M娼婦として淫売宿に売りとばされちゃった紅影たん。(昼間は今まで通りレスラーか、アナ様の実験台)
辱められることを嘆きつつも、店側の支給品や客からのプレゼントで初めて着る可愛らしい服にドキドキ
以下妄想。
レースやフリルをふんだんにあしらった派手だが可愛らしいピンクのドレスを差し出されて、
紅影は一瞬嬉しくてたまらない顔をしたが、慌てて取り繕い困った表情を客に向けて弁明した。
「こ、このようなものに某は袖を通せぬ」
「いいからいいから、紅影ちゃんみたいなイイ娘(こ)にはプレゼントしなきゃ」
「しかし、かような衣は初めてであるからして……」
「紅影ちゃんはこういう可愛い服着ておめかししたらきっと似合うと思うなあ」
「さ、さようかっ!? ………御客人がそこまで宣うのなら致し方ない、某はこの宿の被虐遊女ゆえ、
殿方にされるがまま嬲られ虐められ辱められ、春をひさぐのが生業だ。では御免……」
紅影はそう言いながら客に命じられて仕方なく……といった感じでいそいそと着替える。
しかしその実内面の嬉しさが隠し通せず、頬を赤らめながらも顔を綻ばせる紅影。
その様を(・∀・)ニヤニヤしながら眺める客。
着替え終わり、
「こ、これで良いだろうか。何度も申すがかような衣に袖を通すは初めてで、着付けが不心得ゆえ……」
と、不安な表情をしながら客の前でくるりと回ってみせる紅影。
「うん(・∀・)イイ! すっごく似合うよ紅影ちゃん」
「さようか? おかしな処は無いか?」
「ナイナイ、全然無いよ」
「そ、そうか……その、それほどまでに………某は可愛らしいか?」
「そりゃ可愛いよお〜〜食べちゃいたいくらい」
客のその言葉に喜びを隠そうともせず、壁際の姿見に向かって様々なポーズを取ってみる紅影。
そんな紅影の様子を見て客は
(なんというギャップ萌え(*´Д`)……おっ勃たないわけないだろ………常考)
などと考えていた。
「さっきも言ったけどそれはプレゼントだから。その代わりと言っちゃなんだけど、
こんどから俺に指命されたときはそのドレス着て相手してくれないかな?」
「わかり申した。その命、確かに承った。この衣はありがたく拝領しよう」
「じゃ〜そろそろ始めようか」
客がそう言うと紅影は頷き、ベッドに三指をついて頭を下げ客に改めて挨拶した。
「今宵は娼館・乱花房にてこの紅影めを御指命いただき、まことにありがたく存じまする。
さすれば御客人の夜伽の御相手、精魂こめて奉仕つかまつるゆえ、よろしくお願い致しまする」
紅影は額を擦りつけるように頭を下げたため、その美尻の形の良さがはっきりとわかった。
(続く)