ここはアビス、四魔貴族の本体がいる場所。  
ビューネイは今、フォルネウスの間に来ている。  
「ふう・・・最近楽しい事無いのよねぇ・・・。  
分身使って人間どもを殺すのにも飽きてきたし・・・」  
ビューネイがフォルネウスに愚痴った。  
「まったく・・・お前はいつもそればかり言ってるな。  
たまには自分の間でおとなしくできんのか?」  
フォルネウスが冷たく言い放った。  
ビューネイはブロンドの髪をなびかせ、冷たい目でフォルネウスを見つめながら、  
「ふんっ・・・」と呟いた。  
「いつも思うんだけど、なんでアンタって少年の姿なの?  
そんな姿の奴に偉そうにされると、なんかムカツクんだけど・・・」  
確かにフォルネウスの姿は10代の少年だ。  
青い髪と青い目をしており、魔族とは思えないほど端正な顔立ちをしていた。  
「私はこれが本体なのだから仕方ないだろう」  
「そんな事分かってるわよ」  
ビューネイが血の入ったグラスを飲み干した。  
「・・・せっかく小年の姿なんだし・・・遊んじゃおっかな・・・ふふ」  
ビューネイはじっとフォルネウスの目を見つめた。  
ビューネイの目が妖しく、赤色に光る。  
するとフォルネウスの目が虚ろになり、顔が紅潮していった。  
「・・・あっ・・・お前・・・擬視なんかして・・・何を・・・?」  
フォルネウスはしまった・・・という顔でビューネイを見つめる。  
だんだんと心がビューネイの虜になり、ビューネイの言う事は全て聞かなければならない衝動に駆られた。  
 
「何って・・・アンタと遊ぼうと思ったのよ・・・ふふふ・・・」  
ビューネイの瞳がさらに妖しく光った。  
「うっ・・・ああっ・・・」  
完全にフォルネウスはビューネイの虜になり、目は焦点が合っていなかった。  
「じゃあ・・・フォルネウス・・・服を脱いで裸になりなさい・・・」  
「・・・はい・・・」  
フォルネウスは言われるままに、水竜の鱗で作った服を脱ぐ・・・。  
その裸体は10代の少年の裸そのもので、股間にはしっかりと男性器がついていた。  
「結構大きいじゃなーい!・・・これは楽しめそうねぇ・・・」  
ビューネイはそう言うと、フォルネウスの男性器を掴み、  
ゆっくりと上下に動かした。  
「ふ・・・ああっ・・・」  
フォルネウスが小さく呻く。  
ビューネイの虜になったフォルネウスは、すでに一人の少年と化している。  
今の彼に四魔貴族のプライドは微塵も残ってはいなかった。  
「どうなのフォルネウス?気持ちいいの?・・・れろっ」  
ビューネイは悪戯にフォルネウスの大きくなった肉棒を舐めた。  
「ひやぁっ・・・き、気持ちいいです・・・」  
フォルネウスが素直に呟いた。  
「あははっ・・・可愛いわぁ・・・フォルネウス・・・。  
ずーっとこういう態度ならいいのにねぇ・・・ちゅっちゅっ・・・」  
ビューネイは肉棒の先にそっとキスをし続けた。  
キスをするたび、肉棒がビクンビクンと動くのが分かった。  
「ひあっ・・・ああっ・・・・」  
「ふふ・・・さて、次は何をしようかしらぁ・・・?」  
ビューネイは赤い目をギラギラと光らせて、妖しく微笑んだ。  
 
「じゅぷっじゅぷっ・・・んふうっ・・・」  
ビューネイは激しくフォルネウスの肉棒を貪っていた。  
「ひあっ・・・だ、だめです・・・もう・・・」  
フォルネウスの体がビクッと震える。  
それと共に精液がビューネイの口内へ激しく出された。  
ビューネイはそれを一滴残らず飲み干した・・・。  
「んんっ・・・ふふっ・・・おいしいわぁ・・・」  
ビューネイはペロッと舌なめずりをした。  
フォルネウスはまだ気持ちよさそうな顔をし、余韻に浸っている。  
「ほら・・・次はあたしを気持ちよくしなさい・・・」  
ビューネイは血で染められたドレスを脱ぎ、  
大きく股を広げた。  
「は、はい・・・ビューネイ様・・・」  
フォルネウスは逆らう事なく、ビューネイの秘部を舌で舐め始めた。  
ぺちゃ、ぺちゃとフォルネウスの間にいやらしい音が響いた。  
「んんっ・・・あんっ・・・もっと舌を奥まで入れなさい・・・」  
「こ、こうれふか・・・・?」  
フォルネウスは舌をビューネイの秘部の奥へ入れ、激しく震えさせた。  
「ひ・・・あああっ・・・んんっ・・・いいわぁ・・・フォルネウス」  
ビューネイの秘部からは愛液がとめどなく溢れだし、女の匂いがむんむんと漂っていた。  
それに反応したのか、フォルネウスの股間が再び大きく膨れ上がった。  
「はあんっ・・・さっき出したばかりなのにもうそんなにして・・・。  
ああっ・・はあっ・・・フォルネウス・・・やめなさい」  
ビューネイがそう言うと、フォルネウスは股間から顔を離した。  
 
ビューネイはフォルネウスを仰向けに寝させ、その上にまたがった。  
「じっとしてなさいよぉ・・・あん・・・人間型のおちんちんなんて久しぶりだわぁ・・・・ふふっ」  
ビューネイはゆっくりと腰を下ろした。  
ジュププッと音がし、フォルネウスの肉棒はビューネイの秘部へ吸い込まれていった。  
「はぁぁ・・・ひゃぁんっ!!!」  
「う・・・ああっ・・・ビューネイさまぁ・・・」  
ビューネイは取り憑かれたように腰を振り続けた。  
愛液が溢れ出続け、フォルネウスの足にまで流れている。  
「はあっ・・はあっ・・はあっ・・いいわっ・・気持ちいいっ・・!!  
んううっ・・フォルネウスがこんないいモノ付けてたなんてっ・・あひっ!!」  
「びゅ、ビューネイ様・・・僕、もう・・・」  
フォルネウスが快感の表情を見せた。  
ビューネイはフォルネウスの顔を掴み、頬を舌でペロッと舐めた。  
「だーめ・・・もうちょっと我慢しなさい・・・はあっ・・ああんっ」  
「は・・・はいぃぃっ」  
フォルネウスは泣きそうな顔で我慢し続けた。  
その顔はビューネイの快感をより強くする。  
「あははっ・・・天下の四魔貴族が、イク事ができないくらいで泣きそうなの?  
安心しなさい、あはぁっ・・・もうちょっとであたしも・・・あんっ!!」  
ビューネイはそう言うと、腰の動きをさらに速くした。  
 
「ああっ・・・あああんっ・・・い、いくっ・・・」  
ビューネイは腰を振りながら、自分の胸を揉みだす。  
「あ・・・僕・・・もう・・・ああっ」  
「んん・・・ああっ・・・いくぅーっ!!!」  
フォルネウスがビクッと体を震わせ、二人の動きがゆっくりと止まる。  
ビューネイの中にフォルネウスの精液が流し込まれていった。  
「はぁ・・はぁ・・気持ちよかったわぁ・・・」  
ビューネイがそっと呟いた。  
だがフォルネウスはビューネイの中があまりに気持ち良くて我慢していたせいか、  
目を瞑って失神していた。  
「なによ・・・だらしないわねぇ・・・。ま、逃げるなら今のうちかしら」  
そう言うと、ビューネイは指を鳴らした。  
ビューネイとフォルネウスの服が宙に浮かび、ひとりでに二人の体に着せさせる。  
「じゃ・・・またね、フォルネウス」  
ビューネイはスッと姿を消した。  
床には気持ちよさそうな顔をしたフォルネウスが横たわっている・・・。  
 
「おい、ビューネイ・・お前、私の体に本当に何もしなかったのか?」  
意識を取り戻したフォルネウスが、ビューネイの間に行き、  
しつこくビューネイに詰め寄っていた。  
「だからしてないって言ってるじゃない・・・しつこいわねぇ・・」  
ビューネイは人間の血で作ったマニキュアを指に塗りながら言った。  
「信じられんな!では何故あの時擬視などを私にかけたのだ?  
そもそもお前は四魔貴族としてのプライドが・・・・・・・くどくど」  
「あーもう、五月蠅いわねぇ!マニキュアはみ出しちゃったじゃない!」  
ビューネイはそう言うと、再びフォルネウスに擬視をかけた。  
またもフォルネウスはそれにかかってしまう。  
「あ・・・う・・・や、やめ・・・」  
フォルネウスの瞳が段々とビューネイしか見れなくなっていった。  
「ふふっ・・・まーた引っ掛かっちゃってるし・・・・」  
ビューネイはフォルネウスの股間を握りながら言った。  
「おちんちん気持ちいい?フォルネウス・・・・?」  
「は、はいっ」  
フォルネウスが気持ちよさそうな顔をして答えた。  
「この姿を意識のある時に見せてあげたいわねぇ・・・ショックで倒れちゃうかしら?  
昔っからプライドだけはやたら高いのよねぇ・・・」  
ビューネイがフォルネウスの肉棒をペロッと舐める。  
「ホント・・・癖になりそうだわぁ・・・ふふふっ・・・」  
 
    完  
 
 

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