ツヴァイクの港についたモニカを待っていたものはツヴァイク軍のファンファ―レと、国民の盛大な歓迎だった。  
 「さあ、モニカ姫、こちらです。」  
ツヴァイクの大臣らしき人がモニカを城へと案内していった。  
モニカは覚悟を決めて城門をくぐった。緊張のせいか、昨日ミカエルによって穿がれた所が痛くなった。  
 「大丈夫…たとえ離れていても私にはお兄様がついているのだから…」  
モニカはぎゅっとこぶしを握り締めて、玉座の間に歩を進めた。痛みがなんとなく心地よかった。  
 玉座の間では、例の珍妙な格好をした公爵と、その家族らしき人々が待っていた。  
その中で、ひときわ腹の出た、顔のあちこちにににきびの出来た、  
湿ったトレーナーのような(本人は正装のつもりらしいが、モニカにはそうとしか見えなかった)服を着た渦巻きめがねの男がモニカに唐突に歩み寄った。  
 「ハァハァ…モ…モニカたぁん…はじめまして  
…僕は…ツヴァイク公の息子…アケハバラ二世…です…はああ…」  
その男はそう言って涎を垂らしながら近づいてきた。モニカは思わず一歩下がる。  
 「こちらこそ…ロアーヌ候の妹、モニカです…」  
おぞましさのため、顔を直視できないままモニカがいった。  
 「うへへ〜いいよ、そのしぐさが〜萌える〜」  
モニカの背にたとえようのない怖気が走った。数秒玉座の間に沈黙が走った。  
 「よし、式を始めるぞ!広間へ向かえ!」  
ツヴァイク公があわてて命令した。モニカはふらふらしながら広間に向かった  
 
その後、式は無事に済んだ。モニカには部屋が与えられ、ベッドで休んでいると、  
 「ひいいいい〜っ!モ・二・カ・たぁぁぁぁぁ〜ん」  
例の声、アケハバラ二世のが聞こえてきた。そして、ノックもなくへやのドアが開いて、例のバカ王子が入ってきた。  
 「モニカたん。ボ…ボキ…もう一週間もオナーニを絶ってたんだよ―!  
これも全部モニカたんをすみからすみまでしゃぶり尽くしたかったからなんだぁ〜」  
モニカが呆然としていた。  
 「もう…もう我慢できないよ〜」  
そういいながらズボンを脱いだ。ボンレスハムに毛の生えたような脚が露になり、  
残された上着はまるで小学生のスモックのようであった。が、とくにモニカが驚いたのは、その股間に生えた起ち上がったいちもつだった。  
大体モニカの親指くらいであり、更にしっかりと皮がかぶっていた。  
 「うひいいい〜っ」  
その男は歓喜の声をあげ。モニカをベッドに押し倒した。  
信じられないような体重がかかり、モニカの脚が肉にうずまったが、モニカにはもう抵抗する気力さえなくなっていた。 
そして、その男はモニカの胸元にべとべとの手をかけた。  
ある意味これでよかった、モニカは心のうちで思った。ミカエルと昨夜交わっていたおかげで、一応処女は渡さなくてすむからだ。一応少しだけ我慢しておけばすむ。  
 「ひいい…服が…ボタンが外せないよお…」  
その男は鼻息を荒げてモニカの服を脱がせようとしたが、不器用なせいか、少しもモニカの服は脱げない。  
仕方なしにモニカ上とスカートは自分で脱いでやった。とにかくさっさと済ましてほしかった。   
 「うへへへへぇ〜」  
そういうとモニカの胸にべたべたの顔をうずめながら、そのバカ男は真っ黒な足の裏でモニカの絹のパンストを下ろした。  
 (なんだかすごく腹が立ってきた…)モニカは思った。   
更にショーツを無造作に引き裂こうとしたが、握力が足りないせいか顔をまっかにして力を入れていた。  
 「畜生!このパンティーめ!ボキを!ボキを困らせたいのかぁっ!」  
とうとう鼻水と涙を垂れ流しながら汗を飛ばして暴れはじめた。  
 
もういいかげんにしてください、でも、ああ…、国のため、国のため…  
心の中でつぶやきながらモニカは伸びきったショーツを自分で下ろした。  
 「う…うひひひひ〜っ」  
やっとそのバカは泣き止み、モニカの脚を開いてモニカの秘所を覗き込んだ。が、次の瞬間、  
 「はううううっ!」  
という情けない声を上げ、暴発してしまった。  
 「はあ…」  
モニカがため息をついて、アケバ二世の一物に目をやると、先のほうからポドールイの洞窟で見た緑色のどろどろとしたスライムのような液体が流れていた。  
 「ひいっ!」  
溶かされる!という考えが一瞬頭をよぎり、モニカは反射的にベッドを立って部屋の端に逃げた。そしてレイピアをつかむ。  
 「どうしたのさ〜」  
そういいながら、そのバカ男はまるでスライムのようににじり寄ってきた。這った跡は汗でぬれていた。  
 「くっ…何でもありません!」  
さすがに嫁入り日早々に騒動を起こすわけにはいかない、と思ってモニカはベッドに戻った。  
バカ男もすぐにヒイヒイと荒い息をしてはいずりあがってきた。  
 
 「ぎひひひひ…モニカたんはまな板の鯉だぁ…据膳食べるぞぉ…」  
興奮のあまり混乱してしまったのか、わけのわからないことをのたまう。  
そしておもむろにモニカの乾いた秘所に手を伸ばした。そして萎えきって皮をかぶっている  
陰核にべとべとの指を無造作にはわせた。正直言って痛いだけだ。  
 「うへっ…もうぬれた。感じやすいんだね。モニカたんは。」  
(あなたの汗よ、それは!もう、さっさと済ませて!)  
モニカはいらだち始めた。かなり怒りのボルテージが上がっていた。  
 「じゃあ、いくよ…」  
そういうと自らの粗チンをモニカの股に押し当て、そして腰を突き出した。  
 「!!」  
モニカは驚いた。なんとその変態王子は、モニカの後ろの穴のほうに押し付けていたのだった。  
 「違います!そこは!」  
 「えー?またそんなぁ…ほんとはいいんでしょ」  
自分がどこへ入れようとしているのかを知ってか知らずか、そういいながら更に押し付けてきた。  
 モニカの頭の中で、ブチン!という音がした。  
 彼女は無言でアケバ二世の顔面にパンチを食らわせた。  
 「ぎひっ…なにするんだぁ!」  
 「きもち悪いのです!あなたは!」  
そういうと、ベッドから転がるようにはいだし、部屋のすみにあったレイピアをつかんだ。  
 「なんだよお…モニカたぁん」  
今度は涎と鼻血をたらして二足歩行で迫ってきた。モニカは全裸のままキッとにらみつけた。  
 「ファイアクラッカー!」  
火の出るような突きこみが脂肪の層に何発も突き刺さった。  
 「ぎぃやああああああ―!!」  
その脂肪の塊は奇声をあげ、窓をぶち破って中庭へと落下していった。  
モニカは、ふう、と一息をついた。これだけ騒動を起こせば問題なく離婚できるだろう。  
お兄様だってこの夜のことを話せば、絶対納得してくれる。と心の中で思った。  
 
 が!ことは思わぬ方向へと急展開を遂げたのであった。   
 
「もういいです!私、国に帰ります!」  
モニカはバスタオルを体に巻くとレイピアを持って自室を飛び出した。    
 「どうしたのじゃ!」  
ツヴァイク公が駆け寄ってきた。  
 「知りません!」  
モニカは振り向きもせず、そのまま城門に向かった。すると、庭のほうから得体の知らない物体がにじりよってきた。  
 「はぁ…はぁ…モニカたぁぁぁぁぁ〜ん!」  
モニカは再レイピアを構えた。  
 「スクリュ―ドライバー!」  
どてっぱらに風穴をあけてやるつもりだったが、厚い皮下脂肪に阻まれて、内臓を傷つけることも出来ない。  
返り血がモニカの体を彩り、そのバカ王子は腹を押さえて転げまわっている。  
 「モニカ!やめるのじゃ!地獄の壁を呼ぶぞ!」  
ツヴァイク公が叫んだ。  
 そのときだった。車のエンジン音が聞こえ、それと同時に女性の甲高いがやたらと色っぽい声が聞こえてきた。  
 「はぁ〜い!ツヴァイク公さまぁん!特注のすごい兵器が出来ましたの。  
 ねじを締めなおすのにかなり時間がかかりましたけど。やっぱり、私は天才だわ!」  
 そして、庭にものすごい勢いで人の顔をかたどった装甲を持ち、背中には大砲をいくつもつんだ鉄も固まりが突っ込んできて止まった。  
 そして、その上には、へそが丸出しの服とミニのタイトスカートを着た、どう見ても頭のねじが外れているとしか思えない女が一人立っていた。  
 「あら…」  
モニカをいろっぽい目で見る。モニカは思いきりにらみ返す。  
 「教授!その猛女を何とかしろ!」  
 「はぁい!いくわよ!」  
そういうとモニカに突進してきた。モニカはレイピアを構える。しかし、隣からアケハバラ二世が、  
 「モニカたんはボキが守るんだあ!」  
といって割り込んできた。が、敢え無く戦車に跳ね飛ばされ、モニカに覆い被さって彼女は下敷きになってしまった。  
 (う…重い!駄目…)モニカの意識が遠のいていった。  
 
 「ん…ん…」  
モニカが気がつくと、手術台の上に下着姿で両手両足を大の字に固定されていた。金具の冷たさが伝わってくる。  
あたりを見渡してみると、そこはラボラトリーのような場所だった。周りに多くの培養槽があり、中には得体の知れない動植物たちがうごめいていた。  
 「あら〜、お目覚めかしら。」  
 「う…あなたは…」  
 するとその女は何の接穂もなく突然歌い始めた。  
♪驚天動地のォ〜針小棒どぉア〜イ(以下のやり取り略)  
   
 「なんだかすごく腹が立ってきた…」  
モニカはつぶやいた。  
 「そんなことはどうでもいいですから、早く私を解放してください。」  
 「え?それは駄目ですわ。一応あなたは大事な実験台…いえ、私のペットなのですから。」  
 「は?」  
モニカが怪訝そうな顔をした。  
 「ええ、媚薬の実験ですわ。」  
そういうと教授は小瓶を取り出す。  
 「で、今日は、この奇面草で実験するわ。」  
そして、培養槽の人面バラのところへ行って、タンクに瓶の中身をぶちまけた。  
 「実験開始!」  
タンクが開かれ、見たこともないようないやらしい顔つきの人面バラが這い出てた。  
それは部屋の中をぐるぐると見渡していたが、やがてモニカのほうへにじり寄ってきた。  
 「はぁっ…いや…こないで…」  
モニカはおびえた顔で奇面草を見た。  
が、そいつは手術台の上に登ってきて、モニカをまじまじと観察すると、モニカの下着をびりびりと破り始めた。  
それから、ぬめぬめしたつたでモニカの頚動脈のあたりをなでる。  
 「ひいいっ…」  
 
モニカが首を振った。が、触手は胸のあたりまでやってきて、モニカのピンク色の乳頭をつんつん、とつついた。  
 「ううっ…」  
更に、モニカの豊満なバストに絡み付いてきて、まるで乳を絞るかのような妖しい動きを見せる。  
たちまちモニカの乳頭は半透明の液で濡れ始めた。  
 「あああああっ!駄目ぇっ!そんなに揉んじゃ…」  
モニカは首をふって抵抗しようとしたが、触手の責めが止むはずがない。そして、まえばかりに神経が集中したモニカの背中にも、触手がつつ―っと這った。  
 「うわああああっ!」  
モニカは弓なりに背中をそらせて、背中の触手から逃げようとしたが、モニカの体がそればそるほど、触手はいやらしく背中を這い回った。  
 「はあっ…はあっ…」  
モニカの口から熱い吐息が漏れ、うつろな目は潤み始めた。  
次に触手は、モニカの尻のほうへ向かう。  
 「いやあっ!」  
更にモニカの体がそりかえった。触手は既に尻の谷間に差しかかっている。そして、進路はゆっくりだが、しかし着実にモニカの秘所へと向けられていた。  
 「やめてぇっ!お願いです!ゆるして!」  
聞き入れられるはずはなかった。  
 
とうとう触手はモニカの菊門のあたりに達した。  
 「!!」  
モニカの体が、びくっとふるえた。  
 「う…わあ…気持ち悪いよ…昨日のあのデブと同じとこ…やめ…て…」  
奇面草はモニカの反応に一瞬怪訝そうな顔をしたが、構わずに進んだ。  
 「ふうっ…」  
モニカは内心一息ついたが、もちろんそんな場合ではない。触手はとうとうモニカの秘所にたどり着いた。  
 「ううっ!」  
モニカが声をあげた。すると奇面草は、触手をモニカの花弁にかけていっぱいに開き、それから目を見開いてそこをしげしげと観察した。  
 「お願い…見ないで…ううっ…」  
モニカは羞恥のあまりに泣き出した。すると、人面花はモニカの秘部に顔をうずめ、ブラシのようなおしべとめしべでモニカの陰核を小刻みにこすり始めた。  
花粉のせいか、モニカの陰核はじんじんとし始め、まるで電気がながれたかのようであった。  
 「あああああああーっ!」  
モニカが派手に嬌声を上げる。更にモニカの秘穴に何本もの触手が入り込み、襞を丁寧になで上げた。くちゃ…くちゃ…という粘液質の音が手術台と共鳴した。  
 「うわああああああっ!私…あっ!おかしくなっちゃ…ああああっ!」  
ぷしゃああ…という音と共に、花びらに飛び散った液体が四方に散乱した。  
奇面草は恍惚の表情でそれを受け止めた。  
 
 「はぁっ…はぁっ…」  
モニカは手術台にぐったりと横たわり、荒い息をしていた。  
 「うーん、なかなかの反応だわ。」  
教授がメモをとりながらモニカのほうへやってきた。  
 「う…あなた…一体どういうつもりなのですか?」  
 「いえ…戦車の次は、ツヴァイク公に媚薬の開発を頼まれましたの。他にもいろいろあるんですけど。  
強力な薬だから、まずは実験台に投与して反応を確かめることにしましたの。次は動物ですけど…」  
教授はまじめな顔で説明する。そして奇面草をモニカから引き離して、再び培養槽に戻した。  
 「は…それで…まさか最後には…」  
 「ん!あなた物分りがよろしいわ!最後はあなたで実験するつもりなの。」  
 「くっ…そんなことしたら…お兄様が黙っているわけがありませんわ!いいかげんにしてください!」  
 「あら〜ん!怒っちゃダ・メ!さあ、つぎの実験だわ!」  
次に教授が向かった培養層には、頭からキノコの生えた人間のような生物が入っていた。あの凶悪な『キノコ人間』に似ていたが、なんとなく愛嬌がある顔をしていた。  
 「次はこの、キノコ人間改『マリャラー1号』で実験しま〜す!覚悟はいいかしら」  
そういうと、また培養槽に例の薬を入れた。そして、ふたがあけられ、キノコ人間がのそのそと這い出してきた。  
そして、二足で立ったかと思うと、そいつの股間から、立派なマツタケ状のキノコがにょきにょきと生えてきた。  
 「ええええっ!ちょっと!なんなんですか!これは!」  
 モニカの顔におびえの色が走ったが、そいつはずいずいと手術台に歩み寄ってきた。それから、手にもたくさんのなめこ状のキノコをはやし始めた。  
 「あら、素敵!いぼがいっぱい…さすが天才の作った薬ですわ」  
教授がナルシスティックなコメントをする。  
 「あ…やめて…ください…」  
モニカは体を思いきりよじって逃げようとしたが、手かせがきしむ音がしただけだった。  
 
 「うっ…」  
とうとういぼだらけの手がモニカの乳房をわしづかみにした。  
冷たく、ぬるぬるとして、それでいて表面がでこぼこしているというキノコの群落がモニカの柔肌を容赦なく蹂躙した。  
 「うわあああ…駄目…変に…変になる…」  
モニカのピンクの乳頭から、白い液体が分泌され始めていた。  
更にキノコのでこぼこが、胸を揉まれるたびに乳頭を効率よくこりこりと弾いた。既に粘液と乳汁でモニカの胸はべとべとになっていた。  
 「あああ…やめてえっ…私…出ちゃう!いやああっ!」  
モニカの胸がびくびくと震え、大量の分泌物がキノコ人間の手にかかった。  
 「あ…いや…はぁっ…はあぁっ…」  
モニカは汗で塗れた髪をうなじにべったりとはりつかせて、荒い息をしていた。そのたびに肩が上下し、豊満な乳房がてらてらと光った。  
モニカが余韻に浸るひまもなく、マリャラー1号は先程から股間にそそり立っている巨大な一物をモニカの濡れそぼった秘穴に押し付けてきた。  
 「え…やあっ…そんなの…お兄様…助けて…」  
意識を朦朧とさせたまま、モニカがつぶやいた。確かにそれはミカエルの物より格段大きかった。  
そして、キノコ人間は雁高のものを中に入れようとしたが、幾分先が大きいため、なかなか入らない。  
モニカも準備は出来ていたのだが、そのキノコは大きすぎた。  
 「ひぃっ…い…いやあっ!痛い…痛いっ!」  
モニカは首を振りたくりながら必死で訴えたが、言葉が通じるはずはない。更にそいつは力を加えた。  
 「裂ける!やめて! があっ…きゃあああああああああ――――っ!」  
モニカが断末魔のような悲鳴を上げ、やっと先端が入った。そして茎の部分が入り込み、やがて根本まで収まった。  
痛みはミカエルの時とあまり変わらなかったが、モニカ自身の不安や恐怖が痛みを堪えられないものにしていた。  
また、キノコ人間の挿入の技量もお世辞にも高いといえるものではなかった。  
 「うわぁ…痛い!本当に…裂けちゃ…あうっ!」  
キノコ人間は荒々しい抽送を繰り返し、そのたびに傘がモニカの膣壁を荒らした。  
モニカの目の前が一瞬真っ赤になり、それから真っ暗になって、何もわからなくなった。  
 
 
「ん〜、昨日はお疲れさま〜」  
翌日、モニカは教授の声で目を覚ました。  
相変わらず手術台に張りつけられており、湿った床が背中や尻に張りついてくるのがなんともいえず気持ち悪い。  
 「はぁい!」  
モニカの前に注射器とピンクのアンプルを持った教授がやってきた。  
 「!!」  
モニカの顔が恐怖でさっと青ざめた。この頭の切れた女は次は何をしてくるのかしら…と心のうちで思った。  
 「実はねえ…マズイ事になっちゃったの。」  
教授が深刻な顔でモニカに告げる。  
 「昨日のマリャラー1号、あれ、あなたの膣の中に大量の胞子をばら撒いてしまったの。  
キノコが生えてきたらもうあなたで実験出来なくなるかもしれません…  
ああ…やめさせようと思えばすぐにでもやめさせられたのに…私って…おバカ…と言いたいけど、  
でも!やっぱり私は天才!早速すばらしいサンプルを開発したの!」  
 教授は部屋を出ていった。  
 どうせろくなもんじゃないでしょうが、それでなんとかなるなら…とモニカは複雑な気分でまった。  
 
教授が引き連れてきたのは、ピンク色のゼラチナスマターであった。  
 「これですわ。リリスの遺伝子を組み込んだゼラチナスマター!この口の中で洗浄すればいいの!」  
 明るい顔でいう。  
 「え…そんな…出来るわけありません!」  
その怪物を一目見るなり、モニカは泣き出しそうになった。もう人外の物に犯されるのはたくさんだった。  
 「あらそう…でもキノコが生えて来るかも知りませんから。」  
 「う…いやぁ…でも…まあ…仕方ありません…ううっ…」  
 「判りましたわ。じゃあ…」  
そういうと教授はモニカの脚を外し、ゼラチナスマターに手招きをした。  
 「で、洗浄も兼ねてですけど…」  
教授はモニカの首筋に注射針を突きたてた。  
 「何ですか…それ…」  
モニカがおそるおそる教授に尋ねた。  
 「今は…ひ・み・つ」  
 「あああっ!いや―――っ!」  
気がつくと、ゼラチナスマターはモニカの膝までを飲み込んでいた。  
生暖かいくらげのような肌触りだった。  
 「う…わあっ!やめ…こないでぇ!」  
とうとうモニカの太腿がゲル状の物につつまれてゆき、最後にはへそのあたりまで怪物の口に飲みこまれた。  
 「ん、じゃあ洗浄開始しますわ!」  
教授の声と同時に、モニカの脚がゼラチナスマターの中でじわじわと開かれてゆき、  
濃い寒天をぐちゃぐちゃにしたようなものが会陰部に集まってきた。  
 「え…まさか…これで」  
モニカがつぶやくや否や、そのゼリー状の物がモニカの膣内に一気に注ぎ込まれた。そして、モニカの中でその液体が踊り、モニカの襞が激しくかき回された。  
 「うわあああああ―っ!い…いやっ!こんな…こんなの…」  
すると、液体がモニカの膣から逆流した。そして、更に大量のゲル状の物がモニカの周りに集まった。  
 「まだ…まだ続けるですか…」  
モニカのうつろな目にじわりと涙が浮かんだ。そして、再び液体が入り込んできたが、  
今度は膣内のみには収まりきらず、じわじわとモニカの菊蕾を侵食し始めた。  
 
 「う…うそ…そっちは!そっちは違います!」  
モニカは嫌悪感を露にし、会陰部に力をこめたが、全く思うように力が入らない。  
そして、ゼリーがゆっくりとモニカの直腸内に注ぎ込まれた。  
 「あっあ…うわああああああっ!駄目!駄目えええええっ!入ってこないで!」  
プルプルした破片が肛門を犯して行くたびに彼女の体がびくんびくんと震え、手術台の手かせがかちゃかちゃと鳴った。  
膣内と直腸内のゼリーは今度は同時にぐちゃぐちゃと暴れ始めた。   
 「いや…うえっ…気持ち悪い…」  
前後の穴を同意にかき回されるという荒い責めに、モニカの全身にべっとり汗が浮かぶ。  
 「うう…お願い…早く外に出してください…」  
モニカはすがるような目で教授を見た。  
 「ん…生物のほうはいいけど…あなたは効き目が遅いわ…もう一本!」  
教授はまたアンプルを取り出して注射器で吸い上げ、モニカの胸元に打ったが、モニカは気づいていないようだ。  
 「くはぁ…あ…お兄様…カタリナ…助けて…」  
なされるがままのモニカが、うわごとのようにつぶやいていた。  
が、薬のせいか、モニカの膣と肛門の中では、徐々に快感が生まれつつあった。  
 「ん…」  
 モニカの顔にうっすらと血の気が戻った。  
 「効いて来たわ…」  
モニカを観察していた教授がつぶやいた。次の瞬間、モニカの体がびくっと跳ね上がった。  
 「うわぁ!変です!さっきまで…あんなに気持ち悪かったのが…そんな!」  
モニカが言い終わらないうちに、再びゼリーが逆流した。更に今度は同時に液体が出入りを繰り返し、  
ぶつぶつのゼリーが膣口と菊門を同時になでていった。  
 「あはああっ!いい!いれるときも…出すときも…はぁっ!」  
それに反応するように、ゼリーは更に速度を増した。  
 「いい!もっと…出口が!もっと出したりいれたりしてぇ!」  
モニカが恍惚の表情で、腰をゆっくりと前後に振っていた。  
 「そう…なら、もっとその中にいる?」  
教授がモニカに問い、モニカは何度も首を縦に振った。  
 「いい!もっと!ぐちゃぐちゃにしてぇ!」  
 「ふう…やっぱり私は天才…」  
教授が勝ち誇ったようにつぶやいた。  
 
 
それから三日が過ぎた。  
そのころ、ツヴァイクでは『天才の館の付近で、夜な夜な女の嬌声が聞こえる』とか、『モンスターたちの交尾を多数目撃した』、などといった不可解な情報が流れていた。  
ミカエルはちょうどツヴァイク公と面会し、モニカを行方不明にした公と同盟破棄したところだった。  
というのも、その後吹っ切れたようになったミカエルはエドウィンも傭兵軍団も押し返し、リブロフ軍を破って出城を奪うという輝かしい戦績を上げ、国威は十分になっていており、ツヴァイクと同盟を維持する必要がなかったからだ。  
しかもモニカが行方不明にされてしまったとあっては、もうツヴァイクと同盟を結んでおく必要など皆無であった。  
 
 「ふー…」  
ツヴァイク城下町のパブでミカエルは一息ついた。  
 「お客さん、さえない顔してるね。まあこんなせちがらい世の中じゃ無理もないけどさ。  
 こないだもひどいことがあってね。ありゃロアーヌから姫が来た日だったかな。  
 お城のほうに鉄の固まりが突っ込んでいって、王子さまはひかれるわ、姫は消えるわの大騒動だったんがから。」  
 「ん…続けてくれ。」  
 「でな、あんな動く鉄の固まりなんて作れるやつは、西の森にいる天才ぐらいしかいねぇ。  
 で、最近その森が変なんだ。女の声が聞こえて来たり…変な動物が現れたり…だけど女の声なんて変だな。  
 あの女教授は研究熱心で情事とは無関係だしな。」  
 「わかった!すまぬ!」  
ミカエルは軽く礼を言うとそそくさと席を立ち、西の森に向かった。いやな予感が胸中を渦巻いていた。  
 
 

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