・・・・・「我が名はイスマス城主ルドルフが娘ディアナ、いざ参る!」
内海に望む断崖の上で、ディアナは愛剣『剣の女王』を構えた。
剣先からはポタリポタリと血のしずくが滴りおちている。
可能な限りのモンスターは倒した。
弟アルベルトを脱出させるため海に落とし、覚悟を決めて剣をかざす。
(アルベルト、どうか無事に殿下の元へ……
父上、母上、わたくしをお守りください……!)
彼女の目の前に、おおきな影がそびえ立っている。裂けた口元からユラユラとゆれる炎。
レッドドラゴン。
いくつもの角を頭頂に持ち、不気味に羽を広げている。
ざらざらしたウロコが無数に生えたその姿に、ディアナは吐き気をおぼえた。
なぜ、このように凶暴で醜悪な敵がイスマスの領地に入ってきたのか。
考えている暇など、今のディアナにはありはしない。
彼女にのしかからんとする赤い姿をキッと睨み、足を踏み出す。
(やつの心臓をひと突きすれば勝てるはず!)
レッドドラゴンの腹部を見据え、剣を伸ばした。
(炎に巻かれないよう注意しなければ)
ブレスを警戒しつつ、剣先に意識を集中する。
が、そのためドラゴンの羽がザワザワと震えるのに気付かなかった。
羽はボコボコと不自然な動きを繰り返す。
バガッ!!!
ディアナの目の前で、レッドドラゴンの羽が分裂した。
おおきくひろがった羽が、ぼろぼろと崩れていく。
レッドドラゴンの羽の正体は、何百もの触手の集まりだった。
一本一本、大きさの異なった触手がいくつも束なって羽を形作っていたのだ。
「ひ……!」
羽の役割を解かれた触手がウネウネとうごめきだす。
毛が逆立つようなおぞましさに、ディアナの構えがわずかに解かれた。
瞬間、触手が彼女の反応を感じとり迫ってくる。
「いや!!」
シュルシュルと、ディアナの四肢に触手がいくつも巻きつかれた。
強い力で彼女の手足の自由をうばう。
ぎりぎりと手首をきつく巻かれ、『剣の女王』がカラリと乾いた音をたてて地面に落ちた。
「あ……あ……」
ぐぐう、と両手足がひろげられていく。触手によって、彼女の体が空に留められる。
レッドドラゴンの鼻先がゆっくりと彼女の目の前にせまる。
ディアナの美しい貌から血の気がひいた。
(もはや、これまで……)
ブレスに灼かれるのを覚悟し、目をとじる。涙が瞼の裏にあふれる。
(このように無様な最期をとげるとは……)
しかし、ドラゴンの口内から現れたのは炎ではなく唾液にまみれた舌だった。
べろり、ときつく目をとじたディアナの顔を舐めあげる。
ざらつく感触と唾液のすえた匂いに、嫌悪の震えが全身をはしった。
ビリッ!!
レッドドラゴンの牙が、ディアナの純白のドレスを引き裂く。
しなやかな裸体が外気に晒される。
「ひいっ!!」
おもわず目をあける。
ドラゴンの好色な目が、とろりとにごった黄色いまなざしを向けてきた。
「い……いやっ!! やめてっ!!」
必死に手足をばたつかせるが、触手はガッチリと放さない。
彼女の顔ほどもある大きさの舌が、唾液を滴らせながら伸びてきた。
布地から解き放たれた乳房を、舌先でねっとりと舐めだす。
ピチャ……ピチャ……
ディアナのしろく豊満な乳房が、舌のうごきに応じるようにぷるん、ぷるんと揺れる。
ドラゴンの唾液で、美しい半球にテラテラとした光沢があらわれる。
「んっ……い、やぁあっ」
おぞましさのなかから、たとえようもない快楽がディアナを攻め始めた。
両の乳首が、醜悪な化け物の愛撫に反応してぷっくりと膨れていく。
「こ、殺しなさい……わたくしを辱めるくらいなら……はぁぁあぁあ……」
レッドドラゴンの舌が、乳房からぞろりと下りていく。
ほっそりしたウエストへ、そしてもっと下へと……。
剣術に鍛え上げられた美しい肢体に、性の導きが施されていく。しかしそれは
彼女の慕うローザリア国皇太子ではなく、憎むべきグロテスクな怪獣によってである。
透けるようなしろい肌に、ドロドロした唾液が塗りつけられていく。
熟れた尻のまろみに沿って、赤い舌が丹念に舐めしゃぶっていく。
そのざらつく感触と、すえた匂いのする唾液を塗りつけられる嫌悪感――
しかし、それと同等のしびれるような快感に、ディアナはくねくねと身をよじらせる。
「あ、あ、……いや……やめて……」
ディアナの声がうわずっていく。
その反応に満足するかのようにドラゴンは鼻息を鳴らし、なおも分厚い舌をうごめかす。
彼女のおおきくひらかれた脚の間に、舌先が到達した。
「ひいっ!!」
引き締まった両脚の間に秘めた、甘やかな媚肉がふるえた。
ディアナはレッドドラゴンのなすがままだった。
誇り高き薔薇騎士団の一角を成す女剣士・ディアナが、捕らえられた上
ただのメスへと調教されていく。
首すじまでの長さの金髪も、つややかな張りのある肌も、
レッドドラゴンの汚らわしい唾液にぬめぬめとねばりついている。
引き締まっているが女性らしい丸みをもった肢体は、
宙にとまったまま、ただ震えつづける。
手足を拘束する触手が、太い血管を浮かび上がらせながらズズズとうごめく。
ひろげられた手足の肌すべてを覆いつくすかのように、
他の触手が次々に巻きついていく。
レッドドラゴンの羽――いや、羽のあった場所はすでに触手の渦となっている。
何百もの触手がウネウネと脈絡のない動きをみせ、
それはまるで、ドラゴンの背に黒ずんだ炎が大きくゆらめいているようであった。
炎とあきらかに違うのは、ゆらめくたびニュルニュルのたうつ響きが、
内耳を掻き回すような嫌悪に満ちて聞こえることである。
「う……う……」
脚の間に、赤い怪物の舌が広がっている。
舌は、ひと舐めで秘所から太股まで一気に舐め尽くすほどの大きさだ。
唾液に濡れ、ブツブツと粒立ったその表面を、
ディアナは気絶しそうな思いで見つめるしかない。
ぴちゃああああああっ
「ひぃいいいいいっ!!」
股間にひろがる熱い感触にディアナが叫ぶ。
ぎりり、と両脚に巻きついた触手の束が必死の抵抗を封じ込める。
ぴちゃあああああああっ……ぴちゃあああっ……ぴちゃあああああああっ……
「ああ……っ!! あっ!! あぁあああっ!!」
レッドドラゴンの愛撫は執拗だった。
恐怖に硬直する股間を何度も舐め上げられるたび、
ディアナの美しい唇から絶望の悲鳴が洩れる。
「もう……やめて……熱い……はぁあああああああ」
息も絶え絶えな喘ぎを聞きつけたように、触手のひとつが彼女の口元にせまった。
「や……いやっ、うぐぅっ!!」
ディアナの口を、太い触手が塞ぐ。
尖端の脹らんだそれが、口内をずぶずぶと蹂躙していく。
「うぐぅうううううう……!!」
ディアナは首を左右に振り立て触手を引き離そうとする。
しかし、触手は肥大しながら喉の奥へ奥へと侵入する。
あまりの苦しさに涙を流しつつ、ディアナはおもいきり触手に噛みつこうとする。
ググググッッッ!!!
触手の太さがいきなり増した。
顎(あご)を限界までガクンと広げられ、歯を立てることすらできなくなる。
「ぅぅぅぅぅぅううぅうう……!!」
ディアナの頬に涙が幾度も流れた。
舌や内頬に伝わるブヨブヨした感触に吐きそうになり、
喉元からぐるぐるとくぐもった嗚咽が洩れる。
罪人のように両手足をひろげられ、
口の中に異物を深く押し込まれて悲鳴もあげられぬディアナ。
その姿はもはやイスマスの女丈夫とはかけ離れた、ただ弄ばれるメスそのものであった。
ディアナの秘所はレッドドラゴンの舌に何度も舐め上げられ、
ぷっくりと熱い腫れを見せはじめる。
誰にも触れられていない靡肉が、
おぞましい怪獣にねぶられ女の兆候をあらわにしていく。
淡い色した花弁がせり出し、小さな花芯も快楽にしたがうように脹らんでいく。
ドラゴンの舌先が少しでも柔肉に当たるたび、
ビクンッ! ビクンッ! と刺激に全身が跳ねる。
「う……う……」
花弁の中心から、とろりとした蜜があふれ出す。
その蜜を、ドラゴンの舌先が存分に啜りあげ、舐めとっていく。
ディアナはくぐもった熱いあえぎを洩らし続ける。
呼吸するたび、はちきれんばかりの乳房が上下にはげしく揺れる。
唾液の汚濁も渇きかけ、美しい半球の光沢がにぶく変わる。
頂点の乳首が、固くしこり続けている。
その胸元に、ふたつ触手が迫ってきた。どちらも成人男性の腕ほども太い。
クチャア……
触手がその尖端をひろげる。ひらいた花、あるいは人間の掌に酷似したそれの中央に、
びっしりと繊毛が張り付いている。
ざわざわと細かな毛をうごめかせながら、ふたつの尖端がディアナの双乳に触れる……
「ぅうううううっ!!」
くぷっ……と触手ふたつがそれぞれの乳房を包んだ。
張りのある弾力の双乳が、黒ずんだ妖肉によってかたちをゆがめられていく。
クチュッ……クチュッ……
「ん! んぅううう……」
繊毛が乳首を弄っている。
細い虫をおもわせる束が、乳首の尖りを撫でさすり、きゅううう、ときつく絞り上げる。
(い……やあ……もうやめてぇぇ……)
ディアナが首を左右に振って悶える。
そのたびに、口に銜えられた触手がぶるんぶるんと揺れる。
妖肉はなおも弾力をたしかめるように、乳房を持ちあげ揉みつづける。
むち……ッ むち……ッ
強弱極めた愛撫に、ディアナは気も狂わんばかりに身悶える。
(いや……っ! もうだめぇぇぇ! 殿下! 助けて……)
「んっ!! んんんんんんんっ!!」
美貌を涙でくしゃくしゃにさせ、体が折れんばかりに悶えるディアナに、
新たな責め苦が加えられようとしていた。
美貌の女騎士・イスマス城のディアナを捕らえたレッドドラゴンは、
どろりとにごった黄色いまなざしを彼女に向けている。
ムフゥゥゥゥゥウウウ
おおきな音を立てて、鼻息の熱い風が彼女の体を打つ。
人間の女を嬲る悦びに、ドラゴンの全身に
ざらざらと生えたウロコがより一層赤みを増す。
口中をどす黒い触手に犯され、鼻でしか息のできぬディアナに
ドラゴンの腐臭が追い打ちをかけてくる。
ドラゴンの背にひろがる無数の触手が、ザワザワと喜悦の舞いを舞っている。
ディアナはもう、戦意の失せた貌で自分を捕縛している怪獣を見つめるのみだ。
長い睫毛をふるふると震わせ、透き通ったしろい肌は土気色に変わり、
じわじわ脂汗を垂れ流している。
薔薇騎士団の中で最も強いと謳われた女騎士は、
いまや無力なメスに成り果てようとしていた。
その無様な姿に満足げなまなざしを向け、
ドラゴンは彼女の甘い匂いをもっと嗅ごうと鼻孔をふくらませる。
ディアナは怪獣の卑猥な振る舞いに、為す術もなくうなだれるしかなかった。
ニュル……と新たな触手が迫ってきた。
ディアナの口を犯しているのと同じ、尖端のぷっくりふくらんだどす黒い物体である。
硬さを誇示するかのように、表面に稲妻のような筋がビキビキと猛り立つ。
黒光りするその触手が、ディアナの背後にまわった。
ズ……ズズ……
触手の尖端が、背中をいやらしく撫でさする。
「ぅんッ!」
ディアナの体が、びくんっ! と跳ねた。
淫らな触手は、そのまま丸く盛り上がった尻へと達する。
きゅっと持ち上がった双臀は、ドラゴンの唾液にテラテラぬめり光っている。
その丸みに沿って、触手の妖肉は何度も何度も執拗に撫でまわす。
女の肌のまろやかさを存分に味わうかのように、
そして美尻の弾力を存分に確かめるように、妖肉の弄りはつづく。
「ッうぅうぅうううう!!」
触手から繰り出される熱くおぞましい感触に、喉の奥から何度も悲鳴があがる。
しかし悲痛な叫びも、ただくぐもった洩れ声にしかならない。
(やめて……やめてえええ……体がおかしくなるううう……!)
ディアナの叫びをもっと絞り出そうとするように、
触手は尻の割れ目へと這いずっていく。
美しいシルエットを描く割れ目に尖端をさしこみ、
ゆっくり、ゆっくりと押し開いていく。
ぬらついた唾液の効果もあり、尻の弾力はその凌辱を素直に受け入れていく。
奥へ奥へと、触手の熱い感触が向かってくる。
ズズッ……ズズズッ……
(や……っ、なにをするつもり……ひいッ!!)
ディアナのあえかな蕾に、触手の尖端が到達した。
下腹部がキュッと本能的に収縮する。
彼女の秘めた蕾はレッドドラゴンの唾液でぬらぬら濡れそぼっている。
そのぬるみに助けられるようにして、触手の尖端は蕾の奥へとねじ込まれていく。
「んぅんーーーーーーーーーー!!!」
ディアナの喉から必死の悲鳴があふれた。
下腹部に太い錨が差し込まれたような、鈍い痛みがディアナを襲う。
もがく手足を、ビンッ!と触手の束が凄まじい力で封じる。
(いやッ!! いやああああッ!! 熱いッ!! 熱いのぉぉぉッ!!)
「ぅんんんんんッ!! んッ!! んんんんッ!!」
レッドドラゴンが、その淫靡な光景に目を細める。
グルルルルルルゥゥゥゥ……
唸り声に反応するように、両脚を縛りつけている触手たちが動きだす。
ググ……ッ
ディアナの脚がMの形にひらいていく。
醜悪な怪獣のまえに、女騎士の秘部がさらけ出されていく。
(いやあ……あ……あ……)
まろやかな双臀の奥に秘められた肉孔に、グロテスクな異物がずぶずぶと入り込む。
あわい色した秘部はもう、汚らわしい愛撫に反応しきった熟成をみせていた。
愛液がダラダラとだらしなく股を濡らし、地面へと流れ落ちていく。
手足を縛り、双乳をそれぞれ鷲掴みし、口の奥にまで銜えさせ、
レッドドラゴンは、気高い女騎士ディアナを
恥辱にまみれさせ貶めきることに成功したのだった。
直腸を無慈悲に押し広げられる感触に、
ディアナは呼吸することすらままならない。
触手の表面に浮かぶ筋がゴボゴボと脈打ち、
そのたびにディアナの腰はピクン、ピクンと細かなひきつりをみせる。
(……こんな……こんなにもみじめな……ああ……)
ディアナの喉から嗚咽が洩れる。
イスマス城を陥落させた憎むべき敵に、
自分の体の最も繊細な箇所を露わにされ、徹底して辱められようとは。
彼女の目から、絶望の涙が幾すじも流れた。
ディアナの秘部は、先程からの忌まわしい愛撫によって花開いている。
紅い花弁が艶やかにせり出し、
上に尖った花芯はぷっくりと宝石のような粒をみせている。
グルルルルルルルル……
レッドドラゴンの裂けた口から、悦びに満ちた響きがおこる。
その音と同時に、またも新たな触手が彼女に向かう。
今度のものは、ブラシのような細かい繊毛がうじゃうじゃと群がった形を成している。
ブラシ型の触手は真っ直ぐにディアナの花芯へと向かっていく。
固くコリコリした敏感な花芯に、触手はブラシを幾重にも巻きつけていく。
ディアナの身体を、熱い衝撃が貫いた。
「ンッ!! ンッ!! ンンーーーーーッ!!」
細かな毳立ちが、花心の突端を掻き回しはじめる。
(いや! いや! いっ、あ、あ、ああああああああああ……!!)
ぷしゃあっ!
ディアナの淫裂から温かいものが溢れ出た。
両脚を縛る触手たちがすかさず動き、太股がググッとさらに広げられる。
レッドドラゴンの巨大な舌が、その股間をべろりべろりと舐めはじめる。
「ンッ! ンッ! ンッ!」
甘酸っぱいしたたりを舐め取られるたび、ディアナは泣きながら喉をあえがせた。
「クックック……」
どこからか湿った笑い声が響いている……。
陥落され、瓦礫の山がうずたかく積まれたイスマス城の前に、
赤い影がみえる。
サルーインのしもべ、ミニオンの一人・ヘイトである。
「レッドドラゴンのやつめ、
いないと思っていたらこのような場所でお楽しみとはなあ」
ギラギラ光る目で、淫ら極まる光景を見つめている。
「これから凌辱の最終段階か。
どれ、ここでじっくりと見物させてもらおうか」
ぼろぼろの布きれで覆われた口元から、
なおも薄気味悪い笑い声を立てつづける。
「ンゥ……ウンッ!!!」
どろりとした液体が、ディアナの身体の中から流れ出した。
純潔の証が、赤いしたたりとなって『実』へと伝う。
表面に張りつく繊毛がうれしげにウネウネとその液をすすり上げ、
ディアナの処女の血は地面にしたたることがなかった。
膣奥と後門を犯され、下腹部の異様な張りがディアナの呼吸をうばった。
必死に喘ぐことしかできぬまま、ディアナは白目を剥き、
ぴくぴくと身体を痙攣させる。
彼女の神経は、火であぶられるような感覚から
苦痛と混じった甘い快楽へと身体を導いていく。
(あ……ひ……ぃ……い)
ズッ!! ズッ!! ズッ!! ズッ!!
レッドドラゴンの『実』が律動をはじめた。
ディアナの全身に絡まる触手の渦がその動きを助ける。
突き上げられ、尖端を胎内のコリコリした突き当たりにまで嵌め込まれ、
勢いよく引き抜かれる。
常軌を逸した人外そのものの動きに、
ディアナの身体は人形のようにガクガク揺れた。
「ゥウ……ン……ウ……」
喉の奥からほそい悲鳴を押し出し、
放心しきった表情で触手の凌辱を受け続ける。
『実』が彼女の中で、ゆっくりと膨張をはじめる。
「ン……ゥン……ンッ!! ンンンゥッ!!」
ディアナの腰が反りかえり、全身から汗がふきこぼれる。
ズッ!! ズッ!! ズッ!! ズッ!! ズッ!!
『実』のうねりが激しさを増す。
レッドドラゴンの口から巨大な舌がだらりと下がり、
にごった目が快楽に潤んでいる。
オ……オォオオオォ……オオオオォォオオオオ……!
ドビュクッ!! ビクビクビュリュッ!! ビュクッ!! ビュクッ!!
「ンンンゥンンンンンーーーーーーー!!!」
ディアナの背すじがビンッ! と反り返った。
『実』の先端から、灼熱のエネルギーがいつまでもほとばしる。
ディアナの身体が、ビクンッ!! ビクンッ!!
と叩きつけられるように何度も反る。
手足の先を痙攣させながら、ほそい喉から甲高い絶叫を洩らしつづける。
「……もう達したか。しかしまだ一回目らしいな」
ヘイトが目をほそめた。
「レッドドラゴンの色欲は強烈だ。
あの人間の女、廃人になるまで凌辱されつづけるだろうよ」
ヘイトの言う通り、レッドドラゴンの『実』は
灼熱の奔流をつづけながらもふたたび抽送をはじめる。
ディアナの身体が、ぎしぎしと大きく揺れだす。
(あひ……あひぃ……い……い……
いい、の……わたくしのあそこ……きもち、いいのおぉおおお
……もっと……もっとしてええええ……)
もはやけだものと化したディアナは、
レッドドラゴンの責めを鮮烈な快楽とともに受けつづけるのだった。