「情熱の舞、魅惑の誘い」  
 
 
僕がフロンティアの開拓者となってから1年経つ。  
未だ開拓が進んでいる辺境の地であるが、その分新たなモノもヒトも日々せわしなくやってくる。  
フロンティアにやってきたこの1年目は僕にとっては激変の日々だった。  
大きなイボガエルが突如出てきたり、誘拐事件があったりと、フロンティアでも様々な事件があった。  
フロンティアは崩壊の危機に瀕したものの、何とか今は立て直している。  
 
大変なのはフロンティアだけではなかったらしい。  
風の便りによるところでは、あのサルーインが復活したり、イスマスが崩壊したり、といったように世界も大変だったらしいのだ。  
そういった多くの事件があったけど、その多くは赤い服でショートヘアの、アメジストの首飾りの女の人が解決していったらしいのだ。  
サルーインを封印したのも、やっぱりアメジストの首飾りの女の人だと風のたよりで聞いた。  
そのときは、フロンティアのみんなが彼女は道連れにされてしまったと思い込んで、飲んだくれては嘆いていた。  
でも、時々酒場に現れる詩人さんだけは、「また見れますよ。あの人の踊りが。」と言っていた。  
その女の人は、前々からフロンティアでは有名な旅芸人であったらしい。  
僕も、その人はよく知っている。いや、正確に言うと、僕だけが知っていることだってある。  
実は、きのう1年ぶりにようやく、アメジストの首飾りをつけたひとが旅芸人の一行として酒場にやってきて踊りを披露していると言う話を聞いた。  
本当に詩人さんの言うとおりになったみたいだ。  
 
あのひとは1年前にも、このフロンティアにいた。そして、僕は確かにその人の踊りを酒場で見ていた。  
そのときが初めての出会いで、しかも体験したことがないような濃密な出会いだった。  
 
1年前。  
僕は一人でフロンティアにやってきていた。  
リガウ島で叔父と叔母に育てられたのだが、16になって一人前になって一旗揚げようとフロンティアにやってきた。  
開拓、モンスターとの戦い、村の護衛と仕事はたくさんあった。  
そんなある日、30ぐらいの板についた開拓者のひとから、酒場に踊り子が来るから見に来ないか、と誘われた。  
フロンティアは、なんというか、むさ苦しい男連中ばかりの町だった。  
女の人だって、入植した頃は華奢でも、半年もしないうちにがっちりした女の人になってしまう。  
そういうなかで、踊り子のようなすらりとした女の人はここでは珍しいのだろう。  
仕事をおえて、開拓者の多くは酒場にいっていたし、僕も酒場になんとなくついて行った。  
 
そこで、彼女の踊りを見た。  
 
フラメンコのリズムに完璧に合ったステップ、しなやかでありながらきびきびとした足の運び、  
あらわになった肩から指先までの白くてなまめかしい腕、  
鍛えられているものの、開拓者とは全く異なったなめらかな曲線を持つからだ、  
そして情熱的に踊りながらも冷静で落ち着いた表情であるというギャップ、  
全く持ってこのような踊りは見たことが無かった。  
ぼくは思わず息をのんだ。ぼうっ、としていると、「おい、おまえどうした?16のぼうやには刺激が強すぎたかなこりゃ?」とか、  
「おいおい、骨抜きになってやがるよ。まぁ、俺も最初はそうだったよ」  
と言う声が聞こえてきた。  
でも、僕は彼女から目を離すことはできなかった。少しでも目に、ながく残したかった。  
「あーあ、一目でほれちまったか。おれもよ、バーバラには何度だって、ここに残ってくれよと頼んだモンだぜ。  
でも、だめだったな。ま、いい夢をみてるんだ。それでよしとしなよ。」  
と、となりの開拓者歴の長そうな男の人が言った。  
踊りが終わった後、たくさんの開拓者が集まって、チップをはずんでいた。  
旅芸人の一行と思われる奇抜な帽子を被ったひとと、小さな女の子も彼女をねぎらっていた。  
その女性、バーバラさんに賞賛の言葉を言ったり、彼女の旅立ちを惜しんでいたりした。  
もちろん彼女にここに残ることや、結婚とかを冗談交じりに言う人もいた。  
しかし、みんなが『彼女は誰のものでもなく、彼女の旅を妨げてはいけない。』と言うことは理解している様だった。  
ぼくはバーバラさんの踊りにぼうっとしていたこともあるし、一同の親密な雰囲気にとまどったこともあって、その輪に入ることはできなかった。  
ただ、ずっと酒場に立ちすくんで、酒場のマスターと、ギター役を即興で買っていたらしかった旅の詩人さんと一緒に眺めていた。  
 
一行が去ったあと、詩人さんが話しかけてきた。「どうですか?彼女の踊りは?私は感動を伝える言葉を持っていません。」  
突然話しかけられたので、「ええ、初めて見ました。」と何となく答えると、  
詩人さんは目深に被った帽子の下で、話しかけて失敗したかな、という苦笑いを浮かべ、  
「いや、何でもありません。本当にすばらしいですよね。私も明日たびだつので、では、これで。」と言って、そそくさと酒場を出て行った。  
ずいぶんと忙しい人だな、と思ったが、彼のおかげでぼうっとなっていた頭が、現実に引き戻された。  
でも、心臓は強く打っているし、まだ指先が少ししびれている。  
家に戻ろうと酒場を出た。もう空には満点の星がきらめいており、早く家に帰って寝なければ、と思う。  
きっと眠ることはできないだろうが、酒場にずっといるわけにも行かない。  
もうみんな帰ってしまったし、僕も家に帰ろうとすると、突然後ろから声をかけられた。  
「そこのあなた!あなたよ!」とても色っぽい、いかにも「大人の女の人」の声だった。  
ふと見ると、彼女−バーバラさんが僕の目の前にたっていた。  
 
今日はあまりに突然の出来事ばかりで、頭が真っ白だ。  
そうしている間にも、彼女は僕の目の前に近づいてきて、少し上目遣いに僕を見た。  
目を伏せると、彼女のかたちのいい胸の谷間が目に飛び込んできた。  
目の前を見ると、彼女の憂いを帯びた瞳が目に映る。  
あれだけ初めて酒場で見て、あこがれてしまって、そして近づけなかった人が、こんなに近くにいるだなんて信じられない。  
とにかくどうしていいかわからず、顔を背けてしまった。  
「ど・・・どうしたんですか?もう今日は休んでるんじゃ・・・」と、精一杯彼女に聞くと、  
「ううん、ただ、さっき酒場にきてくれたとき、ずっとあたしのこと見ててくれたでしょう?」と答えた。  
「うん・・・あんなのをみるのは初めてで。もう、頭が真っ白になってしまって・・・」「あ〜ら。本当に気に入ってくれたのね。ありがとう。」  
「うん、でも、ごめんなさい。何もできないし、チップも出すこともできなかった。」  
「いいのよ。あなたの仲間からたくさんもらったから。それより、本当に気に入ってくれたみたいで、お姉さんうれしいわ。」  
彼女は僕の両頬に腕を伸ばして、軽く僕の顔を挟むと、くい、と優しく彼女の顔に向き合わせた。  
「かわいい。」彼女がにっこりと笑う。きっと、僕はもう真っ赤だ。そもそも女の人にここまで近い距離で見つめられるのは初めてだし。  
「あなたには、じっくりあたしを見ることができなかったみたいだし、ほら、特別に見せてあげる。入植祝いもかねてね。」  
「いや・・・見せるって・・・こんなところで?」と聞くと、「まぁ。ここは流石にマズイわね。アナタ、一人で住んでるの?」  
「うん。」「そう、いいわ。ならそこに案内してちょうだい。」  
「え?じゃあ、うちで!?」「そうよ?そもそもあたしは今日も馬車で寝るんだから。時にはちゃんとした屋根のある家で寝たいわよ。」  
という、あまりにも唐突な運びで、彼女は僕の部屋にやってきた。  
 
僕の家は以前に入植していた人がたてて、暮らしていた家だった。  
以前の住人はなんでも、最近増えたモンスターに家族ぐるみでやられてしまったらしくて、その後入植した僕に家があてがわれたのだ。  
正直、一人暮らしの僕にはもったいないほどの大きさと設備の整った家であるのだが、  
やはり一人暮らしには不慣れな僕ではどうしても掃除が行き届かなくて少しほこりっぽくなっている。  
「ふうん、男の子の一人暮らしにしては、キレイにしてるわね。あ〜ら、このベッド、いただくわね。」  
「あ、ああ、ごめんなさい。たいして掃除もしてなくて・・・いや、ちょっと!」と言うまもなく、彼女は僕のベッドでごろん、と仰向けになっていた。  
彼女の真っ白なおなかがあらわになって、その真ん中にかたちのいいへそがくぼみを作っている。  
「どうしたの?一緒に横にならないの?」  
「う・・・うん。」どうやらようやく事態が飲み込めてきた。  
僕の家のベッドに、あの踊り子が横になって、一緒に寝ないかと言っているのだ。  
僕がうわずる息を抑えて何とか横たえると、バーバラさんは僕の手首をつかむと、その胸にぎゅっと押し当てさせたのだ。  
「どう?きもちいい?そう、優しく揉んで・・・そう、上手よ・・・」  
そして、彼女はブラをするりと脱いだ。すると、見たこともないほどの立派な胸が、ぼろん、とあらわになった。  
「服の上からじゃ我慢できないの。じかに。そう。なでて、揉んで。」  
そう小さくあえぎながら、彼女はいきなり僕の股間に手をやってきた。  
「あ〜ら。大きくなってる。そう、あたしに欲情してるんだ。」  
「そ・・・それは・・・」「ふ〜ん。あたしが踊ってるところを見たときから欲情してたのね。ほら。もう先っぽがぬるぬるになってる。」  
彼女はいつの間にか僕のズボンの中に手を入れ、指先で僕の一物をもてあそんでいた。  
「かわいい・・・泣いているのね。みて。こんなに泣いてるよ。あなたの。」と言いながら、彼女は僕の液で糸を引いている指先を見せた。  
正直、かなり恥ずかしい。いったいこの女の人は何なのだろう。でも、僕のものが立ち上がって、先走りまで引いているのは紛れもない事実なのだ。  
 
彼女の言うとおり、ぼくは欲情している。  
そうまでされて、ようやく僕は真っ白な頭で彼女の胸をなでて、もみ始めた。  
両手を、両方のおっぱいにかぶせているのだが、どうすればいいのかよくわからない。  
「そう。ふもとからゆっくり先っぽまで、じっくりとなでながら揉んでいって・・・」  
「こう?」と聞きながら、彼女の言うとおりに胸をなでる。指先に、手のひらに、餅のようにしっとりとした肌が絡みついてきて、すごく心地よい。  
乳首に指が触れると、彼女は「あん!」と高い声を上げた。彼女の顔を見ると、さっきの表情とは少し違って、切なそうな表情だった。  
初めてみる表情だ。僕はもっとその表情がみたいと思って、彼女の乳首をそっとつまんだ。  
「ううっ!!」彼女は目をぎゅっとつぶって、かぶりを振った。僕はまたゴクリとつばを飲みながら、もっと責めてみたくなった。  
でも僕の時間はあっという間に終わってしまった。突然、僕のペニスに強烈な快感が走ったからだ。  
思わず胸から手を離してしまう。彼女の小指が、僕の尿道に刺さって広げていたのだ。  
あっという間に彼女は余裕を持った表情に戻って、蛇の様に自分の唇をぺろりとなめた。そして、僕の上着のボタンをするすると外していく。  
「もう。すぐ調子にのっちゃうのね。本当に、初めてっていう感じがして、かわいい。今日は、『あたしがリード』するんだから。」  
そして、僕のズボンをおろして、彼女も素裸になってしまって、ちょこん、と僕の側に正座していた。  
そして、いたずらっぽい目でベッドにしゃがんでいる僕を見下ろした。  
僕も、彼女−バーバラさんと目を合わせた。  
裸になってみて、側に座って見下ろされると、一気にバーバラさんとの距離が近づいて、目を合わせられたと思う。  
彼女は僕と目を合わせ、こくりと頷くと、ガッ!と僕をベッドに組み伏せた。そして、僕の乳首に舌を這わせてきた。  
「んっ!んんっ!」思わず声が出る。しびれるように気持ちがいい。「ふふ、男の子も乳首で感じるのよ。あ、しょっぱい。」  
それはそうだ。僕は今日も仕事をしてたのだから。でも、そう言うことを言われるとなんか恥ずかしい。  
「あ〜ら。恥ずかしかったの?でも美味しいわ。あなたの肌。」そう言いながら、胸、腹、と彼女の舌は移動してきて、そして、僕の男根の先に到達した。  
じゅぶ、と言う音を立ててバーバラさんの唇に僕の亀頭がめり込む。次の瞬間、唾液がじゅわっとまとわりついて、さらに舌が濃厚に絡みついてきた。  
「くっ!うううっ!」はぁはぁと息をたてながら、下のほうをむくと、彼女は上目遣いで僕の視線を受け止めた。  
そして、唾液と先走り液まみれになった男根がぬるりとバーバラさんの口から出された。  
「みて。こんなに大きくしてる。しかも、こんなにぬるぬる。これ、あたしのも混じってるけどあなたのがほとんどだわ。」  
それから、ズイと僕のからだの上に登ってきて、僕の耳元にぬらぬらと光った唇をくっつきそうなまで近づけてから、  
「ねぇ、あなたのコレ、あたしのコッチに挿れたいんでしょう?」といって、僕の指をつかんで、彼女の股の間においた。  
そこはもうべちょべちょにぬれていて、すごく物欲しそうにしているのは僕にでもわかった。  
正直、ぬれるぬれるとは昔から聞いていたけど、こうまでぬるぬるになるものとは知らなかった。  
僕は好奇心から草むらをかき分けて、指を滑らせて、その柔らかい肉を傷つけないようにあたりの様子を探ってみた。  
草むらのなかはびらびらとしたヒダがあって、いわゆる、女性の穴がどこにあるのかよくわからない。焦って、少し乱暴にさわってしまったらしい。  
「んん・・・、何を探してるの?ちょっと指の力が強いかな・・・。」  
僕は思わず手を離し、バーバラさんと見つめ合う。彼女は少しいたずらっぽい大きな瞳で、僕を見ていた。  
焦ってしまったせいか、僕の男根はほんの少し勢いを失っていたが、彼女はすぐに僕の裏筋にその細い指を這わせて、再び立ち上がらせる。  
バーバラさんは少し黙ったあと、「あなた、こういうのは初めて・・・そう、童貞なんでしょ?女のひとのオマンコにいれるなんて、初めてでしょ?」  
と、聞いてきた。オマンコ、なんて言うなんてなんて人なんだろう、と思いながら僕がつばを飲み込みながら頷くと、  
「いいのかい?もらっちゃって。今なら引き返せるわよ?あたしでいいの?」と聞いてきた。  
ぼくに許された唯一の答えは、「バーバラさんがいいんです・・・」だけだった。  
 
「うれしい。そう。じゃあ・・・」  
といい、バーバラはごろんと仰向けになって、両手を前に差し出して僕の方を見た。  
「いらっしゃい。」  
そう言われても、彼女の太ももは閉じたままだ。僕は思わず彼女の膝をたたせると、ゆっくりとこじ開けるように太ももを割った。  
すると、今まで見たこともなかった彼女の秘所があらわになった。そこは、ぬらぬらと光っていて、本当に何かを欲しているみたいだった。  
おそるおそる手を触れると、湯気が立っていないのが不思議なほど熱くなっていた。  
でも、彼女の瞳は落ち着いていて、まるで、「こういうことは慣れてるの」と言っている様だった。  
「そう、ここにいれて。わかるかしら?」と、彼女は焦る僕のものにその指を添えると、ゆっくりと導いていった。  
僕は言われるままに、バーバラのあそこに亀頭をあてて、穴を探っていると、亀頭の先がずぶ、とめり込んだ。  
−−熱い。今まで亀頭でこのような熱さを味わったことが無いほど、熱い。さらに進めていくと、その中はもっと熱かった。  
しかも、先ほどの指や口とはまた異質な、濡れきったヒダがどんどん僕を食べていく。  
そして、とうとう根本まで入った時、バーバラと僕の腰がぶつかって、ねちょ、という音を立てた。  
いれたままで、バーバラと再び視線が合う。余裕を感じさせつつも、どことなくうれしそうな瞳だ。ぼくも、うん、と頷いた。  
「あなたの童貞、頂いちゃったわよ。さあ、次はゆっくり出し入れして、あたしを丸ごと感じて。あたしの中を・・・すみずみまで。」  
はぁはぁ、と、少し息を荒げながらも、バーバラは余裕を持って僕を観察していた。  
僕の方はと言えば、彼女の中じゅぷじゅぷと音を立てながらかき回していた。男根全体が、ねっとりした液体とざらざらしたヒダでしごかれて、  
苦しいほど気持ちいい。腰を止めてしまえば苦しさは止まるのだろうけれど、この気持ちよさが止まってしまうのは嫌だ。  
「もっと・・・もっと激しくかき回して。」バーバラがそっと足を絡めてきた。そして、僕の苦しんでいる顔をいたずらっぽく見て、膣をぎゅっと搾った。  
「それから、その両手で、さっきみたいに揉んで・・・」ふうっ、ふうっ、と息をととのえながらも、彼女僕に要求した。  
僕は言われるままに彼女の胸を手のひらで優しくつかむ。その瞬間、僕はびっくりした。  
さっきは柔らかくて、すべすべした手触りだった胸が、今はじっとりと濡れていて、張りがあって熱くなっていたからだ。  
そして乳首も思い切り硬くなって、立っていた。そこをやさしくこりこりとつまみながら、バーバラの中の、特に奥を突き続けると、  
彼女は突然慌てて声を上げた。「ちょっと!それは・・・!いきなりそんなとこ!ちょっとまっ・・・」  
突如、彼女の胴びくびくと反り返って、汗がぶわっとにじみ出た。  
「ああっ!あんっ!ひいっ!あああーっ!あん!あんっ・・・!」  
あれだけ落ち着いて、いたずらっぽかった彼女が、今は顔をしかめて、歯を食いしばって、目をぎゅっとつむって、なにか耐えている様な表情に変わった。  
僕の方も限界だった。  
「うわあああっ!でる!でるっ!」頭はほぼしびれきっていたにも関わらず、どうしてもバーバラの中には射精できなかった。  
どういう訳かは知らないが、きっと僕は「責任」とかを考えたり、彼女のからだのことを考えていたのだろう。僕が思わず彼女の中から抜き取ると、、  
バーバラのおなかの上に白い液体が勢いよくこぼれた。  
「はぁ・・・はぁ・・・」僕がバーバラの方を見ると、彼女は息を整えながら、おなかの上にこぼされた精液をすくって、指に絡めると自分の口にはこんで、  
紅い舌でぺろりとなめた。「あなたの・・・濃くて・・・美味しい。いったいどれだけためていたのかしら?」  
僕はそんな彼女の様子を、射精後のぼうっとした目で眺めていた。  
すると、彼女は僕の半分萎えたものに絡みついた液をその舌で舐め取り始めた。  
「はぁ、久しぶりに、イッちゃった。がんばったね。キレイにしてあげる。」そう言って、なおも舌を絡め続ける。  
でも、明らかに舌先でじらすように舐めたり、濃厚に舌を絡ませたりと、  
そこには別の目的があるかのような舐めかただった。気づくと、今しがた出したばかりなのに、僕のモノはまた立ち上がっていた。  
それを見るとバーバラはうれしそうに、目で笑った。  
 
「ねぇ・・・どうしてさっきは外に抜いたりしたの?」バーバラは不思議そうに聞いた。  
「それは・・・バーバラさんのからだのことが心配だったし。」と答えると、彼女は笑っていった。  
「あ〜ら。そう言うことなら、あたしはアルツール特性の避妊薬なら飲んでるから問題なかったのに。」  
え、と拍子抜けしてしまった。  
「でも、もう一回しようか。また、はでにやろう!」と、バーバラは明るく誘ってきた。  
「じつはあたしも、さっきイク途中で抜かれたから、もう一回ほしいのよ。挿れてくれないかなー?」  
と、彼女は次は四つん這いになって、こちらを見た。そして、また挑発するような目線で誘ってくる。  
四つん這いになると、彼女はくっきりとくびれたウェストと、少し大きめでかたちのよい女性的なおしりをしていることがよくわかった。  
そして、おしりの山の間に、バーバラの女陰がぬれぬれと光っていて、さっきまでいれていた秘穴が半分口を開けて、僕を誘っていた。  
先ほど指でさわっていた、ぬめぬめしたヒダが、今度ははっきり見える。そして、その上ではぬるぬるに光ったお尻の穴がひくひくしている。  
「こんなになってるのか・・・」おもわず声が出る。  
「そうね、なら、ちょっとさわってみる?やさしくしてね。」さらにバーバラはぐい、と尻を後ろに突き出した。  
僕は指を割れ目に沿わせると、わざと音が立つようにくちゅくちゅと指を絡ませはじめた。  
「ん!あ、それいいかも・・・アナタ、上手ね。そう、もう少し下かな・・・」  
言われるとおり、指を下に沿わせると、こりこりした小さな突起があった。これがクリトリスというやつだろうか。  
「そう。それを、指ではじいて。うん。優しくはじくようにこすってちょうだい。」僕はもう、言われるままにするしかない。  
くちゅ、くちゅ、と言う水音が部屋中に響き渡っている。  
「もっと・・・そう、そういうのがもっとほしいのよ。ああっ!あん!」  
バーバラは僕の指をむさぼるように、腰を上下に振り始めた。なんか、僕の指の方が逆に彼女に食べられているような感じだ。  
元々びしょびしょだった彼女のあそこは、今ではもうぼたぼたと液をこぼして、シーツがしみだらけになっている。  
さらに、血が集まっているのかあそこがぱんぱんに張っていて、硬くなっていた。  
バーバラの顔から、徐々に余裕が消えていくのがわかった。とても切なげな顔で、こっちを見ている。  
「あ、バーバラさん・・・もう、こぼれてるよ。液が。」と言うと、彼女は顔を赤らめて、今度は許しを請うような目線で僕の方を振り返り、  
「そう!もっとどろどろにして。もっと絡ませて・・・くっ!はああっ!あっ!いくうっ・・・!イクっ!」と叫び、突然ベッドに丸くうずくまってしまった。  
「あれ?どうしたの?」と聞くと、彼女は丸くうずくまったまま背中をびくびくとふるわせ、  
「やめないで!そんな、イク途中でやめるのはやめて!もっと激しくこすって!完全にイカせてきって!」  
僕は慌てて、彼女の言うままに彼女の下の口を指でむさぼりつづけた。  
 
「先にイッてしまったわ。」バーバラは、ベッドに仰向けになって息を整えながら、もとの表情に戻って僕を見た。  
僕は未だに屹立させたモノをもてあましながら、彼女と視線を合わせる。  
「一人で先にイクなんて、ちょっと大人げなかったかしら。」と、照れを隠すような表情でこちらを見て、片目をつむって見せた。  
あの余裕があったバーバラがあんなにイッたことが、まだ頭に残っていて、どことなく誇らしいが、  
ううん、と首を横に振ると、彼女は、「でも、このままじゃアナタの方が、おさまりがつきそうにも無いわね。」といい、  
僕の一物をぺろり、となめ上げた。  
「おいしい。あなたの液。今度はもっと私の中にたくさん出してもらえないかなー?そうだ、今度は後ろにいれてもらえないかしら?」  
「うしろ?後ろって・・・」  
「そう、後ろの穴よ。その、おしりの穴。アナルセックスって言うのよ。さっきとはちょっと違ったところで、どうかしら?」  
そして、四つん這いになって、くい、と彼女は自分のお尻−アナルを開いた。そこはくすんだセピア色で、その中心はピンク色に染まっていた。  
 
「ほんとにいいの・・・?」  
「お願い。きてちょうだい。はやく・・・」彼女は瞳に笑みを浮かべながら催促する。  
ええい、なるようになれだ!と思い、僕は彼女のお尻の中に挿入した。  
「きつ!」と思わず叫んだが、彼女は、「ん・・・もっと強く押し込んで!そう・・・入り口をくぐれば中は広いから・・・」と言い、さらに自分でもお尻をゆるめてくれた。  
そうして、僕はバーバラのアナルでも食べられてしまった。さっきの膣とはまた違って、ヒダこそ無いものの、お尻の肉がぴっちりと隙間無く張り付いてくる。  
「あはぁっ・・・!」彼女の背中がぐいっと反り返って、背中じゅうから汗がぶわっと吹き出してくる。  
「うごいてっ・・・思いっきり動いてっ・・・!」と、今度は最初から余裕のなさそうな声で彼女が要求してきた。  
僕は彼女の尻たぶをつかむと、きついお尻の中を何度も行き来した。さっきの前でセックスをしていたときの、しごかれる感じとは違って、  
今度はきつく搾り取られる様な感じだった。そう、まるで搾乳されるみたいに、精子を強制的に出させるような感じだ。でも、根本がぎゅうっと締まるので、  
これでは射精できそうにない。「くうっ!」と、気持ち良さと苦しさが混じって、声が出てしまう。  
バーバラの方を見ると、「うはぁああ!ひんっ!ああーっ!あああーっ!」と、獣のような声を上げながら、首をしゃにむに振りながら感じていた。  
彼女が後ろを振り返ると、顔は涙と涎でべしょべしょだった。あのバーバラが。信じられない。  
僕は思わず彼女のくびれたウェストに手を回すと、彼女の状態を少し引き起こした。  
「え・・・どうしたの?」と、彼女が答え終わる前に、僕の片手がバーバラの茂みの方にのび、そのままクリトリスを挟んだ。そして、再び突く。  
「ああああーっ!ううっ!あん!ああああん!ひいいっ!もうっ・・・ダメ!うう、許して!もう、突ききって、中に出して!」  
「いや、バーバラがそんなに根本を締めるから、出したくても・・・ううっ!」  
「無理よ!そんな余裕、もう無い・・・ひんっ!」  
そう言いながらも、ようやく彼女は入り口をほんの少しだけゆるめてくれた。  
「あ、でも・・・でそうだ・・・うああっ!」  
次の瞬間、バーバラの体内に大量の精子を僕は流し込んでいた。まるで永遠に続くかのように、少しでも彼女のおくに、流し込んだ。  
それと同時に、彼女の中が僕のを最後の一滴まで搾り取るように、波打つように痙攣して、  
「く・・・イクっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!ああーっ!んあああああーっ!」バーバラはもはや悲鳴にも近い声を上げて、達していた。  
 
もう、こっちも意識が遠い。バーバラの中から抜き取ると、僕は横になった。それからのことは、よく覚えていない・・・  
 
気づくと、もう深夜、草木も眠る様な時間になっていた。  
「あら、起きたの?」ふと見ると、バーバラが服を着て、僕の家のいすに座って、紅茶を飲んでいた。  
「どう?アナタも飲む?」といい、お茶を差し出してくれる。咽がからからだったので、お茶を飲んで一息つくと、  
「あなた、ここに来てまだ浅いんでしょう?どことなく寂しそうだったし。放っておけなくなってああいうことまでしちゃったわ。  
でも・・・私がどうしてもアナタのことを頂きたかった、と言うのもあるんだけど・・・うん、だけど、最後までああしてくれて、ありがとう。」  
と、いつもの余裕を持った笑みに戻ってそう言った。  
「いや・・・」僕は今までのことを思い出して、照れるばかりだ。  
「でーも、アナタに何があってここに来たのかは知らないけど、ここはいいところだと思うよ。来る度にいつもそう思う。  
みんな、ここの人たちはいい人ばかりよ。あたしは明日旅立つけど、アナタも明日からも元気で仕事するのよ。」  
僕は、うん、としっかり頷いた。  
「じゃあね。あたしはまた来年もここに来るよ。」と、バーバラは言うと、あっという間に夜の闇の中に消えていった。  
彼女を追おうとしたが、まだからだが動かない。そして、翌朝には彼女は旅だっていったという話を聞いた。  
「ありがとう、バーバラ。」僕は夜の闇に向かって、つぶやいた。  
 
 
そして、今日はあれから1年たって、またバーバラがここにやってくる日だ。今度は彼女の本当の意味での『踊り』に参加できて、一緒に楽しめたら、と思う。  
 
−Fin.−   
 

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