「い…いや…」  
ここは異国の地。助けなどどこにもない。  
路地裏に追い詰められ、彼女にはもう戦える体力はのこっていなかった。  
赤い長袖、乳房の形をかたどった胸の服。茶色のジーンズパンツ。試合衣装はそのままだ。  
リングの上では気丈でも、今は少女に過ぎない。男達は思う存分彼女に襲いかかる事が出来た。  
 
「いや…父さん…兄さん…」  
壁にすがり、ヘタヘタと座り込む。両手を背中に回し、必死に身を守るふうだ。  
男達には関係ない。  
「さっさと剥いてしまうか?」  
「そうだな。やっちまおう」  
無理やりその手を剥ぎ取り、胸をさらけ出させた。小振りな割りには余程柔らかいのか、弾力でユサユサと揺れている。  
「へ…悪く思うな…嬢ちゃん…」  
男の一人が胸を包む、ブラ型の衣装に手を掛ける。  
「やめてぇ!」  
「そらっ!」  
バッ  
 
年のわりにはしっかりと育っていた。  
リンゴより二回り大きい乳房。綺麗な椀型で、将来は多くの男を魅了するだろう。  
巨乳では無いために小さな突起は上を向き、その色は白みを帯びていた。  
「いや…見るなぁ」  
「ガキの癖にいい体してんじゃねぇか…」  
そっと男の一人が乳房に近づく。  
 
「そらよ!」  
いきなり片方の突起を口に含む。  
吸い込んだり、舌で転がしたり、「愛撫」と言える事だ。  
「まだ乳臭ぇガキだ…ここも乳臭いぜ…」  
「やめろ…やめろぉ…」  
「もう片方は俺がもらうわ」  
二人目の音はがら空きのもうひとつの突起をくわえた。こちらの男はS気があるのか、何度も歯を立てていく。  
「くぅ…」  
「コリコリしてきたぜ?感じてんのか?」  
「確かめりゃいいだろ?」  
「それもそうか」  
 
 
二人の男が彼女の手を固定し、残る二人がパンツに手を掛けた。  
「じゃ、行くぞ」  
「駄目!ソコだけは許して!」  
「せーのっ…!」  
 
下着ごとズリおろされた結果、彼女の秘部は丸見えになった。  
生え立ての薄毛の奥には、白い肉からできた割れ目が見える。  
「何だコイツ?糸引いてるぜ?」  
未だ男を知らない割れ目はピタリと閉じているが、確かに粘液の糸はそこにこびりついていた。  
「いっちょ前に毛なんか生やしちゃって…」  
「酷い…どうしてアイグルにこんな事する?」  
「理由なんかねーよ」  
余り構った風もなく、乱暴に割れ目からはみ出た陰唇を引っ張った。  
グチュ  
「やっぱり濡れてんぜ…」  
「いや…そんなトコ見ないで…」  
 
泣きながら懇願するモノの、男達の興奮材料に過ぎない。  
処女でありながら水気を帯びたソコに説得力は無かった。  
彼女の桃色の「花」はその花弁から蜜を垂れ流し男を誘うように妖しく蠢く。  
ヒクヒクと動く膣口は男根を叩きつけられたいのだ。  
「綺麗なピンク色だな」  
「ううっ…」  
「真っ黒になるまで使ってやるよ」  
「駄目ぇ!アイグルの大事なトコ…めちゃくちゃにしないでぇ!…」  
「へへ…」  
いつの間にかズボンから取り出されている肉棒は固さを持ち、既に準備は出来ている。  
亀頭が当てられた瞬間、彼女の抵抗は激しくなった。が、もがくしかできない。  
「いれちゃダメ!いれちゃダメ!」  
「せいぜい好きな奴の顔でも頭に浮かべるんだな…」  
彼女の意識とは裏腹に、先が当てられただけで彼女の膣口は男の亀頭に張り付いていた。  
男は腰に力を入れる。  
 
プツッ  
「痛いぃ!」  
「やっぱキツいぜ…」  
「アイグルのアソコが…アイグルのアソコがぁ!」  
鮮血を滴らせながらも彼女のアソコは男を飲み込んで行く。  
中では男のモノをしっかりと締め付け、体温で温め、その液で濡らし、男の精を飲み込もうとしているのだ。  
 
「酷いぃ…抜いてぇ…」  
「クッ…もうでちまう…」  
肌がぶつかる音を立てながら、彼女のソコには何度も男根が打ち込まれていく。  
「出るっ!」  
「えっ…いやあぁ!」  
彼女の悲鳴と、共に、彼女の中に放たれた欲望。  
ヌポッ  
「ふぅ〜良かったぜ」  
「アイグルの…アイグルの…」  
彼女のソコから流れ出ているのは、鮮血と、白液と、愛液。  
放心状態の彼女の前に、新たな男が立った。  
「次は俺だ…」  
「え…」  
クチュ  
「今日一日で立派なヤリマンにしてやるよ」  
「…もういやぁ!」  
 
数時間後、涙も枯れ果てた状態で彼女はへたり込んでいた。股間からは相変わらず男達の精液が流れでている。  
「壊れちまったか?…」  
「父さん…兄さん…」  
「ん?」  
彼女の足元にはパスポートが落ちていた。男の一人が拾い上げる。  
「こいつ…モンゴリアンか」  
「へぇ…あの遊牧民の国?」  
「部族によって違うが…衣装からするとそうみたいだな…」  
「外国人なら連れ帰っても早々バレねぇだろ…」  
「…よし、連れていくか。農業ばかりで飽きてたトコだ」  
「そうだな。飽きたら牛の子でも孕ませるか!」  
「「「ハハハハッ!」」」  
 
その後彼女は、トラックの荷台に乗せられて、連れて帰られた。  
行き先は、農場。  
 
 
大農場を切り盛りする四人の男達。彼女を襲った四人だ。  
農場の一角にある小屋。ここには必ず一人、見張りがついている。  
 
「おう!ご苦労!」  
「なんだ…お前も来たのか?」  
「中には誰かいるのか?」  
「いんや。今日はもうお前だけだ」  
「そうか…」  
「あんまヤリ過ぎんなよ、明日に響くぜ」  
「ああ…」  
軽いやりとりをした後、その扉を開けた。  
 
上に吊り下げられたカンテラは、小屋の中をそこそこ明るく照らしている。  
立ち込めるのは干し草の匂いと、汗の匂い。糞尿の匂いも立ち込めているだろうか。ただし、人間の。  
 
干し草の影に隠れるように、彼女はいた。  
両手首は天井から下げれた腕輪に拘束され、  
腰を革の拘束具で繋とめられ、  
常に尻を突き出す形に固定させられ  
乳房は胸元から下がっている。  
 
かつて彼女が大事にしてきたあの場所は、開ききって、先程注がれたであろう、男達の精液を垂れ流していた。  
何度も貫かれたソコは、かつての桃色より赤みを帯びて、使い込まれた証拠を晒していた。  
振り乱された髪に表情を隠している少女。  
 
「ほら、嬢ちゃん。おやつだ」  
差し出されたのは棒付きの飴玉。かなり栄養価の高い物である。  
汚された唇に近付けて見るも、口をつけない。  
 
「チンポはしゃぶれても飴玉はしゃぶれねぇのか?」  
「アイグル…人間…動物じゃない…」  
ポツリと呟く。  
 
あれから彼女は犯され続けた。彼女の生活の場所はここだ。  
糞尿の匂いがするのはここで排泄させられるからである。  
ある時には四人がかりでそのサマを見られる事もあった。  
 
「おい、小便がしたいってよ!」  
「ほんとかよ!」  
この体勢のまま、小指で尿道口をつつかれて、彼女は放った。  
「いや…見ないでぇ…ちゃんとおトイレいかせてぇ…」  
「バカ、なんの為にこの部屋に入れたと思ってんだ。さっさと出せ」  
「いやぁ!」  
ジョボジョボジョボ…  
 
「今度はクソだ!」  
「ヒュー!」  
彼女の肛門の活動が活発になり、ヒクヒク蠢き始めた所で男達が感づいた。  
プッ、プッ  
「うわっ。くっさ…」  
彼女は顔を赤らめるしかなかった。  
「ガスばっか出てるぜ」  
「詰まってんだろ。ようし!」  
手近な枝を取って来て、その先を布で包み、突き立てた。  
「な、なにする…」  
「こうすんのさ!」  
そのまま男は彼女の尻の中を攪拌していった。  
「あ…ああ…」  
「そうらっ!イケ!」  
「出る…出るぅー!」  
ボトボト  
 
「へへ…これで…」  
中身を放ったばかりの彼女の肛門は緩かった。男達はこれを利用し、彼女が排泄する度に尻穴を犯した。  
結果、尻穴も調教されたのだ。  
 
彼女への辱めは、まだ多々ある。今夜も。  
 
「何だ、じゃあ…」  
男は彼女の後ろに周り、開ききった膣口を指で広げる。  
「なに…する…」  
男は飴の包み紙を外した。それを。  
ツプッ  
「ひゃっ…」  
「溶けるまでこうしてな」  
深々と突き刺さった棒付きの飴玉は、その棒だけ彼女の中から飛び出ていた。  
「いつもチンポくわえてるじゃねえか」  
「アイグルのそこ…おもちゃじゃないぃ!」  
必死に腰を振るも、粘着していて落ちない。  
「はもっ!」  
「今日はお口で楽しませてくれよ…」  
毎日男達はどう辱めるか考えている。  
 
人参を差し込んだり、  
藁で尿道をくすぐったり、  
洗濯バサミで三点をつまんだり、  
交互にチンポを差し込んで、誰がイかせられるか、さながら、人間黒ひげ危機一髪を楽しんだ。  
 
「お前の大事なトコなんてもうおもちゃだよ」  
「アイグルのアソコ、おもちゃじゃない…」  
「けっ。肉人形のクセに口聞きやがって…」  
 
彼女は何度も泣いた。幼き頃より言われていた事の一つ。  
「アイグルは女の子なんだから、ソコは大事にするんだよ」  
「一番好きな人にだけ見せるんだ」  
「わかった!」  
そうして大事にしてきた所が今では、おもちゃ。それが耐えられない。  
 
「アイグルの大事なトコ…なのに…」  
それでも彼女のソコは、ヨダレを絶やさず、飴玉を溶かしていた。  
 
 
男達の油断だった。彼女はこの瞬間を狙っていた。  
いつもの様に弄ばれた矢先、拘束が解けた瞬間、彼女は逃げ出したのだ。  
 
「まっまちやがれ!」  
小麦畑を全力で走る。今の彼女は全裸だ。それでも走った。  
逃げ切れれば。  
男の一人が立ちふさがる。  
「お前!退く!」  
「そうは行くかよ!」  
躊躇いなく彼女は突進した。  
「な…」  
「ホワイトドゥー!」  
柔らかい土に頭から叩きつける。  
死にはしないだろうが重傷だろう。  
 
「…こ…此処までくれば…」  
小麦畑を抜けきった瞬間、彼女は。  
意識を失った。  
 
「おい?アイツは?」  
「全治三か月」  
「全く…油断しやがって」  
柱に拘束された彼女を、三人の男が囲んでいる。  
「う…うぅ…」  
「いい忘れてたんだ。お前に付けた腕輪…リモコンで血管に針が刺さって、頭を冷やす薬が打たれるってな…」  
彼女の手首を指す。  
「しかしどうするよ?」  
「そうだな…アイツの入院費も…」  
「コイツのしつけもちっと足りなかったんじゃねぇか?」  
男達は相談を始める。  
 
「こんだけ若いし、イイ顔してんだ。売り飛ばすにゃまだ…」  
「そうだな…じゃあ…」  
「決まりだな!」  
彼女への辱めは、更にエスカレートして行く。  
 
 
以前より更に大きな小屋の中、彼女は居た。  
男達は前より厳重に警備をし、彼女への調教をエスカレートさせていた。  
 
「アイグルちゃ〜ん?」  
「う…うう…」  
今まで以上に惨めな姿の彼女が、そこに。  
 
彼女の拘束具はほとんど取り外されていた。唯一とりつけられているのは首輪。ここから見ればだが。  
 
彼女の胸には劇的な変化が起きている。  
垂れ下がっている乳房は今までどおりのお椀型をたもっているが、圧倒的に違うのはその先端。かつて桜色だった乳首は、チェリーの種程の大きさしかなかった。  
今では、すっかり赤みを帯びたモノへと変色している。優しい色をしていたその突起は、紅色のモノへと色を変えた。  
それだけではない。乳首のサイズが違っていた。以前、豆ほどしかなかったその場所は現在、勃起せずとも小指の半分程の大きさとなっていた。  
勃起すれば親指程の太さと小指程の長さをもつ。男達が握れるサイズになるよう、肥大させられたのだ。その理由は後述しよう。  
 
以前より軽度となった拘束。それには訳がある。  
「アイグルちゃん?返事は?」  
「…」  
「しないとこうだぜ?」  
ピン  
「ひゃ…」  
ピンピン  
男は指で壁に繋がる小さな紐を弾く。  
 
「あ…ああ…」  
紐は頑丈な素材で出来ていた。それでいて収縮が強い。この紐が繋がっている先。それは…  
 
アイグル逃亡失敗翌日の事。  
「ほらほら」  
クリクリ  
「あっ…いやっ…」  
男達は彼女に手を付けていなかった部分がある。それは、クリトリス。  
「まだ皮を剥いたばっかだ。めちゃくちゃ感じるぜ?」  
彼女の薄い茂みの中で、包皮に包まれてそれは存在していた。男達は執拗にそこを弄る。  
「おっ、勃ってきた!」  
敏感な突起が反応するのに時間はかからなかった。薄紅色の突起はすぐに硬さを帯び、天に向かってそそり立つ。  
「プルプル震えてんぜ…」  
「ククッ…今からなにされるかわかってんのか?」  
男の一人が取り出したのは、金色のリング。男達は彼女の股間に群がりの突起をつまみ上げた。  
「な…なにする…」  
「悪い子にはお仕置きだ…」  
「ひ…いやぁぁぁっ!」  
 
「あん時はちょっと可哀想だったが…仲間をやったんだ。仕方ねぇな」  
ピンピン  
「ひゃ…ひゃ…」  
紐が繋がれている先。  
その可愛らしい突起に不釣り合いな程大きな金色のリングは、豆を貫いていた。そこに括り付けられた紐。  
首輪より腕輪より効果がある場所。その場所がソコだった。  
弾けば、彼女は甘い声を上げる。  
「もう…やめろぉ…」  
「何言ってんだ。今から「アレ」をやるのに?」  
感じて来たのか、少しずつ彼女のソコから涎が滴っていく。彼女を濡らしたいのなら紐を引っ張ってやればいいのだ。  
益々彼女はオモチャに近い。  
「ようし。じゃ、羊さんになったアイグルちゃんに、お仕事して貰うぜ」  
「アレは嫌…アレは嫌…」  
男は部屋の隅から道具を取り出した。  
 
 
ー続くー  
 
 

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