「けっ…こんなエロい体しやがって…俺らを誘ってんのか?」  
「全くだ。その癖この反抗的な態度。教育してやらねえとな」  
とあるスラム街にある、公衆トイレ。悪い換気によって尿や汚物の臭いが立ち込める、大便用の一室に居るのは男が二人と…  
「女が一人で、こんなトコに来たらどうなるかわかってたろう?」  
「幾らここ出身ったってなあ?」  
「う…」  
もう一人。彼女は、このスラム出身だった。ここにある孤児院で育てられた彼女にとって、ここは庭同然の筈だった。  
だから、油断してしまった。通常以上に人通りの少ない道を通って、スラムを歩く。危険な事はわかっていた筈だ。  
そのために今、彼女は男達に捕らわれる羽目となった。  
「バカ女には教えてやらねえとな。世間は厳しい所だって」  
 
赤茶の流れる髪。引き締まっていて、それでも女性らしい肌触りを持つ腹筋。  
持ち上げてあり、その服から溢れんばかりに揺れる乳房。  
秘所を隠すには余りにも心もとないスカート。  
唇は受けた屈辱の為に歪んでいた。彼女の、キャンディ・ケイシの抵抗する気を奪う程の屈辱。  
「おっと…またしたくなっちまったぜ」  
「またか?お前も好きだな?」  
「いいじゃねえか」  
男達の声に反応したキャンディは、無駄だとわかっていながら体をバタつかせた。両手は拘束され、脚は閉じる自由を奪われている。  
それでも、行為を避けたいが為もがいた。  
「勘違いすんなよ?俺達はお前のマンコを使ってオナニーしてんだ」  
「そうだな。お前みたいな奴にはセックスなんて言葉も勿体無いぜ」  
「せいぜいヒクつかせて、その汚い穴から涎でも垂らしてまってろや」  
男の一人が、スカートを取り外す。  
「もうこんな布切れ、要らねえよな」  
「ああ。こいつは丸出しで充分だ」  
 
 
 
終 
 

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