「どうしたのですかスズメさん…?」
このひょろんとした男…鶴屋は他人の迷惑なんて考えない。特にアタシに対してはさっきもコイツのために風呂を沸かさなければならなくなった。おかげでくたくただ。
「どうしたもこうしたもねぇよ、テメェのせいでこっちは疲れてンだよ。」
「では、僕は上がりましたし、スズメさんがはいりますか?今度は僕が火を吹いてあげますよ。」
「………!」
「どうです?入りませんか?背中流しますよ?」
「…んな!?バカ!!テメ人の裸見る気か!!」
流人といえど少女なのだ。やはり恥じらいがあるものなのだ。
つくづくそう感じた鶴屋。
「本当バカじゃねぇの?お前の入った湯なんて……!?」
彼女の言葉を遮るように自分の唇でその愛らしい唇を塞ぐ。
「失礼ですよ、馬鹿ばっかり。僕はそんなに馬鹿じゃありません、それがわかるまでやめませんよ…」
「な…ッ」
スズメさんの耳元でそう囁けば、ピクリと身じろぎをひとつさせて「誰が…」と反抗の態度を見せた。
しかし、その顔は赤く染まり、呼吸は乱れていた。
口付けだけでこんなに反応するとは…
でも、もう遅いです。貴方はもう私のモノになるのです。
私はそのままスズメさんの唇を割って口の中へと舌を進めた。
「んふ……んん」
みるみる赤く染まる頬を見て私はニヤリと笑った。はじめは強く私の胸を押して抵抗していたけど、その力は段々弱々しく立っていることも出来ない程抜けていった。
「テメ…、何…した…んだ」
「ちょっとしたお薬です…罰ですよ」
「え…?」
「これからアナタにいいコトを教えてあげますよ。」
力の抜けた彼女を壁と自分の体で支えて、口付けしながら腟口までするりと指を入れる。
「!?」
そのまま、指先を入れたりして彼女の反応を見てみる。
「どうしたのですか、スズメさん?何か言いたそうですね、」
わざと普段と変わらない声で聞く。
「誰か…来ると…」
震えて話す唇。
「見られてしまう…!!……アタシの恥ずかしい所」
そう言った彼女が涙目でこっちを見上げていた。変な気持ちが込みあげてくる。
「その点なら大丈夫です。百舌鳥さんは出掛けていますし、他の人達は外で眠ってもらっています。だから二人きりで楽しめますよ」
黒笑顔で言ってみせた。
「別にそんなつもりじゃ…はぅ…!!」
腟に入れた指はツプリと音を立てて飲み込まれた。
ちゅくり、水音を立てた秘部は快感を求めるかの様に吸い付いてきた。
奥で指を動かすと蜜が溢れてくる。
「おやおや、驚きましたね…。スズメさんがこんなに淫らな人だったとは…」
「ち…ちが」
「どっちにしろ、僕で楽しんでくれて嬉しいですよ。」
「はぁ…ん」
段々とおとなしくなっていくスズメ。それをみて鶴屋は指を止めた。
「おや、指一本では慣れてしまわれましたか。では数を増やしますか…」
「えッ…ちょっと待…!!?」
増やされた指数はスズメに大きな快感を与える。
「やめろォ!!…鶴屋…!!」
快感の衝撃に耐えきれなくなってか、鶴屋にもたれかかり抱きつくスズメ。
「頭が…アタシの頭が…おかしくなっちまう…」
その言葉が、鶴屋をさらに興奮させた。
「すみません、スズメさん。僕ももうおかしくなりそうです…」
「へ…?」
スズメの胸をはだけさせ、袴を下ろし、自分の一物を出した。
「鶴屋!?」
「本当にすみませんね、僕もう止められません。」
「やッ!?」
スズメの体は軽々鶴屋に持たれた。そして勃起した一物はスズメの中にはいってゆく。
「ひあぁうッ」
「スズメさん…」