今までのあらすじ!!  
 
 約300年前にアビスの地に封印された四魔貴族達……、  
だが彼らは野望を捨ててはいなかったのだ!!  
 再び表の世界を征服するために着々と準備を進めていた  
 
そして現在……  
 死食と共に半開きになったアビスゲートから、強大な力を持つ彼らは  
自分達自身が通ることができないことを知るのだった。  
 そこで彼らは分身ともいえる“影”を生み出すことにに成功する(第1話)  
 
 それから更に数年後……  
アビスゲートを通過した“影”は世界の混乱と  
 アビスゲートを完全に開放する為に必要な“宿命の子”の捜索に  
そして四魔貴族達は全ての“影”を失いながらも“宿命の子”を捕らえ  
 その手に納めた(第2話)  
 
 現在……  
捕らえられた少女、サラ・カーソン  
 彼女にアビスゲートを開かせようと次々と襲うアビスの誘惑(最終話 前編)  
しかし、その誘惑に懸命に耐える少女に対し、差し伸べられる救いの手  
 サラ救出に現れるユリアン達  
その最後の希望を奪い去ることにより、サラを意のままに操ろうとする魔貴族達(最終話 中編)  
 そして最後の戦いが始まろうとしていた  
 
……あれ? あらすじ書いたら偉く真面目な話になってる  
 
まあ、しょうがないし、続いてキャラクター紹介  
 
アウナス…頑固爺さん、名前がアラケスとややこしい  
アラケス…筋肉、名前がアウナスとややこしい  
ビューネイ…ツンデレ  
フォルネウス…オタク、ショタ担当  
サラ…突っ込み担当  
 
何かそれっぽくなってきたぞ~  
じゃあ最終回 後編 始まり~、始まり~  
 
 
サラ「え~と、何だったかしら?」  
フォル「えっ? 今からサラ様のお仲間を皆殺しにして、絶望させて、言うことを聞いてもらう作戦だよ」  
サラ「そうだったわ。何でか半年位、昔の出来事のような気がしたわ」  
フォル「サラ様、何言ってるんです? さっきから数分しか経ってないですよ」  
アウ「え~と、すまんがワシは何者じゃったかのぅ~」  
アラ「アウナス殿!! またボケの進行が~!!」  
サラ「ねぇ? 本当に数分、それよりビューネイさんがさっきから静かなんだけど」  
ビュ「わ、私の紹介が四文字……、私がたった、四文字、ブツブツ……」  
サラ「……」  
フォル「世の中には知らなくて良い事もあるんです」  
サラ「ふ~ん、それより」  
フォル「なんです?」  
サラ「あなたの性格が一番変わってない?」  
フォル「半年前の事なんか忘れましたよ」  
サラ「やっぱり、半年経ってるじゃない!!」  
 
―――しばらくお待ちください  
 
アウ「ゴホン、サラ様取り乱しましてすみませんでしたじゃ」  
アラ「それでは、我々は早速侵入者を皆殺しにさせて頂きます」  
サラ「そ、そんな……」  
フォル「僕達の活躍はそこのモニターで見ることができるよ」  
サラ「何とか、思いとどまって貰えないの」  
アウ「それは出来ない相談ですじゃ」  
アラ「そうです。もし嫌ならアビスゲートを開けて頂けるなら考えないことも無いですが」  
サラ「うっ……、そ、それは」  
フォル「じゃあ、しょうがないね」  
アウ「皆の者、各部屋で人間どもを待ち伏せるとするかのー」  
サラ「えっ?」  
アラ「おい、ビューネイさっさと行くぞ」  
ビュ「私が……、四文字……」  
 
ダダダダッ―――――!!  
 
サラ「四人で戦った方が…… というより私が入る部屋がら空きよね?」  
 
ユリアン(以下ユリ)『おい、扉が五つも在るぞ」  
 
サラ「モニターから、ユリアン達の声が!!」  
 
エレン(以下エレ)『どの扉が正解なのかしら?』  
 
サラ「お姉ちゃん!! 明らかに真ん中じゃない!!」  
 
トーマス(以下トム)『おーい、サラー 居たら返事してくれ』  
 
サラ「トム―――!!、私はここよ!!」  
 
モニカ(以下モニ)『駄目ですわ。サラ様から返事がありませんわ。カタリナどうしましょう』  
 
サラ「うわ~、お姉ちゃんとモニカ様両方居るんだ。ユリアン精神的にきつくないかな?」  
 
カタリナ(以下カタ)『モニカ様…… おいショウ=ネン、同じ宿命の子として何か感じるところは無いか』  
 
サラ「今気づいたけどカタリナさん主人公なんだ」  
 
ショウ=ネン(以下少年)『アビスの瘴気が強くて、残念ながら……』  
 
サラ「無茶苦茶な名前の設定ね、それで良いのかしら? たぶんダ○バインだと思うけど……」  
 
カタ『う~む、しょうがないわね。時間もないし一人一部屋づつ探すしかないわ』  
ユリ『確かに、このままじゃサラが危険だ』  
エレ『そんな……、サラ……』  
トム『エレン、気をしっかりきっと大丈夫だよ』  
モニ『カタリナ、急ぎましょう』  
カタ『分かりましたモニカ様、ショウ=ネンお前は魔貴族に利用される恐れがあるから私に着いて来い』  
少年『はい』  
カタ『よし、それじゃ皆行くぞ!!』  
一同『オ――!!』  
ダダダダッ―――――!!  
 
サラ「……何か、すっごく熱い展開なんですけど…… 戦力の分散はいかがなものかと?」  
 
『定めには逆らえんぞ!』  
『血と汗となみだを流せ!』  
『私はムシけらに 倒される定めなのか‥』  
『真のアビスの力を見よ!』  
 
サラ「キャ――!! 始まちゃった!!」  
 
 
トーマスVSアウナス編  
アウ「定めには逆らえんぞ!」  
トム「定めってどういう定めですか?」  
アウ「……なんじゃったかのぅ? う~ん思い出せん」  
トム「お爺さんちょっと落ち着いてお茶でもどうです」  
アウ「いや、お気遣いは有難いが、体の構造上水分は……」  
トム「いえ、大丈夫です。お茶の成分を工業用エタノールで抽出した物です」  
アウ「ほうほう中々気が利きますな、しかしお若いの原油高騰の世の中でよくこれほどのエタノールを手に入れなすったな」  
トム「最近油田を2~3買い占めましたので」  
アウ「凄い資産家なんじゃな」  
トム「いや~それ程でも、それよりお爺さん肩でも揉みましょうか」  
アウ「それは有難いんじゃが、ワシの体こんなんじゃからのぅ」  
トム「それなら大丈夫です。僕にはこの炎のマントがありますから」  
アウ「ムッ……! そのマントは!!」  
トム「どうしました」  
アウ「活かしたマントじゃのぅ~」  
 
サラ「お金って怖いわ~ トムがこ○亀の中○になってる。アウナスは…… もう駄目かもしれない」  
 
 
ユリアンVSアラケス編  
アラ「血と汗となみだを流せ!」  
ユリ「はい、師匠!!」  
アラ「ふっ、青年よ。血の滲むような努力をしているか」  
ユリ「はい、竜槍スマウグ取るのに数十回氷の剣の前のドラゴンルーラーと殴りあいました」  
アラ「汗は」  
ユリ「今のパーティで常に冷汗を……」  
アラ「涙は?」  
ユリ「幼馴染の気になる奴が居るんですけど……」  
アラ「それで」  
ユリ「デートに誘ったのに『そんなのにはなれないよ』と言われた瞬間に心の中で……」  
アラ「……」  
ユリ「すいません。俺軟弱者で……」  
アラ「分かるぞ! 青年よ!!」  
ユリ「え……」  
アラ「俺にもずっと前から気になってるのが一人居るんだが」  
ユリ「はい」  
アラ「『私にはあの人(魔王様)が居るから……』と言われ」  
ユリ「はい……」  
アラ「あのお方がお亡くなりになった後も『あの人は私の中で生きてるから……』と言われ」  
ユリ「それでいて、他の女の子に親切にすると『さっきと態度が違うじゃない!!』て目で見るんですよね」  
アラ「そうなんだよ。まったくもってけしからん話だ」  
ユリ「全くですよ!!」  
 
サラ「この会話が録音出来ないのが残念だわ」  
 
 
エレンVSビューネイ  
ビュ「あ~あっ、私はムシけらに 倒される定めなのか‥」  
エレ「えっ、何でそんなにやる気が無いんですか?」  
ビュ「どうせ、世の中ロックブーケとかシェリルみたいな妹属性のある女ボスが良いのよ」  
エレ「あの~、ロックブーケはともかくシェリルは違うんじゃって、何の話なの?」  
ビュ「うぅっ、もう死んでやるんだから!!」  
エレ「ちょっと、早まっちゃダメ!! 大体お姉さんこんなに美人なのに何で死のうとするんですか」  
ビュ「……私ってそんなに綺麗? あの二人よりも?」  
エレ「えっ…… あっ、はい」  
ビュ「ふふっ、どうやら私の勘違いだったようね。私があの二人に負けてる訳が無いわ」  
エレ「普通はボスキャラって、強さとか競うんじゃないんですか?」  
ビュ「私は、記録に残るボスキャラよりも記憶に残るボスキャラ目指すから良いの」  
エレ「新○みたいですね」  
ビュ「それより、貴女も私程じゃないけど結構可愛いじゃない」  
エレ「貴女みたいな美人に言われると照れるな。でも……」  
ビュ「どうしたの?」  
エレ「幼馴染の気になる奴が居たんですけど……、ちょっと冷たくしたら偶然やって来たお姫様に取られちゃって」  
ビュ「何か凄い偶然ね」  
エレ「その挙句凄く嬉しそうな顔で『俺、プリンセスガードになるんだ』と言って私の前から消えてったんです」  
ビュ「本当に、そいつは女の敵ね」  
エレ「全くですよ!!」  
 
サラ「お、お姉ちゃん…… ユリアンと被ってるよ」  
 
 
モニカVSフォルネウス  
フォル「真のアビスの力を見よ!」  
モニ「お願いしますですわ」  
フォル「えっ?」  
モニ「真のアビスの力って具体的にどんなものを見せて頂けますの?」  
フォル「えっ……、メールシュトロームとか……」  
モニ「それは、海底宮で見ましたわ」  
フォル「で、でもそれ以外は」  
モニ「ありませんの?」  
フォル:コクッ  
モニ「それは困りましたわ。他に自慢できる物はありませんの?」  
フォル「う~ん、ガンプラとか……」  
モニ「それは是非とも見てみたいですわ」  
フォル「えっ、本当!! じゃあ見て」  
モニ「うわぁ~ カッコいいですわ」  
フォル「凄いでしょ!!」  
モニ「あら? これバンガードや海底宮にいた奴に似てますわ」  
フォル「あっ、これはズゴ○クって言うんだよ」  
モニ「どういうロボットですの?」  
フォル「水陸両用で隠密活動とかもするんだよ」  
モニ「えっ、でもそれは妙ですわ? この赤いのは全く隠密活動に向いてませんわ」  
フォル「それは、言っちゃイケナイ約束なんだ」  
モニ「えっ、そうですの?」  
フォル「ただ、僕もそれに気づいて赤い方をお留守番に……」  
モニ「……」  
 
サラ「いつも思うけど天然って無敵よね…… んっ?」  
 
―――トゥィィィィン!!  
カタ「おや、サラこんな所にいたの」  
サラ「おや……、じゃなっかた。カタリナさん助けに来てくれたんですか」  
カタ「誰が、トレード最速記録保持者だ!!」  
サラ「うわ~、久しぶりに突っ込まれた。それにしてもカタリナさん」  
カタ「何だ?」  
サラ「ニコニコ動画見てるんですね」  
カタ「それを言うかおまえも見てるんじゃないのか」  
サラ「まあ、それは置いといて、ミカエル様が居ませんけど……」  
カタ「それがどうかしたの?」  
サラ「いや、カタリナさんが良いんなら、良いんですが」  
カタ「おかしな奴だな? まあいいショウ=ネン、私は今から皆を呼びに行く、おまえはサラを守っていてくれ」  
少年「あっ、はい」  
ダダダダッ―――――!!  
サラ「何か、凄い名前を付けられてるわね」  
少年「いや~ それは良いんだけど、僕達二人がここで揃うと不味いんじゃないかな」  
サラ「何で?」  
少年「あそこで、破壊が形をとっていってるよ」  
サラ「あっ!!」  
ゴゴゴゴゴッ――――!!  
 
カタ「おおおお――――い!! サラが見つかったぞ!!」  
 
トム「あっ、すみません。僕もう行かなきゃ」  
アウ「ワシの方はもう良いから行ってあげなさい」  
トム「お爺さん、ありがとうございます」  
アウ「うむ、頑張ってきなさい」  
 
ユリ「すみません。師匠、仲間が呼んでいますのでもう行かなきゃならないんです」  
アラ「そうか、青年よ。とにかく世の中ガムシャラになることだ。そうすれば道は見えてくる」  
ユリ「分かりました。その言葉を一生胸に刻んでおきます」  
アラ「よし、それが分かれば胸を張って行ってこい!!」  
 
エレ「あっ! もう行かなきゃ」  
ビュ「えっ、もう行っちゃうの。やっとお茶が入ったところなのに」  
エレ「ごめんなさい!!」  
ビュ「まあ良いわ楽しかったし、またいらっしゃい」  
 
モニ「あら、ごめんなさい。もう行かなくてはいけませんわ」  
フォル「え~、まだV、G、W、Xがまだだよ」  
モニ「この穴埋めはいつか致しますわ」  
フォル「約束だよ。お姉ちゃん」  
 
魔貴族一同「う~ん、全く良い若者(奴、子、お姉ちゃん)だったな~…… あっ――――!!」  
 
ビュ「ねえ、さっき来た子って」  
フォル「信じられないけど、侵入者だよね?」  
アラ「我々が謀られるとは!!」  
アウ「うむ、急ぎサラ様を取り返さねば我々はまた三百年アビスから出られんのぅ」  
ビュ「とにかく皆、中央の部屋に戻るわよ」  
 
ユリ『宿命?定め? もうたくさんだ!!』  
エレ『サラは私の妹、ただそれだけの普通の子よ!』  
トム『宿命だと? サラをもてあそぶな!』  
モニ『私達が、死の定めを変えるしかありません!』  
カタ『破壊されるためにわざわざここまで来たわけではないわ』  
 
ビュ「あら?」  
アラ「どうしたんだ」  
フォル「どうしていつも、誰も少年のことに触れないんだろう」       
ビュ「そうじゃなくて、何かと戦ってるわ」  
アウ「むっ、あれは」  
ビュ「ちょっと、アイツ私達の技パクッてるわよ」  
アラ「確かに」  
フォル「著作権法違反だよね」  
アラ「こうなれば我々であの怪物を」  
アウ「皆、待つのじゃ!!」  
ビュ「ちょっと、いきなり大声で叫ばないでよ!! ビックリするじゃない」  
アウ「あやつは、現れれば全てを無に返してしまうという伝説の怪物『破壊するもの』じゃ」  
フォル「えっ? 現れると全てを無に返していまうのに何で、伝説が残ってるの?」  
アラ「いや、フォルそれは大人の事情ってやつでだな」  
ビュ「あら、私達が力を合わせても倒せないのは、魔王様位のものよ」  
アラ「アウナス殿、見てる限りそれほど強そうな攻撃は無さそうですが」  
アウ「いや、あやつは死ぬと膨大な不安定な力が暴走して大爆発を引き起こすのじゃ」  
フォル「それじゃほっといた方が良いの?」  
アウ「ほっといても結局、力が暴走して大爆発を起こしてしまう」  
ビュ「じゃあ、逃げるしかないじゃない」  
アウ「それがのぅ~、爆発の規模が天文単位なんじゃ」  
アラ「それってどれくらい逃げればいいんですか」  
フォル「隣の星系まで逃げればひょっとしてってことだよね?」  
ビュ「それって無理なんじゃ……」  
フォル「あっ、人間達が止めを刺そうとしてる」  
ビュ「うそ~!! ちょっと待って!! ダメ―――!!」  
 
ユリ『くらえ!! 必殺黄龍剣!!』  
グシャァァァ――――!!  
破壊するもの  
ゴオォォォォォォォ――――!!!!  
 
どっか~~~~~~~~~ん  
 
―――数日後  
 
エレ「う~ん、良い朝ね」  
―――バタン  
エレ「あら、サラ! もう起きて大丈夫なの?」  
サラ「うん、全然平気」  
エレ「それじゃ、早速そこの居候どもを棄ててらっしゃい」  
サラ「えっ」  
アラ「少しお待ちくださいエレン殿」  
ビュ「そうよ。横暴よ!!」  
アウ「ゴホン、ゴホン、こんな年寄りを放り出すのか」  
フォル「えっ、僕ひょっとしてホームレス四魔貴族」  
エレ「コラ――!! 勝手なこと言うんじゃない。なんでサラ、四魔貴族まで生き返らせるのよ」  
サラ「だって、結構いい人達だったし、面白いし」  
エレ「うちに住まわすこと無いでしょう」  
サラ「アビスを再生させると、死食とか起きて大変なことになるし、お姉ちゃんビューネイさんと仲良かったじゃない」  
エレ「四魔貴族だって分かってたら仲良くなんてしません」  
サラ「お姉ちゃん、気づいてなかったの?」  
エレ「大体、貴族とか王族とかいうのは昔から信用できないのよ」  
アラ「あの~、サラ様」  
サラ「何です。アラケスさん」  
アラ「エレン殿はさっきからイライラしてる様に思えるのですが」  
サラ「実はこの前、ミカエル様がユリアンを男爵に任命されて、その後ユリアンとモニカ様の婚約が発表されちゃって……」  
ビュ「あら、でもこの前話したとき、ハリードとかいうキープが居る様なこと言ってたけど」  
サラ「実は、ハリードさんが昔愛してたファーティマ姫を復活させてあげたら、お姉ちゃん見向きもされなくなちゃって」  
フォル「二人ともお姫様か~、これはさすがに勝ち目ないね」  
アウ「上流階級が嫌いになるのも分かるのぅ」  
エレ「ちょっと、全部聞こえてるわよ」  
四魔貴族一同「お願いです。何でもしますけら棄てないでください」  
エレ「ふ~ん、何でも言う事聞いてくれるんだ」  
アウ「我々の出来る範囲でお願いしますじゃ」  
エレ「そうね。そしたら皆で世界征服するっていうのはどう?」  
サラ「ええぇぇぇ、お姉ちゃんちょっと」  
ビュ「あ~ら、それ面白そうね。ロアーヌ候には借りもあるしね」  
アラ「魔戦士公としての腕の見せ所ですね」  
フォル「それにしても、逃げられた男を連れ戻すために世界と戦争するってハマ○ン様みたいだね」  
エレ「トマホーク!」  
ヒュ―――― ダン!!  
フォル「ひぃ!!」  
エレ「口には気をつけなさい」  
サラ「お姉ちゃんちょっと待って、ほら四魔貴族さんが幾ら強くても、兵士の人達が居なかったら戦争にならないわ」  
エレ「それもそうね」  
サラ「ほっ」  
エレ「サラ、ティベリウスの所に行って兵士借りてきなさい」  
サラ「えっ」  
エレ「ほら、サラってあの人が言うところの親王様何でしょう」  
サラ「何かそうらしいけど」  
エレ「彼方が教祖様になっちゃえば、兵士の一万や二万は軽いわ!! お願いサ・ラ・ち・ゃ・ん」  
サラ「あ、あの~」  
アウ「さすがですじゃ。もう既にサラ様は人々から崇められる存在になっておられるとは」  
アラ「我々の眼に狂いはなかった訳ですね」  
エレ「今日から我々は新生魔王軍を名乗ります。意義のある方は?」  
ビュ「ええ、良くってよ」  
フォル「サラ様、頑張って世界征服しようね」  
サラ「もう、イヤ――――!!」  
 
この後、戻ってきたトーマスが必死でエレンを止めたのは言うまでもない。  
 
完  
 

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