: 140%"> サリシオン  

「……起きていますか? サリシオン」  
「カーラ……一体、何の用?」  
サリシオンはベッドのうえで体を起こし、部屋に入ってきたカーラの方へ向き直る。  
「疲れてる上に、更にこんな夜中に来てごめんなさい」  
「…いいって。それより…」  
「実はあなたと少しお話がしたいと思いまして…そこに座っても構いませんか?」  
「あ、ああ…」  
カーラはサリシオンから了承の言葉を貰うと、そのまま手近にある椅子へと腰掛ける。  
そしてカーラは少し重たそうにして言葉を紡ぎだす。  
「辛い…ですか?」  
そのカーラの一言にサリシオンは熱くなって反応する。  
「そんな事無い!」  
「無理をしなくてもいいのですよ、サリ。あなたを見ていれば何となく分かります。  
 …ごめんなさい。私がこのような所に連れてきたばかりに…」  
「ここへ来たのは自分の意思だ! 竜の戦士としてザーザンドと戦うのも自分で決めた事だし  
 カーラには関係ない!」  
カーラのその優しげなサリシオンを心配そうに覗き込む瞳に、サリシオンは  
ますます苛立ちを隠せない。  
「それでも…私があなたに辛い役割を押し付けてしまう事は事実です。  
 そしてそれが分かっていても私達…いえ、私はあなたに頼るしかないのです…  
 私に力があれば…あなたにこんな思いをさせずに済むのに…」  
そのままカーラは下に俯いて悲しげに顔を抑える。  
「別にカーラが気にすることじゃないよ。俺、カーラに何度助けてもらったか分からないし  
 それに、今の俺はエグヴェドラも満足に扱えない。  
 期待されてるくせに役に立たないどうしようもない人間なんだ」  
サリシオンは半ば自暴自棄気味に呟く。そんなサリシオンに対してカーラはそばによって  
体を優しく抱きしめる。  

「カーラ…?」  
突然のカーラの積極的な行動に、サリシオンは驚きを隠せない。そしてまた同時に  
自分の顔が真っ赤になっていくのが手にとるように自覚できた。  
「…お願いですから、自分の事を役立たずなどと蔑むのはやめてください…」  
「ごめん…」  
カーラのその悲しげな表情と声を前に、サリシオンはただ一言謝る事しか出来なかった。  
「いえ…分かってくださればいいのです。それに元はといえば私が…」  
「だからカーラが気にすることじゃない…… !!」  
サリシオンが言いかけてる途中に、ふいにカーラの唇がサリシオンの口を塞ぐ。  
突然の出来事に戸惑いつつサリシオンは、とっさにベッドの上で後ずさる。  
「な、何するんだ!」  
「…今の私があなたにしてあげられる事はこれぐらいしかないのです…」  
「な、何でそんな体を売るような真似するんだ!」  
「理由は先程述べたとおりです…せめてあなたの躰だけでも慰めてあげたい。  
 それが私の気持ちです…」  
カーラは腕を伸ばし、サリシオンの腕を掴み取るとそのまま押し倒す。  
そしてサリシオンの上にカーラがかぶさってくる。  
「や、やめろよカーラ!」  
しかし、そんなサリシオンの制止の言葉も虚しく、カーラは行為を止めようとはしない。  
一枚一枚丁寧にその細く綺麗な腕でサリシオンの服を脱がしていく。  
「カ、カーラ…」  
別に無理矢理押さえつけられている訳ではないので、振りほどく事は物理的には可能だった。  
しかし、聖女のような微笑みを見せるカーラの淫らな仕草に  
サリシオンは全く身動きが取れず、ただただされるがままに見ているしかなかった。  

「ん…あっ!」  
剥き出しになったサリシオンの肌の上に、カーラの舌が触れ舐め上げられていく。  
たったそれだけの行為にも関わらず、サリシオンの口から情けない声が漏れる。  
「随分感じやすいのですね、サリ」  
カーラは子供をあやすような微笑みを一度サリシオンに向けると、再びサリシオンの胸に  
顔を埋め、指で乳首をつまみ上げ、舌で転がす。  
「あっ…ああっ…」  
カーラの舌が這い回るたびに、サリシオンの躰を言いようのない感覚が襲い  
その身を快楽へと徐々に落としていく。  
そしてカーラは更に、その手をサリシオンの下半身へと伸ばし始める。  
「そっ、そこはっ!」  
さすがに自分の最も大事な部分まで、弄り回されるのには抵抗を覚える  
サリシオンは寝かされた状態で、手を伸ばしてカーラを何とかどけようとするが  
そんなサリシオンのささやかな抵抗を嘲笑うかのように、カーラはいともアッサリと  
サリシオンの手を跳ね除ける。  
そしてカーラはサリシオンの足元へ移動すると  
そのままズボンへとその手を伸ばす。  
「…あまり抵抗しないでください、悪いようにはしませんから…」  
「そ、そんな事言ったって!」  
そしてそのままカーラはサリシオンの下着を脱がす。外気に晒された肌のせいで  
サリシオンはやや寒さを感じる。  
「随分と立派なのですね」  
「!」  
そしてその言葉と共にカーラは、サリシオンの晒された肉棒をその手で握り締める。  
自分のモノがカーラの手の中で、血管を浮かび上がらせビクビクと動いているのが  
ハッキリと分かる。  

「うあっ!」  
カーラは更に、サリシオンの肉棒を握った手を上下にシゴきはじめる。  
カーラの手が否応なしに、サリシオンの快楽を引き出していく。  
「あっ…ああっ…」  
「気持ちいいですか? サリ」  
優しく言葉をかけながらカーラは、その手の動きをますます激しくしていく。  
その指が裏スジを擦りあげ、袋をさすり、肉棒を強く握り締めるたびに  
サリシオンはカーラの手から与えられる快楽に意識を堕としていく。  
「んっ…ああっ…」  
カーラの手から与えられる快楽は既にサリシオンを容赦なく限界へと近づけていた。  
そんなサリシオンの様子を気にすることもなく、カーラは愛しげに  
サリシオンの肉棒を巧みに刺激していく。  
「んあっ…ああっ…」  
次第にサリシオンは躰をくねらせて快感に必死に耐えようと悶え苦しむ。  
「良いのですよ、無理はしないでください」  
カーラのその言葉が引き金になったかのようにサリシオンの絶頂感が一気に高まる。  
そして敢え無く、サリシオンは己の白濁液をカーラの体へと放出してしまう。  
「あっ! ご、ごめんカーラ…」  
カーラの躰にかかっている自分の精液を見て、バツが悪そうにサリシオンはカーラに謝る。  
「いいのですよ…私があなたにして上げられる事はこれぐらいしかないのですし…  
 あなたは優しい子ですから、言葉で何を言っても重荷にしかならないのでしょう。  
 だからこそ、せめて躰の欲求だけは満たしてあげたいのです…」  
「カーラ…」  
「それにあなたのココもまだまだ元気そうですしね」  
カーラの視線の先には、サリシオンの未だ萎えることを知らぬ肉棒があった。  
それを見たサリシオンは、恥ずかしさから思わず顔を背けてしまう。  
「少し待っててくださいね、サリ」  
そう言って、カーラはベッドから立ち上がり少し離れた位置に移動する。  

「ど、どこに…えっ!?」  
自分から離れていくカーラを目で追っていたサリシオンの視線の先で  
立ち止まったカーラはその場でいきなり服を脱ぎだした。  
「そんなにジロジロ見ないでください…」  
サリシオンの突き刺すような視線に気がついたのか、カーラは少し照れくさげに  
サリシオンに対して自戒を求める。  
そんなカーラの声を聞いて、カーラに見とれていた自分に気付き  
サリシオンはまたもカーラから目を背ける。  
サリシオンは目を閉じ自分を落ち着かせようとするが、静まり返った部屋の中に  
カーラが服を脱ぎ捨てる音がやけに大きく響き、落ち着くどころか  
ますます心臓の音が高鳴っていく。  
カーラの服の衣擦れの音の一つ一つがサリシオンの妄想を膨らませていく  
格好のエサとなる。  
「もう、目を開けて構いませんよ? サリ」  
「うわああああっ!」  
「きゃっ!」  
ついつい妄想に耽っていたサリシオンの耳に  
現実に引き戻すように囁くようなカーラの声が聞こえる。  
その声に驚いたあまり、サリシオンはスグ後ろにいたカーラを吹き飛ばして  
カーラから距離を取ってしまう。  
「あ、ご…ごめん、カーラ」  
サリシオンは向き直ってカーラに謝ると、そのままカーラの姿から目を離せなくなっていた。  
そこにいたカーラの姿は今の自分と同じく全裸であった。  
生まれて初めて見る美しい年上の女性の姿に  
サリシオンはただただ吸い込まれるように、カーラの肌に見とれる事しか出来なかった。  

「いえ、別に大丈夫ですから…」  
カーラはいつもの天使のような微笑みを携えながら  
サリシオンに優しく語り掛ける。  
「それより…こっちに来てください…」  
「う…うん…」  
サリシオンはカーラの言葉に誘われるがままにカーラの近くへと  
ベッドの上を這いずりながら寄っていく。  
理性では、カーラにこんな躰を売るような真似はして欲しくないと思いつつも  
それを遥かに上回る、男としての本能には全く逆らえなかった。  
まして、自分の好きな女性ならなおさらである。  
「さあ、そこに仰向けに寝てください」  
「う、うん…」  
言われるまま、サリシオンが仰向けに寝転がると、その上にカーラが馬乗りになる。  
サリシオンにとって最も大事な部分がカーラの秘所の部分に触れる。  
「う…カ、カーラ」  
「入れますよ、サリ…」  
「え、い、いきなり…?」  
カーラはそのままサリシオンの肉棒をその手で掴みとると、そのまま銀色の恥毛に隠れた  
自らの秘所へとサリシオンを導きいれる。  
「う…ああっ!」  
「んっ…」  
サリシオンは突き入れられた、カーラの中の媚肉の感触に思わず声をあげる。  
今まで体感したことの無い、媚肉が肉棒を締め上げる感触  
ヌルヌルとした触感に、気を抜くと  
どこかに飛んでいってしまいそうな錯覚に襲われる。  

「気持ちいいですか? サリ…」  
「あ…ああ、俺、こんなの初めて…」  
「では…動きますよ?」  
カーラは相変わらずの笑顔でサリシオンに語りかけると  
そのまま腰を上下にグラインドさせる。  
「うっ…うあっ!」  
カーラの腰の動きが、そのまま自らの肉棒を擦り上げられる感触と重なり  
サリシオンはたまらず躰を震わせる。  
更に自分の上で、カーラが淫らに腰を振っている姿が一層サリシオンの  
性欲を刺激していく。  
「はあっ、はあっ…」  
「もっと…気持ちよくなってくださいね…」  
そしてカーラは更に体を少し前に倒し、指でサリシオンの乳首をつまみはじめる。  
「うあっ!」  
乳首を弄られる感触と、何より未体験の女体の神秘による責めは  
幼さの残るサリシオンをあっという間に快楽の虜へ  
そして絶頂へと導いていく。  
「うう、カーラ…」  
次第にサリシオンの意識がボーッとし始める。そしてまるで取り込まれていくかのように  
カーラから与えられる快楽に、心を躰を預けていく。  
「ああ、カーラ、俺もう、出る…」  
「いいですよ、サリ…出してください…」  
「ああっ!」  
そしてサリシオンは欲望のままに、己の精液を全てカーラの中へと放出する。  
「気持ちよかったですか? サリ…」  
「う、うん…」  
一度達した事により、少し冷静になったサリシオンは照れくさげに答える。  
「私ではこれぐらいの事しか出来ませんから…  
 せめて今だけは全て忘れて快楽に身を委ねてください…」  
そしてカーラの手によって、サリシオンはこのまま夜明けまで男としての  
極上の快楽を味わい続けた。  

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