ガトの家の隅に体育座りで佇むツフ。ガト「吟遊詩人 マリーン両氏によるこの度の協力」
「心から感謝している」吟遊詩人「あなたたちバルハル族のみならず」
「マルディアスにとって超一級の宝であるツフが」「この32年間己の指以外は何も口にしない」
「ゆゆしき事態であることは理解りすぎるほど理解ります」ガト「彼女は獣ではない」
「あえて言うなら」「夢見る少女」「恋に恋する乙女なのです」
「己の運命の相手以外は―――――」「眼中にない」
マリーン「たまりませぇん・・・・」汗掻きながらも笑みを浮かべているマリーン。
ガ「ところがさすがはツフ」
「騎士団領から取り寄せた白馬の騎士」
「フロンティアより最大級の巨根」
「そして巨人」
<いずれも佇んでいるツフを一瞥するや――――>
「遁走・・・・・」
「巨人ですらが尻尾を巻くというていたらく」
詩「ツフVS現代戦わずして勝負あり・・・・・・」
ガ「しかしまだいたッ」「試されていないタイプがッッ」
マ「対価はかかりましたぁ・・」「何しろ船一隻沈めましたからぁ・・・・」
ガ「許されたい・・・・・ッッ かけがえのない一人のためなれば」
苦悩の表情のガト。
マ「自慰を断つこと5日目・・・・」
「ベストコンディションですぅ」
寝床にそれが寝ている。
「アルベルトォ・・」「ローザリア最小最弱の男の子ですぅ・・」
「全長1.2メートルゥ・・」「体重32キロォ・・」
「ローザリアでも最小のシロモノですぅ・・」
<言わばこのマルディアス最弱の男の子ですぅ・・>
≪・・・・・ちッッちいさいッッ≫「子供並みのサイズですぅ・・」
アルベルト≪ネェs〜〜〜〜n(〜は何と書いてるのか不明)≫
それを優しげな表情で見やるツフの顔。
◆遂に現れた運命の相手ッッ!
次号、ツフが行動すッッ!!