「んっ…はむっ…んっ…ちゅっ……」
柔らかな唇が亀頭を甘噛みしている。それと同時にピンク色の舌が鈴口をなぞる。
「はむっ…んっ…っふ…っは、あっ……ほふ?」
肉棒をくわえ込みながら上目遣いで尋ねてくる。最高だ。それ以外に言いようがない。
「うっ……っく……ハルカちゃん……」
続けられる奉仕の快感にカケルは軽く呻く。今、自分の肉棒を頬張り続ける相手。
ハルカを愛しげに見つめる。一心不乱にハルカは奉仕を続けている。
この一晩の間にもハルカの口技は驚く程に向上を見せた。少しでも気持ち良くしてあげたいというハルカのカケルを想う心のなせる業なのだろう。
(ハルカちゃん。僕、本当に嬉しいよ。君のこと好きになれて)
こんなにも想ってくれる、こんなにも尽くしてくれる女の子がすぐ傍にいる。
その事実だけでカケルの心は満たされいく。
チロチロと先端を這う舌先。亀頭を柔らかくしごく唇。優しく竿をさする可愛らしい手。
こんなにも大好きなカケルを喜ばせようとハルカは頑張ってくれる。
カケルがたぎる情欲を暴発させるのに時間はかからなかった。
「くっ!ごめん!ハルカちゃんっ!」
「んっ!んぐぅぅぅ!」
突如、襲った射精感を我慢出来ずカケルはそのままハルカの口の中に出す。
「んっ!?……んっ……んちゅ……ちゅ……」
ハルカは一瞬驚くが、白濁液を受け止めると、口を前後させて尿道に残るものも全て啜る。
「んくっ!……んっ……」
ゴクン。喉の奥に感じる苦味。それに顔をしかめながらもハルカは飲み干す。
「ねえ、不味いでしょ。それ……無理して飲まなくてもいいんだよ?」
「……平気……カケル君のだから……」
カケルが心配して言うと、ハルカは顔を赤らめながらそう呟く。
その健気さにカケルは堪らなくなる。射精したばかりの肉棒がムクムクと起き上がる。
カケルの回復の早さにハルカは少し驚いたが、すぐにカケルの顔を見つめ、目配せする。
そしてカケルはハルカに覆い被さっていく。愛し合う二人の営みの時間はまだ終わりを見せない。
「う〜ん……むにゃむにゃ……うぅ……ハルカちゃん……」
そんな感じの回想をカケルが夢に見ている傍らで
「あっふ……んちゅ…ふふっ…だめじゃないですか、カケルさん。こんなにして……」
夢精で勃起するカケルのペニスをチャルは頬張る。ちゅるちゅると啜るように奉仕する。
「こんなものをメイドとして見過ごすことは出来ません。あはぁ、カケルさんのミルクぅぅ……わたし……なんだか…病み付きになってしまいそうです……あふぅ……んはぁ…」
チャルはカケルの精液を啜り、喉を滑り落ちるその濃厚な味にただひたすら酔いしれていた。
「カケルさん。これからも時々、皆さんには内緒でこうさせて頂きますね。んむっ……はむちゅ……」
チャルはフェラチオを続ける。幸せな夢に浸るカケルがそれに気付くことはなかった。
次の日の晩、
「むにゃ……うぅん……ナ、ナツミさ〜ん……」
「はむっ、んちゅ……あふぅ……んあぁ……ヒロキさんのミルクもおいしいですぅ」
終劇