胸から脇、脇から大腿――
最上級の陶器のような裸体と、その線。
閑丸はその全てにかしずく下僕のように、リムルルを愛撫する。
手指で、口で、舌で、呼吸で――そして肌で。
閑丸の動きに、少女は不安げな、おびえたような瞳を向け、ときおり怖そうに目を閉じる。
「だ・・・ダメ・・・そんな・・・」
「ホントにダメ?」
舌で肌を弄び――見上げるように少女を見る。
泣き出しそうなその顔に、閑丸はさらに欲情し、だがその激情を抑えながら――リムルルの身体全てを愛する。
「・・・・・・・・・ん」
「リムルル、好きだよ」
「・・・あたしも、好き・・・閑丸」
怯える少女は、ちっぽけな不安をこらえたのか――濡れた瞳を閉じ、閑丸の舌の動きに身をゆだねる。
彼女はいつもの甘えた調子で、重ねた唇を味わう。
「はむ・・・ん〜」
「んむっ・・・」
「ふ・・・んぅ・・・」
燭台の明かりにきらめく程の糸を引き、唇が離れた後は、いつもの悪戯っぽい顔が――
しかし、興奮の艶に上気した少女の顔、そして――濡れたような、男をそそり立てる少女の懇願が見えた。
「へっ・・・ひゃん!?」
その微笑を楽しみ、閑丸は遠慮していた股間の中心・・・リムルルの秘部へと唇を至らせた。
ひっそりと息づくそこは、まさに花弁。
「ひゃふっ・・・んっ!」
そっと口づけ、その滑らかでまだ固い感触、熱い湿りを唇で感じた閑丸は――唇と舌を這わせる。
呼吸と、その音でも閑丸はリムルルを辱めた。
「んぁ・・・は、あぁあぁん・・・!」
少女の悲鳴、その甘い響き、その恥じらいに、つい逃げ腰になる腰を抑え、さらに舌を突き入れる。
少し迷ってから――閑丸はわざと音を立て、秘部をすする。
「そ・・・そこ、はぁ・・・あんっ!だ・・・めぇ・・・」
自分の鼻先が掻き分ける花弁の、生な香り・・・
喰らいつきたくなりそうな、そのとろける舌触りに、閑丸か頭全体が痺れてきた。
閑丸は少女の哀願に耳を貸さず、逃げる彼女の腰を手で捕らえ、引き寄せ――意地悪く、聞く。
「・・・どうして?」
「だって・・・おしっこするとこだし・・・」
「・・・ははっ。リムルルさんは可愛いな・・・だから・・・ここも、みんな――可愛いよ・・・ほら・・・」
「うそ・・・」
戸惑う少女に微笑を返し、閑丸は柔らかな肉を貪る。
強めに――吸って、小さく噛み付くように、唇で――
「あ・・・そこ・・・あっ!あぁんっ・・・!」
・
・
あぁ・・リムルル・・・リムルル・・・愛してる。大好き。
僕の心の灯り。太陽も消えうせて街頭も消えて、
音も無くなった僕の心に灯る唯一の光。それが君
そして唯一失いたくない光。もっとも大切な光。
僕がその為に何かしたいと思う唯一の光。
例え君の光は死へ導いていても僕は君の光だけを絶やさない。