シュッシュッシュッ。
煩悩うずまくヒーロー、アルカイザーこと小此木烈人は人知れず全裸でシコシコと悩んでいた。
今、彼の脳裏には無論アニーのあられもない姿が浮かんでいる。
90センチはあると思われる胸の揺れ、ジーンズにラインを浮かび上がらせるムチムチのお尻、
そして剥きだしにされた健康的なふとももにレッドの視線は常に釘付け状態。ヒーローたるもの、
一時たりとも心の休まる時間はないのだ。
部屋の片隅にいるBJ&Kとのいつものやり取りが始まった。
「異常発見。性欲が……」
「それ以上言うな!」
「絶対しゃべるなよ。もししゃべったらお前をぶっ壊す。俺の側から離れるな、離れたらぶっ壊す」
「命令内容が不正ですが、私も壊されたくはありません。命令に従います」
しかし今日に限ってピンと来るものがあり、命令を出しなおす。
今日一日、アニーの側から離れず彼女の全てを中継しろ、中継しなければぶっ壊す、と。
「命令内容が(倫理的に)不正ですが、私も壊されたくはありません。命令に従います」
ホテルの見取り図を読み出すと部屋の換気口から目的地へ向かい撮影開始。
ポンコツから送られてくる映像がモニターに浮かび俺は右手を己の熱線放射銃に添えなおす。
モニターには今まさに全裸でベッドに横たわろうとするアニーの姿が映し出されていた。
アニーは俺に覗かれていることなど知らず、自分のあそこに中指をあてがった。
指先が肉の合わせ目の中に消えていく。アニーの指は、半分ほどが隠れた。
「あぅっ……」
アニーは、短く声を上げると指を割れ目の中に沈めていった。同時にレッドの右手はゆっくりと前後へ動き始めた。
アニーは、指全体をオマ○コの中に出し入れしだした。やっぱり俺のチ○ポを想像してるのか?
オマ○コから出てきた指は、濡れてテカテカと光っている。やっぱ見た目通りエロいんだなあ。
「あんっ、ああん……、あん……」
アニーの声がいつもと違う。発情しているときにあげる声は想像以上に艶っぽい。
「ううっ、あん……、ああん……、あんっ……」
絶え間なくアニーの口から、声が漏れている。ケツ振りまくって脚バタつかせてるのかよ、あのデカパイめ。
グチュ、グチュ、グチュ……。
指が出入るするたび、マイクを通して音が聞こえてくる。些細な音一つ漏らさず拾おうとするBJ&Kの真摯さには感謝。
今度からあいつのことポンコツ扱いできないな。
よく見ればアニーのお尻の下には染みができている。あーあー、あんなに濡らしちゃって。
額に首筋に玉のような汗が浮き出ている。もちろん胸の膨らみも汗でシャワーを浴びたみたいになっている。
アニーは、割れ目に入れる指を二本にした。左手では、自分の乳を形が変わるほど強く握り締めている。
指の間から見える乳首は勃って大きくなっているように見える。
タイミングよく画面がいきなりズームアップされ、アニーの巨乳を舐めまわすような視点へと切換った。
やるじゃないか、さすが相棒。
「ああん、あっあっ、あん……、い……、いいっ……」
よっぽど気持ちいいんだな、ド淫乱……。完全に自分の世界に入りきっている。おまえは覗かれているんだぞ、変態め。
クソッ、おまえのオナニー覗いて、俺が抜いていることを教えてやりたくなってきたじゃないか。
アニーは、胸をもんでいた手を股間に持ってきた。そのまま割れ目の中の突起を擦りだした。
おいおい、クリ○リスまでいじっちゃうのかよ。まずい、早くイッてもらわないとこっちが我慢できなくなってきた。
「あんっ、ああんッ!あっ、あっ、あっ、あん、あん……」
口から漏れ出す声は、だんだんと大きく早くなっていった。
「あっ、あん……、ああ、あっ、ああああああぁぁぁ……」
アニーの肢体がガクガクと振るえた。首を左右に激しく振りながら声を上げている。
汗がマットの上に飛び散っている。そして、喉を伸ばし、仰け反るようにそのままマットの上に倒れこんだ。
同時に俺も天を突くほどいきり立ったジャッカルブレードを握り締め、汚れた牙を発動させていた。
抑えきれず白濁がモニターに降り注ぐ。
ザーメンまみれの画面が、荒い息をつくアニーの姿をアップで映し出した。
すごいぜ、アニー。今のおまえは、俺のザーメンでべとべとだぜ。
その後、俺は我慢しきれず全裸のまま、換気口に潜りこむとアニーの部屋へ直行、悲鳴をあげるアニーを押さえつけて
生でのセックスを楽しんだ。
もちろんそのときの様子はBJ&Kにばっちり録画してもらってね……。