイイ女を便所代わりに使えるなんて、堪んねぇぜ」  
(そう…私は便器…この男達の共用トイレ……)  
「そうよ、フジコちゃんは精子専用のおトイレ♪いつでも好きな時に使いなさい。精子の味に目覚めち  
ゃったフジコちゃんはもうアタシ達には逆らえないんだから」  
(そう、あの味を覚え込まされた私はもう…下等な肉便器でしかないんだわ……)  
(もっと、もっと精子が欲しい…生臭いゼリーが欲しいの…)  
(あぁ、来る!イキそう!もっともっと虐めて!もっと狂わせて!!)  
男達はがむしゃらになって腰を使い、フジコの粘膜を擦り上げる。  
もはやフジコは男を射精に導く為の肉人形と化し、男達の下劣な欲求をその細い身体で受け止めていた。  
その下劣な交わりは次第にヒートアップして行き、腰の動きにどんどん暴力性が増す。  
ぽってりとした唇が、舌が、喉が性器のように蠢き、射精を懇願する。  
貪欲な膣は巨根を粘膜でしごき上げ、肛門は不浄の門に相応しい下劣な猥褻音を奏で、剛直の抜き差し  
を受け入れる。  
それらが巨大な悦楽のうねりを巻き起こし、フジコを追い詰める。  
(来る、来るわ!スゴイのが来る!こんなすごいイキ方したら…私はもう二度と元には……)  
 
3本の男根が思い思いにフジコの粘膜を犯す、フジコへの気遣いなど微塵も感じられない腰使いで、  
生身の極上オナホールを使い潰す勢いで突上げる。  
フジコの中でマゾとしての下劣な被虐心と、快楽を貪るメスの本能が限界を向かえ爆発する。  
「─────────っ!!!んっ、んごっ、んんんぅ─────────っ!!!!」  
男達に密着されたフジコの肢体に電流が流れ、激しくガクガクと痙攣する。  
オーガズムの黒く卑しい炎がフジコの身体と心を灼き尽くし、フジコを人間以下の家畜へと貶めた。  
フジコの粘膜を侵略していた三本の男根が一斉に引きずり出される。  
この精液調教の締めくくりに相応しいとどめを、フジコにお見舞いする為フジコを床に跪かせる。  
フジコの周りを男達が囲み、一斉に突き出した男根をしごき出す。  
絶頂の余韻でまだ痙攣が収まらないフジコだが、これから自分の好物を与えて貰えるのだと悟る。  
その潤んだ瞳は、自分を絶頂へと導いてくれた三本の肉塊へ期待に満ちた視線を送る、口は大きく開か  
れ、舌が突き出されている。  
その劣情に満ちた表情は、精子を受ける為に生きているといった面持ちで、切なげに吐息を吐く。  
「エロい顔しやがって、ぶっかけてやる!」  
「肉便器に相応しい化粧をほどこしてやるぜ」  
「おらっ、ちゃんと出るトコ見ろよ!!」  
そのフジコの悩ましい吐息が引き金になったのか、男達は下衆な言葉を吐きながら下衆な粘塊をフジコ  
目掛けて飛び散らせる。  
「はぷっ、んぅ、ん、んぐ…、あっ、あはぁ…」  
脈動の度に吐き出される臭いゼリーが、顔に叩き付けられる。  
フジコは恍惚の表情でその熱いほとばしりを受け止めていた。  
 
 
白濁の嵐にまみれ、生臭く、それでいて甘美な性臭に酔いしれる。  
そんな中フジコの脳裏に懐かしい声が響く。  
愛らしい少女が自分のことを「姉さん」慕い、優しい笑顔を向けてくれる。  
フジコは愛する妹を想いながら、後戻りの出来ない肉欲の奈落へと堕ちて行った。  
(零子………、姉さんはもう………さようなら…零子………)  
 
通路には暗く湿った空気が満ち、淀んだ空気が滞留し不快な空間を形成している。  
通路の先には登りの階段が続いており、さらにその先には鉄製の扉が見える。  
金属の軋む音がして、鉄製の頑丈な扉が開かれる。  
扉の向こうから女が現れる、ピンクのナース服を身にまとったアナスタシアだ。  
コツコツとヒールを鳴らし、暗い通路の奥へと歩みを進める。  
通路の突き当たりに鉄格子があり、その奥は牢となっているようだ。  
その鉄格子の前に男達3人が群がっていた。  
アナスタシアの耳に聞きなれた卑猥な音が流れ込んでくる。  
唾液を啜る音、何かを口で吸い込む音、口から空気が漏れる音、劣情を誘うような音が聞こえてくる。  
「んふふ…餌を上げてるのね、下品な音が響いてるわよ」  
男達は鉄格子の隙間から牢獄に向けて男根を突き出しており、その牢獄の中から口唇奉仕の音が漏れて  
いた。  
奇妙な恰好の女が鉄格子越しの口唇奉仕に夢中になっていた。  
身体にフィットしたレオタードと、それにまとわり着く拘束具のようなレザー製のコスチュームを着て  
いる。  
奇妙なのはその頭にはマスクが被せられており、目と口のみが露出している。  
マスクには角のような突起があり、コスチュームの尻の部分には尻尾のようなアクセサリーが着いてい  
て、悪魔を思わせるような姿だった。  
悪魔的なデザインのコスチュームとは裏腹に、その熱心な口唇奉仕は雌奴隷を思わせる。  
鉄格子を両手で掴み、手を使わず口のみで男根を射精の昂ぶりへと導こうとしている。  
口腔性交の為、身体を大きく動かす度に豊満な乳房が揺れている、その左側の乳房には双頭の蛇を思わ  
せる刻印が刻み込まれていた。  
「フジコ……いえ、イーブルローズ、もうすぐ試合の時間よ。早く済ませちゃいなさい」  
イーブルローズと呼ばれた女が、突き出された3本の男根をまんべんなく頬張り、舐め尽くす。  
男達が呻き声を上げ、腰を痙攣させる。  
射精を悟ったイーブルローズは射精を口で受けやすいように斜め上を向き、舌を突き出す。  
膨張した肉塊が一斉に破裂し、鈴口から白濁が飛び散る。  
男達は口々にイーブルローズを辱める言葉を吐きながら、精子を放出する。  
口内に、舌上に、放たれた3人分の精子をイーブルローズは、さも嬉しげに咀嚼し、ゴクリと音を立てて  
飲み干す。  
「さぁ、イーブルローズ、今日もリングで暴れて来なさい」  
アナスタシアが牢獄の鍵を開ける。  
「対戦相手の流す血が多ければ多いほど、その分たくさんの精子で労ってあげるわよ♪」  
イーブルローズはその言葉を聞き舌舐めずりをして、精子臭い吐息を吐いた。  
 
 
時折イーブルローズの脳裏に聞き覚えのある少女の声が響く。  
誰の声なのか最早思い出すことも出来ない、しかし決して忘れてはいけない声のような気がする。  
だが、ここに居るのは精悍で美しいフジコ・ヒノモトでは無い。  
血に飢え、精に狂ったメスの肉人形が一体いるだけだった。  
イーブルローズは今日も血を求めてリングに上がる。  
不幸な生贄を血祭りに上げるだろう、試合後の性臭にまみれた餌付けが彼女の生き甲斐なのだから。  
 
「ふふふ…もうすっかりメスペットが板に着いたわね…」  
アナスタシアがほくそ笑む  
「レディXも最終調整の段階に入ったし…もうすぐ…もうすぐだわ……」  
次第に声が高くなり、喜悦を含む。  
「ふふふっ、ははははっ、あ──っはっはははははっ!!」  
アナスタシアは堪えきれず高笑いを響かせる。  
 
だがアナスタシアは知らない、イーブルローズがレイコ・ヒノモトと邂逅することによって記憶を取り  
戻し、そのヒノモト姉妹によって自身の野望が打ち砕かれることを。  
だがそれはまた別の話である。  
 
                                   <終わり>   
 

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