「ねぇねぇ。あっちにテトラフォースがあるんじゃない?」  
「おいルビィ、そっちはさっき行ったばかりじゃないか」  
「違うって、何勘違いしてるのよバカヒロユキ」  
「なんだよ・・・またすぐ人をバカ呼ばわりする・・・」  
「とりあえず行ってみましょ〜」  
・・・ここは二つの月の神殿  
神秘的な外見とは裏腹に、エルダードラゴンなどの恐ろしいモンスターが巣くう二面性を持つ場所である  
「あそこが怪しい!よーし行くわよーッ!!」  
「なんであんなにテンション高いんだ・・・ルビィは・・・」  
「脳天気は楽でいいものだ。策を練らずにどんどん先に進んでいけるしな」  
「ルビィ!気を付けないとモンスターに出会しちゃうわよ!」  
気の向くままに走っていくルビィだっただが、それが行けなかった  
彼女は気づかずに落とし穴のスイッチを踏みつけてしまったのだ・・・  
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」  
「ルビィ!」  
一行は声のする方向に駆け寄ったが、落とし穴も塞がれていて、スイッチもめり込んでいてもう動きそうにない  
 
「いったぁ・・・やっちゃったぁ・・・」  
なんとか歩く事はできそうだが、今はとても腰が痛くて立つ事ができない  
痛さを堪えながら彼女は勝手に行動した事を後悔しながら腰をさすっていた  
・・・カツン、カツン・・・  
「モ・・・モンスター・・・?」  
・・・カツン、カツン・・・  
その音はだんだん大きく響いてきた  
・・・カツン、カツン・・・  
「そんな・・・今モンスターに会ったら・・・」  
モンスターは手に光を放つモノを持って近づいてきている  
あまりにも眩しすぎて、光を放つモノとモンスターが見えない  
ルビィは逃げようとするが、腰に痛みが走り、とてもそんな事はできない  
だがモンスターの光は弱まり、ルビィの目にその正体が晒された  
「貴女は・・・あの時の悪党!」  
・・・ジーン・ムーアだった  
「悪党って何よ!勝手に人を悪党にしないでくれる?それよりアンタ、テトラフォースを持ってたでしょ?  
 アレ、今すんごく必要なの。お願い!持ってるテトラフォース貸して!使い終わったら返すから!」  
「神聖なるテトラフォースを貴女達に渡すわけにはいきません!それより貴女の持っているテトラフォースを渡すのです!」  
「だからさ!今私たちに必要なんだって。使い終わったら返すから・・・本当にお願い!」  
 
「言っても分からないのですね・・・ならば!」  
ジーンは剣を引き抜き、ルビィの衣類を切り裂く  
服は細切れになり、服の中に隠しておいたテトラフォースが音を立てて落ちた  
「なっ、何するのよ!どうしてくれるのよ!」  
「仕方ないのです・・・全ては我が騎士団のため・・・」  
「大体アンタ達は何のためにテトラフォースを使うの!?」  
「それはイスカンダールの力を手に入れるため・・・このテトラフォースには偉大なるイスカンダールの英知や力が詰まっているのです」  
ルビィはそのテトラフォースを見ているうちに、テトラフォースに限りない魅力を感じ始めた  
その間にジーンは懐から持っている3個のテトラフォースを自分とルビィの周りにゆっくりと置く  
そしてジーンは静かに言い放った  
「そしてこのテトラフォースは・・・歓喜にふるえ、喜びに身をゆだねる乙女の姿を動力源とする・・・  
 貴女をテトラフォースのエネルギーにさせて頂きます!」  
そういうとジーンはテトラフォースに魅了されているルビィを押し倒し、唇を奪った  
そこから首筋、鎖骨、へそ、太股とルビィの全身を丹念に嘗め回す  
ジーンは空いている両手をまだ手をつけていない乳房に伸ばす  
その可愛らしい乳房に手をつけ、大きさ、柔らかさを確かめた後、優しい手つきで揉み始めた  
彼女の手つきはまるで大事なものを壊さないように丁寧にものを扱うような手つきだった  
周りにあるテトラフォースからは少量の光が漏れてきているのが分かる  
ジーンはそのテトラフォースを二つ手に取り、ルビィの赤く膨らんだ先端に擦りつけた  
「ひぃぁっ!冷たい・・・」  
テトラフォースの平面部分でその蕾を擦ったり、頂点の部分で乳首をつついたりする  
そうするたびにその正四面体からは光が溢れ、ルビィの顔が赤く火照っているのがよく分かった  
 
・・・ルビィは墜ちていた  
ジーンから身体中を舌での愛撫を受け、絡みつくようなキスを交わし合い、  
そこから来る快感にルビィはジーンの虜になってしまった  
彼女のためならば何を捧げてもよいとルビィは思う  
その代わり、誰よりもジーンに愛して欲しいという感情がルビィにはあった  
「・・・貴女様のお名前は何ですか・・・?」  
重い口を開き、ルビィはこう言った  
「私の名か・・・?私はジーン。ジーン・ムーアと言います・・・」  
「嗚呼・・・なんて素敵なお名前・・・」  
「フフ・・・有り難う・・・私もこの名前を誇りに思う・・・ところで、貴女の名前は?」  
「私ですか・・・?私はルビィと言います・・・ジーン様程素敵な名前ではないのですが・・・」  
「いい名前じゃあないですか・・・」  
ジーンは立ち上がり、しなやかに身に纏っている甲冑を脱いだ・・・  
その肢体は日頃の訓練による逞しさを持ちながらも、女性独特の美麗さを持つ肉体であった  
ルビィの目は裸のジーンに釘付けにされ、よりジーンに魅了されていった  
ジーンはルビィのもとに歩み寄り、お互いの存在を確かめ合うように抱き合った  
「ジーン様・・・私・・・幸せです・・・」  
「ああ・・・私もそうです・・・ルビィ・・・」  
歓喜のあまり、ルビィの目から滴がこぼれ落ちる  
それが背中に伝っていったのを感じてか、ジーンはきつくルビィを抱きしめた    
 
「さぁ・・・続けましょう・・・」  
ジーンは自分の二つの乳房を持ち、ルビィの乳首に自分の乳首を擦りつける  
ルビィもジーンの真似をし、お互いの乳首を擦り合わせる形となる  
「ジィッ!ジーン様ぁッ!」  
「ルビィ・・・凄いぃ・・・ひゃぁ・・・」  
冷静を装ってきたジーンだったが、乳房の先から生まれる快感に呼吸が乱れてきた  
またそれはルビィも同じで、必至で快感を我慢しようとするその表情はジーンの興奮を助長させた  
・・・じゅん  
ジーンは自分の秘部が熱くなるのを感じた。そしてそれはルビィも同じだった  
ジーンの手はルビィの手を自分の秘部へと導く  
そしてジーンはルビィの秘部へ自分の手を伸ばした  
お互いの身体を密着させたまま二人は相手の花を貪る  
自分の舌で、相手の舌を嬲り合いながら  
「良いですっ・・・はん・・・あぁっ・・・もっとぉ・・・」  
「ルビィ・・・私もいい・・・ですっ・・・」  
ジーンの濡れそぼった秘部がルビィの人差し指にかきまわされ、愛液がとめどなく沸いてくる  
ルビィの手に絡みつく液がくちゃくちゃと恥ずかしい音楽を奏でる  
ルビィも、ジーンの止めどなく続く愛撫によりもう立っているのも辛いほど快感を浴びていた  
なぞるように秘部を弄くり、じゅぷじゅぷと挿入を繰り返す  
「もっと・・・ジーン様が欲しいのです・・・ジーン様ぁ・・・」  
「ルビィ・・・分かりました・・・貴女になら最も淫らな私を見せてもいぃ・・・」  
 
ジーンはルビィを座らせ、大きく開脚をするように言った  
そして開かれてよく見えるルビィの花弁にジーンは自身の花弁を押しつけた  
多少体勢がきついが、溢れ出す快感の前には苦痛なんて無かった  
ジーンが腰を動かし、二人の花が摩擦する  
二人の花から溢れ出る蜜が混ざり合い、ルビィのアナルを濡らして床にしたたり落ちる  
「ジーン様・・・私は何時までもぉ・・・ジーン様の性奴隷でいいですからぁ・・・可愛がって下さいぃ・・・んっ・・・」  
「ルビィイイっ!貴女は私だけのぉぉぉっ!」  
ジーンは自分の身体を大きく揺さぶり、花弁がぶつかり合う度に甘美な悲鳴をあげる  
・・・ぴちゃ・・・くちゅ・・・ちゅぷ・・・  
花弁が花弁に触れ合い、それが織りなす音は激しさを増す  
二人の呼吸も荒れ、額に汗が浮かんでくる。絶頂が近いんだろうと二人は感じていた  
「ジーン様ぁ・・・私・・・イっちゃいそうです・・・」  
「一緒にイくのです!私たちはずっとぉ・・・ずっと一緒です・・・」  
「ジーン様ぁ!ジーン様ぁ!ジーン様ぁぁぁぁぁぁぁっ!」  
「ルビィィィィィィィッ!」  
連結した花弁からは一気に二人の愛液が溢れた  
仰向けになるルビィにジーンはキスの雨を降らす  
「ジーン様・・・私・・・ジーン様と一緒に・・・」  
「あぁ・・・このテトラフォースを全て集めよう・・・一緒に来てくれるだろう?」  
「はい・・・もちろんです・・・」  
ルビィが騎士団の一人となり、サファイア達の目の前に現れるのはそれから約一ヶ月後の事だった・・・  
 
                               〜完〜  
 

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