(ここは…どこ…?医務室…?私はいったい…何故……?)
目を覚ました時フジコは自分がどういう状況なのか飲み込めなかった。
負傷者を運ぶストレッチャーに寝かされているのはすぐ理解できたが、何故四肢が動かないのかを理解
するのには幾ばくかの時間を要した。
丁度大の字の形で両手両足が広げられ、それぞれ手錠で拘束されていた。
数瞬遅れて、自分がほぼ全裸であることに気付く、(確かリングコスチュームを着ていたはずなのに…)
かろうじて、ショーツは履いていたがそれ以外は何も身に付けていない。
そのショーツもリングコスチュームの下半身がスパッツタイプなので、ラインが透けないように極小の
面積で秘部を隠しているに過ぎない。
なぜ自分がこのような形で拘束されているのかが理解出来ない。
そんなフジコに声がかけられる、甘ったるい猫撫で声だ。フジコの意識が一気に覚醒する。
「やっとお目覚め?フジコ・ヒノモト」
謎のレスラー、レディーXの秘書兼ナースのアナスタシアだ。
健康的というよりもむしろ妖艶な褐色の肌と、均整の取れた見事なプロポーション。
秘書としてだけでなくレスラーとしても活躍している。
アナスタシアはいつも挑発的なデザインのナース服を着ているのだが、どういうわけか今は全裸である。
男の目を釘付けにして止まないであろう豊潤な双丘は、動くたびに自由を謳歌するがごとくゆらゆらと
左右に揺れている。
無駄な肉の存在を許さない細く引き締まったウエスト、ウエストから尻にかけての曲線は美しく、丸い
尻はたっぷりと肉が詰っているのだが、だらしなく垂れ下がったりなどはしていない。
すらりと伸びた長い脚は白いタイツで包まれており褐色の肌とのコントラストが眩しい。
そして何かのこだわりなのか、ほとんど全裸であるにも関わらず彼女の頭にはナースキャップがちょこ
んと乗せられていた。
「あなたは…アナスタシア…くっ、これは一体どういう…」
フジコは四肢を拘束する手錠をガチャガチャと言わせながら、詰問する。
「あらん、怖い顔…んふふ…ちょっと眠たくなるお薬を嗅いで貰ったの…覚えてない?」
「………!」
数刻前確かアナスタシアに声をかけられて、それからの記憶が頭から欠落しているのにフジコが気付く。
「一体なんのつもり!?手錠を外しなさい、アナスタシア!!」
凄んでみせるが、アナスタシアの絶対的優位は揺るがない。
「アタシね前々からアナタに興味があったの…天才カミカゼローズの遺伝子を受け継いだアナタにね」
不意に母の名を出されフジコが眉をひそめる。
「アタシの研究を完成させるためにはね、優秀な格闘遺伝子が必要なの、だからアナタに協力して欲し
いんだけど、アナタって堅物っぽいから…だ・か・ら、ちょっと強引に連れてきちゃった」
「一体何の話?研究?それと母さんに何の関係が……?」
怪訝な顔で問うフジコを見下ろし、アナスタシアは妖しげに微笑む。
「教えてあげてもいいけど、フジコちゃんきっと怒るから、教えてあ〜げない」
茶化されたと知り、フジコが激昂する。
「いい加減にしなさい!!アナタのお遊びに構ってる暇なんてないの!早く手錠を外しなさい!!」
そんなフジコを見下ろし、アナスタシアはケラケラと嘲笑う。
「あ〜ん、フジコちゃんコワ〜イ」
「私を一体どうするつもりなの…?」
このころになってフジコはようやく自分の立場を理解する。
「そうねぇ〜色々データも取りたいけれど…」
アナスタシアは腕を組み、考えを巡らせる。
「まずは、私の言いなりになるお人形さんになってもらおうかしら」
その冷酷さを秘めた表情にフジコは戦慄を覚えた。
「んっ……ふぁっ、ああっ…んくぅ…」
医務室兼アナスタシアの研究室にフジコの悩ましげな声が響く。
フジコの肌は粉雪のように白くなめらかで、触れてみるともち肌で柔らかな感触を手に残す。
豊満な双丘は先ほどから快楽のためか身悶えする度にふるふると揺れ、桜色の乳頭が天を衝いている。
ウエストのくびれとは逆に、腰の骨盤は左右に張り出しており腰から尻にかけての肉付きは安産型で
あることを伺わせた。
手足は手錠によって拘束されており、フジコが身をよじらせる度に金属が擦れ合う音が響く。
フジコの女性的な丸みと女性的な細さが共存した肢体は、全身が妖しくぬらぬらと濡れ光っていた。
「どうかしら〜?気持ちいいでしょ〜?このローション私の愛用品なのよ」
アナスタシアは大量のローションをフジコの全身に、くまなく塗りたくり愛撫に熱中していた。
セックスの経験に乏しいフジコにとって、このローションの感触は未知の快楽で、先ほどから襲い来る
快楽の波に耐えることしか出来なかった。
「フジコちゃんったらローションは初めてだったかしら?駄目よぉ若いうちから色々経験しとかないと
お嫁さんになった時に困るわよぉ」
いつもの茶化した口調ではあったが、アナスタシアの愛撫は堂に入っており、経験の浅いフジコであっ
ても女体の疼きを感じざるを得ない。
乳房や脇腹、太股などを重点的に愛撫していたアナスタシアの手が、ショーツに差し掛かる。
ショーツはローションによって濡れており、恥毛が透け、秘裂からはみ出た色素の薄いラビアの
形まで見て取れる。
アナスタシアはショーツの上からクレバスに沿って指を這わせる、その動きに敏感にフジコが反応する
「やっ駄目ぇ…やめなさい……そこは……」秘部を触れられる嫌悪感に身をよじるが、手錠の金属音が
室内に響くだけであった。
「んふふ…花びらがはみ出ちゃってるわよ……色まで透けちゃって、綺麗な色ねぇ…妬けちゃうわ…」
そう言ってアナスタシアはフジコのラビアをショーツの上からつまみ、擦り上げる。
「あぁっ!あっ……ふぐぅ…」下唇を噛み、熱く灼けるような快楽に耐えるフジコであったが、ふいに
ぬるりとアナスタシアの手がショーツに滑り込む。
「ああぁっ!?駄目ぇ!あっああぁっ、ひぁあっ!」
アナスタシアの指がフジコの秘裂とその上部にある肉芽を激しく愛撫する。
ローションと愛液と空気が混じりあい、卑猥な音が室内に響く。
アナスタシアはわざと乱雑に愛撫し、その卑猥な音をフジコに聞かせて羞恥心を煽る。
「聞こえる?ねぇ聞こえてるんでしょ?すんごい音ねぇ、これローションだけじゃないわよねぇ?
ぐちょぐちょぐちょぐちょって、こんなにエロ〜イ音出しちゃって恥ずかしく無いの?」
羞恥と初めて味わう快楽にフジコは涙を浮かべ頬を赤く染める。
「こんな…こんなの…いやぁ、あぅっ…うあぁぁあっ」
「まだまだこれからよ…もっと恥ずかしい思いさせてあげるからね…んふふふ…」
そういってアナスタシアはフジコのショーツを剥ぎ取る。
露わになったフジコの女性器は経験の浅さを伺わせる色合いで、女のアナスタシアが見ても思わず
むしゃぶりつきたくなる程きれいな桜色であった。
そのきれいな色とは裏腹に、少々大きめの肉びらは秘裂からはみ出し、濡れ光っている。
女を狂わせるスイッチである肉芽は包皮に包まれており、自慰の経験さえ浅いことが容易に想像出来た。
アナスタシアは、その少女のような色合いの陰部に息がかかるほど顔を寄せ見入っていた。
「ホントにきれいな色ね〜よっぽど経験が浅いのかしら〜?勿体無い…セックスって気持ちいいのよぉ」
自分の性経験の浅さを見抜かれたのと、決して人前で露わにしたくない秘部への視線とでフジコは
耳まで赤くなる。
「クリちゃんもまだ剥けてないんだぁ…可愛いわねぇ…」
そう言って、おもむろに肉芽を包む包皮を剥く。
「ひっ…あぁっ」フジコの身体がピクンと跳ねる。
今まで包皮によって守られていた肉芽は、外気に晒されるだけで快楽の波をフジコに与えた。
「フジコちゃんったら苛め甲斐があるわ〜、いちいち敏感に反応してくれるんだもの…」
そんな辱めの言葉に対して、フジコは頬を染め汗を滴らせながらも抗って見せる。
「どのような辱めを受けたとしても、私は決して挫けません!アナタの思い通りには行くものか!!」
「んふふ〜口が減らないわね〜……じゃあ、もっとも〜っと恥ずかしい思いをしてもらいましょうか」
「え?……あぐっ!?」
アナスタシアの指が二本フジコの膣に滑り込む、指を根元まで差し込むと指を軽く曲げフジコの膣内を
探るように弄りまわす。
「あっあぅっ…はぁはぁ………!!あぁっ!?なっ?いやぁ!!」
フジコの身体が大きく痙攣し膣が急激に収縮する、アナスタシアは不適にそして淫靡に笑う。
「フジコちゃんの潮吹きポイント見ぃ〜つけた」
嬉々としてアナスタシアは肩を軸にして腕を上下そして前後に揺する。
その揺さぶりは全て指先に伝わり、富士子の敏感な肉壁を断続的に刺激する。
「ひぁっ!?なっ…なんなの!?うぅっ…あぁああっ」
初めて味わう膣内の感覚にフジコは戸惑いを隠せない。
フジコの女性器からは噴出すように淫水が溢れ、その吹き出すタイミングに合わせて膣がアナスタシアの
指を締め付ける。
アナスタシアは手をゆるめず、激しくフジコを責め立てた。
粘膜と淫水とローションが指に絡みつき、指が膣内を蹂躙する度にリズミカルな猥褻音を奏でる。
「はぁああっいやあぁ、駄目、ダメェっ!…何か来る!来ちゃうぅっ!!」
フジコは淫水を撒き散らし悶絶しながら、尿意に似た感覚を感じ身体を振るわせる。
「んふふ…おしっこ漏っちゃいそうなんでしょう?でも安心して、それおしっこじゃないから。潮吹き
って言ってね…と〜っても気持ちいいんだから」
アナスタシアは愉快そうに囁きながらも、手の動きを片時も休めようとしない。
次第に透明の淫水に乳白色の分泌液が混じりだす。
「フジコちゃんったら本気汁まで垂らしちゃって…素質あるわよ〜ほらほらぁ遠慮しないで潮を吹いち
ゃいなさいよ!」
快楽の激流に抗い、歯を食いしばるフジコであったが、もはや限界であった。
アナスタシアの肉壁嬲りは、淫水を氾濫させ、快楽の怒涛は無情にもフジコのダムを決壊させる。
フジコの身体に電流が走り、全身を激しく痙攣させる。
「いやああぁぁぁっ!!あはぁっ!うあああああああああぁぁあっ!!」
フジコは自分でも信じられないような咆哮を上げた。
吹き出した潮はフジコの意志では止めることも出来ず、身体の痙攣に合わせるかのように景気良く潮を撒き
散らす。フジコに出来たのは涙を浮かべ、歯を食いしばりながら、その恥の吹き出しが一秒でも早く
終わってくれることを願うだけであった。
アナスタシアは淫水と潮ですっかりふやけてしまった手をはらうように振り、淫虐の笑みを浮かべる。
その笑みは、肉の調教が未だ序章に過ぎないことを雄弁に物語っていた。
フジコが自身の秘部から淫欲の激流を噴出してから小一時間が経とうとしていた。
アナスタシアの恥戯は未だ続いている。
執拗な女陰苛めは、すっかりフジコを蕩けさせ、先ほど味合わされた潮吹きの羞恥を忘れさせていた。
それどころか、自らのどす黒い情欲の激流を噴出するあの激しい絶頂感を、もう一度味わいたいとさえ
思っていた。
ガチャガチャと、フジコを拘束している手錠が金属の擦れる音を響かせる。
だがそれは自由を求めてフジコが足掻いたからでは無い。
アナスタシアは先ほどからフジコが絶頂に達する直前で手を休め、そして昂ぶりが醒めた頃合を見計ら
い、また激しく指で秘部を責め立てる。
それを何度も何度も繰り返し、フジコを追い詰める。
「いやぁーっ!またっまた来る、来ちゃう!お願い、お願いだから…イカせてぇっ!!」
息も絶え絶えにフジコが叫ぶ、少しでも快楽を得ようと身体を揺すり、腰を捻る。
その度に手足を拘束する手錠が哀切な金属音を立てた。
今度こそあの潮を吹く際の絶頂感を貪りたいフジコであったが、無情にもアナスタシアの手は、またして
もフジコの女性器から離れて行く。
「いやあぁぁ…どうして…もうちょっとで……」
頬を紅潮させ、涙まで浮かべたフジコが切なげに呻く。
そんなフジコの様子を見てアナスタシアが意地悪く囁く。
「あぁ〜ん、辛そうね〜♪フジコちゃん可哀想に、代われるものならお姉さんが代わってあげたいわぁ」
そう言いながら、フジコの肉芽を優しく撫でる。
「んっ…はぁはぁっ…もう嫌ぁ…お願い…、もう許してぇ……」
肉芽にもっと激しい刺激が欲しいフジコが腰を浮かせくねらせる。
「フジコちゃんってホント可愛いのねぇ〜レスラーなんて辞めちゃって、M女デビューしたらたくさん
稼げるんじゃないかしら?」
アナスタシアの言うとおり、フジコの心の中には性的にいたぶられたいという被虐心が眠っていたの
だろうか?今や言葉で辱められるだけで本能が熱く溶け、女陰から新たな淫水が湧き出ている。
フジコを拘束していたストレッチャーには淫水の水溜りが出来ていた。
「そろそろ次のステップに進んでもいい頃ね」
アナスタシアがパチンと指を鳴らすと、医務室の隣の部屋に通じる扉が開き、全裸の男が三人現れる。
フジコが全身を強張らせ、顔面蒼白となる。
三本の醜い肉塊が怒張し天を衝いている、女を狂わせ鳴かせる為にそびえ立つ三本の肉塊。
そのグロテスクな肉槍はフジコに死刑判決と同等の絶望を与えた。
だがその絶望の底には肉欲に溺れ、情欲の奔流に飲み込まれたいという、淫蕩な女の性がくすぶってい
ることにフジコはまだ気付いていない。
男達はいずれも屈強な体躯と精悍な顔立ちをしている。
それもそのはず、彼等は某国の現役海兵隊所属である。
アナスタシアは自身の研究を核に代わる次世代兵器だとして、方々に売り込んでいた。
核を持たない某国の次世代兵器研究会、誰もが知っている某超大国の国防省、多くの国々がアナスタシ
アの研究に注目し、研究の援助や新兵器の供給を依頼していた。
研究の援助とは資金のみならず、人的資源もそれに含まれる。
この海兵隊員もその一環であった。
彼等はアナスタシアが研究している新薬の検体でもあり、そしてアナスタシアの旺盛な性欲を満たす為
夜の相手もこなす。
アナスタシアが開発した新薬とは、男性用の媚薬である。
精力剤のように、男根の勃起のみに重点を置いている訳ではない。
アナスタシアが重きを置いたのは射精した後も性的な欲求が持続すること。
男を篭絡する際の欠点は一度射精してしまうと一時的に女体に興味を失い、断続的な性快楽を与えられ
ない事だとアナスタシアは考えた。
射精後も、とめどなく女を求めるように薬で調節してやればどうなるか。
アナスタシアの目論見は見事はまり、実験体である海兵隊員達は毎晩狂ったようにアナスタシアを求めた。
飽くなき獣欲はアナスタシアの想像を遥かに越えていた。
アナスタシアは毎晩三人がかりで組み伏せられ、アナスタシアが失神するまで三本の男根が粘膜を擦り
続けた。
媚薬の研究と次世代兵器の研究は一見するとまるで関係ないように思えるが、アナスタシアの研究は
多くの実験体を必要としている、それには非人道的なものも多く含まれる。
手っ取り早く言いなりになる実験体を得るために彼女が選んだのが、対象の性欲を自在にコントロール
し肉人形化させることであった。
女性用の媚薬の研究にもすでに着手しているが、完成はまだ先の話となりそうなので、フジコの肉体を
男根で篭絡し、言いなりにするため彼等を招き入れたのであった。
フジコの自由を奪っていた手錠は既に外され、床に座らされている。
海兵隊のアイビーカットの男がフジコの両腕を背中に回し、逃げ出さないように拘束している。
NFL選手のような体躯のマッチョな黒人が無骨な両手でフジコの乳房を揉み込んでいた。
柔肉に指が喰い込み、双丘がじんじんと灼けるように熱い。
激しく柔肉をたぷたぷと揺すり、桜色の先端を指で擦り上げる。
「いや…やめなさい、離して…あっ…んぅ…」
フジコが弱々しく拒絶の言葉を漏らすが、その中に甘い吐息が混じる。
その反応に気を良くしたマッチョな男が、より一層激しく乳房を弄ぶ。
フジコの柔らかな乳房が男の揉みしだく動きに合わせて自在に形を変える。
その流動的で有りながら張りのある感触は男に獣欲の昂ぶりを、フジコに官能のくすぶりを感じさせる。
残りの一人の海兵隊員、赤ら顔の男はアナスタシアを己の剛直で挿し貫いていた。
「あぁんっ…あっあぁ…どう?フジコちゃんのおっぱい柔らかいでしょう?んっ…んあっ」
悩ましげな喘ぎ声を交えながらアナスタシアが問い掛ける。
「オマンコは触っちゃ駄目よぅ…んぅ…あふっ、せっかく生殺しにしてあるんだから…」
アナスタシアは後ろから開脚された状態で太股を抱え上げられており、丁度母親が幼児に用を足させる
際の格好によく似ている。
その開かれた股間にへばり付いている肉欲の器官には、ゴツゴツとしたペニスが根元まで咥え込まれて
いて、抜き差しの度にポタポタと床に淫水が滴り落ちる。
「あぁ…フジコちゃん、見てぇ、オチンポとオマンコが繋がってる所…見て頂戴…」
赤ら顔の男がアナスタシアを抱えたままフジコの眼前まで歩み寄る。
歩く際の振動が予想外の膣内刺激となったのか、アナスタシアが妙に可愛らしい嬌声を上げた。
「ひゃっ!きゃあぁんっ、やだ…気持ちいい所に当たっちゃってるぅ…」
剛直の先端が子宮口を刺激したらしく、アナスタシアの淫水に乳白色のココナッツミルクのような分泌液
が混じる。
「いやだ…あたしったら、本気汁垂れちゃってるわぁ♪」
フジコの眼前で肉欲の器官が肉の凶器を咥え込み、激しい抽出運動を繰り返している。
結合部からは淫水が飛沫となって飛び散り、粘膜の擦れ合う音が鳴り響く。
フジコはその結合部から目を離すことが出来なかった。
本来なら、視界に入れるのも汚らわしいその行為だったが、アナスタシアによって極限まで性感を刺激
された上で、絶頂を迎えることを許されていないままのフジコにとって、嫌悪よりも性的興奮が勝る
光景であった。
肉棒が突き出されると、卑猥に濡れ光る肉ヒダが内側に巻き込まれ、引き抜かれると、今度は外側に
めくれあがる。
その光景からフジコは目が離せなくなっていた。
「そんなに見つめられたら恥ずかしいわぁ♪フジコちゃんったら目が惚けちゃって、いつもの凛とした
雰囲気はどうしちゃったのかしら?」
アナスタシアに茶化され、頬を染め、目をそらすフジコだったが、もはや股間に感じるメスの疼きは
どうしようも無いくらい昂ぶっていて、内心無理やり犯して欲しいとさえ思っていた。
「あっあっああん…気持ちいいわよぉ…フジコちゃんも素直になっちゃいなさいよ」
アナスタシアはあくまでも、フジコの心を折りたいらしく、決して強引に犯したりはしない。
「うぅんっ…我慢は身体に毒よぉ〜、あっ、んぅっ、ほらほらもっと突き上げてぇ♪フジコちゃんが
自分からおねだりしたくなるくらい、いやらし〜い所見せてあげて」
アナスタシアを抱え上げていた男は、より一層激しく腰を突き上げ、奮起する。
「あっあぁっ!ひっ、効く、効くぅっ!!」
その激しい抜き差しに、アナスタシアは嬌声を上げ、脚をガクガクを振るわせる。
「来ちゃう、来ちゃうわ!はあぁっ!見て、見てぇ!いやらしい潮を噴いちゃう所、見て頂戴!!」
アナスタシアの陰唇が収縮する、肉壁で男根を絞り込む事によって、膣内で感じる肉棒の充実感が
倍化する。肉の凶器が一層狭くなった熱い蜜壷を掻き回し、アナスタシアを絶頂へと屠る。
「うぁっ、うああああああぁっ!!」
アナスタシアの身体に電流が走り、ビクンビクンと肢体が跳ねる。
その痙攣に合わせて、秘裂の尿道口から激流が噴き出る。
間欠泉のように勢い良く三度、四度と噴出し、フジコの顔にも潮の飛沫が飛んでくる。
無色透明で無味無臭の潮であったが、その激しい噴出はフジコに先ほどの官能の激流を思い起こさせ、
フジコは下半身の疼きを止めることが出来ず、どろりとした愛液を滴らせる。
「はぁーはぁー…すんごい噴いちゃったぁ…恥ずかしいわぁ♪」
まだ軽く痙攣しながらアナスタシアが余韻に浸る。
「ねぇ…フジコちゃんも気持ち良くなりたいでしょう?私の言うこと聞いてくれるなら、忘れられない
体験させてあげるわよぉ…」
アナスタシアの執拗な愛撫で、情欲の炎に身を焦がす事を覚えてしまったフジコの身体は、
もはやフジコ自身も制御することが出来ない。
今、目の前でアナスタシアの潮吹きを見せ付けられ、フジコの身体は、先ほどの自身が経験した潮吹き
を思い起こし、まるでパブロフの犬のように女陰が反応していた。
「さぁ、言って御覧なさいな、どうして欲しいの?」
意地悪くアナスタシアが問い掛ける。
「そんな…そんなこと…言えない……」
フジコが耳まで赤くし、涙を浮かべている。
「仕方のない娘ねぇ、じゃお姉さんが恥ずかしい事言わなくても、服従の誓いを立てる方法教えてあげ
るわ」
そう言って、アナスタシアは自分を抱えている赤ら顔の男に向かって命令する。
「ほらぁ、ぼやぼやしてないで突いて頂戴な、私の膣でチンポをゴシゴシとしごきなさい」
男は待ってましたとばかりに腰を撃ち付ける。
透明の愛液と乳白色の愛液、男根の分泌液、それらが交じり合いズルズルになったアナスタシアの膣内
は男を狂わせるに十分で、先ほどから赤ら顔の男はこの最高の生膣姦で射精したくて堪らなかったのだ。
「あっあっあっああぁっ!!女って最高よねぇ、あはぁっ、いっちゃても体力が続く限り幾らでも
感じちゃうんだもの。」
再び始まった肉の抽出運動にフジコは我を忘れて見入ってしまう、複数の分泌液が交じり合った飛沫が
顔にかかっても気にならなかった。
「そう、そうよ…見て…あはぁっ、スゴイでしょ?こんなに太いのが…あっあっ、出入りして…」
言葉どおり、グロテスクな肉棒が卑猥に濡れ光る女陰を刺し貫く。
「フジコちゃんも気持ち良くなりたいでしょ?いいのよ恥ずかしがらなくて…」
優しく諭すように、それでいて淫靡にアナスタシアが囁く。
「あぅっ…肉に狂う悦び…きっとフジコちゃんも気に入るわよぉ…くっ…あはぁっ…」
己が男根でアナスタシアの生膣を擦り上げていた男が呻き声を上げる。
「…そろそろ出るぞっ!!」
男が射精が近いことをアナスタシアに告げる。
「あっあっあくっ…出るのね?出すときはフジコちゃんの顔にかけなさい、たっぷり濃いのかけてあげ
て頂戴!!」
思ってもいない言葉にフジコは驚いたが、もはやフジコは目の前の甘美な肉欲絵図の虜になっていた。
この官能の交わりの当事者になりたいとさえ思っている。
精子を顔にかけられた経験など無いが、性行為の一環としてそういった行為を好むカップルがいること
くらいは知っていた。
確かに初対面の男の精液を、顔で浴びることに抵抗があるにはあるが、フジコの心は決まっていた。
肉欲に服従するのだ。
フジコは、自分が犬であることに気付いた、お預けをくらって「待て」をされている状態だ。
アナスタシアの望むことをして見せれば、きっと「待て」は解除されて餌が与えられる。
そう、これは餌付けなのだ。
「うおぉ!出るっ!!」
ちゅるんっと勢い良く、長い男根が秘裂から排出され、その勢いで上下に揺れる。
亀頭の鈴口からフジコの端正な顔目掛けて、白濁の粘塊が飛び散る。
脈動の度に飛んでくる熱い粘塊は、鼻梁を汚し、髪にまとわり付き、口の周りにまぶされる。
栗の花の匂いがフジコの嗅覚を刺激する。
オスの獣欲を象徴する臭い、だが今のフジコにとって、それは決して不快なものでは無かった。
その光景をアナスタシアは満足げに眺める。
赤ら顔に抱えられていた脚を地に下ろし、白濁に染まったフジコの顔をしげしげと眺める。
「いっぱい出たわね〜フジコちゃん顔射は初めて?意外と気持ちいいでしょ〜?私もかけられるの
結構好きなのよぉ♪」
フジコは鼻で呼吸をする度に香る、スペルマ臭に陶酔し切っていた。
「あらら、顔射初体験でそんな厭らしい顔しちゃってぇ〜ホントにフジコちゃんは素質あるわぁ」
半ば肉欲の虜に堕ちようとするフジコにアナスタシアが止めを刺す。
「さぁ、その臭〜いドロドロを指で摘んでお口に運ぶのよ。それでね、お口の中でガムを噛むみたいに
噛み噛みしてから飲み干すの…どう?出来るかしら?それが出来たら一生忘れる事の出来ない肉を宴を
催してあげる…もちろん主賓はフジコちゃんよ…」
アナスタシアのその悪魔の囁きに、フジコは悩ましげに吐息を吐く。
ここにはもはや、美しさと強さを兼ね備えた凛々しいフジコ・ヒノモトは存在しない。
女体の疼きを止めることが出来ず、メスの本能に抗うことの出来ない一匹のメス犬が居るだけだった。
フジコは自身の美顔を汚している、臭いゼリーを指ですくい、摘む。
摘んだ精子を口へと運ぶ、突き出した舌は心なしか震えている。
精飲の経験の無いフジコにはやはりまだ若干の抵抗があるのだろう。
だが、フジコの情欲はその理性の抵抗を打ち砕き、粘膜で光るピンク色の舌に精子が運ばれた。
フジコの味覚が初めて精子の味を認識する。
その味は苦く、若干の塩味がする。
だが思っていた程、不味い味ではなかった。
むしろ抵抗無く舌で味わうことが出来る、口内から鼻腔に抜ける臭いが癖になりそうだ。
フジコは顔中にまぶされた残りの精子を次々と指ですくい、口へと運ぶ。
フジコは言いつけに従い、生臭い精子を口内で咀嚼し始める。
くっちゃくっちゃと下品な音がアナスタシアやフジコの周りを取り囲んだ男達の聴覚を刺激する。
口内で精子とフジコの唾液が混じりあい、精子が泡立つ。
「いい感じよぉ〜、どう?美味しいでしょ?お口の中どうなってるか見せて御覧なさいな」
フジコが口を大きく開く。
唾液と精子が交じり合い、咀嚼によって空気を含んだ泡立ち精子がフジコの口内を占領していた。
「あぁ〜ん、お・い・し・そ・う♪いいわよゴックンして御覧なさい」
アナスタシアの許しを今か今かと待ちかねていた雌犬が、喉を鳴らして泡立った精子を嚥下した。
その喉越しで、フジコは精飲の快美さに目覚めるのだった。