ハンの中央広場では歓声と共に、連合軍の旗が燃やされていた。
サウスマウンドトップで敗れた諸侯の旗。ヤーデの紋章が、ラウプホルツの紋章が次々と焼け落ちていく。
逃げ場をなくして、隠れ家の窓からその様を見ていたジニーは、世界の終焉を感じていた。
何も出来ないもどかしさに、ジニーは小さな手で拳を握る。
「パパ……ママ……おじいちゃん……みんな…………」
小さな胸は、絶望感で一杯だった。
アニマ教の信者たちは大勢の男女を集めては、怪しげな香を焚き、酒を振舞っては肉欲に淫
らな狂宴が毎晩の様に続けていた。
逃亡を続けるジニーは一度だけその狂宴の様子を覗いた事があった。むせ返る様な香の臭い
と嬌声の中で交わる大勢の男と女。
ジニーはその場から走り去り、こみ上げてくる悪心に嘔吐した。
明かりを手に敗残兵を探し回る偽ギュスターヴ軍の兵士たちが隠れ家の周りをうろついている。
もう、どうすることも出来ないだろう。大陸の中央部は完全に偽ギュスターヴ軍に制圧されて逃
げ出したところですぐに捕らえられるのは目に見えていた。
「ジ、ジニーちゃん!まだここにいたの!?」
掛けられた声にジニーが振り返ると、そこに居たのは師の元に戻ったと思っていたミーティアであった。
「ミーティアさん!どうして?もうテルムに帰っちゃったのかと…」
ハン・ノヴァから続く街道には敵兵が溢れ、通り抜けられる隙間はなさそうだった。ウィル=ナイツ
たちと合流して再起を図ろうと考えていたミーティアだったが、残っていたのはジニーひとりだけだっ
た。ミーティアは全てを悟り、愛らしいその顔は今や真っ青に染まっていた。
「早く逃げましょう、もうすぐこの家にも兵が入ってくるかもしれないわ」
「もういい、ミーティアさんだけでも逃げて」
頭を振り、抑揚のない静かな声でジニーは答える。
「おじいちゃん、ロベルト、それにグスタフももう……プルミエールまでも……」
とぎれながら話すジニーの両の瞳からは大粒の涙が零れ落ちていた。まだ幼い彼女の心情が伝
わりミーティアの顔に悲しみが浮かぶ。
「行こう…ジニーちゃん、まだ…終わっていないわ」
階下で轟音が響いた、ジニーがびくりと肩を震わせる、おそらく家の中に兵が侵入したのだろう。
「もう何処へもにげられない、ミーティアさんは早く逃げて!」
「大丈夫よ…私は…ジニーちゃんと…いっしょにいるわ」
ミーティアは言葉をつかえながら、ジニーの手を取ると、こらえきれず涙をこぼした。
扉が勢いよく開けられ、数人の男たちが入って来た。
ミーティアの形の良い眉が訝しげに動く。闖入者はエーデルリッター旗下の兵士ではなかった。
薄汚れた襤褸だけをまとい、手にする得物も安物、しかも壊れかけの石のナイフだ。
清潔感が全く感じられない襤褸から甘い香の香りが漂い、わずかにその空気を吸っただけで
くらくらとしてくる、……麻薬!!
おそらくこの近辺を中心に活動を続けるアニマ教団の信者だろう、ジニーを捕らえにきたのだ。
「見つけたぞ、ナイツの娘……。へへっ、それにしても随分……色っぺえガキじゃねぇか」
薬物中毒者特有のどろりとした瞳が舐めるようにジニーを見る。
後ろで束ねた淡緑の髪に長い睫毛、白い両肩を剥きだしにしたチューブトップに身を包んで身構
える少女の姿に男は劣情を催していた。
野卑な視線からジニーをかばおうとミーティアは両手を広げて男との間に割り込む。
ジニーもミーティアも戦えるようなものは何一つ持ち合わせていなかった。
「ほぉ、上玉がもう一人…こっちは十分に発育が進んでるよなぁ…」
にやつきながら品定めをする男の視線に、ミーティアは全身を虫が這うような感覚に囚われ
る。胸の二つの膨らみを舐めまわす視線に、思わず身を縮こまらせたくなるが、気力を振り絞り必死で耐えていた。
「お前たちの仲間…そう、プルミエール…だっけな、随分と良かったぜ」
教団員の口から出た仲間の名前にジニーは、瞳を大きく広げて視線を返すと同時に叫んでいた。
「プルミエール!!プルミエールは今どこ!?今彼女はどうしているのっ!?」
少女の言葉に男たちが笑い声を上げる。
「ククク、あの牝犬は最高だったぜ」
「何が大カンタールの娘だ、あんなに人前で尻を振る女なんか見たことがねえ」
「おねがい〜もうゆるして〜なんでもします〜おねがいだから〜もうおかさないで〜」
「何でもするっていうからよ、おま○こに蝋燭差し込んでやったら小便ちびって火を消しやっが
たんだぜ!?あれは傑作だったよなぁ、ギャハハハハ」
男たちの言葉に、ジニーは目が眩みそうな怒りを感じていた。ミーティアは殴りかかろうとする
ジニーを強く抱きしめると代わりに怒りの声を上げていた。
「女性をそんな目に合わせるなんてっ!!あなたたちはそれでも人間なの!!捕虜には捕虜
の扱いがある筈です!!!!」
ミーティアにとめられたジニーは必死に叫んでいた。
「プルミエールに会わせて!!」
男たちは更に笑い声を上げる。じりじりとにじり寄る男たちと今にも飛び出そうとするジニーと
の間に挟まれ、ミーティアの毛穴からは冷や汗が止まらない。
「プルミエールにあわせて〜、ね……」
「ウヘヘ、小さいお譲ちゃん、プルミエールちゃんは今どこにいると思いまちゅか〜??」
「意地悪しないで教えてやれよ、牝犬は逝きまくった挙句にあの世に逝っちまったってなぁ」
その言葉に、凍りついたかのように動かなくなったジニーとプルミエールを眺めて、再び男たちは爆笑した。
『プルミエールはもう生きていない』と一度は覚悟していたジニーだったが、改めて他人から、
しかもプルミエールを嬲り者にした連中から、その死を聞かされるのは受け入れがたい事実だった。
夢であって欲しい…、しかし自分を抱きしめてくれているミーティアから伝わる小刻みな震えと
押し殺した嗚咽が、これは紛れもない事実だと告げている。
「何日もったかな、あの女。ブッ壊れちまって何の反応も示さなくなったから最後におま○こに特
別なのをくれてやったんだぜ」
「牝犬が大好きな太くて熱い棒をな、本物の焼きごてをな……」
「手足を抑えてやったのに絶叫して暴れる暴れる。最後に何て言ったっけなぁ」
「『お義母様ぁぁぁ、許して下さい!!』だろ?ジニーちゃんも『ママ〜ッ!!』って叫んでくれるよ
なぁ?もっともジニーちゃんのママもいつか捕まえて、ジニーちゃんの名前を叫ばせてあげるからね?」
ジニーはミーティアを振り切って飛び出していた。手近にいた男の腰に挿してあった石のナイ
フを奪い取ると、その男目がけて全力で突き刺していた。
鮮血が迸り男は倒れた、がそこまでだった。三人の男が同時にジニーに飛びかかり、組み伏
せて細い腕を掴むとナイフを奪い取った。
ナイフをジニーの喉元に突きつけられるとミーティアは一人の股間を潰したところで抵抗を諦めるしかなかった。
男たちは仲間が殺されているのに平然と、それどころか今では口元に歪んだ笑いを浮かべて
いる。きっとこれから起こる出来事がそれだけ楽しみなのだろう…、ミーティアは背筋が寒くなった。
「元気のいいガキは大好きだぜ」
まだ14歳とは言ってもさすがディガーのはしくれだけのことはある、と男は思った。これだけ
元気があれば十分楽しめそうだ。それに…プルミエールのことを話したのは大正解だった、と。
男はジニーの胸元に手を掛けると、その手を勢いよく下ろす。
彼女の髪と同じ若草色のチューブトップの胸元が裂け、白磁の様な上半身が露になる、まだ
ふくらみはじめたばかりの乳房。ほっそりとした肉つきの薄い腰。ひょろりと細長い手足。それは
まだ女と呼ぶには早すぎる果実だった。
「い、いやぁぁぁあああ!!やめてぇぇぇっ!!!!」
まだまだ幼いジニーにも何をされるのかくらいは分かる。衣服を破り捨てた男を睨み返すが、
すでにその瞳からは先ほどの怒りは消え、怯えの色だけが走っていた。
「お、おやめなさい!!そんな幼い娘に何をするつもりなのですかっ!!」
ミーティアがジニーに群がる男たちに掴みかかった。二十五歳の十分成熟した身体に男たちの目線が注がれる。
「だめーーーーっ!!ミーティアさんは逃げてぇっ!!」
「お、お願いです、彼女をはなてあげて!」
ミーティアは押さえ込まれながらもジニーを助けようと必死で哀願を続けた。
しかし、男たちの手にまさぐられる胸は恐怖に震え、首筋へのキスには全身鳥肌が禁じえなかった。
「お互いを庇い合うなんて、いい話じゃねえか。じゃあまずは大きなお嬢さんから楽しむか」
ミーティアの可憐な唇に男たちは交互にむしゃぶりついた。ジニーを人質にしてミーティアが抵
抗しないのをいいことに遠慮なく舐めまわす。
一人が舌を絡め唾液を流し込む間、他のものたちはミーティアの耳朶や首筋に舌を這わせる。
「ぐうっ……うううっ……あうう…」
ミーティアは恐怖と息苦しさから目を瞑り、ぽろぽろと涙を溢れさせた。
「や、やめてあげて!その人はナイツとは何も関係ないんだからっ!」
必死に訴えるジニーに下卑た笑いを向け、男たちは頷きあうとミーティアを無理やり引き起こした。
「わ、私は大丈夫だから…ね、ジニーちゃ…きゃっ、きゃああああああっ!!!!」
ジニーを気遣おうとミーティアが声を掛けると同時に、彼女は衣服全てを引き千切られて全裸に剥かれていた。
桜色の乳首とこぼれる白い乳房。後ろから羽交い絞めにされながらも、必死で身を隠そうと
腰をよじり白い美脚を妖しく舞わせた。
ミーティアの陰裂を食い込むように見ている男たちの目に釣られ、ジニーもミーティアの股間に目を向けた。
まだ生えかけのジニーのそれとは異なる茂みの奥は、わずかにだが潤っているように見えた。
「見ないでぇぇぇっ!!!見ちゃだめえぇぇぇえええっ!!!!」
一人の男の手と指がミーティアの股間にのび、緩やかにミーティアの茂みを擦りはじめた。
声を出すこともできないジニーとミーティア。と、突然男は茂みを指の間に挟むように拳を握り
締めると、そのまま一気に引き千切った。
「ひぐぅぅぅううううううっ!!!!」
突然の痛みに悶絶するミーティア。男は引き千切った陰毛をジニーの目の前でぱらぱらと落としていく。
思わぬ残忍な男の行為にジニーは怒りの声を挙げていた。
「な、なんてことをするのよっ!!ミーティアさんを虐めないでっ!!!!」
「ふふう、ミーティアちゃんをどうするかはジニーちゃん、君次第だよ。俺たちはどっちでもいいんだぜ?」
ジニーは羽交い絞めにされてぐったりするミーティアを心配そうに一瞥すると、唇をかみ締めて覚悟を決めた。
「降伏します……だから……ミーティアさんを見逃してあげて下さい。お願いします……」
ナイツ家を降した、アニマ教団の教団員としてこれ以上の名誉な出来事はない。
ナイツ最後の血筋の降伏に男たちは狂ったように歓喜の声を挙げた。
「ようし、こっちの女は縛っておけ、しばらくおあずけだ!」
ミーティアの胸が強調されるよう、縄が乳房の上と下を通るようにして、後ろで両手首を縛り上げた。
猿轡を咬ましミーティアを床に寝かせると、男たちはジニーを丸裸に剥くと、自分たちも素っ
裸になって取り囲んだ。
「う……そ……!」
生まれて初めて見る目の前の肉棒は天を突くかのようにそそり立っていた。
不気味な形のそれには青黒く血管が浮かび、吐き気を催すような強烈な臭いがして絶句してしまう。
「ほお、ち○ぽを見るのは初めてかい?まあいい、さっそく奉仕してもらおうか」
「…ほう……し…?」
「知らねぇのか?口だよ、口でしゃぶるんだよ」
「く…ち……えっ!?」
ジニーは再び絶句した。
「できねえのか?だったら、あっちのねえちゃんを可愛がってやるとするか」
男の言葉にはっと我に帰る、男たちは床に転がされたミーティアの乳房と股間を脚で踏みつけ
るように弄びはじめた。
「むぅぅぅんっ!!」
いやいやをするようにミーティアの首が振られる。男たちに嬲られているせいなのか、ジニー
に『私のことは構わないで』と伝えようとしているのかは分からない。ジニーはおそらく後者だ
と確信し、覚悟を決めた。
小さな唇をゆっくりと開いて、目の前の肉棒に近づける。
覚悟をしても、唇の震えは止まらない。
ゆっくりと近付いた唇が、ようやく剛直に触れようとした瞬間、突然、強い力で髪を掴まれた。
「まどろっこしいんだよ、さっさとやりな」
小さな唇を割って、熱い塊が喉まで入り込む。
「むぐぅ!?おご…おうぇ!」
口の中一杯に、嫌な臭いと感触が広がり、嘔吐感がこみ上げる。
「歯を立てるんじゃねぇぞ、やったら分かってるんだろうな?」
そう言うと男は、後ろ髪を掴んだまま、乱暴に剛直を突き入れる。
「うえっ…むご!…えう!…んん!…んえ!」
開いているだけで精一杯のジニーの髪を掴んだまま、玩具の様に容赦なく咥内を犯す。
「ヘ、中々いいじゃねぇか、よし、しっかり飲めよ」
「うう!…むうううっ!!」
嗚咽を上げながら呼吸もままならない少女の喉奥に、白濁の精を叩き付ける。
「おうぇ…えげぇ…」
口内を満たす嫌な臭いと不快感に、中の物を吐き戻す。
「あーあー、もったいねぇ、お行儀が悪いぜ、ジニーちゃんよぉ」
そう言うと男は、苦しそうにえづく少女をベッドに突き倒す。
「い…いや、もうやめて……」
「ほう、それじゃあジニーちゃんは、関係のないはずのこっちのおねえさんで楽しめってのか?」
男が合図をすると、他の男たちは囚われのミーティアに群がり、乳房を鷲?みにし、陰裂に指を挿入していく。
「んんんんっ!!!んむぅぅぅんっ!!!」
自分よりも十歳以上年下のジニーが自分の身代わりと成って、犯されようとしているのを見守
るだけしかできないミーティア。
せめて男たちの責めに感じたりしないように、猿轡を噛み締め声を抑えようとするが完全に無
駄な努力と成り果てていた。
「や、やめてったら!お願いですから、ミーティアさんには手を出さないで!」
「だったら、ジニーちゃんはおとなしくしてな!」
そう言うと、男たちはジニー細い脚を掴んで大きく広げる。
「いやあ!乱暴にしないでぇっ!!」
身を捩って抵抗するが、男たちの力にかなう筈もなく、慎ましい割れ目が男の目に晒される。
肉付きの薄い腰にある脚を開脚されて、なお閉じたまま生毛を生やした割れ目は、女性器とは
違う美しい物であるかの様であった。
屈辱に身を震わせ目に涙を溜めながらも、白い肌を熱に火照らせ、未知の恐怖から逃れようとするジニー。
男は笑いながら、膨らみかけの乳房を掴む。
「ひぃあああっ!」
稲妻を受けたかの様に身体が跳ねる、まだ柔らかくなりはじめた乳房を掴まれた痛みは強烈な
快感となって少女を襲う。
美少女の乳房の感覚を、男はタップリ味わった。
しっとり掌に吸いついてくる柔らかさ、ほんのりとした温かさ、そして指に力を込めれば弾きかえ
してくる硬さ。こんな味わいは処女だけのものだ。
「い…いや……お願い…触らないで…」
気が付けば、初々しい秘裂は綻びながらひくつき、とろみのある液体を溢れさせている。
男の指が、秘裂を割って無理やり刺し込まれる。
「いひいぃぃぃぃっ!!」
頭の中で何かが弾けた、意識が真っ白になって何も分からない、ただ心臓の跳ねる音だけが響く。
ちょろろろろ。
身体の力が抜けた瞬間、少女は失禁した。
まるで他人の身体のようで、言うことを聞いてくれない。
「ハハ、今度はおもらしかよ、まったく行儀の悪い娘だぜ」
白いもやの中で、男たちの笑う声が山彦の様に響く。
「さて、そろそろいんじゃねえか?」
互いに頷き合うと、男たちはジニーとそれにミーティアを数人ずつ別れて取り囲んだ。
ミーティアを取り囲んだ男たちは、猿轡を外すと彼女の身体を赤子に小便をさせる様な格好で抱え上げる。
ミーティアは、一糸まとわぬ全裸のうえに、とらされた開脚姿勢のあられもなさに対する羞じら
いで、火柱のように燃えあがりのたうっている。
「いやぁ!やめて!はなしてぇ!」
ミーティアの泣き叫ぶ声で、ジニー意識を包んでいたもやが僅かに晴れる。
「ミーティアさん……ああっ…そ、そんな……やくそくが…」
「ナイツ家に関わったもの全て見逃すわけにはいかないからな!!」
そう言うと、男の一人は剛直をひくつくジニーの陰裂にあてがうと、一気に貫いた。
「うあっ!ひぃやああぁぁっ!!」
再び頭の中で光が弾ける、心臓の鼓動は一層高く鳴り響き、今度こそ心臓が止まってしまうかと思った。
ジニーの身体は、激しすぎる絶頂に痙攣し、未開の秘洞は少女らしからぬ顫動で男のモノを締め付ける。
ジニーが犯されている横では、開かされたミーティアの脚の付け根に男のモノがゆっくりと力
をこめて、押し沈められていくところだった
喘ぐ秘肉が裂けんばかりに押し拡げられ、猛る男根のカリ首をいっぱいに咥えこんだ。
「ひぃぃぃーーーっ……い、いやあーーっ……」
男は、悲鳴を噴きだしつつ悶えだしたミーティアを燃えるような眼でじっと見据えながら、ゆっくりとものを埋めてゆく。
ピクリ、ピクリ、と食い締める反応が男に伝わりはじめた…。
部屋の中に、二人の女の悲鳴とも嬌声ともつかない声が響く。
秘洞を貫かれ乳房を弄ばれるたび、津波の如く襲ってくる快感という名の苦痛に、二人とも身
体を痙攣させ男を悦ばせる。
「うお、コイツはすげえ…いくぜ、たっぷりとくれてやる」
ジニーを犯していた男が、一層激しく突き上げると細い腰に深々と打ち込み、子宮の奥底に白濁の精を放つ。
身体の奥に熱いモノを受けた瞬間、目の前が真っ白になり、今まででにない強烈で熱い光が頭の中を焼く。
体中を引きつらせ、狭い秘洞が痙攣しながら憎い男の精を吸い上げる。
「ぐっ…ううっ……もう…たすけ……たすけてぇ……」
大きく脚を広げたまま、脚を引きつらせ、すっかり開ききった陰裂はひくつく度に、精液を溢れさせる。
仰け反ったまま脱力して動かない少女のだらしない姿に、早速次の男が肉棒を突きたてた。再
び襲いくる津波に溺れて少女は悲鳴を上げる。
ジニーが嬌声と悲鳴を上げながらのたうっている横では、ミーティアが同時に複数の男に犯されていた。
見ると、男に跨ったミーティアが、騎上位で突き刺され、一心不乱に腰を動かしていた。
胸は男たちにもみくちゃにされ、半開きの口からは、涎だか、ザーメンだか分からない、白いものが垂れ落ちている。
最初、ミーティアは男に跨ってセックスすることなど考えたこともなかったため、操を奪われた上
に騎乗位で交わらされ錯乱した。
「お、降ろしてください!!こんな格好はいやっ!!」
下から激しく腰を突きあげられるたびに、上下に括られ跳びだした乳房を上に跳ねあげながら
哀願した。しかし、ミーティアの引き締まった膣肉を味わい尽くそうとしている男たちが許すわけがなかった。
「あぁぁぁ…いい…いいわぁ…おま○こ、壊れちゃう!!!」
今では下になった男が、突き上げる度に、本当に狂ってしまったかのように喘ぎ続けていた。
「ミーティア!いくぞ!!!!」
その男が、最後に一層強く腰を突き上げた。
「きゃあぁぁぁあああっ!!!!」
そう叫んだミーティアは、そのまま男の胸に突っ伏した。その身体が、ガクガク痙攣している様子
が、虚ろな目をして横たわるジニーの瞳に映っていた…。
その日の夜、ジニーは十四年の短い人生の幕を降ろした。
「いやああぁぁぁぁぁ!!」
憔悴している筈のジニーの大きな悲鳴が響く。
広場に集まった男たちは我先にと少女の身体に殺到し、穴という穴を陵辱する。
男たちの体が密集して作られた肉の城壁に閉じ込められたジニー。
休まることなく秘裂を、口を、そして肛門まで全ての牝穴を犯し抜かれ、全身を覆いつくすほど
の無数の男根が押し付けられていた。
いつ果てるとも知れない男達の陵辱のなか、ジニーは息絶えた。
エッグの影響で狂ってしまった男たちは、その屍体すらも陵辱し歓喜の悦びに打ち震えていた。
「さあ、犯して下さいと言うがいい。思いきり淫らに啼き狂わせてください――そう言ってみろ」
「……ああっ、犯してっ……あううんっ……ミーティアを……ああっ……お、思い切り、啼き狂わせ
て下さいませ……ああぁっ……!!!!」
肉芽から送りこまれる痺れるような刺戟にビクンビクンッと総身を慄わせ、ヒイヒイ喉を絞りなが
ら、ミーティアは操られるように恥辱の言葉を口にした。
ズンッ――重い衝撃が腰の中心を抉った。脂ぎった中年男がミーティアの女を一気に刺し貫いたのだ。
「ひいぃぃぃいいいっ……!!!」
衝撃が背筋を駆けのぼり、脳天で爆ぜた。とっくに粉々に砕けている理性と矜持だが、欠片
の一つも残すことを許されないかのように散らされる。そして快美な痺れとなって四肢に散り広がる。
ジニーの無残な最期を見せ付けられた後、ミーティアはとある金持ちの元へと売り飛ばされた。
偽ギュスターヴに武具を提供することでのし上がった男は金や名誉だけでなく、美しい性交用
の奴隷までも手に入れた。
来る日も来る日も陵辱は続き、肉獄の底に堕ちきったミーティアの悲痛な叫びは誰にも届くことはない。
だがミーティアは生き続けるつもりでいた。
大きく膨れたお腹に宿った新しい生命のためだけに……。