「ン・・・ここは・・・?」  
眠気眼をこすりながら、緑髪の少女が目を覚ました。  
周囲を見渡すと、ぼんやりとした弱弱しい光を放つ豆電球に  
薄汚れた2段ベッドが2つ。お世辞にも良いとは言えない臭い。  
「何ここ・・・くさい・・・」  
不快に耐えかねた少女が立ち上がろうとした刹那、  
その後方からガシャリと金属音が聞こえた。  
そして、少女は直ぐに今自分の置かれている立場に気が付いた。  
「これ…手錠?」  
そう、いつの間にやら囚われの身となっていたのだ。  
自分の意識のない間に一体何が起こったのか、いや、  
何故自分は意識を失ったのか。少女は必死に思い返した。  
「ええと・・・確かファシナトゥールからシップに乗って逃げて・・・  
 確か中でコーヒー飲んでて・・・・・・」  
考えて込んでいたが、少女はドアへと目を向けた。  
外から聞こえる足音。徐々に近づき、大きくなっていく。  
その足音はこの部屋の前で止まり、同時にドアが開いた。  
「どうやらお目覚めのようだねぇ。半妖のお嬢さん。」  
「・・・ここはどこ?」  
「・君が知る必要はないんだよ、といいたいが  
私は女性には優しいので教えてやろう。ここはトリニティ、ラムダ基地だ。」  
「なぜ私が捕まらなきゃならないの?何も悪い事した覚えなんか無い」  
「捕まえた?誘拐させてもらったんだよ。」  
「!!どういうことなの?!」  
「そのままの事だ。私は女性を集めるのが趣味でねぇ・・・特に『ファシナトゥールから  
半妖の少女が逃げた』など聞いて、欲しくなってしまったんだよ、君が。」  
 
「欲しくなったから誘拐した?あなた頭おかしいんじゃない?  
これは犯罪でしょ?」  
「その感想は何度も聞いたねぇ。だがそういった女も最後には皆  
ワシの言うままになった。もちろん君もそうなるよぉ・・・。  
それにワシの執政官という立場を使えばこの程度の罪は軽くもみ消せる・・・ヘヘヘ」  
そう名乗る男は少女の頬をその脂ぎった手で触った。  
「触るな!この変態!」  
「おぉ怖い怖い、そう邪険にしなさんな。だが気の強い女も  
ワシは好きでねぇ〜」  
そのおぞましい声とくさい息を間近で味わい、少女は鳥肌を立てた。  
「執政官・・・そういえば聞いたことあるわ。トリニティにドスケベの上官がいるって。  
確か名前は・・・」  
「ヤルート。君のような娘にまで名前を知っていてくれて光栄だ。  
そこまで知ってるのならもう説明は・・・いらんなぁ?」  
男はニヤニヤしながらナイフを懐から出し、少女の着てるドレスを  
慣れた手つきで縦からブラジャーごと二つに裂いた。  
そしてその中から、小さくも形の整った2つの乳房が露になった。  
「!!!!」  
 
「バカッ!な、何するのよ!」  
男は右手を伸ばし、少女の胸を揉み始めた。  
やはり行動は手馴れたもので、なでるように優しく胸を  
揉みながら、指の間に乳首をいれて弄りだす。  
「やめっ・・・ん…あっ・・・やめ・・・て・・・ん・・・」  
「ほほう、ガキのくせにここの感度はいいようだな」  
そう言うと、男は左手で乳首を摘んだ  
「ひあっ!!」  
急に襲い来る快感に、少女は驚きを隠せなかった。  
逃げ出したいが、そうしようにも腕は手錠でベッドのパイプに  
拘束されている。  
男は更には胸に顔を近づけて  
乳首に吸い付き、舌で優しく転がし始めた。  
「いやっ・・・や、やだ・・・」  
「何が嫌なのだ?こんなに乳首を固くしおって」  
指で乳首をはじかれ、舌で転がされ、吸われる。  
その度に快感の波が押し寄せ、電撃が走ったような感覚に襲われた。  
徐々に体や顔は高潮し始め、それが更に男の欲望を駆り立てた。  
「ならば・・・こっちはどうなっとるのかな?」  
 
(まずい・・・もう・・・これ以上は・・・!)  
男の臭い息に少女はただならぬ何かを感じた。  
「・・・調子に・・・乗るなぁ!」  
少女は快感に耐えながらも渾身の力を振り絞り、男の  
股間をジャストミートに蹴り上げた  
やけにいやらしい感覚と鈍い音。  
「ふぐ・・・あぎゃあああああああ!」  
男は真っ青な顔でその場に倒れみ、この世のものとは思えない  
声をあげて悶絶しはじめた。  
息が荒い。あの状態から逃げ出せたのはファシナトゥールでの  
訓練の成果とでもいうべきか。だが汗もびっしょりで疲弊の色は隠せなかった。  
(これ・・・から・・・どうやって逃げよう・・・そうだ・・・そういえば白薔薇・・・は・・・)  
「こ・・・の・小娘がぁっ・・・今に・・・見ておれ・・・」  
男は芋虫のように這いずり回りながら  
部屋から出て行った。時々に「ひぃぃ」と悲しく呻く声が聞こえる。  
だが少女にはそんなことどうでも良かった。  
(駄目だ・・・なん・・・にも・・・かんがえらんない・・・)  
キスをしたことすらない、男を知らぬ少女にとって、  
この快感は急すぎた。心臓の鼓動が速い。  
汗なのだろうか、ショーツがしっとりと濡れているのが分かる。  
乳首もジンジンし、開いたドアから時折入ってくる風がいつもより冷たく感じる。  
(だれか・・・誰でも良いから・・・助けて・・・)  
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!