西暦2225年、俺たちは航宙士養成所リーベ・デルタにいたが突然の事故によりリヴァイアスという宇宙船に乗ることになった…
大人達は全員死に平均18才位のグループ、ツヴァイ達によって俺たちはリヴァイアスの中で生かされている
「やめてくれ連れていかないで!」やめてくれぇ
誰かが叫んでいる。
「行かないで…ここにいてよ…」
俺の前には大切な友達を失い自分自身も傷ついた幼馴染みのあおいがいた。
あおいは目に涙をうかべながら俺に懇願してくる
「違うよね、これは現実じゃないよね」
「こんなの現実じゃない、だって明日になったら家で目が覚めて窓開けたらコウジがユウキとケンカしててしょうがないなぁって思ってアタシがとめにいくの。二人はちょっとバツの悪そうな顔して相葉母に怒られて…」
「そうでしょそうだっていってよ、お願い、言ってよコウジ…」
「……そうじゃない、これは現実でリヴァイアスの中だ。イクミとユウキは俺たちから離れこずえが傷ついて市川がいなくなって何人もの犠牲者が出てしまったんだ」
「なんでそんなこというのよ?慰めてよ?大丈夫だって言ってよ!」
ふるえる声であおいが言った。気が付けば俺も涙していた
「俺だって…俺だってなにも…あぁうわぁぁ…」
「ヤダないちゃだめ、なかないでぇ…なかないでお願い…」
二人は部屋の中で慰めるように体を重ねていった
「あおい、好きだ大好きだはなしたくない、わかったんだ一番大事な人が誰かって。」コウジがあおいの唇にやさしく口付けをする。するとあおいのほうから舌をコウジの口に送っていた
ベッドの上にあおいの体を横たえ服をまくり上げると、照明をおとした部屋の中で、そこだけ光が当たった
ような白い肌があらわになった。
あおいらしい清楚なデザインのブラジャーに、控えめな膨らみが隠されていた。
誘われるように、胸の下の白い滑らかな肌に唇をおとす。
いつも一緒に遊んでいたあおいが、いつの間にか気付かないうちに、それを身に付けるようになっていた事
を不意に思い出した。幼なじみのあおいが実は女の子だったという、ごく当たりまえの事実に気付き、それ
までのように普通に接する事が出来なくなってしまったのは、確かその頃の事だっただろうか。
コウジは唇を一旦離すとブラジャーをずり上げ、膨らみの突端の薄桃色の尖りを唇で挟み込み、舌を這
わせた。
緊張でこわばったあおいの体がぴくりと跳ね、小さく息が止まった。
「……んっ、」
あおいの口から、甘い声が漏れる。
舌先で探る乳首の感触が、次第に、硬く充実した物に変わっていく。
刺激を受けるたびにあおいの体は小さく飛び跳ね、行き場をなくして自分のシャツを握りしめるしかな
かった細い指先が、服の皺を深くしていく。
胸の先に這わせたコウジの舌の動きに、あおいの押さえる事の出来ない喘ぎが応えてくれる。
頬を上気させて恥ずかしげに目を伏せるあおいの姿が、声が、反応する体が、二人のこの行為だけは、
間違いなく本物なのだと信じさせてくれるようで、コウジは夢中になってあおいの乳首を舌で弄び
続けた。