「今日俺の部屋に来い…」「っ…!」
ギン千代は一瞬の内に青ざめた。
「今日はどうしようかな…フッ」
宗茂はそう言うと青ざめたギン千代の横を通って執務室に入っていった。
「い…やだぁ!」
ギン千代はガタガタと震えながら涙をこぼした
「今日…アイツの部屋に…」
「やぁ、どうしたんだい?ギン千代」
「も…元就」
ギン千代は慌てて涙を拭き取った。
「ど、どうもしてない。」
「嘘みえみえだねぇ…宗茂のことだろ?」
「っ!」
『何故こいつは知ってるんだ…』
「だって宗茂の話しになると君は震えだすからね」
「きっ気のせいだ!」
「そうかい?まぁそれでもいいんだけどね。んで、結局夜は行くのかい?」
「…」
『何処まで知ってるんだコイツ…』
「あ、何で知ってんのみたいな顔だね」
「当たり前だろ!」
「僕は色々知ってるからね。君が宗茂との性交を拒んでることも…」
「な…何故それをっ!」
「まぁ色々あってね。…それで」
クイッと顎をあげられる
「僕に何かしてほしいことある?」
「はっ…?」
「僕は君が嫌がることを止めることもできるからね」
「それは…本当か?」
「うん。かわいいギン千代の為だからね」
「はぁっ!?お前何言って…///」
「んで、どうしてほしい?」
「っ!…それは」
―――――――――
――――――
―――
―
「ということでギン千代、俺はしばらく遠征に行くことになった」
「そ、そうか」
『アイツ、本当に…助けてくれたのか』
「だから今夜は…」
ガバッ
「忘れられない夜にしてあげるよ」
「なっ…」
「存分に…遊んでやる」
「やっやだぁ…ひゃぁっ」
宗茂は着物をはぎとり、胸を愛撫しはじめた。
「ギン千代は胸が弱いなぁ…ククッ」
「いっいわな…んんっ///」
『た…すけて…元就』
その時、ガラガラッと襖が開いた
「も…元就」
「元就…なんだ?」
「宗茂、僕は君に今すぐ遠征に行けといったはずだよ」
「少しぐらいいだろ?」
「今すぐ行くんだ」
少し怒気をはさんだ口調だった
「ハイハイ…ギン千代、続きはまた今度」
そう言うと宗茂は荷物を持って部屋から出ていった
元就はすぐにギン千代のそばへ駆け寄った
「ギン千代…大丈夫かい?」
「あ、ああ…」
「そうか…よかった」
元就はニコリと微笑んだ
「あ、ありがとぅ…///」
「いえいえ。それで…その格好は無防備すぎだよ」
「えっ…うわ///」
ギン千代の着物ははだけ、胸が丸見えだった
「おまっ!こっちみるな!!」
「嫌だ…って言ったらどうする?」
「なっ殴る!」
「そうかい…君らしいね」
ハハッと笑うといきなり真剣な顔になった
「そういえば、君は宗茂との性交を嫌がる理由についてだけど…乱暴にされてるってとこだね?」
「…」
言い返せなかった
ギン千代は毎晩抱かれて毎晩泣いていた
「君は優しく抱かれたことがない」
「…ってことで一つ提案なんだけど」
そして元就はひざまずき、ギン千代の手の甲にキスをした
「僕に抱かれてみない?」「はぁあっっっ!?」
「…君、気づいていないんだね。本当は誰が好きなのか言ってごらん?」
『そんなの…』
ふっ、とギン千代は思った。いつも辛い時に支えてくれた人物はだれなのか?
『それは…』
「元就…まさか…」
「好きなのはだれかなー?」
『私が本当に好きなのは…』
「元就…お前だったのか…」
元就は、またニコリとするとギン千代にキスをした
「ふぁっ!」
「それで、さっきの提案の答えは?」
「…優しくしろよ///」
「お望み通りに」
トサッと布団に押し倒す
そして濃厚な口付けをかわした
「んん…ふっ…」
舌と舌が絡まり、ピチャピチャと音がなる
「元就…」
「次…いくよ」
元就の手は胸元へ行き、優しく揉みほぐしてゆく
「んっ…///」
「声我慢しなくてもいいよ…」
『こんなに…優しく揉まれると気持ちいいのか…』
「ギン千代…何も考えられなくしてあげる…」
「ひゃあっっ!」
元就の手と口がギン千代の乳首を弄ぶ
「も、もとなりぃ」
「これで根をあげてたら最後まで持つかな…」