「おばーちゃん!はぁ、はあ・・・おばあちゃん・・・こっ、これ・・・チチウシ?」  
 
「やだ・・・絶対に嘘だよ、違うよ・・・ね・・・っ、ねっ、ねえさまが・・・  
そんなわけ・・・うっ・・・あぁぁ〜ん」  
 
「わたしはコタンのため、自然のために闘う、けど・・・けどっ!!」  
 
「何で決め付けるの?勝手なことばかり言わないで!」  
 
 姉 さ ま は 絶 対 、 生 き て る ん だ か ら !  
 
 
「・・・っは!」  
ぱっと目を開き、夢から覚める。姉さまがいなくなってからの夢だ。  
広がる視界には、穏やかな木漏れ日。かすかに聞こえるのは、枯葉の舞う音。  
そして、頭の下の暖かな感触。  
「は・・・あ・・・にいさま・・・」  
わたしは、にいさまの膝を枕にして眠っていたのだ。けど肝心のにいさまは、  
私の片方の手を軽く握ったまま、こくこくと居眠りしている。  
「・・・ぐぅ」  
どこの誰かも知らないわたしを助けてくれた、優しいひと。  
困り果てているわたしのために、兄となってくれたひと・・・  
眠っている顔を見たのはこれが初めてだ。  
いつも優しい顔をしてるけど、寝ているときの顔は子供みたい。  
思えば、よその男の人とこんなに親しくなったのは初めてだ。  
 
「にいさま・・・」  
大きな手を、ぎゅっと握る。なんだか懐かしい・・・。ずっと昔のこと。  
霧の向こうに霞む、あやふやな記憶。わたしが、今よりずっとずっと  
小さかった頃。いろりのそばで、泣きべそをかく私の手をこうやって  
握ってくれた、あの手。森の中で迷子になった私を、見つけ出して  
抱きしめてくれた、あの手。もう、よく覚えてない。だけど、忘れられない。  
目の辺りが熱くなり、風景がゆらゆらと揺れる。にいさまの顔が、  
陽の光の中に溶け込んでゆく。  
『やだ・・・わたし・・・』  
ぎゅっと目を閉じると、思い出が頬を伝っていった。  
それでも、じわじわとまた溢れてくるのがわかる。まぶたの内側に、  
たっぷりと。閉じた目もう一度開く。今度は思い出がこぼれないよう、  
静かに。徐々に広がる世界は、さっきよりもいびつな形をしていた。  
木漏れ日が照らすその空間は、ゆりかごのようである。そして、  
柔らかな光の向こうに、おぼろげに浮かぶ表情。  
「・・・!」  
茶色がかった黒い瞳に映るのは、太陽の中でわたしに笑いかける、  
懐かしい顔。  
「リムルル・・・」  
発せられたのは、心の奥まで響くような、包み込む声。  
「リムルル・・・」  
たまらずその顔に手を差し伸べる。  
「あ・・・はあぁ・・・」  
温かな肌の感触。それは確かに、涙の向こうに存在していた。  
「と・・・とうさま・・・」  
 
 
「・・・んがっ?おっ、やべ・・・」  
いつの間にか、俺は居眠りをかましていたらしい。  
あの後林から出た俺は、石段を登り、神社にあったベンチに  
リムルルを寝かせると、起きるまで待つことにしたのだ。  
まさか眠ったままのリムルルと、二人乗りするわけには行かない。  
しかし・・・午前中の僅かな時間に、あまりにたくさんの出来事。  
奇妙な怪物。謎の声。そして、リムルルのちから。  
子供の頃は冒険の世界に憧れたものだったが、いざ現実のものと  
なると、まだ夢でも見ていたんじゃないかという錯覚に陥る。  
冬にしてはぽかぽかとする陽気の中、膝の上で眠るリムルルに  
視線を落とすと、いつの間にか起きていたようだ。  
ぼんやりと、俺の顔を眺めている。だがその目には涙を溜め、  
頬にはきらりと光る筋。  
「リムルル・・・」  
俺が居眠りしている間に、また、悲しい夢でも見たのだろうか。  
「リムルル・・・」  
もう一度呼びかける。すると今度は、開き切らない目から  
大粒の涙が溢れ、切ない笑みを浮かべながら、俺の顔に手を  
差し伸べてくるではないか。  
「あ・・・はあぁ・・・」  
ため息にも似た、か細い感嘆の声を上げるリムルル。そして。  
「と・・・」  
「と?」  
「とうさま・・・」  
「ん?!」  
「生きてたんだ・・・」  
夢見心地なのだろうか?あろうことかリムルルは俺のことを、  
亡くなったという親父さんと勘違いしているらしい。  
懐かしそうに俺の頬を撫でながら、胸を締め付ける笑みを再び俺に向ける。  
 
「・・・」  
「もっと早く、会いたかったのに・・・」  
「リムルル・・・!」  
「とうさま、あのね・・・また、一緒に暮らせるよね?」  
泣きながら、ぽつり、ぽつりと叶わぬ願いを口にするリムルル。  
まさか、記憶喪失とかじゃあるまいな!?さすがに心配になってきてしまった。  
「おい!リムルル!!」  
俺の顔を撫でていた手をしっかりと握り、少し大きな声で呼びかけた。  
「へっ、あ・・・あれ?にいさま・・・」  
リムルルは涙を散らし、もう一度俺の顔を確認する。  
「よかった・・・大丈夫なんだな」  
「あの・・・ん・・・?あれ・・・?」  
俺の膝の上で、首を横に傾ける。だが、そちらには何も無い。  
「夢でも見てたのか?」  
「えっ、あのね、あの・・・」  
ベンチに手をかけ、リムルルはゆっくりと身体を起こすと、  
「そう、夢だったんだよ・・・ね」  
真っ赤な目を軽くこすって、なんとなく微笑んだ。だがその表情には、  
落胆の色しか見えない。我ながら無粋なことをしてしまった・・・。  
「その、起こして悪かったな・・・お父さんの、夢だったのか?」  
「! 何で?なんでにいさまが知ってるの?!」  
心底驚いた顔で、俺の顔を覗き込む。やはり、夢をと現実の区別が  
ついていなかったらしい。  
「俺とお父さんのこと、勘違いしてたみたいだぞ?」  
「えぇっ!じゃあ・・・さっきの・・・。ごっごめんねにいさま・・・本当に・・・」  
言い終わると、リムルルは俺から自分の両手へと視線を落とした。  
さっきの感触は何だったのか、と言わんばかりに。  
 
「別にいいんだよ!そんなこと。リムルルが元気ならさ」  
「えっ、わたし?うん、もうだいじょぶ!にいさまは?」  
リムルルは元気げんきと、力こぶを作るような仕草を見せた。  
「俺は全然平気だよ。リムルルが治してくれたし」  
「わたしが?何を?」  
「いやほら、ほっぺに怪我してたじゃん、俺」  
先程の怪我のあたりを自分で突いて見せたが、  
「?? 知らないよ、そんなこと・・・つるつるだし」  
全く話が噛み合わない。まさか?  
「え、それじゃあどうやって林から抜け出したかも?」  
かぶりを振るリムルル。  
「自分がビカーッて光ったのも?」  
「全然知らない・・・わたし、何かしたの?」  
本当に覚えていないなんて・・・。  
「ま、まあいいや。帰ってからにしよう。なんか混乱してきた」  
「ビカーッて?そんなの・・・覚えてないよ。それに・・・  
姉さまのことも結局全然分からなかった・・・コンルも・・・」  
困惑した表情が曇り、しょんぼり下を向いて肩を落としてしまった。  
だがこれ以上、落胆されても困りものだ。  
「そ、そうだ、リムルル!昼ごはん食べに行こう」  
「・・・そう言われてみれば・・・お腹すいたね!」  
少し無理をしているようだが、空腹なのは本当のようだ。  
「何が食べてみたい?」  
「えーっとね・・・昨日のやつ!」  
「またうどんかよ!?」  
「だーっておいしいんだもん!」  
そんな他愛の無い会話を交わしながら、俺たちは神社をあとにした。  
 
 
その夜。  
「にいさま!早く〜」  
「はいはいはい・・・っと」  
カラララ・・・と扉を開け風呂場に入ると、裸のリムルルが桶にお湯を  
入れて待っていた。白い湯気の向こうでにこにこと笑っている。  
「はい!背中向けて!」  
「準備いいなぁ」  
ザアァ・・・昨日と同じように、背中を流してくれる。  
「ほら、今度は俺の番だ」  
小さな背中に戦いのねぎらいを込め、俺もゆっくりとお湯をかけてやる。  
「どれ、今日はこいつで身体を洗ってやろう」  
「え?うわ、これなぁに?ふわふわだぁ〜」  
「ん?これはスポンジって言うんだ。こうやって石鹸を染み込ませて・・・」  
いつもより多くボディーソープを染み込ませると、リムルルに手渡した。  
「ほら、手で何度も揉んでごらん?」  
「うん・・・わ!わぁぁ〜、すごい泡!」  
ぼわぼわと泡立つスポンジを見て、興奮しきりといった感じだ。  
「どれ・・・貸してごらん?こいつでな、こう身体をごしごし・・・」  
リムルルの腕を取ると、スポンジを軽く当て、滑らす。  
「いいにおい・・・それに気持ちいいね〜」  
「だろ?」  
「にいさま、腕だけじゃなくて他のとこも!」  
ごしごしと腕を磨き上げる俺に、リムルルからの意外なリクエストだ。  
「え、自分でやんないの?」  
「やってやって!私がにいさまのこと洗うから!」  
その上、あろうことかリムルルは洗いっこの提案をしてきた。  
「よ、よし、わかった」  
そう言うと俺は背中に回り、小さな身体を再び洗い始めた。  
 
首筋から肉の薄いお尻にかけてを念入りに磨く。  
「これいいね〜、う〜ん・・・」  
心底気に入ったらしく、甘ったるい声を出すリムルル。  
後ろから腕を回し、脇の下からお腹にかけてを洗ってやると  
「きゃ・・・やっ!あは、あははは!!」  
くすぐったいらしい。リムルルはいすの上で身をよじり、  
俺のスポンジ攻撃から逃れようとした。  
「ほ〜れ、こちょこちょ」  
調子に乗った俺は、四角いスポンジの角でさらに脇の下をなぞる。  
「いひっ・・・にい・・・さまははは!やめっ、ちょ・・・いじわるぅ!  
だから、うふっ、クスクス・・・」  
右に左に、魚のようにばたばたと暴れる。  
「んもー!いい加減にしてよ!」  
頬を膨らませたリムルルに、腕をぎゅっと脇に挟まれてしまった。  
「はは・・・ごめんな」  
謝りながら、俺はリムルルの正面へと移動した。  
腕や首筋、それからお腹は泡だらけなのに、意図的に避けてきた  
胸だけがその姿を露にしている。まるで逆水着だ。まさかここで、  
胸だけを洗わないわけにはいかない。もう一度良くスポンジを揉み、  
泡をしっかりと出すと、左の胸の下から優しくスポンジを当てた。  
僅かな膨らみが、徐々に白く染められあげてゆく。  
「〜♪」  
別になんということも無い感じで、リムルルは鼻歌を歌いながら  
俺が身体を洗う様子を見ていた。  
薄紅色に染まった可憐な乳輪を中心に、まだまだ固くて青い二つの果実に  
くるくると泡を塗りたくる。そしてその果実の小さな頂、最も敏感な  
部分にスポンジを当てようとしたとき、  
「あ、にいさま?そこは優しくね」  
まるで性的な事に疎いリムルルの口から、驚くべき台詞が出てきたのだった。  
 
「え、あ?はいはいはいそりゃそうですよ」  
おかしな口調で要求に応じる俺。しかし急に何故?釈然としないまま、  
そっとピンクの乳首に指でふわりと泡を載せる。  
「あっ・・・」  
リムルルが、少し甘い声を出したような気がした。クリームで飾った  
いちごのデザートのような、食べてしまいたいほどに可愛いその  
小さな乳首を、くりくりとスポンジの角で優しくこねる。  
「あ・・・そ、そんくらいね?」  
未熟な身体がぴくんと跳ね、リムルルは上ずった声を上げた。  
「それでさ、どうしてここだけ優しくするんだい?」  
俺は、半ばいじわるのつもりで聞いた。  
「前にね?温泉から出て姉さまの事、拭いてあげた時にね?  
お胸にちょっといたずらして、おっぱい出るとこつついたの。  
そしたら何か怒られちゃって・・・ひゃ」  
「そりゃ怒るだろ」  
「それからね?わたしも自分のつついてみたら・・・あぅっ・・・そしたらっ、  
ちょっと痛かった、からぁ・・・優しくね」  
「何考えてんの!痛くなるほどつついちゃダメだろ!」  
「うん、反省してるぅ・・・あっ、けどっ、にいさまが・・・やっ・・・  
洗ってくれるとぉ、何かきっ、気持ちいい、かもぉ・・・ふあっ」  
かなり弱くしか洗っていないにもかかわらず、いや、逆にそれが  
おそらくは性経験のない少女の身体に功を奏したのか、リムルルは  
顔を紅潮させ椅子の上で細い身体をよじらせ、その小さな胸に  
加えれられる刺激の感想を率直に述べた。きもちいい、と。  
「あっ、やん・・・に、にいさまぁ・・・もういいよぉ、十分、きれい・・・に」  
「お、ごめん、ホントごめん」  
「ううん・・・ありがと」  
色っぽい反応に見とれていた俺の腕を、リムルルがぎゅっと握って  
制止をかける。怒られるかと思ったが、俺の意に反してリムルルは  
少し惚けの抜けない顔のまま礼を言うと、さっきの話を続けた。  
 
「けど・・・ねえさまのとわたしの、全然形違うんだよね」  
「そりゃまだリムルルは若いから・・・昨日も言ったろ、これからまだまだ」  
「ううん、胸の大きさじゃなくて。おっぱい出るとこ」  
「え」  
引きつっているであろう俺の顔を気にすることなく、  
リムルルは思春期爆発の話題を俺に向けた。  
「姉さまのはね?この・・・先っちょがこう、ツンて出てるの。  
何ていうのかなー、お豆がついてるみたいに」  
「・・・」  
「友達の中にも、ねえさまみたいになってる子もいるんだよ?けどねー?」  
言いながら、リムルルは泡で隠れた自分の胸の先端を指でなぞり、露出させる。  
「ほらぁ。わたしのここ、さきっぽあんまり出てこないんだ」  
確かにリムルルの乳首はまだあまり発達しておらず、膨らみ始めた幼い  
胸特有のぷくりと膨らんだ乳輪の先端から、ほんの少し出っ張っている  
程度である。しかし、まだ性徴が始まったばかりなのだ。そんなに急に  
乳首が発達するわけもないだろう。  
「ぃ、い・・・いやいや、大丈夫だって。そうなるから」  
「そうだよね?大人になったら姉さまみたいになるよね?」  
「ま、まあ、大体は」  
ここで陥没している例を挙げたところで、どうにもならないだろう。  
それよりもここは風呂。タオルで隠しているとはいえ、少女の独白に  
俺のが反応していないわけが無い。これ以上の話題は避けないと、  
本格的にテントを張ることになってしまう。好奇心旺盛なリムルルの  
ことだ。気付かれて悪戯なんぞされたら、俺の理性が持たないだろう。  
「ま、そういうことだ。心配ない!」  
「ほんとぉ?」  
「うんうんホント。ほら、立って。脚を洗うよ・・・ぉ」  
誤魔化したつもりが、そこにはさらなる関門が待ち受けていた。  
俺の目線の真正面に、立ち上がったリムルルのきれいな割れ目が  
晒されているのである。  
 
 
488 名前:64 投稿日:04/02/25 20:38 ID:dV+hHpjg 
「ぐぅ・・・む」  
「どしたの?にいさま?」  
「ナンデモナイヨ・・・3.141592・・・」  
少女のものとはいえ、久しぶりに見る女性のそこは十分すぎる刺激だ。  
円周率をでたらめに唱えながら、すらりとした脚をごしごしと洗う。  
「にいさま!ちょっと強い!」  
「たっ?あぁ、すまん」  
ぽこぽこと上から軽くリムルルに小突かれて初めて、力む右手に  
気がついた。  
「も〜、どうしちゃったの?にいさま」  
「ナンデモナイッテ・・・ヒトヨヒトヨニヒトミゴロ・・・」  
「?」  
視線をそこに向けぬよう、俺はちゃっちゃと両脚を磨き上げた。  
「はいおしまい!そこは自分で洗いなさい!」  
「そこって?」  
「おしっこ出るとこ!」  
「うん」  
リムルルは俺から泡をもらうと、胸同様に未熟な縦すじを  
上下にまさぐる様になぞり洗った。その熱心で初々しい仕草が、  
俺の下半身への血流をまた一段と促進する。  
「も、もういいだろ。流すぞー」  
シャワーをかけてやると、泡が瑞々しい肌から滑り落ち、石塊から  
ヴィーナスの彫刻を彫り出すように、なめらかな身体が再び露になる。  
「あー!なんかすごくさっぱりー!」  
ぐぐっと、リムルルは背伸びをした。  
「よーし、それじゃあ次はにいさまの番だよ!」  
「えっ、いや今日はいい・・・テントが」  
「だめだよ!わたしばっか洗ってもらったんじゃ不公平!」  
「俺は大人だから・・・って、あっ!」  
そこまで言ったところで、リムルルは俺からスポンジを奪い取った。  
間髪居れず、ボディソープのポンプをガシガシガシと押し、  
ちょっと出しすぎだろうというほどたっぷりの泡を発生させた。  
 
「はーい、背中からいきまーす」  
仕方なく、椅子に座って背中を向ける。  
ごし、ごしと丁寧に優しくこする感触が気持ちよい。  
「どうですかー」  
「ん〜、上手いな・・・やってもらって正解だったかも」  
「へへへ・・・」  
いつもの調子の照れ笑いが、背中から届く。  
「みぎうで〜♪ ひだりうで〜♪」  
今度は俺の前にひざまずいて、即興の歌を披露しながら、片腕づつ  
まんべんなく洗い上げてくれる。夢のような光景だ。何せ、ただでさえ  
可愛いリムルルがその可憐な姿を全て晒したまま、俺の前で膝を突き  
微笑みながら身体を磨いてくれるのだから。そのリムルルの視線が、  
俺の胸に止まる。  
「当たり前だけど、にいさまの胸固いねー」  
身体を洗う手を休め、胸板のあたりを指で突付いてきた。  
「そりゃそうだ。膨らんでたら気持ち悪いだろ」  
「男らしくてかっこいいよっ!」  
そう言うと、今日は正面から俺に抱きついてきた。脇の下に腕を回し、  
泡だらけの胸に顔をすり寄せてくる。  
「おいおい・・・」  
「うふふ〜、にいさま〜!大好き!」  
屈託の無い笑顔。しかも、「大好き」というとびきりのおまけつきだ。  
どきりとすると同時に、何ともいえない安堵を俺に与えてくれる。  
「そか、ありがとな」  
シャワーのしぶきを浴びてキラキラと輝く髪を撫でてやる。  
「もっと、なでなでーって、して・・・」  
俺の胸の中で、リムルルは小さな声でおねだりした。  
「よしよし・・・なでなでなで・・・」  
「うふふ・・・ありがと!」  
しばらく撫でてやると、満足したらしい。少しうっとりとした  
表情をすると、リムルルはぱっと俺から離れ、続きを始めた。  
あぁ、幸せだぁ・・・  
 

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