外で鳥が鳴いていた  
「=$#*>”#」  
「おはようリムルル」  
 
今日は土曜日、まだ六時半だ  
リムルルは小さなあくびをすると布団に抱きついた  
眠いとみんなこうなる。  
漏れは布団から出ると、リムルルの頭をなでて洗面所に向かった。  
少したって、リムルルも眠気眼をこすりながら歩いてきた  
ぺたんと漏れにくっつくと、そのまま離れない。  
何で漏れをここまで慕ってくれるのかわからないけど、とてもかわいい  
 
「今日はどうしようか?」  
「*#”$>!‘%&A>」  
「どこも行くところは無いしね、寝ていようか?」  
「%#+L*””)%’!!!」  
若い子は元気だ、休みがもったいないらしい  
「じゃあ散歩でも行こうか」  
「##!!」  
さっ、とリムルルは僕の前から姿を消すと、衣服を引きずり出してきた。  
「はいはい、着せてあげよう・・・・一人で着れるようにならなきゃだめだよ、もう」  
「$&$”*{‘」  
 
思えば、このときちゃんと一人で着せていればよかったのだ  

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