「はぁ・・・いいお湯ですわ〜・・・」  
何故かここは温泉宿デス。  
話が唐突すぎるよオイコラとか言われても、今回はそういう設定なので諦めて下サイ。  
てなわけで、マリーの温泉湯けむりなんとやら、デス。  
 
広い温泉に浸かって、ほどよくいい感じにあったまったマリーはそろそろ上がろうとして・・・  
その時、「女湯」と書かれたのれんをくぐってやってきたのはファー様とグレースの仲良しオバサ・・・もとい、二人組。  
「おや、マリーじゃないか」  
「はい。お先にお邪魔させて頂きました」  
「丁度いい、ちょっと酒が多すぎるんじゃないかって話していたところなんだよ。一緒にどうだい?」  
見ると、グレースが持っている桶には酒と肴が乗っている。  
「あらあら、楽しそうですわね〜。でも、そろそろ上がらないと、のぼせてしまいますわー」  
「いいじゃないか、女同士仲良くやろうじゃないか!」  
「あーれー」  
というわけで、のぼせ気味のマリーは彼女達に引きずられて再び温泉の中へ。  
でもグレースはファー様と二人きりの方が良かったんじゃないかとか色々。  
 
「しかしまぁ、ホントに綺麗な顔立ちだねぇ」  
「そうですね、ファー様」  
話題はもっぱらマリーの事ばかり。  
いつもファー様とグレースの二人なので、普段と違うメンバーがいるだけで、十分話のタネになる。  
「それに上品だしねぇ・・・」  
「そうですね、ファー様」  
ファー様はマリーの手を取った。  
「私らとは比べにならないね、この可愛い手」  
「そうですね、ファー様」  
「そんな事、ないですよ〜・・・」  
少々困り気味に話を合わせているマリー。  
そしてだんだん、3人共ほろ酔い加減になって・・・  
 
「あ・・・私、お先に失礼させて頂きますわ」  
酔いと湯あたりでくらくらしながら立ち上がろうとするマリー。  
「待ちなよ」  
すかさずファー様がその手をむんずと掴み、力任せに引っ張る。  
「きゃあ!」  
ばしゃーん!!  
マリーは仰向けにお湯の中に引き倒され、ファー様に後ろからがっしりと掴まれてしまった。  
「これからだよ、楽しいのは・・・」  
ファー様は本当に嬉しそうに、ニコニコ笑ってマリーを抱えたまま浴槽の縁に腰掛ける。  
「ホント、上品な足だねぇ・・・白くて、華奢で・・・」  
マリーの膝の裏に腕を回して、一気に引く。  
「きゃああああっ!!!」  
マリーの足が大きく開かれる形になる。  
「やぁぁん・・・・冗談は、やめて下さいぃ〜」  
「本当に、可愛らしい方ですね」  
マリーの前にはグレース。  
マリー、絶体絶命。  
 
「やぁぁあ〜・・・」  
グレースがマリーの足の間の 突起を摘んで、コリコリとひねると、マリーが泣き出しそうに顔を歪めた。  
「コラ、グレース。最初は優しくしてやらないとダメじゃないか」  
ファー様はそう言ってグレースの手を止めさせて、自分はマリーの胸を揉み始めた。  
「やあ・・・・やめて下さい〜・・・お願いします・・・」  
無論、止めたりはしない。  
グレースもマリーの太ももやへその回りを丁寧に舐めあげ、マリーは抵抗することもできずに二人にされるがまま。  
「やぁぁん・・・・・いやぁっ・・・・・」  
「大声を出してもいいんだよ。でも、となりの男湯、誰が入っているのかわからないねぇ」  
「うぅ・・・・」  
マリーも自分のこんな姿を誰かに見られたくはない・・・ので、大人しくしているしかなかった。  
しかも、だんだん気持ちよくなってきたので本当に困ってしまう。  
「濡れてますよ。こんなに・・・」  
グレースがその部分に口を付けて、吸いはじめた。  
「やあんッ・・・」  
胸を揉むファー様も手は止まらない上、グレースは尖らせた舌を中に入れてきて、マリーは一層恥ずかしさと気持ち良さとで何がなんだかわからなくなってくる。  
「や・・・あ、あ・・・・私・・・なんだか・・・」  
「気持ちいいのかい?可愛いねぇ・・・」  
ファー様は固くなっている乳首を摘んで、押しつぶすように転がす。  
「あぁッ・・・・痛いっ」  
「これも良くなってくるよ・・・」  
言われた通り、マリーは小さく、吐息混じりに嬌声を上げ始め・・・  
「ん・・・・はぁっ・・・・・あぁ・・ん・・・」  
 
グレースがファー様を意味ありげに見上げると、ファー様も意味ありげに頷く。  
グレースはからっぽの徳利が入った桶を引き寄せ、その中から・・・タオルの中に隠していたそれを取り出した。  
「さ、これからもっと気持ちよくしてあげますよ」  
意識が朦朧として、ぼんやりしているマリーの頬に取り出したそれを当てる。  
なんだろう、とマリーが焦点を合わせた瞬間、グレースはそのスイッチを入れた。  
ヴィーン・・・  
小刻みに振動しながら艶かしく動きだしたそれは・・・  
『なんですの?・・・まさか・・・』  
マリーがその考えをまとめるよりも先に、グレースは濡れて透明な液体が溢れているその部分に、それ・・・パールピンクのバイブを突き刺した。  
「ッ!!・・・や、やあぁぁッ!」  
突然襲った激しい振動と、自分の中に侵入してくる異物感にマリーは暴れて逃れようとするが、ファー様の手から逃れることはできない。  
「やっ!あんっ・・・嫌ぁっ・・・・」  
それはさほど大きいものではなかったが、確実に感じる部分を直撃している。  
同じ女性だからこそ分かる、微妙な動き。  
「はぁあっ・・・・や、ダメ・・・・抜いて下さい・・・・私、おかしくなってしまいますぅ〜・・・」  
ぼろぼろと涙をこぼしながら訴えるマリーだったが、ファー様もグレースも楽しそうにマリーを弄るのをやめようとはしない。  
 
「ホント、可愛いねぇ」  
「そうですね、ファー様」  
バイブの角度を変えて、既に赤く腫れている小さな肉芽を直に刺激すると、マリーはあっという間に昇りつめて、大きく背を仰け反らせて絶頂に達した。  
「はぁぁぁ・・・・ッ ああーーーッ!!」  
「おやおや、もうイッたのかい?」  
「ファー様。まだ時間はありますから・・・」  
グレースはマリーからバイブを取り出すと、大事そうにタオルの中に仕舞った。  
「そうだね・・・この娘、まだまだ楽しめそうだよねぇ」  
ぐったりとしたマリーを見下ろして、楽しそうに笑う仲良し二人組。  
 
 
「あれ?どうしたのマリー?」  
マリーを抱きかかえたファー様を見て、びっくりするティフォン。  
「私達が引き止めたので、湯あたりしてしまったようで・・・今夜は私達の部屋で休ませますわ」  
「あ、なら安心だね。」  
全然安心なんかじゃありません。  
ティフォンが行ってしまった後、ファー様とグレースはマリーを部屋に連れ帰って、ベッドに寝かせて、楽しい夜の準備をするのでした。  
 
〜おわり〜  
 

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