真夜中にカタリナはグレートフェイクショーに忍び込み、途中ブラッドサッカーを相手にする  
羽目になったりと多少の事故は起こったものの、無事妖精を逃がすことに成功した。  
 が、宿に帰ろうとしたカタリナをショーの男たちが待ち構えていた。挟み撃ちにされ術により  
眠らされたカタリナは……。  
 
「淫乱なねえさんよ。ショーを滅茶苦茶にしてくれたお礼だ。今日はたっぷり可愛がってやるよ!」  
ピシャッ!  
「あぁぁっ!!」  
頬に平手打ちを受け、私は目を覚ましました。  
「なッ……?」  
 私はぼんやりとした意識のまま薄目で周囲を観察しました。まるで見覚えのないカラフルな  
天井。大勢の人間が入ることのできる広い室内。そして…髭面の男が私の目の前にいました。  
 髭面の男はどろりと濁った目で品定めをするかのように私を覗き込みます。にやにや笑う口  
元はヤニで薄汚れた乱杭歯がのぞき、髭の生やし方も品などなく、その頭髪と同じようにしらみ  
がたかっているようです。  
「いやぁぁぁっ!!!」  
 手を伸ばして髭面が私の胸を鷲掴みにします。そしてこの時、やっとこれが現実だと理解しました。  
 そればかりか、私がすでに全裸にされてベッドに寝かされていることも、この時に分かりました。  
「はあぁぁっ!!!」  
 私はその手を払い除けようとしたのですが、手が動きません!ふと、頭の上を見ると、私の両  
手首は縄で縛られていて、その手を別の…赤銅色に焼けた肌のたくましい男、おそらく南方人の  
奴隷が掴んでいました。  
「やめてっ!!…触らないでっ!!」  
「ふざけんなよ!?あんたはショーの目玉を潰すわ、逃がすわでこっちはえれえ大損害だ!」  
「そ…それは!」  
 そのことは事実なのですから、反論に窮してしまいます。  
「いやっ!!…縄を解いてっ!!もしも、仲間に縄の跡が見つかってしまったら、言い訳ができないわ」  
 私は何を言っているのでしょう…?これでは、仲間にバレなければ、男たちを受け入れても構わ  
ない、と言っているのと同じです!  
「ほほぉぉーーー。なかなか聞き分けがいいじゃないか。ねえさんもその気があるようだな」  
「そ、そう言う意味じゃ……」  
「しかし、縛られたまま犯された方が感じるんだろう。ねえさんよ」  
「馬鹿なこと…言わないでっ!!」  
「嘘を言うんじゃねえよ。あんたの表情を見てればすぐにわかるぜ、調教師としての勘だがな!  
あんたはマゾなんだよ!!」  
 髭面はそう言うと、乳首を指で摘むと、グリグリと揉み潰します!  
「うぐぅぅぅっっ!!!」  
 激しい痛みに堪えかねて、私は身を捩って苦痛から逃れようとします。でも、両手を押え付け  
られていては、どうにもなりません。  
「お願いっ!!…ううぅぅぅっ!助けてっ!!」  
 執拗に乳首を強く揉まれると、痛みがやがて凄まじい快感へと変わっていきます。私はその  
快感に負けそうになり、必死で哀願します。  
「名前は?」  
「あうぅぅぅぅっ!!」  
「名前を聞いてるんだよ、このド淫乱が!!」  
「カ、カタリナ!!カタリナ・ラウランですっ!!!!」  
 恐怖と快感でさばかれる直前の魚のように身をよじりながら必死で私は聞かれてもいない姓  
まで答えていました。  
「へへへ、カタリナか……。いい名前じゃねえか、色っぽくてよ!!オレの名前はミカエル!  
へへっ、あのロアーヌ候と同じ名前なんだぜ、いい名前だろう?」  
 私は一段と強く身を捩っていました。摘まれた乳首から広がる快感が全身を駆け抜けます。  
 こ、こんな男が……ミカエル様と同じ名前だなんて…!!いやぁぁぁぁぁっ…………!!!  
「まあ、いい。あんたのために縄以外にも枷を用意してあるからな。カタリナさんよ」  
 ミカエルは乳首責めを中断し、持って来た革袋を開きます。そしてその中から二種類の枷  
を取り出しました。  
「これは、前にマゾ女を調教していた時に使っていた物だ。あんたには、間違いなくマゾっ気が  
あるから、色々な玩具を試させてもらうつもりだぜ」  
 そう言うと、手首の縄を解きます。でも、もう一人の男がしっかりと手を押えているので、身  
動きはできません。ミカエルは手首に手枷、足首にも足枷を付けてしまいます。しかし手首の  
枷は連結してしまいましたが、足枷は繋ぎませんでした。  
 
「さて…これでいい。ベッドで犯してもいいが、もっと別の場所の方が興奮するだろう」  
 彼らは何を考えているのでしょう…?私をベッドから引き摺り下ろすと、テントの端へと連れて  
行きます…。しかし、ここが目的地ではありませんでした。  
「出ろよ」  
 グレートフェイクショーは、訪れた街の郊外にある敷地を借り、その囲いの中に複数の見世物  
小屋を立てて木戸賃を取るようにしています。  
「待ってっ!…何をするつもりなの……?」  
 ショーの敷地内とはいえ、全裸のまま外に出ることには抵抗がありました。  
 ここは郊外の上、すでに夜も更けています。ですから、普段は誰もいないはずですが、もしも  
大きな声を出してしまったら、道にまで声が聞こえてしまう可能性はあります。  
「せめてテントの中で…ねえ…お願い」  
「心配しなくてもいい。もしも大きな声を出しそうになったら、猿轡を嵌めてやる」  
 猿轡…!?  
 ミカエルは、この枷も以前調教していた女性の物だと言っていました。彼はサディストなので  
しょう。今日は、私を犯すだけでは飽き足らず、調教をしようとしているのでしょうか……!?  
 私は心のどこかで、身体の自由を奪われた上で犯されることを期待していましたが、そんな生  
易しいことでは済まされそうにないことを感じ取り、身が竦んでしまいます。  
「命令に従えないのなら、従えるようにするまでだが…。辛い思いはしたくないだろう」  
 ミカエルは私のお尻を軽く撫でます。それは、「この尻を鞭で引っ叩いてやってもいいんだ  
ぞ!」とでも言っているようでした。  
「……お願いですから…無茶はしないで……下さい」  
 私はそう言うのが精一杯でした。  
 裸足で敷石の上を歩かされ、もみの木の下へと導かれます。  
 周りの木々には明かりが掛けられ私の裸身が照らし出されます。人に見られないかという恐  
怖が私を襲います。  
 ミカエルはもう一人の男の持っていた袋から太い縄を取り出すと、それをもみの木の枝に  
引っ掛けます。私をこの木に吊るそうとでも言うのでしょうか…?  
 手首の枷には金属のリングが付いていて、それに縄を通されます。  
「素直だな……抵抗しないのか?」  
「………………」  
 私は怖くて抵抗することなどできません。もしも逆らったら、どんなことをされてしまうのか分  
かりませんから…。  
 身体が宙に浮くような吊りではなく、肘が顔のあたりに来るまで腕を吊られただけでした。と  
りあえずは安心したのですが、問題はこれからです。  
「不安そうだな。…リラックスする為に、酒を飲ませてやろう」  
 ミカエルは私を置いてテントの中へと戻って行きます。  
「…カタリナさん。あんたのやったことは許されないが……こうして見てみると、まんざら俺たちも  
損をしたんじゃなさそうだ」  
南方人の奴隷までが、私の身体を上から下まで、舐めるように眺めながら言います。  
「もう、俺のモノはあんたのおま○こにぶち込みたくてウズウズしているんですよ。……カタリナ  
さんも、楽しみなんでしょう!」  
「………………」  
 私は無言のまま目を閉じます。  
 暫くして、ミカエルが大きなグラスとワインを持って来ました。  
 今はもう、酔っ払って訳が分からなくなってしまいたい心境です。  
 グラスに半分ほどワインが注がれ、それを私の口元に持って来ます。私はそれを飲もうとした時……。  
「そうだ。丁度いい」  
 ミカエルはグラスを傍にある石の上に置き、革袋から何やら小さな瓶を取り出します。そして、  
その薬らしき液体をワインに注ぎ入れます。  
「媚薬と酒は相性がいいんだ…これで淫乱なメスになってもらおうか!」  
 媚薬だなんて……!!そんな物、飲ませないで……!!  
 勿論、唇にマグカップを押し当てられても、私は口を噤んだまま飲みませんでした。  
「上の口から飲まないんなら、下から飲ませるか…」  
 私はその意味が分かりませんでした。  
「おい…この女の尻を広げろ」  
「分かった」  
 奴隷の男は前屈みの格好で、私の正面から抱き付くようにすると、両手でお尻の肉を掴みま  
す。そして、その手を左右に押し広げ、お尻の穴を露わにしてしまいます。  
「尻の穴から飲ませると、酒も媚薬もすぐ効いてくる。酒が弱い女ならブッ倒れるかもしれねえ  
が、カタリナさんは大丈夫にちがいねえ、ふふふ」  
 
「ひぃぃっ!」  
 ヌルヌルとした液体を塗った指が、お尻の穴に触れたのです!それだけではありません。指  
先がお尻の穴を撫で回し、さらに穴の奥へと侵入しようとしたのです!!  
「あうぅぅっ!!いやっ!!」  
 さすがに指が穴の中に入って来た時には、大きな声を上げてしまいました。  
「そんな声を出していいのか?」  
「うぅぅぅぅぅっ!!」  
 私は唇を噛み締め、おぞましい指の感覚に堪えます。潤滑油を塗るだけなら、すぐに終わる  
はずなのに、私に辛い思いをさせて楽しんでいるのでしょうか?なかなか指を抜こうとしません。  
やっと指が抜かれたのですが、安堵している余裕などありません。ミカエルは袋の中からガラス  
浣腸器を取り出して、グラスから媚薬入りのワインを吸い上げていたのですから……。  
「浣腸なんて…許して……」  
 私は哀れな声でお願いします。  
「そんな切ない声でお願いされちゃあ仕方ねえ。早いこと気持ちよくさせてやらないとな」  
「うぅぅっ!!」  
 お尻の穴にガラス浣腸器の冷たく固い先端が触れます。潤滑油が塗られているので、ほとん  
ど抵抗することもできないまま、先端が入ってしまいます。  
「あぁぁぁーーーーー……」  
 冷たい薬が入って来るのが分かります。お酒はともかく、媚薬がどれほどの効き目があるの  
か…怖くて仕方がありません。  
 すぐに、酒も媚薬も効いてくるはずだ。お前は、先に準備をしてきた方がいいだろう。この女が  
発情したら、すぐにでもお楽しみの時間が始められるように…」  
「あ……ああ。そうだな」  
 奴隷の男はギラついた視線を私から外すことなく涎を垂らしながら街の中へと消えていきました。  
 ミカエルは何かを手にして私に近づいて来ます。  
「カタリナさんよぉ、目隠しをしておいてやるぜ。こうすると感度がよくなる女が多いんだ」  
 目隠しをされると、彼らが何をするのか分からなくなってしまいます。それが不安で仕方がありま  
せんが、まだ口に猿轡を嵌められてしまうよりはマシかもしれません。  
 目隠しをされてから暫くすると、立っているのが辛くなってきます。目隠しによって平衡感覚が怪  
しくなってきたのでしょうか?でも、顔がだんだんと赤く火照ってくるような感覚もあります。どうや  
らお酒が効いてきたようです。  
 喉や胃にお酒を飲んだ感覚が無いのに酔っ払う不思議な感覚に戸惑います。しかし、それだけ  
ではありませんでした。  
 お酒では胸はドキドキとはしないのに、心臓の鼓動がいつもよりも速くなっていきます。そし  
て……、身体の奥の方が急激に熱くなってきたのです!  
 効いてきたんだわ…!!ワインと一緒に入れられた媚薬が…!!!  
 おま○ことかクリトリスではなく、子宮が直接熱く火照ってくるような感覚でした。そしてさらに  
時間が経っていくと、子宮部分だけではなく身体全体が熱くなっていきました。  
 熱い…!!す…凄く、熱い……!!!  
 おま○この奥からねっとりとした汁が滲み出てくるのが分かります。  
「はぁぁぁ…はぁぁぁ…はぁぁぁ…」  
 だんだんと息が荒くなり、じっと立っているのが辛くなってきます。  
 垂れていく…!どんどんといやらしい汁が溢れて、内腿がヌルヌルに…!!  
 私は無意識の内に足を重ね、内腿を擦り合わせてしまいます。  
「そろそろ薬が効いてきたようだな。……自分でも、腰がいやらしく蠢いているのが分かるだろう」  
「あぁぁっ!」  
 身体の火照りと疼きにばかり気を取られ、ミカエルがずっと私の様子を観察していることを忘れていました。  
「見ないでっ!」  
 男の目を意識させられ、太腿の動きは止めたのですが、身体の疼きが収まることはありません。  
「もう、濡れてるんじゃないですか?」  
 奴隷の男が早々と戻ってきたようです。  
「早いな。チ○ポの数はそろったのか?…まあ、いい。これで身体を優しく愛撫してやるといい。  
女性は優しくして上げないとな」  
「分かった」  
 何を…言っているの…!?奴隷の男が近づいて来るのが分かります。そして私の正面に立っ  
たようです。  
「はぁぁっ!!」  
 胸に長毛種の猫が身体を擦り付けたような毛の感触!その柔らかく優しい愛撫に、私は全身  
に鳥肌が立つような快感に襲われたのです!!  
 どうやら動物の毛皮のようですが、視覚を奪われているので、よくは分かりません。  
 
「はぁぁっ!…あぁぁぁぁっ!!」  
 胸を撫でた毛が首筋を這い、さらには背中からお尻へと、滑るように毛が肌を撫で擦ります。  
私は小さな声を上げながら身を捩じらせます。始めは毛の快感から逃れるようにしていたので  
すが、それがやがて身悶えへと変わっていきます。そして、おま○こからは堰きを切ったように、  
ドクドクと熱い汁が溢れ出していくのです。  
「お願い…あぁぁぁっ!…や…やめて……」  
「もっと感じていいんだぜ…ほら…、もっと身体を捻って、いやらしい声を出して」  
「あぁぁぁっ!!…いやっ!…ああぁぁぁぁぁ!!」  
 毛を這わせる場所を自在に変えられ、私はその快感に、身体を前後、左右にと大きくくねらせ  
てしまいます。それと共に、私はより強い刺激を求めるかのように、太腿を擦り合わせてしまうのです!  
 だ…だめっ!!!もっと……、強い刺激をちょうだいっ!!!  
 心の中では、そう叫んでいるのですが、自ら彼らに屈服する言葉を口にする勇気はありません。  
「どうだい?…そろそろ、内腿やおま○こも撫でて欲しくなってきただろ。さあ、カタリナさん。遠慮  
せずに足を開いて下さいよ」  
「そんな…!あぁぁぁっ……。で、できません!」  
「いつまでも強情を張るのもいいんだが、辛い思いをするのはカタリナさんですよ」  
 奴隷の男はそれだけ言うと、私から離れていきます。  
 やっと猫が這い回るような愛撫からは開放されましたが、もはや火の点いてしまった身体は、刺  
激を求めずにはいられません。私は彼らが見ていること知りつつ、太腿を擦り合わせてしまいます。  
「へへへ、カタリナのねえちゃんよ…勝手にオナニーしちゃいけねえよ」  
「あぁぁっ!!」  
 いつの間に私の足元にいたのか…、ミカエルとその奴隷が私の両方の膝を掴むと、一気に足を  
開かせてしまったのです!  
「………………!!」  
 すでに膝のあたりまでおま○こから溢れた汁がべっとりと濡れています。薬で発情させられたと  
はいえ、そんなにも濡れてしまっていることを知られてしまうのは、堪えられない恥ずかしさでした。  
 男たちは一本の鉄パイプのような物に、足枷を連結してしまいます。私は必死に足を閉じ合わせ  
ようとするのですが、膝を軽く内側に曲げることしかできません。  
「凄い濡れようだな。…早く犯してもらいたいんだろう」  
「………………!!!」  
「俺たちゃ、いつでもあんたを犯す準備はできてるんだぜ。…なあ!」  
「そうですよ。…カタリナさん」  
「はぁぁっ!!」  
 いつしか奴隷の男は私の後ろにいて、いきなり両方の乳房を掴みます。そして私の腰に熱く固  
いチ○ポを押し付けたのです!  
「ああぁぁぁぁっ!!だ…だめっ!!!」  
 私以上に発情しているこの男は、きっと私を無理矢理犯すんだわ!!  
 どこかで安堵の気持ちがありました。自ら男に屈する言葉を言わなくても、この火照った身体を  
満足させてもらえる…と、思ったからです。でも、そうではありませんでした。  
「欲しくて、欲しくて堪らないんでしょ。ほら……、言うんだよ。『私のおま○こに、熱いチ○ポをぶち  
込んで下さい!』ってね」  
 奴隷の男はそう言うと、乳首をグリグリと揉み潰したのです!  
「あぐぅぅぅぅっ!!」  
 乳首に激し過ぎるほどの快感が襲いかかり、私は一瞬、頭の中が真っ白になってしまいました。  
「痛い思いをするのも好きなようだな。カタリナさんよ」  
 正面からミカエルが言う。  
「あまり大きな声を出されても困るからな…」  
「ぐむぅぅぅっ!!」  
 半開きの口に、布切れがが無理矢理押し入れられる!  
 こんなの…いやっ!!  
 身体の自由を奪われ、視覚も奪われ、さらには抵抗する言葉すら奪われ、私は恐ろしさでプル  
プルと身体が震えてしまいます。  
後ろから身体を押し付けている奴隷の男が、胸を改めて掴みます。そして正面にいるミカエルが、  
乳首に何かを付けようとしています。それは冷たく、金属でできている物でした。  
 何を……する気なの…!?  
 怖くて身体を引こうとするのですが、奴隷の男がしっかりと身体を押さえているので、どうにもなりません。  
「うむぅっ!ぐむぅぅぅっっ!!」  
 言葉にならないほどの激痛が乳首に走り、身体を仰け反らせます!そして、もう一方の乳首に  
も金属製の何かが噛み付く!!  
 
「んんんぅぅぅっ!!!」  
 激痛は数秒間続き、その後、痛みは変化していきました。乳首に血液が流れ込むたびに、ズ  
キンッズキンッと波打つような痛みです。  
「はぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁぁっ!!……」  
「乳首クリップは初心者には、少しきつかったかな?」  
 乳首クリップ……!?調教用の責め具なのでしょうけれど、こんなに辛い思いをさせる道具を  
平然と使うグレートフェイクショーの男たちに、底知れぬ恐怖を感じます。  
「これだけじゃ面白くねえな」  
 もう……止めてっ…!!  
「んむぅぅぅぅっっ!!」  
 乳首クリップに連結している鎖に、錘を付けられたのでしょう。乳首が下に引っ張られ、再び激  
痛が乳首に襲い掛かります!!  
 彼らが現れた時、すでに全裸にされ、縛られていたのですから、犯されることは覚悟をしていま  
した。でも……、こんな惨い責めを受けるなんて、全く考えてもいませんでした。でも、彼らの責め  
は始まったばかりなのです。  
 そのとき不意に周りから人の声が聞こえてきたような気がしました。そして声と足音はどんどん  
こちらに近づいてきます。  
「んむっ……むぅぅぅん!!!」  
 私は生きた心地もなく、必死で声を押し殺そうとしました。全身を巡る快感と痛みに耐えているう  
ちに私の身体は汗まみれになっていました。  
「ちょいと小遣い稼ぎがしたくてよ。何せショーがなくなっちまったもんでね」  
 ミカエルが唐突に言いました。  
「そこで今日からグレートフェイクショーは真夜中限定で男のためのショーを開くことにしたんだ」  
「………………」  
「素っ裸の牝奴隷と一緒に遊べるとなりゃ、客が集まる。しかも牝奴隷はとびきりの美人でナイス  
バディときてりゃ、フフフ」  
「んんんんんっっ!!!!!」  
「素っ裸で一緒に遊んで、ちょいと身体に触らせるだけだぜ。ふふ、あんたはもうショーの一員な  
んだから、いやとは言わせねえぜ」  
 絶望感で目の前が真っ暗になってしまいます。でも今は、身体を揺らさないようにして、苦痛を  
避けることしかできません。身体の自由は勿論、許しを請うことすらできないのですから……。  
「もうすぐここに金と性欲を持て余した男たちがやってくる。あんまりダダをこねると昼間でも輪姦  
ショーを開いちまうからな」  
「んん……」  
 私は弱々しく頭を振っただけで何も言えませんでした。  
 すぐ近くで足音が止まり、奴隷の男が何かを説明しているようでざわめきが聞こえます。私は裸身  
を硬直させて必死で身体の震えを抑えようとしました。  
「さあ、みなさん!これが噂のセックス奴隷カタリナです!これから素っ裸で皆さんのお付き合いをします!!」  
 ミカエルが大きな声で私を辱めます。セックス奴隷などと紹介されて恥ずかしくてたまらないのに、  
私のおま○こからは蜜が溢れ出してきました!!  
「なんていい女なんだ」  
「むちむちしてるねェ……早いとこおっぱいにしゃぶりついて尻を撫で回してやりたいよ」  
「こりゃ、たまらんショーになりそうですな」  
 乳首の痛みと慰み者にされて人目に晒されている感覚が混じりあい気が遠くなりそうです。  
 彼らは私から離れて、小刻みに身体を震わせながら苦痛に堪えている私を観察しているようで  
す。そしてワインでも飲んでいるのでしょうか、時々ガラス同士がぶつかる小さな音がします。  
 時間の経過と共に、乳首の痛みが妖しげな疼きへと変わっていきます。そして、僅かに錘が動  
く度に、乳首に鋭い快感が走るようになっていったのです。  
 お……おかしいわ…!!凄く…、感じる!!!  
 痛みは感じなくなってきたことは嬉しいのですが、乳首の快感が鋭さを増すに従って、それま  
で苦痛で忘れていたおま○この疼きが激しくなっていきます。  
 あぁぁぁぁーーーーー。だ…、だめぇっ!!  
 私はいつしか、乳首に強い刺激を求めて上半身を揺らしてしまう。そして乳首に襲いかかる快  
感に屈するかのように、腰が淫らな円を描くように蠢いてしまうのです。  
「おぉぉぉーーー。おぉぉっ!…おぉぉぉぉーーー……」  
 猿轡の奥から熱い喘ぎ声が漏れ、唇の端からは涎が垂れていきます。  
 唾液が口の中に溢れてきたら、普通は無意識の内に呑み込みます。でも、猿轡をされている  
と、そんな単純なことすらできません。私は身体の自由を奪われている辛さ以上に、惨めさを感じました。  
 その時男たちが近づいて来る気配を感じ、私は身体の動きを止めます。  
 
 今度は…何をするつもりなの…!?!?  
 乳首にクリップを付けられた時の痛みを思い出し、私は身を固くします。  
 私を取り囲んだ男たちは私の裸体に触れんばかりのところに顔を近づけているようです。汗  
にまみれた肌に男たちの興奮した荒い息がかけられます。  
「おぉぉぉぅっ!!」  
 思わず身もだえすると刺激が加わり、すぐ快感となって消えていきました。  
「始めは辛そうだったが、今では乳首クリップの虜のようだな。カタリナ!」  
「おごぉぉっ!!!」  
 突然、錘が大きく揺らされ、私はその凄まじい快感に大きな声を上げてしまいます。  
「可愛い女だ」  
 ミカエルはそう言うと、私の顔を上げさせる。そして涎でベトベトになっている唇を、舌でペロ  
ペロと舐める。おぞましい感触に、顔を背けようとするのですが、それを許さないとでも言うよう  
に顔を両手で挟み、唇だけではなく鼻や頬にまで舌を這わせてきます。  
 お前の全ては俺たちの物だ!!とでも思っているのでしょう!  
「…そろそろ、一回逝かせてやるよ」  
 やっとミカエルが私の身体から離れます。  
 逝かされる……人前で!?ああぁぁぁぁーーー……!!どうにでもしてっ!!!  
 私は彼らの玩具にされる惨めさ以上に、今の身体の疼きを何とかして欲しいと言う強い願望  
に支配されていました。  
「おぉぉぉぉーーー…!!」  
 内腿に何かが擦れる。その瞬間、私は全身に鳥肌が立つような快感を感じたのです。  
 これは…、縄……!?!?  
 どうやら、毛羽立った太い縄で内腿を擦られたようです。その縄が小さく前後に擦りながら、内  
腿の上へ上へと上がっていきます。こうして内腿を擦りながら、ヌルヌルとした私のまん汁を縄  
に吸わせているようです。  
 この縄で…、股を擦られてしまうんだわ…!!クリトリスを激しく擦られて…、彼らの前で、あ  
られもない姿を晒してしまう…!!!  
「おぉぉっっっ!!」  
 クリトリスに毛羽立った縄が軽く触れただけで、身体を突き抜けるような快感が走ります!!  
「さあ。カタリナ。……これを使って、好きに逝くがいい」  
「…………!?!?」  
 私は、ミカエルが何を言おうとしているのか分かりませんでした。  
 無理矢理逝かされるじゃないの…?まさか……、自分で腰を前後に振ってオナニーしろと言うの…!?  
 前にはミカエル、そして後ろには奴隷の男が縄を持っています。でも、その縄は股間に押し付  
けられているだけで、動いてはくれません。  
「どうした?…逝きたいんだろう!」  
「おごぉぉっっ!!」  
 ミカエルが棒のような物で乳首からぶら下がっている錘を揺らす。私は突然の快感に、反射的  
に、膝を曲げるようにして腰を引いてしまいました。  
「……んんんんんっ!!!!!」  
 この瞬間、私は頭の中が真っ白になってしまいました!  
 縄が激しくクリトリスを擦り、その思いもよらない激しい快感に、一瞬で絶頂に達してしてしまったようです。  
 乳首の錘はまだ揺れていて、快感を身体に送り込んできます。それに、膝を曲げたまま真っ直  
ぐに立つことのできない私の股間に、縄がV字を描くようにして食い込んでいます。  
「カタリナさん。遠慮しないで、何度でも逝っていいんですよ」  
 ビシッッ!  
 観客の一人がいやらしい声をかけてきたのと同時に突然、お尻に激しい痛みが……!鞭でした!!  
「んんんごぉぉっ!!」  
 私は鞭の痛みを避けるように、思いっきり腰を前に突き出してしまう。V字に食い込んでいる縄  
が、クリトリス、おま○こ、そしてお尻の穴を同時に激しく擦ります!!  
 い……いやあああっっっ!!!  
「それでいい。もっと腰を前後に振ってみろ!!」  
 ビシッッ!!  
 今度は、前にいる客が私のお腹に鞭を浴びせかけます!  
 反射的に腰を引き、再び股間に縄が擦れてしまう。それと同時に乳首からぶら下がっている錘が  
大きく揺れ、快感の連続攻撃にパニックになってしまいます。  
 ああぁぁぁぁぁっ!!おかしくなる……!!鞭を…それ以上、打たないでっ……!!!  
 ビシッッ!!ビシッッ!!ビシッッ!!……  
 男たちが鞭を振るい、私は操り人形のように身体を前後に揺さぶられる。痛みを感じてはいるの  
ですが、それ以上に乳首と股間に襲いかかる凄まじい快感に、我を忘れていきます。  
 
 ああぁぁぁぁっっ!!もっと…!!もっと鞭で打ってっ……!!気が変になるまで……激しく打ってっ!!!  
 乳首への強い刺激、クリトリスを痛いほど擦られる快感、お尻の穴を擽るような異様な感覚、  
それら全てが生まれて初めて体験する快感でした。そして鞭の痛みすら、異様な興奮に包まれ  
ていた私には、快感でしかありませんでした。  
 ミカエルは我を忘れて悶える私に「お前はマゾ女だな」と囁きました。それが事実かどうかは、  
私自身にも分かりません。でも……、この心も身体もボロボロになってしまうほどの激しい快感  
の世界に溺れたまま逝ってしまいたい、と強く願っている自分がいることは事実でした。  
 私は木からぶら下がり、自ら膝を大きく開いていました。そして鞭のリズムに合わせ、激しく腰  
を前後に振りました。でも、それは鞭の痛みから逃れようとして腰を振っていた訳ではなく、自ら  
快感を求めて腰を振っていたのです。  
 ああぁぁぁぁっっ!!あぁぁぁぁっ!!逝くっっっ……!!!もう…だ…だめっっっっっ……!!!!!  
「おごごごぉぉぉぉっっっ!!!」  
 私は身体を捻るようにして硬直させ、暫くは息もできませんでした。  
 意識は朦朧として、思考力などありません。ただただ、真っ白な雲の上を風に任せて漂ってい  
る羽毛のように、心地よい浮遊感に身を委ねていました。  
 全く身体に力が入らない私でしたが、下腹部が痙攣をする度にビクンッと身体は反応します。  
「こいつは真性のマゾ女でしてね。みなさん、これからがお楽しみですよ」  
 ミカエルの声が遠くから聞こえてきます。  
 しかし、まだ意識が戻りきっていない私には、その言葉の意味を理解することなどできません  
でした。それよりも、快感の波が次第に収まってくると、手首の痛みが気になってきました。今は  
全体重が手枷に掛かっているので、枷の端の部分が肌に食い込んでいるのです。  
「そろそろ、いいんだろう。……俺たちも楽しませてもらって……」  
 すでに我慢できなくなっていた客たちが、ミカエルに尋ねた。  
「やれやれ、仕方がありませんね。…まあカタリナだって、まだおま○こには何も入れてもらって  
いないんだ。きっと、喜んでもらえるでしょう」  
 このまま…犯すつもりなの…!?  
 身体を足で支えることができないほど疲れ、ぐったりとしている私。少しだけでも休ませて欲し  
い、と言うのが本音でした。しかし、私を散々弄ったばかりで戦闘状態のまま放置された客の男  
たちには、そんな気持ちの余裕などないようでした。  
 まず一人目の客が私の後ろから、両手でお尻を大きく割り開き、お尻の穴に舌を這わせます。  
「おぉぉぉぉっ!」  
 縄でさんざん擦られた時から、お尻には異様な快感がありました。でも、まさかそんな場所に  
舌を這わせてくるなどとは、想像をしていなかっただけに、私は驚きました。でも……、縄とは違っ  
たねっとりとした舌の愛撫に、私は身を固くして抵抗しながらも、感じていたのです。  
 私は宙吊りのまま、お尻をくねらせます。  
 やがて、男の舌がおま○こへと這っていき、ピチャピチャと卑猥な音を立てて、私のまん汁を  
舐めます。そして最後にクリトリスへと舌が這っていく。  
「おおおおぉぉぉっ!!」  
 縄で何度も何度も激しく擦られたクリトリスは、すでに赤く腫れているのかもしれません。そん  
な超過敏な状態になっているクリを、舌がペロペロと舐め回します。  
 ああぁぁぁぁっ!!す…凄いっ!!  
 縄とは全く違うクリトリスへの刺激。これほどまでに感じるとは思ってもいませんでした  
 先ほどまでの縄による激しい愛撫とは対照的に、ねっとりとした舌遣いで執拗に舐められ、私  
は身が蕩けてしまうような快感に負けて、お尻をうねうねと淫らに蠢かせてしまいます。  
 いつしか、足枷が外され、猿轡も外されました。でも、まだ手枷と目隠しは外してもらえません。  
「はぁぁぁっ!はぁぁぁっ!あぁぁぁっ!あぁぁぁんんっ!!……」  
 今の私には、ロアーヌ貴族の女性としての貞淑さなど持ち合わせていません。私を無理矢理  
裸にし、縛り、辱め、鞭打った男たちに媚を売るかのように喘ぎ声を漏らし、更なる快感を求めて  
自ら腰を振っているのですから……。  
「はぁぁっ!はぁぁっ!はぁぁっ!」  
 男が荒い息をしながら、私の正面に立ちます。そして私の両膝の裏に手を回すと、一気に身体  
を持ち上げてしまいました。  
「あぁぁっっ!!」  
「カタリナさん。…このまま、串刺しにして犯してあげますよ!!」  
 男が興奮しきった声で言う。  
 
 私は抵抗しようとは思いませんでした。それどころか、男の太くて逞しいチ○ポに身体を串刺  
しにされることを望んでいたのです。  
「はぁぁっ!」  
 男は自ら腰を沈め、下からチ○ポの先端をおま○こにあてがいます。そして、ゆっくりと、確  
実にその先端をおま○この中に突き入れてきます。でも、先端だけを入れられたのですが、男  
の体勢がよくなかったのか、なかなか奥へ入れてもらえません。  
 ここまで入れておいて焦らされるのは…、いやっ!!  
 そんな想いが、とうとう口から漏れてしまいます。  
「あぁぁぁぁっ!!…早く…、奥まで入れてっ!!」  
「勿論、入れてやるさ!!」  
「あぁぁぁぁぁぁっ!!!」  
 それは、まさに串刺しでした!!太く熱いチ○ポが何の躊躇いもなくおま○こを貫き、一気に  
子宮の入り口まで達してしまったのですから…!  
「熱い…!凄く熱いよ。カタリナさん」  
「ああぁぁぁっ!…お願い…。焦らさないで…、早く突いてっ!!おま○こが壊れるまで、無茶苦  
茶に突き上げてっ!!」  
 私は何を言っているのでしょう……!!  
 しかしこの時には、目の前にいる男が抵抗できない女性を辱める鬼畜以下の男であるなどと  
いうことは、どうでもいいことでした。この火照ってどうしようもない身体を満たしてくれる男…、そ  
れだけを求めていたのですから…!!  
 男はチ○ポをおま○この奥深くに突き入れたままにして身体を支え、両手を私のお尻に回しま  
す。私も彼の動きを助けるかのように、足を男の腰に絡めます。  
「あぁぁっ!!あぁぁっ!!あんんんっ!!」  
 男がリズムカルに腰を振り、ズドンッ、ズドンッと下からチ○ポを突き入れてきます。その度に  
身体が上下に揺れ、乳首に付けられた錘が揺れます。その錘の動きは左右ではなく上下であ  
る為か、乳首に食い込んでいるクリップが外れそうになります。  
 その錘の動きが激しくて、快感というより痛みに近いのですが、それでも気持ちがいいのです。私  
がマゾ女だからなのか、それとも媚薬とお酒のせいで感覚が麻痺しているからなのかは分かりませんが……。  
 もっと…!!もっと、激しくっ…!!もっと、乱暴に…!!  
「あぁぁっっ!!あんんっ!!あうぅぅっ!!あぁぁっ!!……」  
「はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!……」  
 私の喘ぎ声と彼の吐く荒い息が連動し、心も身体も充実した満足感に包まれながら絶頂へと  
向かって暴走を始めます。  
「あぁぁっ!!あぁぁっ!!凄いっ!!あぁぁっ!!……」  
「へへへへへ……。淫乱女め!!しかし、犯されるだけじゃ、物足りないだろう。マゾのカタリナさんよ!」  
 突然、後ろからミカエルに声をかけられ、一瞬、身が強張る。  
 な…何をする気なの!?!?  
 乳首へのクリップ責め、そして鞭打ちと、苦痛を受け入れてしまった私ですが、改めて苦痛を  
与えられると思うと怖くなります。  
「あぁぁっ!!乱暴は…止めてっ…」  
「あんたなら、気に入ってもらえるはずさ」  
 風に乗って蝋の臭いがする。  
 お願い……!!やめてっ!!  
「あぁぁっ!い…いやっ!!あぁぁっ!あぁっ!あぁっ!…いやっ!」  
 恐怖に怯え、蝋燭責めを拒絶しようとするのですが、客の男に下から激しくおま○こを突き上  
げられ、抵抗する言葉も途切れ途切れになってしまいます。  
「あぐぅぅっ!!」  
 突然、腰からお尻のあたりに蝋を浴びせかけられ、その熱さに呻き声を上げる!  
「うぅぅっ!!凄い、…締めつけだ!」  
 男は腰の動きを止め、言葉を詰まらせながら言う。  
 暫くは、じっとおま○この締りを楽しんでいた男だったが、改めて私のお尻を抱え直し、前よ  
りも激しく下からおま○こを突き上げる!  
「あぁぁっ!!あうぅぅっ!!あぁっ!!はぁぁぁっっ!!」  
 もっと…!!もっと激しくしてっ!!何も分からなくなってしまうまで、激しく!!あぁぁぁぁっ!!  
…お願い!もっと、もっと…!!!  
 いつ、蝋燭が浴びせかけられるか分からない恐怖を忘れる為、私は自ら快感を求めて狂っ  
ていきます。客の男も、私の激しい喘ぎ声に引きずられるように、低く、呻くような声を上げなが  
ら私を犯します。  
「はぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁっ!!…もっと!!あぁぁっ!!激しくしてっ!!あぁぁっ!!あぁぁっ!」  
「最高だよ!!カタリナさん!!」  
 
 男は私を串刺しにしたままキスをする。私は無我夢中で彼の唇を求め、舌を絡ませる。二人  
の熱い息が絡み合い、彼の興奮が直接伝わってくる。私は、その甘く蕩けるような感覚に、頭が  
クラクラしてしまいます。  
 そして唇が離れると、男は狂ったようにチ○ポをおま○こに突き入れます。私は身も心も宙に  
浮いたまま、彼に全てを委ねます。  
 あぁぁぁぁっ!!素敵っ…!!狂ってしまいそう!!あぁぁぁぁっ!!もっと、私を狂わせてっ…!!!  
 そして絶頂が目の前まで来た時…!  
「…んんぐぅっ!!」  
 突然、別の客からお尻に熱い蝋をお尻に浴びせられ、私は腰を前に突き出すようにして身体  
を硬直させます。おま○こも自然に締まったのですが、男は無理矢理チ○ポをおま○この奥へ  
と突き入れてきます!  
「あぁぁぁぁぁっ!!!」  
 い……逝っちゃう!!!  
 その時、彼のただでさえ大きなモノが、おま○この中でさらに大きく膨らみ、熱い精を吐き出したのです!!!  
「…………んんんんんっ!!!」  
 頭の中は真っ白になり、下腹部に激しい痙攣が襲います!  
 痙攣は一度だけではなく、その後も何度も繰り返され、その度に快感の波が襲ってきます。私  
は身も心も力が抜けたまま、その快感の波に漂っていました。  
 遠くでミカエルの声がしているようですが、何を言っているのか分かりません。蝋を浴びせかけ  
られて絶頂を迎えてしまった私を蔑んでいるのかもしれませんが、この時には、そんなことを考  
える力などありませんでした。  
 ようやく拘束が解かれ、地面に敷かれた毛布の上に寝かされる。  
「カタリナ。いい声を上げていやがったな。あれじゃあ、街の方まで犯されて喜ぶ声が聞えてし  
まったかもしれないな」  
「…………!!」  
 男に下から犯された時、我を忘れてしまったのかも……!?非現実的な快楽にくるまれて、何  
も考えられないほど興奮してしまったのでしょうか……!?  
「テントの中で……。とにかく、外では犯さないで……」  
 今さら遅いかもしれませんが、ミカエルに哀願します。  
「皆さん聞きましたか!?この女はテントの中で犯されまくりたいそうですよ!!…へへ、もう許し  
て下さいとお願いしないところが、貪欲だな!カタリナ。…きっとまだまだ、犯され足りないんだろう」  
「………………!!!」  
 もしかすると…、ミカエルの言う通りなのかも……!?そう思うと、自分の浅ましさに自己嫌悪さえ感じます。  
「いいだろう。……這ってテントに入れ!」  
 ミカエルは手に持っていた鞭を大きく振る。鞭が空を切り、私のお尻ぎりぎりの所を掠めていく。  
「……はい」  
 這って歩くなんて…屈辱的だけど、逆らうわけにもいきません。  
 私は、まだ逝ったばかりの重い身体を起こし、四つん這いになって歩きます。  
「いい格好だ。……従順なメス奴隷といった感じだな」  
 ミカエルが私の後ろから声をかける。  
「見ろよ!おま○こから精子を垂れ流しながら歩いてやがるぜ!!」  
「このままバックから突きまくってやりてえなあ……」  
 ああっ……まだ私を犯していない客たちが口々に辱めの言葉を投げかけてきます…。  
 拘束は解かれたものの、まだ股間を拭いてもらえないので、ベトベトのおま○こが丸見えのは  
ずです。私は足をしっかりと閉じて歩くのですが、足を踏み出す度に、股間からクチュッ、クチュッ  
と言ういやらしい音が聞えてきそうで、恥ずかしくなってしまいます。それに…、複数の客たちにこ  
の後犯されると思うと、さっき一人目の客に犯されたばかりだと言うのに、身体が火照ってきてしまう。  
 浅ましい女…!!でも、私は何も悪くない!私は抵抗できない哀れな女なのだから……。  
 テントの中に敷かれたマットの前まで歩かされると、私は再び後ろ手に手枷を連結されてしまいます。  
「もう逆らわないから、枷を外して…」  
「へへへへ……。身体を拘束された方が感じるくせによ!」  
「あぁぁっ!!」  
 ミカエルは私をマットに突き飛ばす。後ろ手に枷を繋がれているので、バランスをうまく保て  
ず、顔をマットに埋めるようにして前屈みになってしまう。  
 ピタッ、ピタッ、ピタッ。  
 鞭がお尻を軽く叩きながら、ミカエルが言う。  
「さあ。犯してもらいたしければ、自分からケツを持ち上げるんだよ!」  
「…そんな……!」  
 ためらう私の目の前でミカエルは二番目の客に鞭を手渡した。  
 
「ほらほら…」  
 ピタッ、ピタッ、ピタッ。  
 客の男の鞭がさっきよりも強くお尻を叩く。  
 股間に縄を通されて鞭で打たれた時、本当に痛かったことを思い出します。でも……、途中か  
らは痛さを忘れて、縄で股間を擦られる快感に翻弄されてしまいましたが……。  
「お願いだから…ぶたないで…」  
 私は力無くそう言うと、足を閉じ合わせたままお尻を持ち上げます。  
「ほほぉぉーーー。足を閉じ合わせたまま、無理矢理おま○こにチ○ポを捻じ込んで欲しいと言  
う訳か!?……そんなに強姦されるセックスが好きなのか?え、カタリナさんよぉ」  
「そんなつもりは……」  
 ああっ…そんな……足を開けと言うの…!?  
 私は恥ずかしさを堪えて、徐々に足を開いていきます。  
 鞭で脅されているとはいえ、自分から男に股間を見せることは、耐え難い苦痛です。そんな命  
令をしなくたって、どうせ抵抗できないのだから、無理矢理犯してくれれば気が楽だと言うのに……。  
「さあ。尻を振れ!!淫乱!!」  
 ヒュゥゥゥッ!!  
 鞭が空気を切り裂く音がする!  
「は……はい!」  
 どこまで私を辱めたら気がすむの……!?私の身体を自由に犯せるのに…、こんな屈辱的  
なことをさせるなんて……!!  
 私は胸が押し潰されるような苦痛を感じながら、鞭打たれる恐怖に負け、お尻を左右に振ります。  
「もっといやらしく……、媚びるように尻を振るんだ」  
 男は鞭の先端をおま○こに触れさせると、ピタッ、ピタッと軽く叩きます。私はクリトリスを刺激  
され、その刺激を避けるようにしてお尻を振ります。  
「可愛らしい尻の振り方だな。カタリナ」  
 男は私の後ろにしゃがみ込むと、両手でおま○こを開き、舌先で舐めます。  
「あぁぁっ!」  
 舐めないでっ!!  
 男は舌先にたっぷりと愛液を絡ませると、クリトリスをチロチロと舐めます。  
「あぁぁっ!!…あぁぁぁぁぁーーーー!!」  
 鞭で打たれる恐怖からも、恥ずかしい命令に従わされる屈辱からも開放され、私は快感を貪  
るように淫らにお尻を振ります。  
 男は調子付いてクリトリスを口に含み、チュウチュウと吸い上げます。  
「あぁぁぁぁっ……おかしく……おかしくなっちゃうぅぅぅっ!!!!!」  
 思わず口を開けてしまい、そこに突然ミカエルのモノが捻じ込まれてしまう!  
「おぉぉぉぉっ!!」  
 熱いっ!!それに…、凄く硬い!!  
 しかし、そんな感動に浸っている暇など与えられません。ミカエルは、私の顔を挟みつけるよう  
にすると、チ○ポを喉の奥へと押し込もうとしたのですから…!!  
 く…苦しいわっ!!もっと…もっと優しくしてっ!!!  
 喉の奥から突き上げてくる吐き気、口の中一杯に広がるオスの匂い、そして執拗に吸われる  
クリトリスの快感。私は思考力が無くなっていき、パニックになったまま絶頂への階段を駆け  
登っていきました。  
「…カタリナ。口を乱暴に犯されているというのに、逝くのがずいぶん早かったな!どうやら、こ  
んな風に乱暴に犯されるのが、本当に大好きらしい」  
「…………!!」  
 すでに口からはチ○ポは抜かれていますが、反論のしようもありません。  
「まあ、いいだろう。……これで、また逝ってもらえたんだ。お客さんたちも、遠慮無くあんたの  
おま○こを楽しむことができるってもんだ!」  
 男たちは私の身体を起こし、積み重ねたマットに上半身を乗せるようにして四つん這いにしま  
す。そして、マットに片足を乗せて大股開きにすると、私のクリトリスを吸い上げていた客が後ろ  
からチ○ポをおま○こに押し当ててくる。  
「……もう……やめて……」  
 逝かされ、犯され、また逝かされて、抵抗する言葉も弱々しくなってしまいます。  
「あぁぁっ!…あうぅぅぅぅっ!!」  
 男の熱くたぎったチ○ポが力強く入って来る。私の飢えたおま○こは、気持ちでは抵抗しようと  
しても、それを求めて勝手に反応してしまう。  
 ……気持ちいい……辱められながら犯されるのがこんなに気持ちいいなんて……。  
 私は再び浅ましい考えに身をゆだねはじめました。  
 
 お願いよ…。激しく…しないでっ!!  
 激しくされてしまったら、すぐにでも逝かされてしまうと思ったからです。  
 男はじっくりと私のおま○こを楽しむかのように腰を動かします。でも、それは最初の内だけです。  
「カタリナ。…いい締まり具合だぜ!」  
 男はそう言うと、ズドンッ、ズドンッと言った感じで、おま○こを突き上げてきます。  
「あうぅぅっ!あうぅぅっ!…ふあぁぁぁっ!!」  
 お願いだから…、それ以上、激しくしないで……!!しかし、彼は私の腰をがっちりと掴むと、  
より力強く突いて来るのです!!  
「顔を…あげろよ!」  
 待ちきれず全裸になっていた客たちが、私の顔を上げさせます。そしてその中の一人が私の  
半開きの口に唇を合わせてきました。  
「あぁぁっ!!」  
 男は私の唇に吸い付き、ねちょねちょと舌を絡めてきました。そして唾液をたっぷりと私に飲  
ませ。次の客に交代します。  
「最高だぜ。…本当に……、いい女だ!」  
 男たちは何度も交代で熱いキスをし、胸を揉みしだきます。  
 私を犯す男の腰の動きが速くなり、私は絶頂に向かって暴走を始めてしまう。  
 ああぁぁぁっ!!だめっ!!!だめっっ…!!逝っちゃう……。  
 しかし、それを察知したのか、ミカエルが突然責めを中止させます。  
「こいつは、我々が思っていたよりも相当な淫乱女のようでしてね。…どうやらオナニーする時  
も、おま○こだけでしているわけじゃなさそうだ」  
 私は何を言おうとしているのか分かりませんでした。でも、次の瞬間、その意味を理解しました。  
「ひぃぃっ!」  
 ミカエルが、私のお尻の穴を指先で撫でたのです。  
 私は貴族の婦人たちの間でお尻の穴まで犯されて感じてしまう女もいると聞き、なんて浅まし  
い女もいるものだろうと侮蔑したこともあります。しかし、それはあくまでも常識的な考えに囚わ  
れていたからであって、現実にアナルを指で触れたり、ましてや指を入れられたりしてどうなる  
かなど考えたこともありませんでした。  
「いやっ…お願い…。触らないで。……お願いだから…」  
 私は執拗にお尻を触る彼の指先から逃れる為、お尻の穴に力を込めながらお尻を振ります。  
「ははは、面白いねー。言葉では抵抗しているけれど、身体はおねだりしているみたいに淫ら  
なダンスをしていますよ」  
 客の男たちは私の思わぬ痴態に大喜びです!!  
「ううぅぅぅっ!!本当に…、そこだけは…、許して。」  
 しかしあまり客を待たせるのもどうかと思ったのか、彼の指がアナルから離れます。  
「いいだろう。しかし、……いずれは、こっちの処女を頂くぜ!」  
 怯えて震える私の耳元で彼は不気味な言葉を残し、輪姦ショーを再開させました。  
 ギラギラ輝く目が、手が、舌が私の全身を這いまわり、おま○こへの責めがこれまで以上に  
激しさを増してきました!!!  
「ああぁぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁぁっ!!はぁぁっっ!!」  
 凄まじい勢いでおま○こを突かれ、気が変になりそうです。もはや、彼の激しい勢いに導か  
れるままに、絶頂へと駆け上っていくのを止めようがありません。  
 だめっっ!!また、このまま逝かされてしまったら…、本当に、…本当に…彼らに逆らえなくなってしまう!!!  
 私は必死でおま○こを締め付け、最後の抵抗をするのですが、締め付ければ締め付ける  
ほど、肉襞が激しく男のモノと擦れ、その快感に翻弄されてしまいます!  
「ああぁぁぁっ!!い…いやっ!!!あああぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!」  
 逝かされまいと、快感に堪え続けていたせいか、これまでに感じたことのない激しい絶頂に  
達してしまいました。  
 私が逝くのと同時に、チ○ポが一段と深くねじ込まれ、子宮全体に熱い男の迸りを感じま  
した。それも、何度も、何度も……。  
 男は満足すると、私から離れていきました。先ほどまで、腰を掴まれていたのですが、今は  
その支えがないので、私はその場に崩れ落ちるようにしゃがみ込んでしまいました。  
「気持ちがよかったようで、何よりだ。だが…、まだ、何本も残っているからな。孕むつもりで  
残りのも満足させてやってくれよ」  
 私はマットの山から引き摺り下ろされ、仰向けに寝かされます。両手が後ろに組まされてい  
るので、胸が上に突き出すような形になってしまいます。でも、それは一瞬のことで、すぐにも  
膝が高々と持ち上げられ、ま○ぐり返しにされてしまいます。  
「たっぷり楽しませてもらうぜ」  
 もはや我慢できないと言った表情の客が、その大きな身体を覆い被せてきました。  
 
「……うぅっ!!お、おかしく……なっちゃう……!!!!」  
 太いっ!!…ああっ、そんなの…、入らないわ!!!  
 今度の男のモノは、でっぷりとした体型に比例しているのか、さっきの二人よりもはるかに太い  
モノでした。それがおま○こを無理矢理押し広げながら、奥へ、奥へと入って来る。でも、すぐに  
は呑み込めず、小さな収縮を繰り返しながら進入を阻止しようとします。  
「はあぁぁぁーーーーっっ!!」  
 彼のモノが子宮の入り口に到達した時には、またもや私はクラクラするような興奮に包まれま  
した。でも、彼は余裕などありません。すぐにも腰を動かし始めたのです。  
「ううぅぅっ!!だめっ!!お願いっ…動かないでっ!!」  
 しかし、彼はゆっくりとではありますが、腰を動かし続けます。小さく出し入れすること、十回く  
らいでしょうか…。少しづつ私のおま○こが、その太さに慣れてくると、彼は腰の動きを速めます。  
「うぅぅっ!!あぁぁっっ!!あぁぁっっ!!はぁぁっっ!!」  
 上から叩きつけるようにおま○こを犯される感覚は、まさに強姦そのものでした!!  
 お願いだから…これ以上…、私を苛めないでっ!!このまま犯され続けたら…、また、狂っちゃうっ!!!  
 勿論、私の心の叫びなど彼には聞こえません。理性の欠片も無くなってしまっている彼は、狂っ  
たように腰を振るだけなのです。そして、その獣のような激しいセックスに、私は今日何度目にな  
るかわからない絶頂へと追い立てられていきます。  
 ああ…気持ちいい…。もう…。どうにでもしてっ!!好きなように犯して…!!!思いっきり、逝かせてっっっ…!!!  
 ここからは、何を口走ったのか、どんな声を上げていたのかも覚えていません。でもはっきり  
と覚えているのは、これまで経験して来たどのセックスよりも感じ、興奮していたと言うことです。  
 彼のリズムに合わせるように荒い息を吐き、彼の興奮と私の興奮がリンクしていく。そして……  
私の方が彼よりも興奮してしまい、絶頂へと先に導かれてしまいました。  
 私はこの時、ほとんど思考力はありませんでした。ただ男たちによる辱めとち○ぽだけが欲し  
いという気持ちだけが止まりませんでした。  
「あうぅぅぅっ!!!」  
 彼は勢いよく腰を打ちつけるとチ○ポを深々と打ち込み、私の中に、大量で濃い精液を吐き出したのです!!!  
 べっとりとした濃い精液…。オスの生臭い匂い…。私は絶頂の余韻だけではなく、その匂いに、  
気が遠くなるような興奮を感じていました。  
「それにしても激しすぎるな、淫乱。初日からそんなに飛ばすともたねえぞ、ははははは……」  
 
 …………それから、どのくらいの時間が経ったのか、自分の身体がどうなっているかすら、私に  
はわかりませんでした。  
「いやっ!いやあぁぁぁっ!!……あぁぁぁぁっ!…も、もう、いやあっ!!!!」  
 休みなく牝穴に精を注がれ続けて、私は悲鳴に近い声で叫んだかと思うと、次の瞬間にはも  
う、口元から涎が止まりません。  
「はぁぁぁぁっっ!!イクっ!!イッちゃうぅぅぅっっ!!!……いっ、いいっ!!たまんないっっ!!!!」  
 私はもうあられもないよがり声をあげて、のたうっています。がくん、がくんと腰を跳ね、何度も  
痙攣が走り、私は白い炎に包まれました。  
 そして、夜が明けるころグレートフェイクショーはすでに街を離れていました。  
 奴隷が走らせる馬車の中でミカエルは新たな出し物の成功に祝杯を挙げていました。…………生  
まれたままの姿の私を抱いて。  
 もう私が本物のミカエル様を思い出すことはないでしょう……。  
 今……馬車の中は、精液のにおいが充満し、むせかえるような、とてもいやらしい雰囲気に包まれています…………。  
 
 
   HAPPY END  
 

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