「始まりましたねシャルロットさん。」
「覇王丸と橘右京。斬鉄閃とツバメ返し。名勝負になりそうだなナコルル。」
「あ、覇王丸さんが弾いた!!」
「あの目にも留まらぬ斬撃を弾くとは、覇王丸やるな。」
「右京さん刀落としたのに慌ててないですね。」
「右京はいつも外に表さないからな。」
「覇王丸さん飛び込んだ!!あ!」
「右京が蹴り飛ばした!?うまいな…それにしても…。」
「…。今度は攻め方に迷ってた所に蹴りが!!…。」
「う、右京は意外と蹴りが上手だな…。」
「守りに入った覇王丸さんが崩されて転ばされ…追い討ちが…。」
「…。」
「また、追い討ち…。シャルロットさん風邪ひいたんですか?凄く熱っぽいですよ。」
「な、なんでもない!!それよりナコルルこそ真っ赤だぞ。」
「え?いや、これは、その、あまりにも…。」
「言わなくていい。私はわかってる。ん?誰だ?何だあれは?」
「げ、幻十郎!?ちょっと待て俺は今右京さんと…。」
「右京!!そんなに脚を見せびらかして…俺を誘っているつもりかッッ!!」
「…。(圭殿〜〜〜〜〜ッッ!!!!)」
(終わり)