「コンスタンツは可愛いわね」  
「やめてください…フラーマ様」  
フラーマの手から逃れようと体をくねらせるコンスタンツ。  
だが普段の姿からは信じられないような力でおさえ込まれる。  
 
「大丈夫よコンスタンツ。今はこの塔には誰も入ってくることは出来ないわ」  
「ん…そんなこと…そんなことを心配しているのではありません…!」  
小さな胸を揉みしだかれ恥ずかしさに声を上げそうになった。  
彼女は既にラファエルと婚約を交わし、もう妻となったのだ。  
 
「私は、ラファエルと…」  
「知っているわ。でも、まだ体を重ねてはいないのでしょう?」  
「!」  
その通りだった。ベッドの前まで来ると、ラファエルはこちらの誘いには乗らない。  
 
「だから、あなたが誰かのものになってしまう前に、私が…」  
「おかしいです…フラーマ様…」  
「そんなことはないわ。だってあなたは」  
ちゅ、と色々なところにキスの雨を降らす。  
 
「かわいいんですもの」  
 
フラーマの腰に付けられた張型が、コンスタンツの中心をじわじわと広げていった…  
 

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