私の名はDr.クライン。フッ…天才だ!  
ここ最近、私の興味は“新たなる種”の起源に向けられている。  
この世には実に不思議な生き物が、我ら人類と共に生きている。  
モンスター、妖魔、ヒーロー!実にインチキ臭い連中だ。  
しかし、奴らが我ら人間より高い特殊能力を身につけている事も事実だ!  
気に入らない。  
私は思う。私が生み出した改造生物こそが最強の生物にならなくてはならないと…。  
そう、私はこの世の頂点を極める生き物の親となるべき人間なのだ。  
と、いうワケで私は日々、研究に没頭しているのだ。  
諸君に本日の実験体を紹介しよう!  
「出して!出してよう!!」  
このカプセル1に入っている少年型モンスターが本日の実験体aだ!  
「aじゃない!ボクにはクーンっていう名前がちゃんとあるよ!」  
そして、カプセル2の中から実に生意気な視線で私を睨み付けているのが、実験体bだ!  
「…」  
愛想のない奴め。この女はIRPOに所属しているドールという女だ。  
むろん本名では無いだろうが私には関係ない。今日の実験はこの異種生命間における生殖行為の観察だ!  
早速、催淫ガスを二つのカプセルに注入してやることにする。  
「わっ何!?何これ!ヤダ!やめてよぅ!!」  
 
「んっ…」  
正直どれだけガスを入れてやればいいのか見当もつかんが、こんなモンは目分量で充分だ。  
「アレ…アタマ痛い…クラクラするぅ…」  
「んっ…んぅ…」  
おお、bの方は早くも効いてきたようだ。あのツンとすました顔が赤くなってきた。呼吸も乱れはじめてきたぞ。  
見たまえ、もう太股をこすり合わせている。両手で自分の肩を抱きながらしゃがみ込んでしまったぞ。  
「ん…はっ…あん!」  
胸をいじりはじめおった。ホウ、恥ずかしいのか?私の視線をかんじるのか?必死に顔を背けているのがカワイイじゃないか。  
「ぅん…あっダメ…勃っちゃたぁ…恥ずかしい…」  
…お、お前の方がカワイイな、実験体a…  
しかし、子供とはいえすごいペニスだ。あの幹の太さといいカリの大きさといい、人間の成人のモノ以上だ。しょせんケモノか。  
「あぁっ…クーン…すごい!ソレ…すごいよ…っ」  
ん、コイツら知り合いか。  
「ああ!アツイ!!クーンのソレ見てたら…熱いッ!!」  
ビリッビリリッ  
おおっ!ドールのやつ、着ているスーツを引きちぎり始めたぞ!…スーツって手で破けるんだ!  
 
「ねぇ〜頂戴!クーン頂戴!欲しいよぅ」  
ククク…あの様を見ろ!涎を垂れ流しながらカプセルの壁を掻きむしっているぞ!  
先程までの高慢ちきな態度は何処へいった?  
「アッ…ヤッ!! っっダメェ!」  
あっ!?クーンめ、射精しちまいやがった!!まだ、何もしてないだろぉ!  
「ああ? ああっ!!クーンひどいっ…開けろ…ここ開けろぉ!! クーンっもう出しちゃダメよ!わたし…わたしが…してあげるからっ」  
「痛い…チ★チン小さくならないよぉ…だれか助けてぇ」  
「クーン!!」  
ビチィッ  
…ズボンのベルトも手でちぎれるモノなんだ…。ガス入れすぎだと思うか、諸君?  
ま、まぁいい。とにかく準備は整ったようだ!カプセルOPEN!!ポチッとな!  
「はぁ…ああクーン…」  
女め…四つん這いになって這い出してきた。コレじゃどっちが化け物なのか分からんな!  
「ヒッ…!」  
「イケナイ…子ねぇ!お姉さんに…そんなモノ見せて!わたしを誘ってるのね!!」  
…こ、怖い!  
「こ、来ないで!…お願いだから…!」  
クーンはカプセル台の上でガタガタ震えている。恐怖で身動き出来ぬようだ。  
「…生意気…見せてごらん…」  
 
二足歩行を忘れてしまったのか、ドールは床を這いながらゆっくりとクーンににじり寄っていく。  
「ドール…ヤダ…怖いよ…」  
縮こまっているクーンの足首を掴むとドールはぐいっと力一杯自分の方に引き寄せた。  
「ふ…フフフフ…捕まえた…フフフフフ…フフフフ…」  
怖ええー!  
「あらぁ?ナニよコレ!?縮んじゃってるじゃない!!!」  
お前が怖いからだよ…  
「…いいわ…クーン…また大きくしてあげる…」  
「やめ…て…」  
クーンの哀願を無視してドールはペニスをしごき始めた。  
「う…」  
「気持ちいいでしょう…わたしも疼いて…ああ…」  
女がビリビリに破いたシャツから見え隠れする乳房に手を添え、慰めはじめた…  
ようやく落ち着いたかな…どれ、後は被験者同士に任せて私はビールでも…  
「んぅむぅ…ぐ」  
「あっダメ!ドール、食べちゃヤダ!!」  
いや、クーンよ…それはフェラチオと言ってだな…  
「チュポッ…大丈夫よ…食べるのはもっともっと固くなってから…んふ…む…」  
…  
あの女、相当な好き者だな。実に巧みに舌を這わしている。あっ尿口はカワイソウだろ!  
「あぅんっ」  
 
見事だ…!再びクーンの性器が雄々しく天を仰いでいる。  
チュグジュ  
実験室に響く粘着音が大きくなってきた。  
いつの間にかドールの手がショーツに潜り込んで淫らに蠢いている。  
あまり趣味ではないが、いい女が濡れていく音をつまみに飲むビールもいい物だ。  
私の存在など忘れてしまったのか、IRPOの女は少年(?)の陰嚢を飴の様にしゃぶりながら、ズボンをづり降ろそうとしているのか?尻を振りまくっている。  
「ん…ドール…ボク、だめぇ…あっ…!あっ!」  
「!出すの!?ダメよクーン!我慢なさい…!あっ!?」  
「んふぅっ!!」  
細い身体を痙攣させながらクーンは覗き込んだドールの顔目掛けてスペルマを吹き上げ始めた。  
「ああ…もう…いけないボウヤ…」  
うっとりと目を細めながらドールは若い射精を顔で受け続けている。  
…すごい…まだ出るのか… くっ!私だって若い頃はアレぐらいっっ!  
 
「ああ…」  
ふむ。クーンの奴め、気持ちよさそうな顔をしているが…あの女の膣の中で出してもらわんと困るのだがな…。  
「んふぅ…」  
おや、女がクーンの身体に覆い被さっていくぞ。フフフよしよし。  
「クーン…舐めなさい…」  
「ハァハァ…えっ?」  
「女の顔を汚しておいて…綺麗にしなさい。舌でね」  
「や、やだよ!キタナイッ」  
思わず背けたクーンの顔をグイっと掴むと、無理矢理自分の方へ向ける。  
「そう、あなたの汚い汁で汚れたのよ…舐めなさい!ホラ綺麗になさい!!」  
「ふ…うぅ…」  
クーンは泣き出しそうな顔をしながら瞼をギュッと瞑りながらおずおずとドールの顔に舌を近づけていく。う〜ん、かわいい。  
「!…うぇっ!!」  
「だめよ!!全部舐め取るまで許さないわっ!」  
「ウゥ…んっ…ウップッ…ん…んぐ…」  
おっと、もうビールが切れてしまった。今日は気分がいいからもう1本…  
「ふふ…なによ…コレ」  
ほほう、クーンの股間がまた固くなっているぞ。自らの自虐的な行為に興奮しているのか?  
 
イヤイヤ、モンスターにそんな高度な精神世界が備わっているものか!私の催淫ガスの効果だな!。  
「コチコチ…ふふっピクピクしてる!…」  
「んっ もうヤァ!」  
「綺麗になった?クーン?」  
「…うん、全部舐めた…綺麗になったよ…だから…許してよぉ」  
「どうしようかなぁ?」  
本当に節操のない女だな!諸君、あの指使いを見たまえ。裏筋を流れるあの指先。小さい陰嚢を弄ぶあの動き…おお!?  
「あっ !! 何するの!?」  
「お尻は苦手かな?クーンちゃん…」  
「やっ…気持ち悪いよぉっ!」  
「お子様ねぇ…イイのよ…ここ。でも、君にはまだ早いかな?」  
…それにしてもクーンの奴め。相手が悪いとはいえ、先程からヤられてばかりではないか?  
おもしろくないぞ。ガンバレ!男の子!!  
「もう許して…ドールゥ」  
「許して欲しい?」  
肛門をいじる指をそのままにIRPOのスキモノは少年の顔を覗き込む。あの女、男のカマを掘るのが趣味か?興味深いなぁ。  
「ドール…ん」  
 
「ん…唇やわらかぁい。女の子みたいね」  
「ちがっ…ボク男の子だよ!」  
「そうねぇ…こっちはこんなに固いんだもの…男の子よねぇ」  
「っんぅ! お願いもう…ダメッ だめだよぅ」  
「アラアラ、泣いちゃって、いじめすぎちゃった?」  
くぁ〜!泣くなぁ!男のコ!!  
「ふふ…許して、あげるわ」  
偉そうに告げると、女はゆっくりと上半身を起こした。片手でショーツを降ろしていく。  
「えっ! わっ!?」  
クーンは目の前に突き出された女の股間にびっくりして両手で顔を覆ってしまった。  
きっと黒いんだ!真っ黒なんだ!!カワイソウになぁ、クーン…  
「ダメよ、クーン!わたしももう疼いてたまらないの!あそこの変態オヤジに変なガスを吸わされて!!」  
変態?オヤジ??私のことか!? バカじゃねぇの、あの女!  
「舐めなさい!そうしたら許してあげる…言うことを聞かないなら…コウよ!」  
「キャゥッ いっ…」  
「痛い?痛いでしょう?ホラ、言うことを聞かないからよ…」  
ドールはゆっくりとクーンの肛門から指を引き抜いた。乱暴な指の挿入で括約筋が裂けたのか指には血がこびりついている。グロいなぁ…  
「手をどけなさい…大丈夫よ、わたしのココはおいしいんだって…みんなそう言っていたわ」  
 
「だって…すっぱい匂いがするよ…」  
「そ、れ、が、イイの ほぅら、あげる」  
「わっぷ!」  
嫌がる生贄に有無を言わせず、ドールは腰を下ろした。あの女の普段の性生活がどんなモノなのかよく分かった。  
「んああ…」  
ビクンとのけぞりながら、ボロボロになったスーツとシャツをもどかしそうに脱ぎ去り、下着をずらしている。あさましい光景だ。  
小癪な女め!胸の大きさは私好みだ。が!  
フッ思った通り、乳首の色素が濃い。濃いぞぉ!IRPOォ!!一体何人の男にしゃぶらせたんだぁ!?  
「あん、そこ…あっそ…っ あっ、違うソコじゃなくて! ココぉ」  
グリグリとクーンの顔の上の尻を蠢かしながら胸を揉みしだく姿を見ていると、私の愚息もいきり立って来た。実験が終わったら、あの女で処理してやる。  
「んむ…ん…こ、ここ?」  
「あっ そう…よ、偉いわ、クーンそこよ…優しく…奥まで、あっ、もっと奥ぅ」  
「はぁ…ダメだよ、届かないよ」  
「あ…ふ…あぁ、舌だけじゃ…」  
舌では物足りないそうだよ、諸君。いよいよ、実験の最終段階だ。  
クーンの顔から重そうな腰を上げると、股間から液体が滴り落ちた。クーンの唾液なのか?女の汁なのか?  
 
ドールはクーンの逸物を両手で添えると自分の性器で亀頭をこすり始めたようだ。  
「わぁっ!」  
慌ててクーンが顔を上げる。仕草の一つ一つが“うい奴”め!肛門に裂傷を負っているようだからな、後で薬を塗ってやろう!  
「ダメっ きちゃう!きちゃうからっ!!クチュクチュだめぇ!」  
「待ちなさい! 私がいいというまで、きちゃダメよっ!…ふふふ…クーン?くちゅくちゅってコレ?」  
「あっそれぇ!!んぅうっ!」  
耳を澄ますまでもなく、その「くちゅくちゅ」は充分聞こえる。フフ、私の股間を熱くさせるいい音である。済まないが、諸君。私は既に3本目のビールを煽っている。  
「はぁ…あぁ…」  
恍惚とした表情でクーンを見下ろしているあの女の心理に少し興味がわいた。  
男としてみれば、処女の娘をモノにしようとするときのあの優越感。この世界の誰よりも早く、そして、これからその女が迎え入れるであろう男が知る事の出来ない感触を味わう事実に対する喝采。まるで、この女は自分のモノだという証を刻み込もうとするあの興奮。  
それと同等の物なのだろうか?  
「じゃ、許してあげる…クーン」  
「あうっ!!」  
グッ!グゥエホッゲッホ…し、失礼。あまりに卑猥な音がジュブジュブと響いたのでビールを吹いてしまった。  
 
「あんっ…あっ!いっいい!あっ…はっ…」  
「痛いっ!痛いよっ…!ドール、どいてぇ!」  
激しいな、オイ!尻をクーンに叩きつけているぞ!あれじゃ、クーンが…  
「やっだぁあ…!ああっ!あぁん!」  
「ああっ スゴ…ん…奥まで…ハァっ 久しっぶりっ!こんなっ奥まで…もらうの!!」  
「あ…ガハッ ハッ…ハッ…」  
泣くのも忘れ、虚ろな目で天井を見上げるクーンの両肩を床に押しつけながら、ドールは狂った様に快楽を求め続けている。  
「うんぅ…ステキぃ…クーンッ!あなたっステキ!!カワイクて…固いのぉ…」  
身体を押さえていた両手を滑らすとピンク色の乳首をくすぐる。  
「あんっ…!」  
ぐったりしていたクーンの身体が跳ねる。よかった…死んだかと思って心配したぞ!イヤ、別にモルモットがどうなろうが、いいのだが、な…私は…その…実験が…!  
「カッワイイ!乳首がいいのね!困ったコぉ…!んっ…」  
「はっ…はっ…ゆ…る…して…あうっ…」  
「ふっ…もう我慢出来ない…のっ!?あっ…フフ…泣いちゃって…イイわ…」  
女はようやく腰の動きを止めると、ゆっくりと上体をクーンに預けた。  
「クーン…」  
頬を撫でながら今までとガラリと雰囲気を変えていやがる。フン!飴とムチの使い分け、か。この手でまだ何も知らない青少年達を喰って来たのだな!  
 
「ホラ…いらっしゃい…」  
「あ!?…ああっ!やっ…!!」  
初めて知る女の肉の暖かさと優しさに包まれて果てる快楽への恐怖という奴だな。それにしても、今ドールの“中”では一体なにが!?  
ほとんど腰は動かしていないのに!?  
「ああっ何!?何コレ!怖い!ドールッ?」  
「はぁ…怖くないわ…大丈夫…大丈夫だから…中に…そのまま」  
「ん…きちゃう!きちゃう!!」  
「きて…クーン…私もっ」  
「あっ!ああああああ!!!」  
「ぅんっっ!! かはっ…あ!?…クーン…まだなのっ?まだ入れるのぉ!?」  
クーン!!よく頑張ったぁ!!!  
「あっ…どうしよう…止まらない…まだ出ちゃう…」  
細い両手でしっかりとドールにしがみつきながらクーンはか細い声を上げている。  
「あ…ふ…こんなに…入れらるの…初めて……クーンの子供出来ちゃうよ…」  
それが目的だ。  
「子供…ぼくもまだ子供なのに…」  
「…クーン…ゴメンね…クーン?」  
「ぁ…ボク…なんだか…」  
疲れ果てたクーンはぐったりと両手を降ろした。半ば放心状態だ。  
 
「クーン?大丈夫?クーン!」  
呆れた女だ。あれだけクーンを責めておきながら、ワザとらしく心配そうに声をかけている。  
さて、と。  
「随分と溜まっていたようだな、ドール」  
「Dr.クライン!」  
ふふん!また目つきがまた生意気になってきた!そうでなくては。  
「なかなかのショーだったよ。私の趣味には合わなかったが、何時もあんなに激しいのかね?」  
カーっと女の顔が赤くなる。いい気味だ。だが、私にはさらにとっておきがあるのだ!  
「実験の一環なのでね。全て記録は映像で撮らしてもらったよ。一応断っておこうと思ってね」  
自分の今までの痴態を映像に撮られたと聞いて、女の顔が激しく歪む。目が動揺に揺れる。  
だが、ドールよ。可哀想だが、まだ続きがあるのだよ。  
「こ、こんな事をして…」  
「タダでは済まないと?君の方もタダでは済まないよ。私も資料の管理には気を使う方だが、このごろけしからん輩が私の大事な資料を横流ししていてね…君の映像も、気を付けないと」  
「くっ…」  
ふははっ!見ろ見ろ!!悔し涙を流してるぞ!  
 
「あんな姿を知り合いにでも見られたら…困るだろ?IRPOさん」  
「黙れっ!アレは…あれはお前が変なガスを使ったからっ!!」  
食いついたっ!!その言葉を待っていたのだよ!ドール君!!  
「ガス〜?あれが何だね?」  
「とぼけるな!卑怯者!!」  
「勘違いしている様だね…ガスは、カプセル1だけに注入したのだよ。クーンだけに使ったのだ」  
「…!うそ…」  
「君のカプセルにはガスは入れていない。新鮮なエアーをプレゼントしてあげたのだ」  
「うそだっっ!!!」  
本当だよ。諸君もだましてすまなかったな。  
「事実だ。つまり、君はクーンの勃起した性器を目の当たりにして発情したのだよ。ま、自分が“ガスにやられた”と思い込んだ心理作用もあったのだろうが…」  
「…ウソだ…」  
「つまり、本性をさらけ出してしまった。というワケだな」  
「いや…いやああああああああ!!!」  
IRPOの女はあられのない姿で、私の足下に突っ伏している…  
フフ…ははは…コレだから、学者はやめられない!  
さて、この女は泣かせておいて、私はクーンの治療に当たるとしよう!今夜は長くなりそうだ。  
               完  
 
 

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